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伊賀プロレス通信24時「日常茶飯事(ちゃはんじ)」

略して「イガプロ!」、三重県伊賀市に住むプロレスファンのプロレスブログ!

腹部裂傷の重傷を負った藤田ミノルが18年越しでデスマッチ王座に挑戦!鈴木は神谷を返り討ちも大地の再戦要求にはNO!

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腹部裂傷の重傷を負った藤田ミノルが18年越しでデスマッチ王座に挑戦!鈴木は神谷を返り討ちも大地の再戦要求にはNO!

11月1日 大日本プロレス 後楽園ホール 705人


<アピール、コメントなどはプロレス格闘技DXより>
◇第1試合◇
▼15分1本
○橋本和樹(9分57秒 アンクルホールド)×森廣祐基


◇第2試合◇
▼20分1本
○浜亮太 中之上靖文(7分0秒 体固め)滝澤大志 ×宇藤純久
※オオキドプレス


◇第3試合◇
▼20分1本
○スタン・小林 伊東竜二 バラモンシュウ バラモンケイ(8分13秒 片エビ固め)ツトムオースギ ヘラクレス千賀 関根龍一 ×関札皓太
※ウエスタンラリアット


◇第4試合◇
▼凶器持ち込みトルネード8人タッグデスマッチ/30分1本
○“黒天使”沼澤邪鬼 星野勘九郎 高橋匡哉 植木嵩行(7分48秒 片エビ固め)宮本裕向 木髙イサミ 塚本拓海 ×佐久田俊行
※パッケージドライバー


◇第5試合◇
▼30分1本勝負
○橋本大地 河上隆一 菊田一美(10分46秒 片エビ固め)関本大介 佐藤耕平 ×野村卓矢
※シャイニングウィザード


◇第6試合◇
▼BJW認定ジュニアヘビー級選手権試合/30分1本
[初代王者]○忍(12分34秒 片エビ固め)[挑戦者]×青木優也
※S.E.X
☆忍が2度目の防衛に成功 


【試合後の忍、青木】
※青木の首根っこを掴んでコメントブースに現れた忍は、青木を強引にイスに座らせる


忍「座れ、オラ。こいつだけだよ、本当に。こいつだけじゃない? 橋本、吉野、関札、野村。誰がこのベルトを発信したんだ? 大日本でこれを獲りたいって思ってるのはこいつだけじゃねえか!? 意味ねえよ。これ、いらねえだろ? それか、青木とだけ防衛戦してやるよ、俺が。何なんだよ、本当に。橋本もさ、両国で俺と試合して、それだけで満足? 吉野も後楽園ホールで俺とシングルして満足? こいつの目を見ろよ、こいつの目。こいつだけだろ? こいつだけじゃねえか、やろうとしてるのは。このベルトを獲ろうとしてるのは。意味ねえだろって言ってんだよ、何回も。何回も言ってんだろ。何回言ってても、あいつらは俺を見るだけ。ベルトを持っている俺を見るだけじゃ。そんなの誰でもできるんだよ。挑戦して来いよ。青木とだけ防衛戦をやってやるから。誰も来ないのはおかしいだろ? いらないんだろって」


※忍が去っていく


青木「負けてこんなこと言うのも変かもしれないですけど、忍選手と全力を出し切るファイトができて、とても気持ちよかったです。もう悔しいとか、これまでの前哨戦とかも抜きにして、今日はとても気持ちよかったです。でも、自分の力が到底及ばなかったのは事実です。だから、もっともっと練習を重ねて、忍選手からあのベルトをぶんどってやりたいと、今日また改めて思いました。もっともっと強くなって、3カウントを獲ってやります」


――初めてのタイトルマッチという舞台はどうだった?


青木「タイトルマッチ云々よりも、忍選手とシングルできたっていうことが、自分の中の高揚感みたいなものになったと思うんで。あまりベルトというのは今回意識しなかったですね。でも、負けるのはムチャクチャ悔しいんで。勝つまで何回もやってやります」


◇第7試合◇
▼BJW認定世界ストロングヘビー級選手権試合/30分1本
[第10代王者]○鈴木秀樹(17分55秒 フロントネックロック)[挑戦者]×神谷英慶
☆鈴木が5度目の防衛に成功


【試合後の鈴木】
――試合を振り返ると?


鈴木「3回、4回ぐらい神谷とシングルをやっているんですけど。彼は不器用なタイプだと思うんですけど、そのわりに凄い考えてやってるなと。一番大変でした。5月の時も思った通り、あの時も関本、岡林よりも神谷の時のほうが疲れたし、今日は本当に疲れましたね」


――試合後、神谷選手と言葉を交わしていたが?


