Evolution(諏訪魔、ドーリング)が最強タッグを制覇・・・全日本プロレスにはパワーが残っている
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Evolution(諏訪魔、ドーリング)が最強タッグを制覇・・・全日本プロレスにはパワーが残っている
12月8日 全日本プロレス「2013世界最強タッグ決定リーグ戦」最終戦 大阪・ボディメーカーコロシアム第2競技場 808人(超満員札止め)
<試合後のコメントなどはプロレス格闘技DXより、なお写真は後日更新します>
◇第1試合◇
▼20分1本
鈴木鼓太郎 ○青木篤志(11分00秒 腕ひしぎ逆十字固め)石井慧介 X高尾蒼馬
◇第2試合◇
▼30分1本
○ジェームス・ライディーン マイバッハβ(11分35秒 片エビ固め)X井上雅央 佐藤光留
※ラリアット
◇第3試合◇
▼30分1本
○大森隆男 入江茂弘(13分36秒 反則勝ち)XKENSO ディーロ・ブラウン
※ディーロのレフェリー暴行
【大森の話】「(最強タッグは優勝ならなかったが、公式戦では曙フォールで三冠挑戦者に指名されているが?)結果を残してないんで、俺からは何も言えない。結果が全て。決勝に残れなかったけど、一つ胸を張って言えるのは、俺は一戦一戦、精一杯戦った。優勝できなかったし、決勝に残れなかったけど、それは俺にワイルドが足りなかったからだ。でも俺は次の目標、夢を見ることはあきらめない。常に何かを追いかけてワイルドを極める。俺は一人でもワイルド達成の道をやり抜いてやる。なぜならそれが大森隆男のワイルドハートだからだ!」
◇第4試合◇
▼30分1本
○ウルティモ・ドラゴン ダーク・オズ ダーク・クエルボ(14分51秒 片エビ固め)秋山準 金丸義信 XSUSHI
※アサイDDT
【試合後の金丸、ウルティモ】
(リング上で)
ウルティモ 「世界ジュニアのベルトを持ってリングに上がってきたということは俺の挑戦を受けてくれるということだな」
(金丸も世界ジュニアのベルトを掲げて呼応)
(バックステージにて)
▼金丸「いつでもやってやるし、今シリーズ終わった次…」
※ウルティモが現れ
▼ウルティモ「金丸君!]
▼金丸「やりましょう!」
▼ウルティモ「いつでもいいぞ。早くやりたい。次の12月15日、後楽園。金丸君は全日本のチャンピオンだよな。正々堂々とこい」
※と右手を差し出すと金丸も握手。ウルティモは去る
▼金丸「この前はリーグ戦があったんで、はっきりしたこと言えなかったけど、気持ち的には(11・30大阪で)上がってきた時点でやる気持ちでいたんでね。次の後楽園、年内最後にやりましょう。ベルトよりウルティモ・ドラゴンという男に興味がある。経験、実績、向こうが上をいってるけど、こっちの刺激とかそういうものにもなるんでいいんじゃないですか」
――勝ったら2冠王?
▼金丸「そうなるでしょうね。あまり向こうが持ってるベルトはわからないけど、とにかくこのベルトを守って防衛する」
――キャリアが先輩に挑戦されることについては?
▼金丸「どうしても自分よりキャリアがある選手が相手だとペースを狂わされる。でも今までの経験をフルに活かして向こうの経験には及ばないかもしれないけど、自分のペースに持っていきたいね」
◇第5試合◇
▼45分1本
○曙(8分22秒 体固め)X吉江豊
※ランニングボディプレス3連発
◇第6試合◇
▼2013世界最強タッグ決定リーグ戦優勝決定戦/時間無制限1本
○諏訪魔 ジョー・ドーリング(25分53秒 体固め)潮崎豪 X宮原健斗
※ラストライド
【試合後の諏訪魔&ドーリング】
▼ドーリング「イエ-! チャンピオン!!」
▼諏訪魔「サンキュー・ジョー! この1年いろいろあったけど、最後にこういう形でジョーと初めて夢の最強タッグ。何回目かわからないけどうれしい。重いな。何でも初めて持つ時、重みが違うね。三冠も世界タッグも、この最強タッグのトロフィーも。夢のトロフィーだよ。大阪の人たちに優勝した姿をみせられたのはうれしいよ」
▼ドーリング「今日はグレートデーだ。日本に来て思い出の日がまたできたよ」
――優勝にたどり着けた一番の要因は?
▼諏訪魔「やり続けたことというか、去年の決勝で悔しい思いをしたけど、ジョーが全日本に残ってくれた。絆というか人間関係。試合はラフにいくけど、それはスタイルであったし、絆は強いからね。連係なり相手が何を求めてるかわかってる。それが勝因じゃないかな」
――ドーリングと優勝できたのは?
