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伊賀プロレス通信24時「日常茶飯事(ちゃはんじ)」

略して「イガプロ!」、三重県伊賀市に住むプロレスファンのプロレスブログ!

曙が全日本プロレスに正式入団!新体制も内定で仕切りなおしも・・・・

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曙が全日本プロレスに正式入団!新体制も内定で仕切りなおしも・・・・

<プロレス格闘技DXより>
曙が6日、都内・全日本事務所で会見し、9月1日付で全日本に入団したと発表。所属としての初陣となる『王道トーナメント〜2013オープン選手権〜』を制し、10・27両国大会での三冠戦実現を見据えた曙は、同席した白石伸生社長、渕正信取締役相談役に期待を寄せられ、「オーナーの期待通りにできるかわからないですけど、残りのプロレス人生暴れたい」と新生・全日本の看板を背負って戦っていく覚悟を示した。

 大相撲・第64代横綱の曙は2005年にプロレスデビュー。全日本を主戦場に、新日本、ノア、ZERO1などに参戦。フリーとして幅広い活動を繰り広げてきた。

  全日本参戦から8年近くが経過し、9月1日付で全日本の所属選手となることが決まった。一番の決め手となったのは白石社長の熱意だった。新生・全日本が誕生した今年7月、白石社長は「強い選手が報われる団体にしたい。絶対的な切り札として入団して頂きたいと思っていた選手」として曙に入団を打診。曙も「分裂して最初にオファーがあったのは今の全日本だし、熱い気持ちが伝わって、それも一番決めた理由」と快諾した。

  所属となったことで、これからは全日本の歴史ある看板を背負って戦っていくことになる。現在44歳の曙は現役生活が決して長くないことを意識。7月から新生・全日本に参戦し、「みんな同じゴールに向かって力を合わせて頑張ってるのを感じてる。そういうのみてると僕も一緒になって何か作りたい」との思いにも駆られ、「残りのプロレス人生暴れたいですね。暴れていいよって(場を)作ってくれるところが新生・全日本」と再出発にかける覚悟を口にした。

  入団後の曙にさっそく大舞台が訪れる。今月11日開幕の『王道トーナメント〜2013オープン選手権〜』だ。しかも9・11後楽園の初戦では秋山準と対決。今年4月のチャンピオン・カーニバル公式戦以来2度目の一騎打ちで、前回は曙が勝利している。所属としての初陣でいきなりの大一番。「初日から秋山戦。そのあとも相当なメンバーがいますからね。こういうのが大好き」と闘争心を燃やした曙は、「甘い話ではないんですけど、優勝して三冠ももちろん獲りたいんですけど、やっぱり国技館で獲りたいのが一番強い。9月を頑張って実現させたい」とトーナメント制覇を成し遂げ、故郷・両国(10・27)での三冠王座再挑戦を見据えた。

  文字通りの大型戦力獲得に全日本がかける期待も大きい。「正式に入団してくれて、参戦してくれるというのは、ファンの皆さんに夢を与えることができて、うれしい限り」と渕取締役が喜びを口にすれば、2ヶ月かけて口説き落とした白石社長も「最強のファイターとして全日本の看板を背負っていただける。どこか遠慮がちなファイトで、フルパワー全開のファイトができてなかったのかなと。私は曙選手のリミッターを外した戦いをみたい」とリクエストした。

  これには曙も「久しぶりにこれだけのプレッシャーの中で戦えるのは曙にとってもいい機会なんで、ギブ・アンド・テイクで頑張っていきたい」と誓うばかり。初めて団体の看板を背負った元横綱が残されたレスラー人生をかけて新生・全日本の発展に尽くす。


