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伊賀プロレス通信24時「日常茶飯事(ちゃはんじ)」

略して「イガプロ!」、三重県伊賀市に住むプロレスファンのプロレスブログ!

ゼウスが三冠ヘビー、ボディガーがアジアヘビーを奪取!大阪府立はビッグガンズ祭りでワッショイワッショイ!

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ゼウスが三冠ヘビー、ボディガーがアジアヘビーを奪取!大阪府立はビッグガンズ祭りでワッショイワッショイ!


7月29日 全日本プロレス「2018 SUMMER ACTION SERIES」エディオンアリーナ大阪 2458人

(コメントなどはプロレス格闘技DX 詳細版より)
<第1試合=20分1本勝負>
○ヨシタツ ウルティモ・ドラゴン 守屋博昭 カーベル伊藤(9分12秒 片エビ固め)大森隆男 ×丸山敦 内田祥一 TORU

<第2試合=The Road to Jr.TAG BATTLE OF GLORY 30分1本勝負>
○岩本煌史 TAJIRI 中島洋平 ブラック・タイガーⅦ(15分21秒 肩固め)×青木篤志 佐藤光留 望月成晃 シュン・スカイウォーカー

<第3試合=30分1本勝負>
○ジョー・ドーリング(7分9秒 エビ固め)×ギアニー・ヴァレッタ
※レボリューションボム

<第4試合=30分1本勝負>
諏訪魔 ○石川修司 ビリーケン・キッド(11分6秒 片エビ固め)ジェイク・リー ×ディラン・ジェイムス 佐藤恵一

<第5試合 アジアヘビー級選手権試合=60分1本勝負>
【挑戦者】○ボディガー(19分26秒 片エビ固め)【第8代王者】×崔領二
※バウンズ
☆崔が4度目の防衛戦

【ボディガーの話】「獲ったぞ。あの崔領二から獲ったぞ。50のオッサンがやったったぞ。みたか。(地元でベルトを獲り、全日本でのシングル王座は初戴冠となったが?)全日本では世界タッグはナンボでもあるけど、シングルのベルトは初めて。これでシングルプレイヤーとしての株も上がると思うんで、どんどん誰でも挑戦してきたらええ。全部跳ね返したる。オヤジのパワーさく裂や。今日はもう、うまいビール飲ませてくれ(とビールを飲む) あぁ、うまい! まぁ、そういうこっちゃ!」

 【崔の話】「まぁ…年齢とかいろんな定説とかあるけど。現役で動ける限界とか、ああきたらこうくるとか、こうやったら盛り上がる、こうやったら勝てる、一流になるために何をするか。そんな理論はたぶんたくさん山のようにあると思います。けどね、Sweeperのメンバーもそうやけど、いざリング上でやるとなると相手も全力で向かってくるから、思い通りにいかない、思い通りに勝てない、思い通りに人気が出ない、思い通りな動きができない、それがプロレスかなと思います。ボディガーに対して、俺の方が若くて、ほぼ負けたことがなくて、正直、優位に立ってると思ったけど、これが勝負じゃないですかね。ここが彼のホームだとしても、俺のホームでもあるから、今回は言い訳もできないし。力道山先生から引き継いだものが、大木金太郎さんとか馬場さんに受けわたって、約40年で俺が受け継いで、それで次がボディガー。まぁ、そういうことでしょうね。勝者を称えるしかないでしょう。ありがとうございました」

<第6試合 アジアタッグ選手権試合=60分1本勝負>
【挑戦者組】野村直矢 ○青柳優馬(22分2秒 片エビ固め)【第104代王者組】×秋山準 永田裕志
※ロックスターバスター
☆秋山&永田が2度目の防衛に失敗、野村&青柳が第105代王者となる

【試合後の野村&青柳、大森】
青柳「ベルトやっと獲りました!」

野村「向こうのチャンピオンチームは本当に最強でした。最後、ほぼ2対1の状態で秋山さんに集中攻撃して、何とか最後勝つことができました」

※大森が拍手しながらやってきて

大森「野村選手、青柳選手、アジアタッグ奪取おめでとう。まずは二人の戦いぶりに敬意を表しておめでとう(野村、青柳と握手を交わす) そのアジアタッグ、俺もまだあきらめてねぇんだ。とんでもないパートナー連れてきて、一番最初に俺がそのベルト挑戦者に名乗りを上げる」