▼諏訪魔「ジョーと獲れたのはうれしい。ジョーじゃなきゃ獲れなかった。まだまだ第一歩。準優勝のイメージがついてると思うけど、日々の戦いで払拭していきたいね」
――タッグ王者としての優勝については?
▼諏訪魔「完全制覇かなと思うけど、リーグ戦で唯一、1敗してる秋山と大森が汚点として残ってるけど、来年片づけたいね」
――大阪で開幕し、大阪で優勝戦となったが?
▼諏訪魔「大阪というのは俺にとって思い入れのある土地。ブードゥー入ったのも大阪だし、特別な思い入れがあるんでうれしいですよ」
今日は先週の大日本に続いて2週連続の現場出動、全日本プロレスを観戦するために大阪ボディーメーカーコロシアムを訪れたが、同会場を訪れるのは半年ぶりとなる。観客は出足が悪かったのかあまり並んでいなかったが開場して時間が経過すると用意された席がほとんど埋まり、実数発表ながらも超満員札止めを記録した。
最強タッグリーグの決勝には諏訪魔、ドーリングのEvolutionと潮崎、宮原のXceedが進出、2日の後楽園大会では30分時間切れ引き分けとなったが、事実上の決着戦となった。試合開始は諏訪魔と潮崎でスタートとなったが、開始と同時に諏訪魔がラリアットからのジャーマンで奇襲をかけ、機先を制せられた潮崎は豪腕ラリアットで応戦するも慌てて場外へとエスケープし呼吸を整える。宮原とドーリングはドーリングのエルボーに喰らいつくように宮原も応戦するが、場外戦となるとドーリングが鉄柵ホイップで宮原を叩きつけ、諏訪魔も万力スリーパーで潮崎を絞め落としてしまう。潮崎が倒れこんでいる間にEvolutionは宮原に集中砲火を浴びせ、和田京平レフェリーに「起きろ!潮崎!」と激を飛ばされ蘇生した潮崎も救出に駆けつけるが返り討ちにされてしまう。集中砲火を浴びた宮原だったがフライングショルダーでやっと反撃すると、交代を受けた潮崎がドーリングにフィッシャーマンズバスターから逆水平を乱打するも、交代を受けた諏訪魔が猛ラッシュをかけて潮崎を追い詰めていく、宮原の援護を受けた潮崎は宮原とのダブルトラースキックや雪崩式フランケンシュタイナー、豪腕ラリアットからリミットブレイクを狙ったが勝負が早かったのか踏ん張られ、諏訪魔はキャプチュードで返す。交代した宮原はトラースキックを放つが諏訪魔はパワースラムからのラリアットの連発、救出に駆けつけた潮崎をドーリングが捕らえると、諏訪魔が宮原にラストライド、ドーリングが潮崎にレボリューションボムを狙うが、Xceedの二人は同時フランケンシュタイナーで返す。4者が入り乱れると、潮崎は宮原に勝負を託し宮原も期待に応えるかのように潮崎の豪腕ラリアットの援護を受けてから二段式ジャーマンを決めるが、続いてのブレイブハートは踏ん張られてしまう、潮崎の2度の援護で宮原が諏訪魔を丸め込むが、諏訪魔はラリアットからのバックドロップで抵抗する宮原を黙らせるとドーリングも潮崎を捕らえ、最後は改めて諏訪魔が宮原をラストライド、ドーリングが潮崎にレポリューションボムの同時攻撃を決め、試合権利のあった諏訪魔が宮原をカバーして3カウント、Evolutionが世界タッグ王者として最強タッグを制覇し、諏訪魔も初優勝となった。また敗れたXceedは宮原は確かに上の選手に喰らいつけるようにはなっていたが、それ以上がない、それが今回の敗因でもあり宮原自身のレベルアップが今後の課題だと改めて痛感させられた。
他の試合を振り返ると第4試合では金丸が世界ジュニアベルト、ウルティモがインタージュニアベルトを持参して登場し互いに威嚇しあった、試合はウルティモがアサイDDTでSUSHIを降し、金丸に対して改めて統一戦をアピールした。
セミでは曙が吉江の肉弾攻撃をはじき返し、ボディープレスの連打で完勝。試合後はリーグ戦では曙から3カウントを奪っている大森が三冠王座挑戦を表明した。
試合後は潮崎組、DK軍、AAA軍以外のチームが揃って記念撮影となり、最強タッグでは恒例となった山下達郎の『クリスマスイブ』が流れて最強タッグは閉幕となったが、今年の全日本のことは後日更新するとして、全日本はあとファン感謝デーを残しているが、今年最後はハッピーエンドで終われたという気分でもあり、また全日本プロレスにはパワーが残っていることを実感させられた大会だった。
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