鈴木「また挑戦してこいって言いました。どうやってあいつが僕を崩すのかを見たいと思います。それの上を行けば、また今日みたいにお客さんも喜んでくれますし。最後に僕が勝っていったらいいんですよ」


――大地選手が突っかかってきたが?


鈴木「ダメです」


――その理由は?


鈴木「あいつは品がない。どうして普通にやれないのかと。必ずリングでああやって揉めるでしょ? 前はハイキックをしてきて。パートナーがやられてるんだから、まずパートナーを介抱しなきゃ。今のままだったらダメですよ。チャンピオンシップには品がないとダメなんで。あいつと前やった時から、体もそうですけど、じゃあ、変わってるのかと。お客さんが見て、大きく変わっているんであればいいですけど。彼がそういうものを持っているって自己主張ができるんであれば。神谷がやられたっていうだけで、理由を付けられても困るんで。前回はあいつの突発的な行動でタイトルマッチができたと思うので、気持ちは認めますけど、あの時に言ったように体がついてきてないんで。じゃあ、8月の名古屋から2ヵ月、3ヵ月ぐらい経って、あいつが変わっているのかどうか。そうしたら、当ててください、大地と。タッグでもいいし。そこで見極めて、僕が判断します」


――査定する?


鈴木「タイトルマッチをやっていますからね。権利はあると思うんですよ。ただ、それは僕が思う権利だけであって、お客さんの前でやっているんで。誰のいないところでやるんだったら、僕はいつでも受けますけど。お客さんが大地で納得するんであれば…という話を今したんですけど、さっきはだいぶお客さんの後押しがあった気がするんで。だから、まあ、別にいいですよ」


【神谷の話】「ハッキリ言ってスカされてしまいましたね。相手の土俵で戦ってしまった気がします。やっぱり鈴木選手は強いですね。でも、やっぱ強い相手だからこそ超え甲斐があります。次、橋本大地とか、いろんな選手がリングに上がりましたけど、僕は決してギブアップしてないんで。参ったしてないんで。ここから先をもう1回、僕の手で掴み取って、もう1回勝負したいです。目標ができました。僕がもう1回、鈴木秀樹と勝負して、僕が勝ちます」


◇第8試合◇
▼BJW認定デスマッチヘビー級選手権試合 TLC+αデスマッチ/30分1本
[第36代王者]竹田誠志()[挑戦者]藤田ミノル
※2度目の防衛戦


(試合終了後)
竹田「藤田さん、あんたも相当のバカだね。聞くところによると…聞くところによるとというか、俺も現場にいたけど、2日、3日前に腹の皮膚さけて、何針も縫ったよな? そんな傷を負ってまで、このリングに上がってきてくれた…当たり前だよバーカ!! デスマッチファイターはな、傷が一つ二つあってもよ、リングに上がるんだよ。きょうあんたの20年、重みとプライド、すげえ感じたけど、そのへんはやっぱり先輩、すごいっすよ。でも! その20年を超える、俺のデスマッチへのプライドがあるんだよ。藤田さん、あんたとはいろいろ、いろいろ、組んだりなんなり某団体ではチームメートだったり、いろいろありますけど、きょうやって思ったよ。また狂い合いたいです。お願いします」


(藤田が帰ろうとすると「帰っちゃ駄目!」の声。)
藤田「藤田ミノルがしゃべんなかったら、6割のぐらいの魅力しかねえよな! しゃべらせてもらうわ。竹ちゃん、いやいや違う、竹田誠志。俺はたしかにコンディションが100%じゃなかったかもしれない。でも、100%じゃない藤田ミノルの100%はきょう出したつもりだ。小細工じゃ、通用しねえな。とっても強かった、ありがとう竹田誠志。勘ニィー、カタキ討てませんでした。ごめんなさい。でも、応援してくれて、ありがとう。そしてそして、出戻りのこのオジサンの俺に、ベルト挑戦という素晴らしい舞台を与えてくれた大日本プロレス、ありがとう。そして、デスマッチ、いや、プロレスに俺の人生を狂わせてくれたプロレスに、ありがとうだ! オイ、負けたままじゃ終わらねえぞ! 俺は、勝つまでいくからな。見守ってくれたみなさん、ありがとう。またね(と退場、場内は藤田コール)」