野村「やってやるよ」

青柳「やりましょうよ。とんでもないパートナー連れてきてくださいよ」

大森「誰でも文句ねぇだろ?」

青柳「文句ないですよ、大森さんがチャレンジャーなら文句ありませんよ」

野村「やってやる」

青柳「やりましょうよ。アジアタッグ選手権やりましょう」

大森「やるって言ったな?」

青柳「やるって言いましたよ」

大森「吐いたツバ飲み込むなよ。とんでもねぇパートナー、アックスボンバーズ…」

※大森は控室へ

青柳「さっそく挑戦者が名乗りを上げてきました。大森さん、間違いなくベテランで実力もある。その大森さんが言うとんでもないパートナー、楽しみですね。秋山さん、永田さんから獲った僕ら、今もう敵なしですよ。僕らが力を合わせればどんな困難だって乗り越えられますから。ねぇ?」

野村「やってやるよ」

青柳「次、決まりました。チャンピオンに休んでる暇はありません。今日の勝利に浸りたい気持ちはありますが、次のステップに進みます」

野村「もう次があるってわかってるんで、あとはまた自分ら二人で作戦会議するだけです」

青柳「あの二人から獲った以上、もうひどい試合できないし、このベルトの価値、もっともっともっと、もっともっともっと! 上げていきます」

<第7試合 三冠ヘビー級選手権試合=60分1本勝負> 
【挑戦者】○ゼウス(29分36秒 片エビ固め)【第60代王者】×宮原健斗
※ジャックハマー
☆宮原が3度目の防衛に失敗、ゼウスが第61代王者となる

【試合後のゼウス】
ゼウス「ありがとうございました。やっと5度目の挑戦で三冠王者獲ることができました。これから三冠王者にふさわしい試合を一戦一戦、重ねていき、精進してまいり、これからも全日本プロレスをもっともっと盛り上げようと思いますので、皆さん、温かいご声援をよろしくお願いします」

――初めて三冠ベルトを巻いた感触は?

ゼウス「感動しかないですね。このベルトを巻けて、凄く自信が。何か自分に自信が…」

――このベルトは全日本のトップの証だが、その責任がこれから伴うことになるが、その覚悟は?

ゼウス「覚悟はもともと三冠戦の前から決まってるんで。今日も精神統一していた時、覚悟は決まってるなって。このリングの中で命をかける覚悟はできてるなって。全身全霊、試合しようと。そのぐらいの気持ちで今日試合しました。昨日は気持ちが高ぶって一睡もできなかったんですけど、それでもやっぱり燃える自分の中の闘魂というか、魂というか、そういうものが自分の体を奮い立たせてくれて、三冠王者になれました」

――三冠王者という一つの大目標を達成し、これからの目標は?

ゼウス「一戦一戦、タイトルマッチ、三冠王者にふさわしいタイトルマッチを全身全霊の試合をして勝っていきたいと思います。まずは8月26日(流山)ですか。石川修司さんと三冠。石川修司さん、次勝った方とやると言ってたんで、石川修司さんと三冠戦。そこも全力で向かいます」

――大阪府立第1でベルトを獲れてどんな気持ち?

ゼウス「最高ですね。本当に最高です。本当に最高で、終わったあとは知ってる皆さんも知らない皆さんも握手を求めてきてくださって、そういうのも最高に気持ちいいですね。ただ、早く戻らなければ長いとか、そんなことも考えちゃったんですけど(苦笑)、一人ひとりていねいに握手しておきたかったです」

――涙を流していたようにみえたが?

ゼウス「涙はこみ上げてきましたね。涙はいつでも出ます。やっぱりいつも自分の中でいろいろな…人ってみんな同じやと思いますけど、苦しみとかに耐えて頑張ってるんで、それが自分の一つの夢が叶って、ちょっとぐらい涙を流してもいいんじゃないかなと。そういう気持ちでした」

――ここまで全日本で一番しんどかったことは?

