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伊賀プロレス通信24時「日常茶飯事(ちゃはんじ)」

略して「イガプロ!」、三重県伊賀市に住むプロレスファンのプロレスブログ!

大晦日という長い1日 年越しプロレス編 "色気から激しさ"まで詰まった越境タッグチームトーナメント

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大晦日という長い1日 年越しプロレス編 "色気から激しさ"まで詰まった越境タッグチームトーナメント

12月31日 年越しプロレス2015 後楽園ホール 1424人 超満員札止め


<アピール、コメントなどはプロレス格闘技DXより>
◇第1試合◇
▼「年忘れ!三団体シャッフル・タッグトーナメント」1回戦/10分1本
○高木三四郎 植木嵩行withベッド・イン(8分57秒 ラ・マヒストラル)グレート小鹿 X遠藤哲哉


◇第2試合◇
▼「年忘れ!三団体シャッフル・タッグトーナメント」1回戦/10分1本
○バラモンシュウ ○バラモンケイ(5分38秒 横入り式エビ固め)X梶トマト X平田一喜
 


◇第3試合◇
▼「年忘れ!三団体シャッフル・タッグトーナメント」1回戦/10分1本
HARASHIMA 宮本裕向 (8分31秒 片エビ固め)樋口和貞 X宇藤純久
※蒼魔刀


◇第4試合◇
▼「年忘れ!三団体シャッフル・タッグトーナメント」1回戦/10分1本
大石真翔 △旭志織(10分00秒 時間切れ引き分け)△アントーニオ本多 “黒天使"沼澤邪鬼


---延長戦/無制限1本※1カウントフォール・ルール---
○大石真翔 旭志織(1分56秒 エビ固め)Xアントーニオ本多 “黒天使"沼澤邪鬼
※サボテンの花


◇第5試合◇
▼「年忘れ!三団体シャッフル・タッグトーナメント」1回戦/10分1本
岡林裕二 ○男色ディーノ(7分40秒 体固め)タンク永井 Xアブドーラ・小林
※岡林の逆水平チョップで倒して覆い被せる


◇第6試合◇
▼「年忘れ!三団体シャッフル・タッグトーナメント」1回戦/10分1本
関本大介 △竹下幸之介(10分00秒 時間切れ引き分け)△神谷ヒデヨシ入江茂弘


---延長戦/無制限1本※1カウントフォール・ルール---○関本大介 竹下幸之介(1分59秒 ジャーマンスープレックスホールド)X神谷ヒデヨシ 入江茂弘


◇第7試合◇
▼「年忘れ!三団体シャッフル・タッグトーナメント」1回戦/10分1本
伊東竜二 ○関根龍一(4分06秒 片エビ固め)TAKAみちのく X菊田一美
※龍切


◇第8試合◇  
▼「年忘れ!三団体シャッフル・タッグトーナメント」1回戦/10分1本
木高イサミ ○真霜拳號(9分13秒 体固め)坂口征夫 X橋本和樹
※垂直落下式ブレーンバスター


◇第9試合◇
▼「年忘れ!三団体シャッフル・タッグトーナメント」2回戦/15分1本
○バラモンシュウ バラモンケイ(6分40秒 片エビ固め)高木三四郎 X植木嵩行withベッド・イン
※ゾンビキング


◇第10試合◇
▼「年忘れ!三団体シャッフル・タッグトーナメント」2回戦/15分1本
HARASHIMA ○宮本裕向(2分35秒 体固め)X大石真翔 旭志織
※HARASHIMAの蒼魔刀


◇第11試合◇
▼「年忘れ!三団体シャッフル・タッグトーナメント」2回戦/15分1本
関本大介 ○竹下幸之介(10分35秒 ジャーマンスープレックスホールド)岡林裕二 X男色ディーノ


◇第12試合◇ 
▼「年忘れ!三団体シャッフル・タッグトーナメント」2回戦/15分1本
○木高イサミ 真霜拳號(6分55秒 ヨーロピアンクラッチ)伊東竜二 X関根龍一
 


◇第13試合◇ 
▼「年忘れ!三団体シャッフル・タッグトーナメント」準決勝/15分1本
HARASHIMA ○宮本裕向(9分20秒 エビ固め)バラモンシュウ Xバラモンケイ
※HARASHIMAの蒼魔刀