竹田「藤田さん、あなたみたいな、まあキチ●イが大日本にいてくれたおかげで、いまこの団体はありますよ、きっと。また大日本のリングでもやりましょう、ありがとうございました。藤田さんがね、すげえいいこと言ったんでもう簡単に締めます。でも、客が満足しても、自分が満足しなきゃやってらんねえよ。だから次も次も次も防衛して、誰でもいいよ。下のヤツら、やる気のあるヤツら、こいよ! 上のヤツらでもいいよ、こいよ。やる気のねえ挑戦は受けねえ。やる気のある挑戦は、受けてやるよ! だからみんな、また見にこいや!」 


(BJWのテーマが鳴ってエンディングと思いきや、高橋匡哉が乱入。竹田に蛍光灯攻撃を見舞い、フェースバスターで叩きつけ場内ブーイング)


高橋「おい竹田誠志、俺はな、てめえに借りがあるんだ。名古屋で作った借り、作ったまま2017年、モヤモヤしたまま終わるわけにいかねえんだよ! 誰でもいいんだろ? 誰が挑戦してもいいんだろ? これはな、俺からの宣戦布告だ」


竹田「ああ、効いたね。不意に効いたぜ…おもしれえな。でもよ、そんな簡単にはいいいですって…言ってもいいんだけどさ、ほか誰も出てこねえんだろ? 正直よ、オマエに名古屋でデスマッチ挑戦してベルト取ったけど、あの試合、ちょっと狂ってたけど俺的には満足してないんだよね。おめえがやる気あるんだったら、かかってこいよ。そのかわり、きょうのいまのデスマッチ、1だとしたら100ぐらいのデスマッチやろうぜ。とりあえず首を洗ってまっとけ(高橋は蛍光灯で自らの頭を殴って退場)さんざん藤田さんがいいマイクしたあとに、チャチャ入れてんじゃねえよ! でもいいよ、大日本にああいう変化球を打つヤツがいても面白いんじゃないですか? だからこのリングは面白くなんねえんだ、ああいうヤツがいねえから。だからああいうヤツ、どんどんどんどん、迎え撃ってどん底に落としてやるからよ。だからまた、見に来てくれ! ありがとうございました!!」 


 【試合後の竹田】
竹田「効いたね。まずよ、なんだ、あいつは。ずんぐりむっくり…高橋匡哉。お前が言ってることも十分わかる。名古屋で負けた。それは俺も相手だったからよくわかるよ。あいつの表情、悔しい顔、全部目の当たりにして見てるんだよ。それはわかるけど、こっちが気持ちよく大日本のメインで勝って、あんないいマイクを藤田さんがして、そこで乱入して。お前は空気読めないな。現代用語で言えば、KYだ。でもよ、俺が言ってたこと…大日本のリングはつまらねえ。それイコール、欲がねえヤツの集まりなんだよ。わかってるよな? あんなマイクをして、大日本所属は高橋しか上がってこねえじゃないか。いいよ、いいよ。俺から指名するなんて、所属の中にはまだいねえよ。いねえっていうか、やる気がねえと思ってるから。ああいうやる気のあるヤツがドンドン食いついてくるなら、このベルトを持ってるんだから、やってやるよ。その代わり、同じようなことをしても何も面白くねえだろ? それがマンネリだから。あいつといつやるのかわからねえけど、今月のホール、来月の文体、ステージはいくらでもあるよ。別にチャンスなんてそう簡単に回ってこなかった俺が、あいつの挑戦を跳ね返して、考えた甘かったことを知らしめてやる。でも俺は、ああいうヤツが好きだから、トコトン潰してやるからね。やってやりますよ」


――藤田選手については?


竹田「そうだよ。メインは藤田ミノルだよ。あんなヤツが入ってきて忘れてたけど、正直、藤田さんとは某団体ではチームメイトとして…まあ、仲良し子良しじゃないけどね、同じ活動をしてて。こういう激しいデスマッチをなかなかやる機会はなかったけど、今日やってみて、やっぱりあの人はアホだね。バカだよ。人生いろいろあったみたいだけど、そういうのを乗り越えて、こういうことやってるっていうのは頭がおかしい証拠でしょう。でも、俺たちにしかできないというか、わかりあえない、そんなタイトルマッチができたと思いますよ。でも、俺はリングでも言ったけど、自分が納得しなきゃチャンピオンとしてダメだと思うからね。お客さんもそうだよ。お客さんも納得したとはいえ、中には『あいつのデスマッチはつまらねえ』とか思っているヤツもいるかもしれないから。全てを納得させるのがチャンピオンだからね。俺はまだまだこの大日本が変わっていると思わないし、ドンドンドンドン年末、年明けに向けて防衛を重ねて、徐々にでもこの景色を変えていきます。藤田さんには正直、ありがとうと。あんまりデスマッチでありがとうっていうのは美しくないけど、またやりたいですね。20年の重み、いろいろ感じました」


