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伊賀プロレス通信24時「日常茶飯事(ちゃはんじ)」

略して「イガプロ!」、三重県伊賀市に住むプロレスファンのプロレスブログ!

内田社長が退任、白石オーナーが撤退で武藤が復権も・・・

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内田社長が退任、白石オーナーが撤退で武藤が復権も・・・


(プロレス・格闘技DXより)
  今月29日、白石オーナーは自身のFACEBOOK上で4月30日付で内田社長が退任すると記した。これを受けて内田社長は事実と異なる点もあって、この日の会見で状況を説明した。

 
 内田社長によると、10日ほど前に武藤会長とともに白石オーナーと会談を持ったという。「いろんな方面から白石さんの発言やFACEBOOKにより不安が立っておりましたし、選手たちへの影響もよくない」と判断した内田社長は、「代表権を持っている私が代表権を武藤会長にお戻しし、武藤会長のお力でまた立て直してもらいたい」と決意。白石オーナーも所有する全日本プロレスシステムズの株式100%を武藤会長に譲渡することに合意し、その方向で話し合いを進めていることを明かした。

 
 株式譲渡が実現すれば、内田社長は代表取締役の座を退き、武藤会長に全日本を託すつもり。すんなり事が進めば早くて5月いっぱいにも新たに武藤体制が誕生することになる。全ては全日本を立て直していくため。「残念ながら選手とオーナーの間に信頼関係はないですよ。そこが一番の致命傷じゃないですか」と現状を憂う内田社長は、一日も早い体制移行を望んでいる。

 
【内田社長の話】「昨日の夜あたりから白石さんのFACE BOOKなどで私の辞任について書かれているということで、いろんな方から問い合わせがありました。10日ほど前に私と武藤会長で白石オーナーと会いまして、その時に全日本プロレスの前途についていろんな方面から白石さんの発言やFACEBOOKにより不安が立っておりましたし、選手たちへの影響もよくない。全日本を武藤会長にお返しするという話が進んでおります。条件などをつめている中で、お返しするんであれば、代表取締役、代表権を持っている私が代表権を武藤会長にお戻しし、武藤会長のお力でまた立て直してもらいたい。もちろんそれは過去に戻すのではなくて、当然、武藤会長の陣頭指揮の下、バーニングを含めて新しい戦力、成長してきた真田、KAIもいます。新しく立て直していこうというところで話し合いが持たれて、その上での代表取締役辞任です。辞して代表権を渡すのは武藤会長以外にいませんし、そういう形で話が進んでおりますので、誤解のないよう皆さんにお話しておこうと思い、お時間をちょうだいしました。私はFACEBOOKを見ないもんですから、何がどうなってるかわかりませんが、真実はここです。その件について選手も賛同しています。(今後、全日本に籍を置き続ける?)わからない。僕も代表になる前から長くやってましたから。台湾とかメキシコの件もあり、残務もありますので、請われれば協力はする形です。武藤さんとはもともとビジネスパートナーじゃなく友人から始まってるので、簡単に辞めますとはならない。移管してからの話なので、僕が今残りますよというより、まずは全日本を健全な形で武藤さんに譲っていただくということですね。早ければ早い方が。(時期的には?)昨日の話だと5月いっぱいという話をしてましたね。それは条件が整った時の話になると思います。(株式をすべて武藤に戻すと?)譲渡されるんじゃないですかね。残念ながら選手とオーナーの間に信頼関係はないですよ。そこが一番の致命傷じゃないですか」


 全日本プロレスが会見を行い次期シリーズである「RISE UP TOUR2013」の一部カードと6月30日両国大会で三冠統一ヘビー級選手権(王者)諏訪魔vs(挑戦者)秋山準が行われることを発表、それと同時に社長である内田雅之氏が退任、株を所有していた白石伸生氏が株を武藤敬司に譲渡することで経営から退き、武藤が代表取締役兼社長に復権することが発表された。


 昨日のブログでも取り上げていたとおり白石氏はチャンピオンカーニバル終了後に内田氏を社長から解任したことを発表し、SPから社長を据え、またマッチメークしていた武藤、カズ・ハヤシらを解任しKENSO、秋山、蝶野正洋、近藤による合議制にすることを発表しており、バックステージでも武藤ら選手達と口論になっていたことを明かしていた。


 気になる点は白石オーナーが全日本プロレスの株を武藤に戻すことを10日前から話し合っていたこと、白石オーナーは自分の子飼いを社長に据え、武藤を役職から降ろすことを昨日明かしていたことから話が食い違っている感じがする。


 しかし白石氏の今までの言動を考えると、その場で話し合って決定しても
、気分次第では決定したことが覆ることもあったことから、KENSOの強制引退の件で逆ギレした白石氏が武藤にはやっぱり任せられないと撤回に動いたということなのか、白石氏は会見の後でもFBで「私は、株式を売るつもりはない。
 ただし、ファンとレスラーが望むなら、喜んで嫁に出そう! 改革は何も進んでいない。 5月中には、蹴りをつけたいと思う。 時には、おおなたを振るってでも。」
と株譲渡の話は認め、少し前には「新団体、私が、武藤会長と決裂した場合、武藤さんについていき、退団するのは、5人。みな、全日本の看板が好きみたいだ。」と全日本の分裂を予告し抵抗の意志を示していることから、スンナリと譲渡とはいかないようだ。


 結果的には内田氏が白石氏と刺し違えた形で武藤が復権となったが、内田氏も現場に常に帯同し、選手が他団体に出場した際には一緒に出向き、敵地で王座を奪取したときは選手を祝福し、ファンとのスキンシップも欠かせないなど武藤に負けないぐらいプロレスLOVEを感じさせた人物、それがこういう形で去るとなれば後味の悪さも残ってしまう。


 そして白石氏を連れてきたのは武藤だけに責任の一旦もある、武藤が復権したとしても今後のことを考えると、白石氏が退いたとしても解決したわけでない。


 最後に白石氏だが選手だけでなくファンと向き合わないままでマット界から去る形となると思う、結局白石氏の示したプロレス革命は何もかも“しょっぱい”ままで終わる、だがそれは選手やファンのせいでなく、全てはプロレスというものを理解しようとせず、選手やファンそしてマスコミとの溝を埋めようとしなかった白石氏のせいであると言いたい。

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