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伊賀プロレス通信24時「日常茶飯事(ちゃはんじ)」

略して「イガプロ!」、三重県伊賀市に住むプロレスファンのプロレスブログ!

春の本場所チャンピオンカーニバル開幕、秋山準とKENSOが示した“王道プロレス”・・・しかし白石オーナーが武藤敬司と揉め途中退席

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春の本場所チャンピオンカーニバル開幕、秋山準とKENSOが示した“王道プロレス”・・・しかし白石オーナーが武藤敬司と揉め途中退席

 春の本場所であるチャンピオンカーニバルが開幕、開幕戦では今年こそチャンカン制覇を目指す秋山準とKENSOが対戦、特にKENSOは白石伸生オーナーから“ガチプロレスが出来ない”とリストラ対象に挙げられただけでなく3月17日両国のリング上で殴打されてから、オーナーへ対する意地なのか熱い試合を見せ始めていた。試合は秋山がKENSOの本気を試すかのようにガンガン攻める足殺しを中心として先手を奪うと、KENSOは強烈な張り手で必死で応戦し秋山をグラつかせる、終盤にはKENSOが投げ放しジャーマンという秋山にとって想定外の技を見せるとエクスプロイダーを凌いでから葉隠れで勝負に出るが、秋山はラリアットからランニングニーで返すと最後はグーパンチからのリストクラッチ式エクスプロイダーで3カウント、KENSOは惜しくも敗れたが、秋山が見せたことないグーパンチを出しリストクラッチ式を出したということはKENSOの凄さというものを認めたということだと思う。またこれが“ガチプロレス”なのかというと、これも意識したプロレスの一つ、秋山にしてもKENSOを本気を引き出すためだけでなくガンガン攻めた方が客が盛り上がると考えているし、KENSOもファンに対するアピールも忘れてはいなかった、秋山のやった試合は馬場さんの“王道プロレス”であり、KENSOも海外マットを経験しているせいもあって馬場さんから学ばなくても“王道プロレス”というものをやっていた。


 しかし次の試合である真田聖也vs大森隆男戦で事件が起きてしまった、試合内容を巡って白石オーナーが試合後に真田と大森、そして武藤敬司と揉め、キレてしまったのか途中退席し会場を後にしてしまったというのだ、白石オーナーはFBで全日本側に対して暴言を更新していることから、武藤らに暴言を吐いて去っていったのではと思う、試合内容を見てもオーソドックスな立ち上がりだったせいもあって、前に組まれていた秋山vsKENSOよりも観客のテンションが下がり、その空気を引きずったままで試合が進んでしまったのではと思う、これもプロレスの難しさでもあるが前の試合が内容が良いと、次の試合がそれ以上なものを求められてしまう、本人らにしてみれば自分らの試合をしたに過ぎないのだろうが、そういった意味では損をしてしまったのかもしれない、またオーナーも選手に直接文句を言ったのはまずかったし、文句を言うのであればマッチメークしたブッカーに文句を言うべきだったと思う。


 船木誠勝vsKAIはその嫌な空気をKAIが奇襲を仕掛けることで断ち切ることが出来た、KAIにしても肉体改造に成功して戦列に戻ったがいい内容を残せていなかった、KAIの奇襲は船木を本気にさせようという意識があったのかもしれない、KAIの考えが伝わったのか船木は強烈なローキックを浴びせてから関節技を中心として徹底として足殺しを展開、KAIを徹底的に痛めつけにかかり、KAIもヘビー級に転向したということで垂直落下式のパワースラムやブレーンバスターなどで試合の流れを変えようとする、終盤には船木の掌打を耐え切ったKAIが延髄斬りからテリー・ゴーディ式のパワーボムで勝負に出るが、スプラッシュプランチャが自爆に終わると船木が打撃のラッシュやバックドロップ、顔面へのローキックと畳み掛け、最後はハイブリットブラスターで勝利となったが、船木を本気にさせたのもKAIの成長なのかなと思わせた試合だった。


 メインの諏訪魔vs潮崎豪は期待通りの肉弾戦でタイトルマッチのような雰囲気をかもし出していた、静かな立ち上がりだったが序盤から二人の意地がぶつかり合っていたが、怪物ぶりをアピールする諏訪魔に対し、熱くなりながらもインサイドワークを駆使して冷静さを崩さなかった潮崎と好対照だったが、好対照な分噛み合っていたのかもしれない。終盤には諏訪魔がダブルチョップから投げ放しジャーマンの連打など大技をラッシュするが、ラストライドをフランケンシュタイナーで切り返した潮崎も剛腕ラリアットの連打で反撃、残り時間も少なくなるも二人は譲らず意地の張り合いが続き、両者ダウンとなったところでフルタイムドロー、期待通りの試合でもあり30分では足りない、三冠をかけた試合を見て見たいと思わせる試合だった。


 しかし肝心の白石オーナーは最前列で見ていたのにも関わらず武藤らと揉めたせいでセミとメインを見ずに途中退席して会場を後にしてしまったが、後になって試合の評判を聞いたのか「落ち着いてみて。皆さん、すみませんでした。 明後日のチャンカン二日目。 諦めずに、群馬に行きます! 全選手の意識改革が浸透するまで! 全日本が、プロレス界ナンバー1になるまで。でないと、勝ち負け無視して、プロレス界のルールを無視してまで、戦ってくれたKENSOに対して申し訳ない。千里の道も一歩から。頑張ります!」と謝罪していたが、本当にこのオーナーは大丈夫なのかと思うし、だから週刊プロレスの佐藤正行編集長から短絡的と言われるのだではと思う、オーナーならドンと構えて欲しいのだが・・・

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