◇第14試合◇
▼「年忘れ!三団体シャッフル・タッグトーナメント」準決勝/15分1本
関本大介 ○竹下幸之介(13分39秒 ジャーマンスープレックスホールド)X木高イサミ 真霜拳號


◇第15試合◇
▼「年忘れ!三団体シャッフル・タッグトーナメント」決勝戦/無制限1本
○関本大介 竹下幸之介(17分48秒 ジャーマンスープレックスホールド)HARASHIMA X宮本裕向
☆関本&竹下が優勝 


【試合後の関本&竹下】
――優勝した今の気持ちは?
▼関本「過酷でしたね。過酷すぎますね。しんどかったです」


▼竹下「関本選手がノド潰れてるんで、自分が関本選手の分も声を出そうと思って。声枯れちゃって」


――憧れの関本選手とのタッグで優勝を飾ったが?
▼竹下「本当に特別な気持ちで戦いました。KO-Dタッグチャンピオンとして負けられないのもありましたし、関本選手とこれがチャンスだと思って。1試合でも多く関本選手と試合できるようにと思って」


▼関本「恐縮です。ありがとう」


▼竹下「ありがとうございます、こちらこそ」


――準決勝で1・3後楽園でのKO-D前哨戦となった王者・木高を破ったが?
▼竹下「やっぱり対角線にイサミ選手がいたんで、それは凄く意識しましたね。1月3日タイトルマッチやるんで、チャンピオンから獲らないとダメだと思うんで、凄く意識しました。しっかり獲って、今日見てくれた人たちはどっちが強いかみたらわかると思います。でもやっぱりチャンピオンはタイトルマッチでもっと特別な気持ち、強い気持ちがあると思うんで、そこをへし折るぐらいに、今日のこの優勝を一つ自信にしてタイトルマッチに臨みたいと思います」


▼関本「12月30日にタッグのベルトを落としてしまったんで、2015年こうやって勝利で締めくくれたのは竹下幸之介選手のおかげだと思います」


▼竹下「関本大介選手のおかげです」


▼関本「本当にありがとう。2016年もいいスタートが切れるように明日も頑張ります」


▼竹下「一つ筋肉は強いと証明できたと思うんで、高木さんにお願いがあります。パワーブロックというトレーニング器具があるんですけど、DDTも買ってください。他団体に負けないために、巡業でトレーニングしたいんです、みんな」


