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伊賀プロレス通信24時「日常茶飯事(ちゃはんじ)」

略して「イガプロ!」、三重県伊賀市に住むプロレスファンのプロレスブログ!

ケニーが石井を降し初代IWGP・US王者に…雨降って地固まったBULLET CLUB

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ケニーが石井を降し初代IWGP・US王者に…雨降って地固まったBULLET CLUB

7月2日 新日本プロレス「G1 SPECIAL in USA」アメリカ・ロングビーチ コンベンション アンド エンターテイメント センター 2305人 超満員札止め


<アピール、コメントなどは新日本プロレス公式HPより>
◇第1試合◇
▼20分1本
獣神サンダー・ライガー KUSHIDA ○デビット・フィンレー(8分52秒 マフラーホールド)×ヨシタツ 小松洋平 田中翔


◇第2試合◇
▼初代IWGP USヘビー級王座決定トーナメント準決勝戦/時間無制限1本
○ケニー・オメガ(12分56秒 片エビ固め)×ジェイ・リーサル
※片翼の天使


【リーサルの話】「(※コメントブースのテーブルを何度も叩いて悔しそうな表情で)クソ! あと少し…あと少しで俺のストーリーの続きが書けたのに…。ケニー、今日はお前のほうが上だった。今夜はお前にやられた。もう少しだったのに」


◇第3試合◇
▼初代IWGP USヘビー級王座決定トーナメント準決勝戦/時間無制限1本
○石井智宏(11分42秒 エビ固め)×ザック・セイバーJr.
※垂直落下式ブレーンバスター


【ザックの話】「ミスをした。ひとつじゃない。いくつかミスがあった。でも、自分がヘビー級でも闘えることがわかっただろう。あとは、ちゃんと戦略どおりにできるかどうかだ。今日はそれができなかった。バカだった…」


◇第4試合◇
▼30分1本
ジュース・ロビンンソン ○ジェイ・ホワイト ポラドール・ジュニア ドラゴン・リー ティタン
(12分28秒 片エビ固め)内藤哲也 SANADA EVIL ×BUSHI 高橋ヒロム
※シェルショック


◇第5試合◇
▼30分1本
○ハングマン・ペイジ タマ・トンガ タンガ・ロア(11分17秒 体固め)マイケル・エルガン ×レイモンド・ロウ ハンソン
※ライト・オブ・パッセージ


◇第6試合◇
▼IWGPジュニアタッグ選手権試合/60分1本
[第52代王者組]マット・ジャクソン ○ニック・ジャクソン(22分41秒 シャープシューター)[挑戦者組]×ロッキー・ロメロ バレッタ
☆マット&ニックが初防衛に成功


(試合終了後、リコシェがタグチジャパンのジャージ姿で登場。そして、ヤングバックスに対してノータッチ式トペ・コンヒーロを炸裂。)
 
リコシェ「やぁ! みんな、俺が恋しかったかい? 俺もだよ。ずっとここで言いたい事があったんだ! リコシェがロングビーチに戻って来たぞ(Ricochet has come back to the Long Beachを客と一緒に叫ぶ)。ヤングバックス、タッグチーム世界最強だって? だいたい誰でもそういう風に言いたがる。まぁROHと新日本のベルトを持っていれば仕方ないか。しかし! 俺が相手だったどうかな。しかもタッグを組むのは我らが田口監督。タッグチーム名はファンキー・フューチャー! ジュニア・タッグチーム・チャンピオンシップで会おう!」
 
(その後、ロメロは次のようにバレッタに話しかけた。)
 
ロメロ「3年前にもこんな話をした。俺たちの目標、まず第1は、IWGPジュニアタッグチームのベルトを獲る事だと。それは3回達成した。第2はスーパージュニア・タッグチーム・トーナメント優勝。これも達成した。そして最後、第3は、時が来たらバレッタ、お前はヘビー級に転向するという約束。そうなったらもう俺はいない。今夜、IWGPジュニアタッグチームのベルトは獲れなかったが、それはもういい。時が来たみたいだ。バレッタ、世界にお前の実力を見せてやれ、ヘビー級でな!(ロッキーの言葉を受けて、バレッタは「お前の事が大好きだよ」と返答し、ロッポンギヴァイスはハイタッチを決めた。)


【マット、ニックの話】
ニック「せっかく俺たちがタイトルを防衛したっていうのに、リコシェに全部持って行かれた!」


マット「リコシェが邪魔して俺たちのセレブレーションが台無しだ。せっかくあいつらをシャープシューターでタップアウトしたのに。あいつ、マイケル・ジョーダンになりたいのか!?」


