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伊賀プロレス通信24時「日常茶飯事(ちゃはんじ)」

略して「イガプロ!」、三重県伊賀市に住むプロレスファンのプロレスブログ!

鈴木vs関本、濃密な30分フルタイムドロー!デスマッチ二冠王の竹田はアブ小の心を折って王座防衛!

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鈴木vs関本、濃密な30分フルタイムドロー!デスマッチ二冠王の竹田はアブ小の心を折って王座防衛!

5月5日 大日本プロレス「~Endless Survivor~2018」神奈川・横浜文化体育館 2126人満員

<アピール、コメントなどは週プロモバイルより>
◇第1試合◇
▼15分1本
○加藤拓歩 兵頭彰(8分45秒 逆エビ固め)野村卓矢 ×森廣祐基

◇第2試合◇
▼20分1本
○吉野達彦 関札皓太 阿部史典(9分50秒 アスリート・ジャーマン・スープレックス・ホールド)忍 星野勘九郎 ×石川勇希

◇第3試合◇
▼横浜ショッピングストリート6人タッグ選手権試合/30分1本
[第12代王者組]浜亮太 ○中之上靖文 宇藤純久(10分10秒 片エビ固め)[挑戦者組]河上隆一 滝澤大志 ×菊田一美
※ダイビングエルボードロップ
☆浜&中之上&宇藤が初防衛に成功

◇第4試合◇
▼30分1本
○橋本大地 神谷英慶(12分15秒 片エビ固め)橋本和樹 ×青木優也
※ライジングDDT

◇第5試合◇
▼HELLS GATE+Bring the Weapons~6人タッグデスマッチ/30分1本
○“黒天使”沼澤邪鬼 吹本賢児 塚本拓海(14分38秒 TKO)高橋匡哉 植木嵩行 ×佐久田俊行
※チェーン絞首刑

◇第6試合◇
▼BJW認定タッグ選手権試合~ヤンキー二丁拳銃vsダブルドラゴン  蛍光灯&TLCタッグデスマッチ/30分1本
[第46代王者組]宮本裕向 ○木髙イサミ(14分58秒 片エビ固め)[挑戦者組]伊東竜二 ×関根龍一
※ギガラダーブレイク
☆宮本&イサミが初防衛に成功

【試合後の宮本&木高】
宮本「ありがとう」

イサミ「ありがとうございました。今日は完全に絆の勝利だね。個々の力の差とかじゃなくて、単純に培ってきた年月が違うっていうそれだけですね、今日勝てたのは。いやあ、宮本さんじゃなかったら無理だった。宮本さんじゃなかったら今日勝ってない」

宮本「なんか新しい形が見えてきた気がします」

イサミ「なんかね。まだまだ行けるね。もう決戦して11年か、12年になるんですけど、これからまだ新しい道に行きますんで」

宮本「今日それが見えたね」

イサミ「片鱗が見えた。いや、俺たちはデスマッチだけじゃないし、ストロングだって行くし。俺は新木場の問ワズ語り(若手興行)の野村の中指発言はまだ飲み込めてねえから。野村と阿部、今はイキいいだろ? あいつら来いよ。あいつらともやりたいよ、俺は。あいつらも絆が強いんだろ? だった俺たちと勝負してくれよ」

宮本「ドンドン潰しますよ」

イサミ「中指突き立ててくれよ、頼むからよ。じゃないと、俺たちオッサンがいつまでも中指突き立てても、時代は新しくならないし、始まらねえだろ? じゃないと、お前らが中指立てないんだったら、俺がお前らに中指立ててやるよ。ふざけんじゃねえよ」

宮本「ドンドン行こう。ドンドン行こう」

イサミ「新しいことドンドンやろう。チャンスが欲しければ獲りに来い」

宮本「二丁拳銃と戦えって」

イサミ「文句言っているなら、中指立ててみろ。野村みてえに」

宮本「もっともっと興味持たせよう」

イサミ「防衛、また数を重ねていって。勝ちましょう」

2人「なぜなら俺たちは強い!」

 【試合後の伊東&関根】
関根「チクショウ。チーム力の差だけですよ」

伊東「そうですね。やつらはやっぱ強いですね。行けるかと思ったけど、まだまだ」

関根「ですけど、伊東さん。これからうちらもチームとしてもっとやっていったら、絶対いけますよ」

伊東「うちらも組み始めたばっかなんで。でも、過去には二丁拳銃にも勝っているので、その勢いをまた取り戻せば、二丁拳銃だけじゃなく、大日本のベルトも獲れるんじゃないかと」