【曙の話】「今日から全日本プロレスの看板を背負って一生懸命、頑張りますので、よろしくお願いします。(入団を決めた一番の理由は?)白石オーナーの熱い言葉ですね。今までフリーでやってきて、何か目標があって目指したりとか、そういうのを失ってたんじゃないかなと自分の中で思って、残りが少ないんで、いつもマスコミの皆さんに言ってるけど、伝統の三冠のベルトを獲るまでやりたいと思ってる。前の全日本と今の全日本があった時、まさか呼ばれると思わなくて、白石オーナーからも連絡がありまして、相談したいことがあると。正直言うとびっくりしましたよね。打ち合わせの時の話で熱い気持ちが伝わって、それも一番決めた理由ですね。(決断にいたるまで迷った?)やっぱり迷いましたけど、正直言うと分裂して最初にオファーがあったのは今の全日本だし、オーナーが言ったように、まだ遠慮した試合運びをしてるかもしれない。それを本当にオーナーの期待通りにできるかわからないですけど、残りのプロレス人生暴れたいですね。暴れていいよって(場を)作ってくれるところが新生・全日本。(新生・全日本に上がって感じたことは?)確か現場の雰囲気が違いますね。現場の雰囲気が違うところが試合にも出ますね。みんな伸び伸びというんじゃなくて、僕にとって今、好きな試合、やりたいことをやらせてもらってる。フリーだったんで、会社内とかわからないんだけど、前までは控室にくるとみんな暗いし、暗い部分もリング上に出てた。今はそれが全くないんで。みんな同じゴールに向かって力を合わせて頑張ってるのを感じてる。そういうのみてると僕も一緒になって何か作りたいなと。(所属とフリーで気持ちの変化は?)今、正直言うとめちゃくちゃ緊張してますね。もちろんオーナーとミーティングさせてもらったんですけど、ここまで大きな期待をされてるというのは改めて感じまして、その期待にちゃんと応えられるように、今からそういう選手になっていきたいなと思います。(入団初戦が王道トーナメント1回戦で秋山戦となるが?)チャンピオン・カーニバルでやってるし、やっぱり秋山選手はプロレス界の横綱だし、本当に自分が生意気なことに聞こえるかもしれないけど、やっぱり曙はこれぐらいの試合じゃなきゃダメだって。今まで自分の中でありましたけど、今回も初日から秋山戦。そのあとも相当なメンバーがいますからね。こういうのが大好きというか。(優勝すれば三冠挑戦も見えてくるが?)それはそれとして置いておいて、まずは9月の王道トーナメント、十分暴れたいですね。(三冠戴冠は大目標の一つでは?)入った時から言ってるんで。甘い話ではないんですけど、優勝して三冠ももちろん獲りたいんですけど、やっぱり国技館で獲りたいのが一番強い。9月を頑張って実現させたい。(白石社長、渕取締役から大きな期待を寄せられたが?)新生・全日本のために頑張りたいし、久しぶりにこれだけのプレッシャーの中で戦えるのは曙にとってもいい機会なんで、ギブ・アンド・テイクで頑張っていきたいと思います」

 

 【白石社長の話】「本日は私の一番、新生・全日本になって現在、諏訪魔選手、秋山選手筆頭に徐々にではありますけど、感動、信頼、それから感謝というキーワードの元にお客様の信頼を得られるように選手たちがリング上で頑張ってます。もう一つ全日本を復活させたいテーマがあります。外国人選手が冷遇される団体もありますが、全日本は一時期、外国人天国といわれたように、常に公明正大にファイトを展開して、強い選手が報われる団体にしたい。絶対的な切り札として入団して頂きたいと思っていた選手が曙選手でした。日本古来の大相撲で頂点を極めた横綱で、それだけでも十分な勲章ですけど、プロレスの世界にも入ってこられて、各方面で大活躍されています。新生・全日本としては核となる外国人選手、最強というキーワードにふさわしい選手、所属になっていただきたいと思っていた選手でした。芸能でもプロレスの世界でも大活躍されていますし、あえて所属になる意義が少ないかもしれません。日本伝統をしっかり理解されていることもあって、古くて伝統のある全日本の王道を理解して頂き、所属になっても構わないという言葉を2ヶ月かかりましたけど、やっといただきまして、今日晴れて曙選手の入団を発表できることになりました。決まったスケジュールはありますけど、秋口ぐらいから基本的に全日本一本でファイトして頂きますし、今、秋山選手や諏訪魔選手、潮崎選手、ジョー選手、三冠に挑戦するメインイベンタークラスはたくさんいますが、新四天王があるとしたら、間違いなくその中の一人に入れるだけの度量と勇気と器とレスラーとして一番大事な人格を持っている。大相撲時代から一番大好きで尊敬できる人でした。入団して頂いて誇りに思いますし、これから最強のファイターとして全日本の看板を背負っていただけると思います。(いつ頃から入団の話を進めていた?)6月30日の両国で全日本は二つに分かれ、7月一日から新生・全日本がスタートを切りました。曙選手については昨年11月一日に全日本を買収した時から。そもそも全日本というのは強い者が勝つ。その一言。それがたぶんジョー選手についても曙選手についても、どこか遠慮がちなファイトで、フルパワー全開のファイトができてなかったのかなと観客としてみてて感じてました。私の体制で全力、全開のファイトをしてもらいたいと、6月ぐらいから残るだけじゃなく、所属も考えてもらいたいとお願いしました。あの相撲の世界で頂点を極めたのは生半可なものじゃない。しかもこれだけの立派な体格もありますので、曙選手がもしいろんな遠慮を取り払って全力ファイトを展開した時、無限大の可能性を秘めていると思います。新生・全日本に絶対必要な人と思い、連絡させて頂き、私のビジョンと思いを話させて頂き、やっと理解して頂けたと。フリー時代に契約したものもいくつかあると思うんで、年内はいくつかこなさなければいけない試合もあると聞いてます。そういうのが徐々になくなって、来年以降は全日本一本が原則。心は穏やかで優しい方ですから、ファイトを見てると相手を壊しちゃいけないという部分が多少あったのかなと。私は曙選手に入って頂くにあたって、フルパワーでいっていただいて構わない。相手が壊れてしまったら会社として責任もって面倒見ます。リングの上では遠慮はしない。とことん力と力、技と技、心と心でぶつかっていただくと。そこは相撲の心技体と同じ。私は曙選手のリミッターを外した戦いをみたい。横綱の張り手は大相撲の世界で一発で1トンといわれているもんですから、曙選手のリミッターを外したフルパワーがどれぐらいのものか、今回の王道トーナメントで全貌が現れると思います」