 大日本後楽園大会のメインでは竹田の保持するデスマッチ王座に藤田が挑戦、元大日本所属だった藤田は1999年2月28日後楽園大会で日高郁人と対戦し、白熱した試合の末ドラゴンスープレックスで日高を降すが、試合後にミスター・ポーゴが乱入して大日本勢と乱闘となると、せっかくの試合をぶち壊されたとして藤田は大日本を退団した。しかしフリーとして再び大日本にしたのを契機にデスマッチファイターに転身、FREEDOMSを含めてデスマッチに挑むようになり、退団して18年目、遠回りながらデスマッチ王座挑戦となったが、藤田は10・29FREEDOMS大阪大会に出場した際に腹部裂傷の重傷を負ったことから、不安材料を残したままでの挑戦となった。
 試合形式は通常のTLCマッチに含めリングにはカッターが装着されたテーブル、蛍光灯ラダー、マットには蛍光灯束、場外には櫓型テーブルに大量の蛍光灯が装備されたものが設置され、竹田はフォークチェア、藤田はハサミを持参、FREEDOMSでもタッグを組む仲であることからグータッチでエール交換して試合開始となった。
 開始早々藤田が先手必勝とばかりにスクールボーイから丸め込みを連発、イスチャンバラを制した竹田が自らの頭で蛍光灯を割って気合を入れ、ロープに吊るされた蛍光灯にぶつけつつ蛍光灯で殴打、しかし突進は藤田がアームホイップで迎撃してフォークチェアに直撃させる。
 場外戦で藤田が鉄柱攻撃から蛍光灯攻撃、リングに戻ってから後頭部への低空ドロップキックで攻勢も、ラダーへの蛍光灯狙いは竹田が投げて藤田が直撃、竹田はナイフを持ち出して藤田の額を切り刻み、背中に蛍光灯を挟んでエルボーでクラッシュ、膝蹴り、顔面整形、場外櫓へのブレーンバスター狙いは藤田が阻止して突進も、竹田はスピアーで迎撃、しかし藤田も反撃してカッターテーブルへのリバースタイガードライバーを狙うが、竹田はリバースも、藤田はもう一度リバースタイガードライバーで抱えてから背中からノコギリテーブルに叩きつける。
 藤田は雪崩式フランケンシュタイナーから、Tシャツを脱いでさらし姿を見せると、蛍光灯を持ってコーナーへ昇るが、竹田が蛍光灯で阻止し、コーナー上での攻防からエプロンでの工房になると、藤田は場外櫓への断崖式SAYONARAツームストーンパイルドライバーを敢行して櫓は大破、大ダメージを負った竹田に藤田は腹部裂傷の傷を抑えながらも、星野譲りに勘九郎カッターを決めてからSAYONARAツームストーンパイルドライバーで突き刺す。
 藤田は自身の頭で蛍光灯を割って気合を入れると、蛍光灯を手にしたままのダイビングボディープレス、しかし竹田はすぐさま起きてブレーンバスターで投げ、藤田も再度SAYONARAツームストーンパイルドライバーで応戦して両者ダウンとなる。
 両者はハサミを持ったまま殴り合い、イスで殴り合うが竹田が競り勝って一撃を加え、藤田は竹田にイスを渡してからのラリアット、しかし竹田は蛍光灯を添えてのドラゴンスープレックスからロッキンボ、ダウンしている藤田の上に蛍光灯を乗せてからのローリングセントーンから膝蹴りを狙うが、藤田は意地でキャッチ、しかしもう片方での膝蹴りを炸裂させた竹田はリバースUクラッシュで3カウントを奪い王座を死守した。


 藤田は試合後に挑戦という場を与えてくれた大日本に感謝の言葉を述べたが、今思えばポーゴの乱入ということがなければ藤田は大日本に残っていたのだろうか、確かにポーゴの乱入で日高戦の余韻が壊れたのかもしれない、けどあの場は噛み付くべき相手はポーゴであり、大日本でなかったはず、藤田が大日本を飛び出した理由は自身を認められなかったという悔しさもあったのではないだろうか・・・けど藤田自身は遠回りしたけど大日本にフリーとして参戦し、デスマッチに挑戦している…残っていればもっと早くデスマッチファイターとして開花していたのかもしれず、藤田が大日本に参戦している理由は失った何かを取り戻したいのかもしれない。