ゼウス「しんどいって言葉はちょっと語弊があるかもしれないけど、全日本に入ってからずっと試練ですよ。1試合1試合が試練。1試合1試合、気持ち込めてやってきてるんで、1試合1試合が試練です。ずっとです。これからも続くでしょう。けどいつか楽な時も来るかもしれないですね、笑って。けど、今はまだまだしんどいというか、それでいいと思うんですよ。三冠王者がしんどないわけないでしょ。三冠王者になって、これ(ベルト)守っていくとなったら、一番努力しないとあかん。そういう場所やと思うんで。ありがとうございました!」

 今日は全日本プロレスの大阪府立体育会館大会の大ホールで開催されたビッグマッチを観戦、全日本が大阪でのビックマッチを開催するのは、2014年12月6日の世界最強タッグ決定リーグ戦最終戦以来で、この時は秋山体制がスタートしていたが、大仁田厚が参戦しながらも観客動員は1688人と大惨敗、今回は3年半ぶりの開催となったが、1階は空席があったもののよく埋まり、2階もまずまず、満員はつかなかったが大健闘なのかもしれない。

 メインは宮原の保持する三冠ヘビー級王座にゼウスが挑戦、20116年1月に諏訪魔がアキレス腱断裂で長期欠場で保持していた三冠ヘビー級王座は返上、2月12日の後楽園大会で空位となった三冠王座を巡って争ったのは宮原とゼウスで、この時の全日本は経営危機を受けて曙だけでなく潮崎豪まで退団しており、選手層が薄くなっていたことから、王座を争うのは宮原とゼウスしかいなかった。試合は宮原が勝って王座を奪取も、宮原はこの王座奪取をきっかけに全日本のエースへとのし上がったが、ゼウスはボディガーとのタッグ戦線が中心となっていった。今回はゼウスの地元である大阪での挑戦、また三冠も4度目の挑戦であることから、ゼウス自身も背水の陣で臨んだ。
 序盤は互いに出方を伺うも、ゼウスがいきなりフライングバイセップスエクスプローションを炸裂させ、場外戦へ突入、客席へゼウスを出した宮原はビックブーツを狙うが、キャッチしたゼウスが宮原の右脚を鉄柵に叩きつけ、今度は花道に宮原を連行して全力疾走をしてのバイセップスエクスプローションを狙うが、バイシクルキックで迎撃した宮原がDDTで突き刺し、更にエプロンに連行して、鉄柵めがけてのフェースクラッシャーで宮原の首に大ダメージを与える。
 リングに戻っても首攻めで宮原がリードを奪うが、ゼウスはスパインバスター、串刺しバイセップスエクスプローションからのフロントスープレックスで反撃、バイセップスエクスプローションをかわした宮原は低空ドロップキックから側頭部へのドロップキックとすぐ自身の流れの変えようとするが、串刺しブラックアウト狙いをゼウスがバイセップスエクスプローションで迎撃すると、場外へ逃れた宮原にランニングしてのプランチャを命中させる。
 今度はエプロン上での攻防となるが宮原がバイシクルキックからのブラックアウトを浴びせると、リング下から場外へのブレーンバスターを敢行、これで大ダメージを負ったゼウスにリングに戻った宮原は串刺しブラックアウトも、ゼウスは串刺しバイセップスエクスプローションで応戦、エルボー合戦も、宮原がジャーマンを繰り出せば、ゼウスはすぐ起き上がってバイセップスエクスプローションを発射、エルボーや逆水平での打撃戦を競り勝った宮原がビックブーツから垂直落下式ブレーンバスターで突き刺す。
 宮原は二段式ジャーマンを狙うが、ゼウスは格闘技の引き出しを開いて膝十字固めで切り返し、逃れた宮原にジョンウーを発射、宮原もブラックアウトで応戦して二段式ジャーマンを決めるも、シャットダウンを逃れたゼウスはバイセップスエクスプローションを炸裂させ、チョークスラムからジャックハマーが決まり、勝負あったかと思われたが、宮原はカウント2でキックアウトする。
 ゼウスはコーナーからのフライングバイセップスエクスプローションを狙うが、かわした宮原が後頭部へのブラックアウト、正面からのブラックアウト、二段式ジャーマンと畳みかけ、再度シャットダウンを狙うが、ゼウスは宮原の右膝にバックキックを浴びせて阻止、だが宮原の猛攻は止まらずブラックアウトを連発してから、再びシャットダウンを狙う。
 ところがゼウスが逃れるとボクシングの引き出しを開いて、宮原の顔面にグーパンチを浴びせ、左ハイキックを炸裂させると、バイセップスエクスプローションの連発から2度目のジャックハマーで3カウントを奪い、念願だった三冠王座を奪取した。