▼関本「アジャストベンチもね」


▼竹下「アジャストベンチも、一生懸命頑張るんで、若い世代、一生懸命頑張るんでお願いします」


▼関本「お願いします」


 【試合後のHARASHIMA&宮本】
▼宮本「こんな即席タッグいないでしょ。どうですか? 面白かったでしょ」


▼HARASHIMA「僕らが2007年以来組んだっていうのも不思議な縁で、今は後楽園ホールの大みそ日でメインで決勝までいくタッグになったのも不思議な縁ですね」


▼宮本「楽しかった。楽しかったけど勝ちたかった。来年も組みたいですよ僕は。またどっかで一緒に試合したいですね」


――入場で2度コスチュームを揃えたが?
▼宮本「持ってきてたんで着てくださいと。入場から派手にいきたかったんで。派手に意識をみせるためにね」


▼HARASHIMA「今日は負けちゃったけど、また組んで勝ちたいと思います」


▼HARASHIMA&宮本「このタッグまた組んでやるさぁ! また勝ってやるさぁ! 次こそ優勝してやるさぁ! 何でかって? それは、鍛えてるからだぁ!」
 


 RIZINやガキの使いはTV、年越しプロレスはタブレットで視聴となったがタブレットでもプロレスが見れるのだからつくづく便利な世の中になったと思う。


 今年の年越しプロレスは3団体によるシャッフルタッグトーナメントが開催され、従来のチームを1チームを除いてシャッフルされ15チームによる越境タッグが編成された。


 
 1回戦は第1試合では高木&植木が野郎’Zでお馴染みのベットインをセコンドに従えて、エロワールドを満開の試合となり小鹿&遠藤の年の差タッグを翻弄、最後も高木が遠藤を丸め込んで2回戦に進出、ペットインの悩殺攻撃は遠藤より小鹿会長の血圧のほうを心配してしまう。
 第2試合では平田が「TOKYO GO!」を狙うも、かつて「TOKYO GO!」を踊り現在空手道場主となっている某レスラーにトラウマがあるのかバラモン兄弟が阻止、そして梶と共にサングラスを着用して踊るチャンスに恵まれたが、カラテバラモンが現れて3人揃ってダンスとなるも、バラモン兄弟がバケツの水を頭からかけてから丸め込み3カウント、バラモン兄弟が勝利もカラテバラモンは一体なんだったのか・・・
 第3試合ではHARASHIMAと宮本が息が合ったというわけでなく、それぞれの閃きの波長があったのか、主導権を握ったまま試合が進み、最後は宮本の宇藤にファイヤーサンダーの直後にHARASHIMAが蒼魔刀が炸裂、際どい連係だったがHARASHIMA&宮本組が勝利、 第4試合では優勝候補の大石旭はアントンのアピールも作戦もあって試合が進んで時間切れとなり、1フォールルールによる延長戦へと突入、延長戦はなぜか沼澤不在で進んでしまうも、沼澤はロボコップとなって変身しリングに上がろうとするが大石旭は無視して孤立したアントンにサボテンの花を決め勝利、沼澤のロボコップは見事に無意味に終わってしまう。
 第5試合はディーノがアンダータイツとなれば、アブ小もアンダータイツ姿となって男色化してしまい、二人はそれぞれのコーナーでケツを突き出し、事実上岡林vsタンクのデスマッチ状態となるも、被害にあったのはタンクで二人のケツに頭を突っ込んでしまう。そしてディーノのリップロップがアブ小に誤爆すれば、アブ小もお返しし、挙句の果てにはタンクにもリップロップというカオス状態となるも、岡林が構わずアブ小とタンクにラリアットを炸裂させると、迫るディーノは岡林のチョップに倒されるも二人をカバーする形となってしまい3カウント、岡林組が勝利も再び迫るディーノに岡林は逃げてしまう。
 第6試合は前日に浜亮太と組んでBJWタッグ王座を奪取した神谷の勢いや、3日にKO-D王座に挑戦する竹下の勢いもあって時間切れとなり延長戦へと突入、延長戦も1フォールを巡って際どい攻防となるが、関本が神谷にジャーマンで1フォールを奪い勝利を収め、前日の借りを返す。
 第7試合はTAKAが菊田をリードする形で試合を進めるも、チームワークに優るデスマッチダブルドラゴンがTAKA組を分断、関根が龍切を菊田に決め3カウントを奪い勝利をとなる。
 第8試合はイサミが元K-DOJOということでK-DOJO生え抜きの真霜とは合わず入場からケンカ状態となるも、坂口と真霜の打撃戦は見応えがあった。しかしイサミと真霜がいがみ合ったまま試合が進み、誤爆もあったものの最終的には息の合ったところを見せ、最後は真霜が垂直落下式ブレーンバスターで勝利。
 


 2回戦の第1試合はカラテバラモンとベットインの独壇場、深夜のお色気番組ワールドと化してしまい地上波だったら放送事故スレスレの攻防?を展開、そして植木がショットガンを構え西部警察ワールドと変わったかと思えば、バランスを崩してトップロープに股間を痛打、バラモン兄弟の標識攻撃がめずらしく決まるとゾンビキングで3カウントとなり、予想に反してバラモン兄弟が準決勝にまで進出する。
 第2試合はHARASHIMAが宮本に合わせてヤンキー化して登場するが、大石旭の息の合った連係の前に苦戦、大石旭はテコの要領を利用して大石の頭を宮本の股間に直撃させるという合体攻撃まで披露するが、サボテンの花を決めたところでHARASHIMAの蒼魔刀が大石に炸裂し宮本が押さえ込んで3カウント、HARASHIMAの機転で逆転勝利となる。
 第3試合は先発に出た岡林に控えにさせられたディーノがちょっかいをかけたため、試合に集中できない岡林はバックステージへと引き揚げてしまい、ディーノは孤立状態となってしまうがイヤな予感がよぎってしまう。案の定予感が的中し覚悟を決めたのか岡林が男色化して登場しディーノとのナイトメアの競演まで見せてしまう。男色化した岡林に関本と竹下も翻弄され、岡林は関本にリップロップを迫るも、竹下がジャーマンでカットすると、コーナー上でケツ出しをしていたディーノには関本がケツにラリアットを炸裂させてからアトミックドロップで制裁すると最後は竹下がラリアットからジャーマンで勝利、試合後は男色化した岡林が関本の唇を奪うなど、関本は精神的なダメージを負ってしまう。
 第4試合はイサミが入場時に真霜を襲撃するなど仲は相変わらずのままだったが、イザとなれば息の合った合体攻撃を見せ、まるで最強タッグ時の諏訪魔&宮原健斗組を見ているようだった、二人は似たもの同士だからこそ合わないのか、デスマッチダブルドラゴンはイサミ組の誤爆から猛反撃も関根のキックをかわしたイサミが丸め込んで3カウントを奪い準決勝に進出する。