関根「獲りたいです。タッグでも何でも」

伊東「下半期の最侠タッグ、その辺を目指してまだまだやっていきたいと思います」

関根「俺はまだ気持ちは折れないですよ、こんなんで。やられましたけど、俺はもっともっと行くんで、伊東さん、その時はお願いします。ゾンビのように這い上がっていきますよ」

◇第7試合◇
▼BJW認定世界ストロングヘビー級選手権試合/30分1本
[第12代王者]△鈴木秀樹(30分時間切れ引き分け)[挑戦者]△関本大介
☆鈴木が初防衛に成功

【試合後の鈴木、関本】
※バックステージでも野村たちに襲撃されたが返り討ちにすると、2人で並んでコメントを発表

鈴木「またやりましょう」

関本「またやりましょう」

鈴木「次は無制限ですかね? 大日本はないでしょ」

関本「何もないです。今日は敵わなかった。ただそれだけ」

鈴木「勝てなかったですけど、僕はいい勝負できたと思いたいんですけど…勝ちたかったですね」

関本「押さえ込む力が半端じゃないですね、鈴木秀樹は」

鈴木「僕もまだ決められないと思うんで。少し時間を置いてから。僕が(ベルトを)持っているんで。言った通り、誰も来ない。変なのが最後に来たけど、あれは次にただカードを組まれているから来た感が満載。よくあるパターン。(関本とは)またやって、いろいろ当たったり組んだりして。また大箱で。せっかくだから文体とか、両国まで力ためて、もう1回勝ちに行くんで。もう1回やりましょう」

関本「やりましょう」

※2人は握手を交わす

――最後の乱入について改めて

鈴木「ベルトじゃなくて次は俺だっていう。いいんじゃないですか。テンプレートをなぞっていけば。どこかで当たると思うし。次はなんですかねぇ。週プロあたりで何かやるんじゃないですか。『あの時、襲ったわけは?』ってインタビュー組まれて。ただやって。そういう感じじゃないですかね? そのままなぞっていけばいいです。僕はそのままなぞらないんで」

 【野村&阿部の話】
野村「鈴木秀樹をぶっ倒しますか。そして、鈴木秀樹の持っているベルトもすぐにブン取っちゃいます。以上」

阿部「野村さんは試合後、鈴木さんにずっと根強いものがあって、誘われたんで。このまま行ったら鈴木さんと関本さんで2対1だから。誘われたから、楽しそうだから参加しました。楽しそうだね。5月13日だから。蹴飛ばそう」

◇第8試合◇
▼BJW認定デスマッチヘビー選手権試合 蛍光灯&五寸釘ボード&フォークボードデスマッチ/30分1本
[第36代王者]○竹田誠志(16分55秒 飛びつき腕ひしぎ逆十字固め)[挑戦者]×アブドーラ・小林
☆竹田が6度目の防衛に成功

(試合終了後)
竹田「あらためまして、きょうはありがとうございました。小林さん、やっとですよ、やっと新木場で火がついたと思いましたけど、正直きょうのタイトルマッチは物足りん! でも、アブドーラ・小林の魂と、その受けの良さには完敗した。でも、俺はもう1試合だってやっていいんだよ。それぐらいピンピンしてんだ!(竹田コール)」

アブ小「チキショー…なんも言えねえよ、コノヤロー。まず最初にアブドーラ・小林を応援してくれたみなさん、申し訳ございませんでした。そして竹田誠志、もう一回やるか、ま(竹田がやる姿勢を見せるとやめてのポーズ)。とりあえず今日は無理だ、日をあらため…。認めざるを得ないな。けどな、俺はまだまだこのベルト、狙っていってやるからな! こんなケガ、1週間で治してやる! 1週間後また(5・13後楽園で)バチバチやってやるよ! 最後に大日本プロレスを愛するすべてのみなさん、愛してます。すいませんでした」