ニック「俺たちのタイトルに挑戦したいって? 俺たち、このベルト6回獲ってるんだけど? そんなにこのベルトを獲ってるタッグチーム、他にいるか? 俺たちは宇宙一だって言ってるかいないか!」


マット「俺たちはプロレス・タッグチーム界のマイケル・ジョーダンだ。14年間もこの2人でやって来た。そしてROH、と新日本、スーパーキックパーティのベルトを持っている」


ニック「やりたいならかかって来い。やってやるよ!」


マット「俺たちは強いぜ」


【ロメロ、バレッタの話】
ロッキー「まず、遂にこの時が来たという感じだ。俺たちはJr.タッグチームのベルトを3回獲得した。バレッタはヘビー級に転向する時が来た。今はそれだけしか言う事はない」


バレッタ「ありがとう」


◇第7試合◇
▼30分1本
○Cody バットラック・ファレ 高橋裕二郎 マーティ・スカル(16分0秒 片エビ固め)オカダ・カズチカ ジェイ・ブリスコ マーク・ブリスコ ×ウィル・オスプレイ
※クロスローズ


◇第8試合◇
▼IWGPインターコンチネンタル選手権試合/60分1本
[第16代王者]○棚橋弘至(14分25秒 片エビ固め)[挑戦者]×ビリー・ガン
※ハイフライフロー
☆棚橋が初防衛に成功


【棚橋の話】「まず、とても意味のある対戦相手と防衛戦を行なうことができて、よかったです。いま、新日本プロレスのリング上のトレンドは! オカダ! ケニー! 内藤! どんどんどんどん進化してる。攻防が小難しくなってる。俺は! インターコンチを巻いて! その逆を行きますから! 船頭を多くして、船、山に登っても構わない。これから始まるインターコンチ革命! 新日本プロレスのマットの流れとは! 一線を画す闘い! これから! 俺が、お見せします」


【ビリーの話】「なんだ!? 腹の底から声を出せばいいのか!? もうみんな見たから結果はわかるだろう!? ただ、この場で試合できたことを光栄に思う。世界トップクラスの団体である新日本のリングでタイトルマッチができた事は本当に嬉しい。俺はここにいる。もし、これからも俺が必要な時は言って欲しい。とはいえ、これからどれだけできるかはわからないけどな」


◇第9試合◇
▼初代IWGP USヘビー級王座決定トーナメント決勝戦/時間無制限1本
○ケニー・オメガ(31分20秒 片エビ固め)×石井智宏
※片翼の天使
☆ケニーが初代IWGP USヘビー級王者となる


(試合終了後、ケニーは菅林会長からIWGP USヘビー級のベルトを受け取ると、直後にCodyが横からベルトを強奪。


場外が異様な雰囲気に包まれる中、Codyはケニーを抱き締め、Codyがケニーの腰にベルトを巻くと、花道からBULLET CLUBのメンバーが登場しリングイン。マットとスカルがケニーを肩車し、ケニーの優勝を祝福。


ケニー「今年、ここまで辛かった。失敗もあり、苦悩した。しかし、ここにいるひとりひとりがそういった苦悩を抱えているはずだ。そしてみんな日々、自分の仕事に追われている。我々は、ひとりひとりが価値のある人間で、全員が特別な存在だ。俺だけじゃない。みんながいるから、今日のショーが成功した。来年のニュージャパンの興行はもっと大きくなる。みんなが支えてくれれば、可能だ」


【ケニーの話】
(コメントブースでCody以外のBULLET CLUBメンバーがケニーを取り囲んで祝福。)
ケニー「また俺たちがプロレスを作り上げた。ここからがまた新しい旅の始まりだ。『G1(CLIMAX)』でオカダと闘うかもしれない。飯伏(幸太)がまた戻って来る。どうなるかはわからないけど、自分自身がしっかり心身ともに健康な状態を維持すれば、できないことは何もない。オカダを絶対に倒してみせる。もし、飯伏が出て来るんだったら、彼と闘うかもしれない。俺たちは未来を作っている。ここからが“BULLET CLUBドリーム”の始まりなんだ。石井は“チャンピオン”に対して『スタミナで上に行こう』とか『テクニックで上に行こう』とか思ったのが間違い。『トーナメントは嫌いか?』って!? いや、実をいうとトーナメントは大好きなんだ。俺はカリスマであり、クレイジー。次はもっと大きな舞台で“BULLET CLUBショー”を見せたい。GOOD BYE & GOOD NIGHT」


――お祝いはどこへ行きますか?
ケニー「それはもう決まってる。In-N-Out(※人気チェーンのインアンドアウトバーガー)」


――次は誰と対戦したいですか?
ケニー「前にも言った。新日本は素晴らしい団体だ。いいレスラーもたくさんいる。しかし、今回そのトップ選手が全員ここに来ているわけじゃない。このベルトを、意味のある物にしなくてはいけない。NEVERやICのような“失敗ベルト”にしてはいけない。覚えているか? ICがどんなへっぽこベルトだったか? このベルトは価値ある物になる。もう今からこのベルトを競う選手を探すべきだ。世界中の猛者を集めよう。伝説の防衛戦を見せる」