 【渕の話】「曙選手がこうして正式に入団してくれるというのは、全日本にとってもうれしいことであり、また大きな力になる。本当に頼りになるというかね。そして次期シリーズはオープントーナメントという大きなシリーズがありますので、そこから正式に入団してくれて、参戦してくれるというのは、ファンの皆さんに夢を与えることができて、うれしい限りです。曙選手に関しては今が全盛期だと思う。いろんなチャンピオン・カーニバルとかリーグ戦にも出場したんだけど、今回の王道トーナメントは1回負けたら終わり。それに正式入団して出場するという心意気に僕自身、感動している部分があります。その力を今回、発揮してもらいたいという気持ちプラス、秋山自身は今年優勝してるんだけど、唯一負けてるのが曙なんだよね。そういう意味でこの1回戦は決して油断できない、1回戦としては一番の好カードだと思います。優勝11回だっけ、相撲とプロレスは違うかもしれないけど、1回負けたら終わり敗者復活戦もなし。一発勝負に慣れてる曙選手がどう爆発するか、僕自身、期待がありますし、この時期に正式入団してくれて、新生・全日本にとって凄い戦力になると思ってます」


 全日本プロレスが会見を開き曙の入団を発表した。曙はフリーとして全日本、ZERO1を主戦場にしてきたが、今回は白石オーナーのラブコールを受けた形での入団とされているが曙に入団を薦めていたのは諏訪魔で、諏訪魔も白石オーナーや井上博太取締役に獲得を進言したことで実現の形となった。曙はレスラーとしての力量だけでなく元・横綱という知名度の高さを考えると、全日本にとっても大きな戦力になると思う。


 また東京スポーツ誌上では井上取締役が社長を辞任する白石オーナーに代わって社長に就任することが報じられた。井上取締役は週刊プロレスでも特集されたとおり、白石オーナーとは正反対の常識人で、選手からも信任されていることから社長就任となった。


 次期社長に関しては渕は社長・諏訪魔と副社長・秋山準の選手主導の体制を推していたが、秋山が固辞したことで断念、自分もまだ諏訪魔では全体のリーダーシップとりきれていないことを考えるとまだ早いと思っていたが、井上氏の起用は妥当といったところだと思う。


 新体制がほぼ内定したことで全日本も「王道トーナメント」から仕切りなおしとなるが、問題は白石オーナーの推進する“ガチプロレス”路線は棚上げという形で見直され、“王道復古”路線が推進されること、会見でも口には出さなかったが白石オーナーのコメントを見る限りではまだ“ガチプロレス”は捨て切れていない、新社長に就任する井上氏は白石オーナーを止められるか、新体制となり曙入団という明るい話題が出来たが、まだ不安は拭いきれていない・・・

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