竹田「それでこそ、アブドーラ・小林ですよね? 俺が少年時代、見てきたアブドーラ・小林はそんなもんじゃねえだろ! きょうやってみてつくづく思いましたよ。あんたのこと、嫌いだわ。好きって言おうと思ったけど、嫌いですよ。その嫌いな気持ち、ずっと抱いてるんで、また泥臭い試合やりましょう。(退場するアブ小がコケそうになってどよめく)そうやっておいしいとこ持っていくんでしょ? わかってるよ、最後の最後までそうやっておいしいところ持っていくのが、アブドーラ・小林だよ。わかってるよ、わかったうえで、嫌いだ。あらためてきょうは子供の日、ありがとうございました!
いま、マイクでも言ったけど、俺は少年時代、この大日本プロレスのリングを見て、育って、そしてこのリングがものすごくものすごく熱いものに見えて、このリングを目指しました。きょう子供の日、少年少女、女だっていいよ、みんな血を流して! …親には失礼だけど、みんなこのリングを目指してもらえるように、もっともっと日本のデスマッチ、せっかく2本巻いてるからね。俺がもっと面白く、少年少女も食いつくような、そんなデスマッチやってやるんで、また見に来てくれよ! きょうはありがとうございました!」

【竹田の話】「いまのアブドーラ・小林とやってもあの程度だよ。動けないのが現状。でも、きょうやってみてあの男が、心の奥に眠ってるデスマッチの魂を蘇らせてくれれば、俺としては何遍でも挑戦は受けるし、やっぱりあの人のすごいところは受けのスペシャリストだと思うし。俺の攻撃何遍受けても立ち上がってくる。俺はそこを少年時代から見ててリスペクトする部分はあったけど、最近のアブドーラ・小林にはウンザリしていた。これで目を覚ましてくれてるなら、それはそれでいいんじゃないですか。
(2日にFREEDOMSのベルトを取って今日も防衛。これから本格的にデスマッチを引っ張っていく?)取ったからには体が痛いとか、ハードスケジュールだとか、頭が回りませんとかそんな言い訳できないんで。正直、俺も人間だからね。この中1日、2日? わかんねえけど、FREEDOMSでデスマッチをやって、きょうアブドーラ・小林とこういう凄惨な試合をやる。俺にとっては日常なんで。人間だから痛いとかきついとかあるけど、そんな弱音を吐いてたら、デスマッチのリングで勝てないので。だから俺は地方いってもどこ行っても、手を抜くつもりはない。いつ何時、明日死ぬかもしれないよ。そういうつもりでやってるから。そのぐらいの覚悟があるヤツ、もっともっとかかってこいって。デスマッチって普通の人にはできねえことだよ。普通のプロレスラーにはできねえことを俺らはやってるんだ。最近じゃワケわかんねえヤツがよ、俺らが大好きなデスマッチをちょっとやって注目される? 注目されるためかわかんねえけど、ちょっと上がってきてやってるよ。俺、そういうの大嫌いだから。ここ(胸を叩く)がちげえんだよ。前も言ったけど、ここでデスマッチやってんだ。だからもっともっと気持ちのあるヤツ、かかってこい。
(デスマッチ2冠だからこそできることは?)よく言ってるんですけど、2冠になったからってやることは一緒なんで。やることは一緒だけど、背負うものは違ってくるんで。結局のところ日本のデスマッチ団体の2つのベルトを巻いてるわけだから。俺がこのベルトを背負って、いろんなヤツと闘っていかなきゃいけないんで。勝負の世界、いつ負けるかいつ勝つか、そんなのわからないけど、俺が勝ち続ける以上は、日本のデスマッチ、俺が引っ張っていきます」