――Codyとの関係は?
ケニー「リング内で起こった事は、リングの外には出さない。Codyとのいざこざはもう終わった。Codyはファミリー。兄弟だ」


――カナダ人のあなたが、アメリカのタイトルを獲得しましたね?
ケニー「俺はカナダで生まれたが、日本に渡ってプロレスをしている。そして、アメリカでベルトを獲った。アメリカのインディー団体が拾ってくれるまで、俺は無名だった。このベルトは、アメリカだが、同時にカナダのベルトでもあり、日本のベルトでもある。世界共通のベルトなんだ。アメリカタイトルというのは名ばかりだ。世界トップクラスのベルトにこれからなって行く」


 新日本ロス大会2日目は「初代IWGP USヘビー級王座決定トーナメント」準決勝、決勝が行われ、まず準決勝第1試合のケニーvsリーサルは、ケニーがリーサルの負傷している脇腹を攻めて先手を奪うが、リーサルはスーパーキックからリーサルインジェクション、場外へ逃れたケニーにミッションインポシブル、リングに戻ってダイビングエルボードロップから足四の字固め、ローキックの連打、ニークラッシャー、ローキックと足攻めで流れを変える。
 リーサルはドラゴンスクリューからリーサルインジェクション狙いは、ケニーがバッククラッカーで迎撃、脇腹へのエルボー、脇腹へのヒップドロップ、リーサルのバンテージをはがしてサイドからのニーの連打とサイド脇腹を狙い撃ちにするが、Vトリガーからのコタロークラッシャーはリーサルがブルーサンダーで切り返し、髄斬りからリーサルインジェクション狙いはケニーが阻止してドラゴンスープレックス、牛殺し式蒼い衝動、リーサルはフロントハイに対しケニーがVトリガー、リーサルのローリングエルボーもVトリガーで迎撃し、ドクターボム、側頭部へのVトリガーから片翼の天使、リーサルはフランケンシュタイナーで切り返そうとするが、ケニーは強引に決め3カウントを奪い決勝に進出する。


 準決勝第2試合の石井vsザックは正面からの打撃戦で石井がパワーで押すも、左腕へのオーバーヘッドキックから腕関節で捕獲し、徹底した腕関節攻撃から足首を捻る複合関節技で攻める。
 腕を攻めるザックに石井は唾、頭突きでザックがダウンすると、石井は串刺しラリアット、雪崩式ブレーンバスター、ラリアット狙いはザックがキックで迎撃しノーザンライトスープレックスから裏十字固めで捕獲する。
 ザックは指こと腕を攻めるが、石井はバックドロップ、パワーボム狙いはザックが腕固め狙い、石井が逃れてもザックはヨーロピアンクラッチ、腕へのオーバーヘッドキックから腕関節狙いは、石井が頭突きからスライディングラリアットを狙うも、ザックがジムレイクアームバーで切り返す。
 しかし石井の鋭いエルボーでザックの動きを止めると、左右エルボー、石井の延髄斬りをかわしたザックがランニングローキックも、石井はラリアットで応戦して垂直落下式ブレーンバスターで3カウントを奪い勝利、ザックの器用さに対し、石井が力でねじ伏せた。