 竹田のアピールの後で前王者の高橋が襲撃、挑戦を表明する。 


 セミでは鈴木の保持するストロング王座に神谷が挑戦、神谷は5・25後楽園大会で鈴木に挑み、このときはダブルアームスープレックスホールドから一気に絞めあげる風車固めに敗れていることからリベンジを喫しての挑戦となった。
 序盤は鈴木が脇腹へのエルボーから足首を固め。スタンドでは神谷がフルネルソンで捕らえるも、鈴木は足首を再び固め、指攻めからエルボースマッシュ、腕を固めるなど、グラウンドで先手を奪うが、神谷は力任せにボディースラムからエルボードロップの連発で流れを変えようとするも、逆水平狙いを鈴木がキャッチして腕を固め、神谷が腕にエルボーからスリーパー、エルボードロップを連発も、投げ狙いを鈴木が腕攻めで阻止し、エルボースマッシュ、ブロックバスターとリードを奪わせない。
 主導権を奪えない神谷はフライングショルダーを発射すると、ぶちかましの連発からブレーンバスター、ストレッチプラムで捕獲、神谷はコーナーへ昇るが、鈴木が張り手で動きを止めると雪崩式フロントスープレックスで投げ、ダブルアームスープレックスで勝負を狙うが、神谷が腰を落として阻止するも、鈴木はネックブリーカー、ニードロップと攻勢をかけ、神谷は逆さ押さえ込み、トラースキックからエルボー合戦も、神谷の頭突きを受けきった鈴木はエルボーで応戦、しかし神谷も左右の張り手から低空延髄斬りで譲らない。
 神谷はラリアットを狙うが、かわした鈴木はジャーマンで投げドラゴンスープレックスで投げると、再度ダブルアームスープレックスを狙うが、神谷はリバースしてからぶちかましを浴びせ、雪崩式ブレーンバスターで投げてから、コーナーからダイビングショルダーを発射、延髄ラリアット、鈴木のエルボースマッシュも受けきってラリアット、逆エビ固めで捕獲する。
 神谷はショートレンジのラリアットからバックドロップを狙うが、鈴木が膝蹴りで阻止するとジャーマンドライバーで突き刺し、エルボーバット、スリーパー、ランニングニー、そしてフロントネックロックで捕獲、神谷は持ち上げようとするが、鈴木が必死で絞めあげ神谷は無念のギブアップ。鈴木が防衛し神谷は返り討ちとなった。
 試合後に大神の相棒である大地が鈴木を襲撃、口論となると一触即発となった。大地も8・19名古屋で鈴木に挑んでいるが完敗、挑戦決定となればIGFも含めて3度目の対戦となるが、大地は3度目の正直となるか…


 次回防衛戦は12月17日の横浜文体が濃厚、8・19名古屋の再戦がらみとなった。


 第6試合のジュニアヘビー級選手権が忍が顔面へのドロップキックからスリーパーなどで首攻めを展開、ドロップキックからの逆片エビ固めでじっくりスタミナを奪う。青木もエルボーアタックから串刺しバックエルボー、エルボーからアームホイップ、サマーソルトドロップで流れを変えようとするが、スワンダイブを阻止して青木を場外に落とした忍がケブラータを発射、リングに戻ってもミサイルキックで追撃する。
 忍はSEXボンバーで勝負に出るが、ブロックした青木はエルボーも、忍は浴びせ蹴りからのSEXボンバーを炸裂させ、起き上がった青木もスワンダイブ式ミサイルキックからタイガースープレックスるを狙うも、忍が堪えるとエルボー合戦、連打を浴びせた青木がタイガースープレックスを決めるがカウント2でキックアウトされる。
 青木は丸め込み技を連発も、キックアウトされたところで忍がSEXボンバーを連発、最後はアルゼンチンコースターからのS.E.Xで3カウントを奪い王座を防衛、試合後に和樹、関札、野村が挑発して挑戦に名乗りを挙げた。


 最後に来年の両国国技館大会の開催日が発表され、例年では7月開催予定だったが会場の都合で借りられず、11月にずらされ、11月11日に開催されることになった。
 大日本にしてみれば7月の両国大会は恒例にしたかったのだが、しかし11月は例年両国で開催する団体はなく、例年の7月では各団体はビックマッチのラッシュだったことを考えると、決してマイナスではない。この大日本の判断が吉と出るか…

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