【アブ小の話】「(売店に出たのちコメント)ノーコメントです(と連呼)。きょうはいくらシングルのベルトとはいえ、個人VS個人じゃなかったですからね。大日本VSFREEDOMSという図式もかなりあったと思います。その代表決定戦で負けたわけですから、語ることはないですね。…いや、語ります! 試合終わって何分ぐらい経ったかな。言い訳いわせてもらえれば、次やれば勝てます。タップしたんだもんね、完全敗北か。けど敗因は自分のなかでわかってます。試合終わって、いま30分ぐらいサイン会やってたのかな。体が冷えまして体中痛いですけど、頭も冷えたので冷静になって考えてみて、敗因は僕のなかでわかってますので、その敗因さえ乗り越えれば、次やれば勝てます。その敗因はここでは言いません。僕はまだ闘いたいから言いません。ノーコメントです。
(ここ数日間ときょうの結果で、竹田をさらに突き抜けさせてしまったという部分も感じる?)試合が始まるまでは正直思いますけど、始まったらそれはなかったですね。こういう闘いで自分の意思で負けてしまったわけですからね。けどね、あの時点の私では、アブドーラ・小林では返せなかったけど、冷静になってみて、その敗因さえ埋めることができれば、次やれば…超言い訳ですけど、次やれば勝てます。勝たなきゃダメでしょう。まあ、竹田時代なのかね(苦笑)。2冠だもんな、竹田時代なのかなあ。きょうは負けられない闘いだったと思いますけどね。自分の意思で負けた分、敗因もわかってるんで。それを必ず。たまたまこの1週間試合がないので、この1週間でその敗因を埋める努力をしようと思います。1週間あれば伸びた腕も治る。こんなんで時代を明け渡したつもりはないですね。竹田ファンの人はもう竹田のものだと思ってるでしょうけど。まあね、サイン会をしてて手応えもあったんで。冷静に負けを受け止めたうえで、その敗因を埋める努力をします。まだまだ闘いたいからです。なごみ系への道は遠いですね。ジャイアントパンダも残ってるし。まあ、その前にデスマッチですよ、僕は。その前にデスマッチだと思ってます。なごみ系やパンダは10年早かったかもしれない。先を急ぎ過ぎた。もうちょっとデスマッチを極めます。そのためにきょうの敗因は素直に認めます。どう見ても負けだもんな。ノーコメントです」