 メインで行われた決勝戦はケニーのサッカーボールキックを敢えて受けた石井が場外戦に持ち込み、客席で逆水平を連打するも、ケニーは場外ブレーンバスターで逆襲、トペ狙いは石井が素早くリングに戻ってショルダータックル。頭突き、逆水平、コーナーへの踏みつけ、ケニーのエルボーに対し石井はサッカーボールキックも。ケニーは敢えて受けてたつ。
 逆水平合戦は石井が競り勝ち、石井は頭突き、垂直落下式パワースラムで叩きつけるが、ケニーは逆水平、エルボー、石井のエルボーをかわして高角度でのDDTで突き刺し、石井の動きが鈍っると、ケニーはダブルチョップ、カミカゼからのムーンサルトプレス、コタロークラッシャー、場外の石井にノータッチトペコン、石井の後頭部にミサイルキックと攻勢をかける。
 ケニーがエルボーも石井が前進しエルボーで打ち返すが、突進したところでケニーがフランケンシュタイナーで返し、石井はエプロンへ追いやると、ケニーがフロントハイの連打からケニーがロープに噛み付いてまで堪える石井に強引にドラゴンスープレックスで投げ、石井はテーブルに貫通も、ケニーも床に頭部を打ち付けてしまう。
 リングに戻ったケニーはしがみつく石井にショートレンジのVトリガーを連発、片翼の天使狙いは体を入れ替えた石井がDDTで切り返し、ケニーがVトリガーも受けきった石井はラリアット串刺しラリアット、コーナー最上段からの雪崩式ブレーンバスターと畳みかける。
 石井のラリアットも、ケニーがキックで迎撃し、逆水平合戦からケニーがVトリガーを炸裂させれば、石井が頭突きで応戦し、ケニーがVトリガーで返し連発は石井がラリアットで迎撃。二人の攻防で館内はスタンディングオペレーションとなる。
 石井は勝負に出て垂直落下式ブレーンバスターを狙うが、ケニーが掟破りで垂直落下式ブレーンバスターで突き刺し、ジャーマンも、起き上がった石井は掟破りのVトリガーからスライディングラリアットを炸裂させ、リバースフランケンを狙うケニーに掟破りの片翼の天使を決める。
 しかし石井の垂直落下式ブレーンバスター狙いは、ケニーが逆さ押さえ込みからのVトリガーを炸裂させると、石井のエルボーに対してケニーが掌打、牛殺し式蒼い衝動、高速ドラゴンからVトリガー、リバースフランケン、Vトリガーと畳みかけ、リストクラッチ式片翼の天使は石井が抵抗も強引に突き刺して3カウントを奪い、ケニーが初代US初代王者となった。
 試合後にベルトをケニーにCodyが現れ、ベルトを奪って一触即発かと思いきや、ケニーにハグしてねぎらい、ケニーの腰にベルトを巻くと、裕二郎を除くBULLET CLUBの面々も駆けつけケニーの王座奪取を祝福した。
 前日の大会でケニーのタオル投入を巡って、ケニーとCodyは口論となったが、ケニーが実力を示すことでケニーこそリーダーであることをCodyに認めさせた。Codyも含む部分はあるだろうが、これだけの試合を見せたケニーを認めざる得なかった。


 また試合もケニーが敢えて石井のフィールドであるど真ん中に踏み入れたことで大熱戦となり、アメリカのファンもスタンディングオベーションとなり、これぞ新日本プロレスの試合と充分に見せつけた。そういった意味では有意義なアメリカ2連戦だった。


 またセミのインターコンチネンタル選手権はスタミナに難があるビリーに棚橋がヘッドロックで絞り上げると、ビリーもスタミナ切れが目立ち始めるが、ビリーも棚橋の痛めている右腕を攻め、形成を変えようとする。
 棚橋はロープへ走るビリーのタイツを掴んでアンダータイツ姿にすると、スリングブレイドを狙う棚橋にビリーがお返しにタイツをズリ下げて半ケツ姿にし、ワン・アンド・オンリー、フェイマサー狙いはかわされると、棚橋はツイストアンドシャウトからハイフライフローを狙うも自爆、ビリーはフェイマサーを決めるが、ロープへ走ったところで棚橋がスリングブレイドを決め、最後はハイフライフローで3カウントを奪い、レジェンド相手に初防衛に成功。 


 IWGPジュニアタッグ選手権はバレッタが通路でKOされると、ヤングバックスは孤立したロメロを狙い撃ちにして試合の主導権を奪う。ロメロはやっとバレッタに交代も、ヤングバックスはダメージの残るバレッタをも狙い撃ちにし、リバース・モア・バング・フォー・ユア・バックでバレッタの背中に大ダメージを与えると、マットがシャープシューターで捕獲する。
 ヤングバックスはエプロンでのインディーテーカーを狙うが、ロメロが阻止して場外でのニーインパクトで流れを変え、リングに戻ってマットを捕らえてストロングゼロを決めるもカウント2でキックアウトされてしまう。
 ヤングバックスは再度の場外戦でメルツァードライバーを決めると、ロッポンギそれぞれにシャープシューターを決め、ロメロがギブアップでヤングバックスが王座を防衛も、試合後にカードに名前が入っていなかったリコシェがヤングバックスを襲撃、田口との新タッグで挑戦を表明、一方ロッポンギはバレッタのヘビー級転向に伴い、タッグは解消となった。
 リコシェは本来はフィンレーがパートナーだが、フィンレーがヘビー級へ転向したため、プyリンス・デヴィット(フィン・ベイラー)とのApollo55で王座にも就いたことがある田口に目をつけたようだ。またロッポンギはバレッタの体格を考えてもウエート的にはリミットギリギリでだったと思う、それを考えるとロッポンギの解散とバレッタのジュニア卒業は仕方ないかもしれない。


 ロス遠征を終えた新日本、後はG1を迎えるだけである・・・

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