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伊賀プロレス通信24時「日常茶飯事(ちゃはんじ)」

略して「イガプロ!」、三重県伊賀市に住むプロレスファンのプロレスブログ!

大森の足殺しに耐えた曙が三冠王座死守!渕が自らの勝利で還暦マッチを制した!

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大森の足殺しに耐えた曙が三冠王座死守!渕が自らの勝利で還暦マッチを制した!

1月3日 全日本プロレス「ニューイヤーウォーズ2014」後楽園ホール 880人


<試合後のコメントなどはプロレス格闘技DXより>
◇第1試合◇
▼20分1本
石井慧介 △入江茂弘(20分00秒 時間切れ引き分け)△鈴木鼓太郎 青木篤志


◇第2試合◇
▼30分1本
○タイソン・デュークス(7分54秒 横入り式エビ固め)Xジョン・ボレン


◇第3試合◇
▼30分1本
○KENSO 長井満也 (10分05秒 片エビ固め)西村修 X土方隆司
※葉隠れ


【長井の話】「KENSOが全日本でヒールになって、面白くやってるっていうからよ、今日はKENSOの味見に来たけど、ヒールで言ったらもうちょっとだな。これじゃ、俺が全日本に来て、アイツとタッグを組むまでもないかもしれねぇな。まあ、気が向いたらまたタッグを組むし、やってて面白くないと思ったらKENSOと戦うよ。今日はそんなところだな」
※KENSOはノーコメント


【西村の話】「無我ワールド以来、長井さんと接触しましたけど、勢いは衰えてないですね。いろんなわだかまりがある中、あれから6年ぐらい経ったんですかね。吉江にしろ、長井さんにしろ、未だに納得いってないでしょうけど、次はこうはいきませんよ」


 【土方の話】「最後、何ですか? フィッシャーマンまでは覚えてるんですけど、後味悪い試合ですね。西村さん申し訳なかったです。悪いことしたいんだったら俺もありますよ。受けて立ちますよ」

 

◇第4試合◇
▼30分1本
○潮崎豪 宮原健斗(13分54秒 体固め)ウルティモ・ドラゴン X佐藤光留
※ゴーフラッシャー


◇第5試合◇
▼GAORA TVチャンピオン/60分1本
[第3代王者]
○SUSHI (12分02秒 エビ固め)[挑戦者]X高尾蒼馬
※カツオの一本釣り
☆SUSHIが初防衛に成功


◇第6試合◇  
▼渕正信還暦記念特別試合/60分1本
諏訪魔 太陽ケア ○渕正信(26分43秒 首固め)秋山準 金丸義信 X井上雅央


<試合後>
渕、「疲れた。いやぁ疲れた。吐きそうだ…16年前に馬場さんの還暦記念試合に参戦しまして、対戦相手を務めましたが、まさか自分が記念試合に出れるとは思ってなかった。60は本当におじいちゃんって感じがしたんですが、実際なってみるとそんな気がしません。皆さん、60歳になって、今年で40周年。現役で迎えられて自分は幸せです。今日の試合は本当にハードでした。今日は本当にありがとうございました」


<バックステージにて>
【渕の話】「(諏訪魔とケアに対して)リング上では2人にお礼は言えなかったけど、ありがとうな。今日は厳しかった。途中で折れそうな気持ちを、お客さんの声援で立ち直れたという感じの試合だったね。腰が痛いとかさ、首が痛いというのはもちろんあったんだけど、心臓が今日はきつかった。何よりも息が上がってきつかった。スタミナは落ちたねぇ。まさかあのままタッチさせられないで、そのままひとりで行くとは思わなかったよ。わざと頑張れ頑張れって、逆にケツを押されたような感じだよ。(赤いちゃんちゃんこを着た気分は?)まだ実感が湧かないですね。(同じ団体で40年間やってきたことについては?)そうだね、感慨深いものがありますね。(久々にドロップキックも飛び出したが?)自然に出ちゃったね。1発やったからいいやと思ったら、自然に2発いっちゃって。もういいやと思ったら、秋山が押さえられてて、夢中でやっちゃった。3連発なんていつ以来だろう? 井上もあんなにしつこくスモールパッケージを返さなくていいのにさ。最後はきつかったよ。あいつらはもっとやりたかったのかな。(まだまだ現役で行けそう?)いや、今日の試合をやったらもうきついや。あんな試合はこれからできないよ、ハッキリ言って。自分ではまだまだできるつもりで、リング上ではそういう風に言っちゃったけど。まあ、まだまだ引退はしませんので、これからもよろしくお願いします。(結婚の予定は?)毎年言ってるけど、それが今年の目標です」
 
 
◇第7試合◇
▼三冠ヘビー級選手権試合/60分1本
[第47代王者]○曙(14分22秒 体固め)[挑戦者]X大森隆男
※ヨコヅナインパクト
☆曙が2度目の防衛に成功  