 大日本プロレス今年初のビックマッチである横浜文体大会のセミではストロング王座を保持する鈴木に、一騎当千の公式戦で鈴木から勝利を収めている関本が挑戦。4・15ススキノで大地を破りストロング王座を奪取した際に、ストロング戦線の生ぬるさと危機感のなさを指摘した鈴木が、関本を迎え撃った。
 序盤は見ごたえのあるグラウンドの攻防からスタートも、先に仕掛けたのは関本でベアハッグで鈴木の腰を絞め上げ、これを嫌った鈴木はかんぬきから上手投げで逃れ、今度は捻じ切るようなネックロックで捕獲、関本はボディースラムで何度も逃れようとするが、鈴木は執拗に逃さず、関本がボディーブローでやっと逃れても、鈴木はネックブリーカーから首筋へニードロップと関本の首を攻め、コブラツイストで捕獲する。
 関本は鈴木を場外に出して、鈴木が戻ったところでシュミット流バックブリーカーを決めると、コーナーに叩きつけてからハンマー、ベアハッグが効いて来たのか、腰を押さえ出し、関本はアルゼンチンバックブリーカーで捕らえるも、鈴木はスリーパーで絞めあげるが、関本はニークラッシャーを決める。
 関本はサソリ固めを狙うが、鈴木が首固めで切り返すも、鈴木は自身を落ち着かせようとしているのか靴のシューズを直して仕切り直しにするが、関本はフルネルソンで捕獲し、鈴木もフルネルソンで奪い返すも、関本は力で脱出したところで、鈴木はサーフボードへ移行、関本が力で反転させ、鈴木は二本背負いからヨーロピアンクラッチで丸め込むも、鈴木も疲れが目立ち始め険しい表情になっていく。
 今度は差し合いから鈴木がキチンシンクも、アームホイップ狙いは、関本が腕を固めてハンマーロックで捕獲、鈴木は強引にアームホイップで投げるも、関本は逃さず、鈴木はヘッドシザースホイップで返すと、逃れた関本は袈裟固め、鈴木はクルックヘッドシザースで切り返し、力での攻防から技の攻防へと引き戻そうとする。
 関本はブリッジで回転しレッグロックへ、鈴木はボディーシザースから丸め込むも、関本はレッグロックで逃さず、膝への頭突きから逆片エビ固めと足攻め、逃れた鈴木はショルダースルーも鈴木にガス欠気味となっていく。これで鈴木は焦ったのかダブルアームスープレックスを狙うが、逃れた関本がラリアットも、鈴木がキャッチしてエクスプロイダーで投げるが、ワンハンドバックブリーカーは上がらず未遂に終わり、関本はブルドッキングヘッドロックからぶっこ抜きジャーマン、そしてフロッグスプラッシュを狙うが、関本の仕掛けが遅かったのか、鈴木が阻止も、エプロンから関本はラリアットを放ち、張り手合戦から鈴木はフロントスープレックスで関本を場外へ出す。
 リングに関本を戻した鈴木はエルボースマッシュも、関本はショルダーで返し、串刺しラリアットの連打から掟破りのダブルアームスープレックス、ミサイルキック!関本が間をおいた隙を突いて鈴木がジャーマンで投げるが、起きた関本がラリアットで応戦する。関本はジャーマンを狙うが、苦し紛れなのか?鈴木が急所蹴りで逃れると、ナックルからジャーマンドライバーで突き刺し、鈴木はダブルアームスープレックスを狙うが、関本がリバースしてラリアットも、鈴木が打ち勝ち、、鈴木はネックロックからスリーパーも、関本がジャーマンで投げたところでフルタイムドローとなり引き分けとなった。
 試合後には鈴木の防衛を祝した関本が鈴木の腰にベルトを巻いたところで、鈴木への挑戦をアピールしていた野村が阿部を伴って乱入し二人を襲撃、鈴木と関本は野村と阿部を返り討ちして再戦をアピールして共に退場も、納得しない野村と阿部はバックステージまで鈴木、関本を追いかけていった。
 内容的にも開始から20分間は派手な技はなく、地味な技の攻防となるも、地味な技が見ごたえのある攻防を作り上げていった。特に鈴木は関本のベアハッグが効いた影響なのか、関本との力の攻防でかなりスタミナをロスしてしまい、自身の流れに軌道修正することが出来なかった。最後の鈴木の急所蹴りとナックルは賛否を呼ぶだろうが、鈴木なりに関本には絶対負けたくないという執念も感じられた。そういった意味では鈴木にしてみれば薄氷の防衛で、試合時間が60分だったら間違いなくヤバかった。そして野村と阿部が二人を襲撃したが、この試合のもう一つの意味があるとしたら、ストロング勢にこれだけの試合が出来るの?という問いかけだったかもしれない、野村が鈴木に挑戦するとなれば、それだけのものを見せられるかどうか、鈴木や関本からストロング勢に難題を吹っかけられたような試合でもあった。