 準決勝のHARASHIMA組vsバラモン兄弟は、今度は宮本がHARASHIMA化して登場、バラモン兄弟はクリーンファイトを主張、バラモン兄弟もいざとなればクリーンファイトも出来る力量があることから期待したが、辛抱が足りないのか案の定バラモンワールドへと持ち込んでしまう。バラモン兄弟はカラテバラモンが介入して奥義を披露すると言って突進するが、あまりにもスローだったためかわされてしまい(何の意味があったのか?)、それでもバラモン兄弟はHARASHIMAにお告げゲル攻撃、ボウリング攻撃で翻弄し、宮本にも交通標識攻撃が炸裂して五体満足で追い詰めるが、墨汁ミストは4選手が墨汁を口に含んだため館内に緊迫感が漂うも、HARASHIMA組が二人同時のマンハッタンドロップを炸裂してから掟破りの墨汁ミストを噴射すると、最後は宮本のファイヤーサンダーからHARASHIMAの蒼魔刀がケイに決まり3カウントを奪い決勝に進出。
 イサミ組vs関本組は事実上の1月3日の前哨戦となったが、午前0時の年越しと共にイサミのトペが炸裂、2016年はイサミのトペから始まった。試合はチームワークに難があるイサミ組を関本組が分断も、竹下は真霜の重い打撃の前に苦しむ、王座挑戦を控える竹下だがこのトーナメントはいろんなタイプの選手と闘えるだけに良い経験になっている。竹下のジャーマン狙いを真霜がアンクルホールドで切り返して、イサミも雪崩式フランケンシュタイナーで続き、真霜の援護もあってイサミは勇脚で追い詰めるが、イサミのヨーロピアンクラッチ狙いを関本がカットに入って竹下との眉山を歓声させると、最後は竹下がジャーマンを決め3カウントを奪い、3日の選手権に向けて弾みをつける。


 決勝戦は試合をこなす度に息が合っていくチーム同士が勝ち残ったが、試合は互角の攻防となるも、HARASHIMA組は竹下を捕らえて主導権を握り、関本に交代しても宮本が卍コブラで捕獲すれば、HARASHIMAもカットに入る竹下を捕らえるなど試合を有利に進める。
 勝負に出たHARASHIMA組は関本にファイヤーサンダーからの蒼魔刀と必勝パターンに持ち込むが関本がかわし、ならばHARASHIMAはリバースフランケンからの蒼魔刀を狙うもまた関本がかわし竹下が入って眉山を炸裂させる。
 関本は交代した宮本をも追い詰めるが、ラリアットは竹下に誤爆し宮本は丸め込みで関本からフォールを奪うも、関本がジャーマンで投げると宮本の後頭部がサードロープに直撃するハプニングが発生、だが関本は容赦なくジャーマンでぶっこ抜いて3カウントを奪い関本&竹下が優勝、宮本も心配されたが意識はあり立ち上がったため周囲を安堵させた。


 
 今年のタッグトーナメントは越境チームばかりだったせいもあって不思議とデスマッチの試合がなかったが、お色気があれば激しい試合もある、ある意味紅白歌合戦の裏番組の野球拳の要素があって面白い大会となった。


 大会が終わったらカップめんの年越しそばをすすっていたが、2016年はどんな年となるのやら・・・

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