 第6試合では崔の保持するアジアヘビー級王座にボディガーが挑戦、エプロンでのレッグドロップからの首攻めでリードを奪ったボディガーが試合を有利に進めるも、崔もトップコーナーからの雪崩式ブレーンバスターで反撃してから赤川鉄橋を決めるも、那智の滝がかわされると、着地した崔にボディガーがスピアーを浴びせ、最後はラリアット、ハイキック、ラリアットと畳みかけた後でボディガーが崩れ気味ながらもバウンズを決め3カウントを奪い、完勝でアジア王座を奪取した。

 メイン終了後にはセコンドに着いていたボディガーがゼウスの腰に三冠ベルトを巻けば、ゼウスもボディガーの肩にかけていたアジアヘビー級王座を腰に巻き、互いに王座奪取を祝福、試合後は二人で「祭りやワッショイワッショイ!」で大会を締めくくり、大阪府立はビックガンズ祭りと化した。また王座防衛に失敗した宮原はヨシタツの呼びかけで世界タッグ王座挑戦を表明した。

 セミのアジアタッグ選手権は、挑戦者組のNEXTREAMが場外戦から秋山を捕らえてリードを奪いにかかるが、青柳が秋山のラリアットを喰らって失速すると、花道に連行され、秋山の花道ダッシュのランニングニーを喰らってしまい。ここから王者組が青柳を徹底的に狙い撃ちにしてリードを奪い、交代を受けた野村も反撃するが、王者組の猛攻の前にリードが続かない。
 しかし野村が永田に山折り、フロッグスプラッシュ、スピアーを浴びせて反撃すると、青柳もジャンピングニーで続き、ダイビングクロスボディーアタック、野村との連係で一気に流れを戻す。
 永田も青柳を白目式腕固めで捕らえると、王者組が連係で青柳を狙い撃ちにし、秋山はニーによるダース攻撃を狙うも、キャッチした青柳はドラゴンスクリューで抵抗、しかしコーナーからの攻撃は永田に阻止され、秋山が雪崩式ブレーンバスターを決めると、青柳のジャンピングニーに対して、秋山もジャンピングニーで応戦、エクスプロイダーからニーによるダース攻撃、エクスプロイダーと畳みかけるが、青柳はカウント2でキックアウトする。
 秋山はリストクラッチ式エクスプロイダーで勝負に出るが、青柳が首固めで丸め込むと、永田を振り切った野村がレッドアローからジャーマン、青柳もジャーマンで続いて連結式を完成させ、ジャンピングニーから野村とのダブル串刺しフォアアームと畳みかけた後で、青柳がロックスターバスターを決めて3カウントを奪い王座を奪取、試合後は秋山も野村&青柳に声をかけるが、潔く敗戦を認めて握手しノーサイドとなった。

 第2試合のJr.TAG BATTLE OF GLORY出場選手による8人タッグ戦は逆ギレする中島と身勝手なブラックⅦの連係が噛み合わずにギクシャクしてしまい、ブラックⅦの身勝手さに怒ったのか、中島はドロップキックをブラックⅦにワザと誤爆させてから仲間割れとなってしまい、また望月と光留も仲間割れとなって混乱する。その混戦の中で大きなインパクトを残したのはシュンで望月の援護を受けてスカイウォーカームーンサルト、またロープを渡ってからのケブラータを披露して大きなインパクトを残すも、DRAGON GATEにない鉄柵攻撃を喰らってうずくまるなど課題を残す。最後に岩本がスパイラルポセイドンを狙う青木に一本背負い、払い腰と浴びせた後で肩固めで捕獲し青木からギブアップを奪い、22日後楽園大会に借りを返した。

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