 メインのデスマッチヘビー級選手権は、王者の竹田が2日FREEDOMS後楽園大会でビオレント・ジャックから奪取したKING of FREEDOM WORLD CHAMPIONSHIPのベルトを持参して登場する。試合形式も蛍光灯&五寸釘ボード&フォークボードデスマッチということで、コーナーには五寸釘ボード、フォークボード、蛍光灯櫓、ロープ2面には蛍光灯がセットされた。
 アブ小と竹田は蛍光灯を刀にして鍔迫り合いも、アブ小が蛍光灯頭突きで奇襲をかけ、蛍光灯を噛み砕くも、竹田もロープの蛍光灯にクラッシュさせ、エプロンに座り込んだアブ小に蛍光灯を添えてスライディングキックを放って場外へ追いやる。
 竹田は蛍光灯の切っ先でアブ小の額を切り刻んで、アブ小の額にフォークで刺したままで殴りつけ、リングに戻っても竹田は蛍光灯を投げつけてハサミパンチから額をえぐり、切り刻み、フォークとハサミで額を滅多刺しにしてから、フォークが刺さったままで顔面整形を浴びせる。
 アブ小は二面の蛍光灯に竹田をクラッシュさせてから蛍光灯束頭突きを連発、アブ小は蛍光灯袈裟切りチョップ、フォークで竹田の額をえぐるが、五寸釘ボードへの直撃はアブ小は直撃してしまい、竹田は蛍光灯を持ったまま五寸釘ボードのアブ小に串刺し攻撃、アブ小のダブルアーム狙いも、竹田がニーで阻止して蛍光灯束チョップから背後からニー、そしてフォークボードを中央にセットしたが、アブ小がその上にボディースラムで投げ、アブ小が蛍光灯櫓をリング中央にセットしようとすると、時間をかけすぎたのか竹田の反撃を受け、代わりに竹田が蛍光灯櫓をリング中央にセット、竹田がアブ小の手の甲をフォークで刺してから蛍光灯櫓へジャーマンで投げ、櫓は粉々になる。
 竹田はアブ小の上に、蛍光灯を置いてからのコーナーからスワントーンボム、、串刺し狙いはアブ小が蛍光灯を投げて阻止、追走式ヘビーローテーションからカモイェ、バカチンガーエルボーと猛反撃、五寸釘ボードをリング中央にセットしてから、その上へパワーボム、そして無数の蛍光灯を投げ、五寸釘ボードへのボディースラムからダイビングバカチンガーエルボー狙うが、距離があったためアブ小が躊躇すると、竹田が五寸釘ボードの上へ雪崩式ブレーンバスターで投げてから、倒れているアブ小に竹田は蛍光灯束でフルスイングする。
 竹田はノコギリを持ち出すが、その隙を突いたアブ小は逆エビ固め、しかし竹田は尻をノコギリで切ってから、背中を切り刻み、ジャーマンから後頭部、正面へニー、脳天めがけて蛍光灯で殴打してから膝蹴り、そして五寸釘ボードへの飛びつき逆十字で捕獲、アブ小はたまらずギブアップで王座防衛した。アブ小の愛より竹田の狂気が優った試合だった。これでデスマッチ戦線は竹田が大日本だけでなくFREEDOMSも制圧したことで完全独走状態となった。果たして竹田を誰が止めるのか・・・

 タッグ選手権はコーナーにラダー、イス、有刺鉄線ボード、テーブルがセットされ、挑戦者のダブルドラゴンは蛍光灯束持参で登場も、王者の二丁拳銃が奇襲で試合開始となり、伊東はイスを縦にしてイサミを殴打して流血に追い込み、関根も破片で宮本の額を切り刻んで先手を奪ったかに見えたが、宮本は蛍光灯をフルスイングして反撃し、イサミはコーナーのテーブルに叩きつけ、ラダーにも叩きつけて関根を捕らえにかかる。
 窮地を脱した関根は伊東に交代、伊東は宮本にタランチュラ、ミサイルキックと盛り返すが、、ムーンサルトプレスは宮本が剣山で迎撃され、イサミも串刺しドロップキックから雪崩式フランケンシュタイナーとリードを奪うまでには至らずも、コーナーのイサミに、伊東がイスで殴打して阻止し、イスで櫓を作ってから、その上へ雪崩式ブレーンバスターで投げると、関根も猪作戦で続き、ラダーにイサミを直撃させてから猪作戦、伊東とのサンドバックタイムから伊東がドラゴンキッカーと一気に流れを変える。
 関根は蛍光灯束を添えての龍切を狙うが、かわしたイサミは宮本が入りダブルの串刺しスライディングキック、ここでギガラダーを投入してイサミが大回転し、ギガラダーからダイビングクロスボディーからトペで伊東を排除、そして宮本がリング下にテーブルをセットしてテーブル貫通ファイヤーサンダーを狙うが、着地した関根がテーブル貫通カミカゼを敢行して宮本に大ダメージを負わせ、孤立したイサミを捕らえ、関根がイサミに龍切with蛍光灯束からカバーも、蘇生していた宮本がムーンサルトプレスでカットする。
 宮本は関根にムーンサルトダブルニーを投下し、打撃戦から突進する関根を宮本がファイヤーサンダーで突き刺すと、イサミがギガラダーからのギガラダーブレイクで3カウントで王座防衛、ダブルドラゴンもあと一歩まで迫ったが、二丁拳銃のチーム力が優った。

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