“ガチンコ”なんてむやみに使って欲しくない
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“ガチンコ”なんてむやみに使って欲しくない
全日本プロレス3月23日狭山大会の第2試合に出場したKENSOが、白石伸生オーナーに対し「ガチンコプロレスやってやるよ。その代わり白石、お前がマッチメーク考えろ。ガチンコプロレスできる試合を用意しろ」と白石オーナーが選んだ相手と“ガチンコプロレス”を体現してやるとアピール、KENSOの挑発を受けた白石オーナーもFacebookで対戦相手を用意すると返した。
しかし白石オーナーが常日頃示している“ガチンコプロレス”って何だろうかと思ったが、今までの発言を振り返ると白石オーナーの示している“ガチンコ”とは“潰しあい”の意味ではなく三沢光晴らが築いた“四天王プロレス”の全日本プロレスを指している、そうなるとKENSOと白石オーナーの用意した相手との試合は“ガチンコ”ではなくあくまでプロレスの枠内に過ぎない。
全日本プロレスの創始者であるジャイアント馬場さんは常々観客に見せるプロレスはどうあるべきかを考えてきた、感情のぶつかり合いもプロレスだが最終的にはファンに見せるべきものではなくてはならない、仮にケンカまがいの潰しあいをファンに見せたとしてもファンがどう映るのか?、ファンはついてこないと思うし、また“ガチンコプロレス”を謳って試合をしたとしてもプロレスの枠内に留まる試合だったら“ガチンコプロレス”を見に来たファンをも裏切ることになる。自分の意見とすればKENSOも白石オーナーもむやみに“ガチンコ”という言葉を使って欲しくない。
自分にとってのプロレスとは何なのか、人間の全てが入っているものであり、奥深いものがあるものだと考えてプロレスを見ている、“ガチンコ”の一言では簡単に済ませるものではないし、奥深さを知ることでプロレスを楽しめるものだと思っている。
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