【曙の話】「(厳しい戦いとなったが?)狙った通りの試合。もう大森さんってみんなが思っているよりもただ者じゃないですよ。前哨戦を使って、よく考えて試合を組み立てるんで。今日皆さんが見た通り、足を攻めて。弱点の一番弱いところですよね。ピンポイントに狙ってきて、本当にやばかったです。(それをはね除けて勝利したが?)目指しているのは王道なんで。受けて立って返す。その王道の中に曙道も心に入れてやっているんで。まあ、タフではあったんですけど、2回も負けているし、直接フォールを取られているんで、もう何としても勝ちたかったですね。(初めてベルトを腰に巻いた感触は?)気持ちいいもんですね。やっぱり自分の中では今まで腰に巻くと言ったら綱なんで。なんて言ったらいいですかね、そう簡単には巻けるもんじゃないんですね。10月に取った時点ではエクステンションもなかったし。今日は多少エクステンションを付けてもらったんですけど、やっぱり手で持った時と腰に巻いている時の重さは何倍も違いますね。今日は2014年の初防衛戦なんで、今まで持っていたガウンも出して、見た目もチャンピオンらしい姿を今日披露したかったんですよ。上手く出たかどうかはわからないですけど、とりあえず防衛はしましたね。(横綱、大関クラスを倒したことになるが、次に倒すべき敵は?)でもね、自分の中ではまだいるんですよ。まだいるんですけど、可能かどうかはわからないですね。自分がやりたかった人たちは全部ほとんどやりましたから、次はまったく想像つかないですよ。(全日本外から来ても?)全日本外から来た方が燃えると思うんで。僕も去年の9月までは全日本外だったんで、みんなが自分に向かってくる気持ちはその時と一緒になると思うんですよね。いやあ、正月から凄いね。ひとつ聞いていいですか? ベルトを巻いている姿はどうだった? (記者からの高評価を聞き)腰に付けた時には緊張しましたね。言うのは口だけじゃないんですけど、あれを思い出したんですよね。(相撲時代に)綱を引っ張ってくる時の、若い衆が腰をグッとやっている感覚。久しぶりにその気持ちになりましたね。付けている時、気持ちが変わるんですね。ここに付いてるとまったく違うんです。まだまだシリーズ始まったばっかりなんで、頑張ります。来週防衛戦とか言われないように頑張ります」


 【大森の話】「俺はよ、今持っている大森隆男全部を懸けて戦った。見たか、結果を。俺の完敗だよ。結果が全てだよ。結果が全てなんだ。けどよ、腐っちゃいねぇぞ。何でかわかるか? 俺は負けても負けても諦めない。なぜならそれが…なぜならそれがワイルドだからだ! 俺は何のために戦っているか。ワイルドを極めるためだ。俺はブレないぞ。絶対に倒してやるからな」


 メインは曙の保持する三冠王座に大森が挑戦。エルボードロップで先手を奪った曙はスリーパーで絞めあげるが、ショルダータックルをかわした大森は左膝殺しで反撃し、エプロンに立った曙の左膝めがけてアックスボンバーを放つなど曙の下半身を崩しにかかる。大森はアックスボンバーを炸裂させるが2日の後楽園で披露したスライディング式アックスボンバーは曙がノド輪で阻止してチョークスラムを炸裂させると、再度のアックスボンバーをラリアットで阻止した曙がボディスプレスの連打からのヨコヅナインパクトで3カウントを奪い王座を防衛、大森はまたしても三冠奪取はならなかった。

 

 セミでは14日で還暦を迎える渕の還暦記念試合が行われ、先発を買って出た渕は秋山相手にカニ挟みで転がせば、金丸にはサーフボードストレッチで捕らえるなどして攻勢に出るも、秋山と金丸は渕を捕まえて場外でのハイジャックパイルドライバーを敢行し、その後も雅央も加わって集中砲火を浴びせる。
だが交代した諏訪魔、ケアが試合を盛り返すと渕は金丸、雅央、秋山とボディースラムを連発するが、秋山のエクスプロイダーを食らってしまい再び窮地に立たされる、諏訪魔の援護を受けた渕はドロップキックを連発、雅央にはバックドロップを連発してから首固めの連発で3カウントを奪い還暦記念試合を勝利で飾った。


 天龍源一郎や長州力が60歳を越え、60代のプロレスラーも珍しくはなくなったが、渕も全日本一筋で60代を迎えるとは思わなかったのではと思う、6人タッグながらも26分も試合が出来て秋山らも容赦なく痛めつけたということはまだまだやれるという証拠、全日本の生き字引的存在なだけにまだもう少し続けてほしい

 

 開幕戦で潮崎に敗れたKENSOはフリー参戦の長井と組んで西村、土方の議員コンビと対戦、KENSO組が奇襲をかけると長井は無我ワールドプロレスリングで遺恨がある西村に積極的に絡み、勢いに押されたのかKENSOもアシストに徹するも、KENSOと長井は好連係を披露して試合の主導権を握る、最後はKENSOが腰紐でのチョーク攻撃から葉隠れで土方を下すも、試合後にはレフェリーやリングアナを襲撃するなどやりたい放題で長井も呆れて一人で退場し本格的に組むかどうかは保留とした。長井もヒールや反体制ユニットなどに属してきたがKENSOがどういう方向性なのか見定めないと結論は出せないのではと思う。


 全日本の2014年度もスタート、実数とはいえ地方では超満員や満員マークはつくが都内はまだまだといったところ、だから後楽園2連戦ではタイトルマッチを組んだのだろうが・・・上向いてはいるものの厳しい状況には変わりない。

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