伊賀プロレス通信24時「日常茶飯事(ちゃはんじ)」

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全日本プロレス 旗揚げ前夜

 今年で全日本プロレスが旗揚げして昨日で45周年を迎えた、創始者であるジャイアント馬場さんが死去してからは体制が代替わりして、何度も崩壊の危機に晒されたが、看板だけ立派に守り通されている。


 1972年5月に日本テレビで独占していたジャイアント馬場を、日本プロレス側が無断でNETの中継に放送したとして、日本テレビが怒り開局いらい中継してきた日本プロレスの中継を打ち切ったが、当時コンテンツとしてドル箱だっがプロレス中継を諦めたわけでなかった。


 そこで日本テレビが日本プロレスから馬場を独立させ新団体を設立させる計画を打ち立てた。なぜ馬場だったのか?先に旗揚げしたアントニオ猪木の新日本プロレスの中継を開始するという選択肢もあったが、ら当時の日テレ社長だった小林與三次社長は「プロレスは正力松太郎さんの遺産だから、日本テレビはプロレスを続けなければいけない。そのためには大スターのジャイアント馬場でなければいけない」と信念を掲げたが、今思えば"馬場を引き抜けば日プロは間違いなく大打撃を被る"という報復もかねていたのかもしれない。


 当の馬場本人は前年度のクーデター事件だけでなく、日本テレビとの関係を絶った日本プロレスの幹部達に不信感を抱いていたが、まだ新団体という選択肢はなく、日本プロレスと揉めれば、かつての主戦場だったアメリカへ戻ればいいと考えており、そのためにハワイにコンデミナムを購入し将来はハワイで余生を過ごすつもりだった。


 日本テレビから話を持ちかけられた馬場は慎重居士の性格から安易に話には乗らず、交渉で日本テレビがどれだけバックアップするかを聞き出し、日本テレビが全面バックアップすることで合意に達し、全日本プロレス旗揚げを決意。1972年7月末に馬場は会見を開き独立を宣言、馬場が独立=新団体へ向けて動き出していることは日本プロレス側も把握しておらず、焦りの色を隠せなかった。


 馬場は8月18日の宮城県石巻大会を最後に予定されていた試合を全てこなし、その間に日本プロレスも馬場の引きとめ工作をしたが、馬場は聞き入れず、身辺を綺麗にして去っていった。


 馬場は旗揚げまでの間に外国人ルート確保に奔走、親友だったブルーノ・サンマルチノや、自分から売り込みをかけてきたアブドーラ・ザ・ブッチャーの確保に成功、また馬場に追随するかことを決めていたマシオ駒、大熊元司のルートで当時のNWA世界ヘビー級王者のドリー・ファンク・ジュニアの父であり、テキサス州アマリロのプロモーターでNWAにも発言力が強かったドリー・ファンク・シニアと接触、全面協力を得られることに成功し、全日本はまだNWAの会員ではないためドリーの派遣は出来なかったが、頭角を現していた弟のテリー・ファンク、シニア自身も旗揚げシリーズに参戦することになった。


 唯一困ったのは日本人選手で馬場は日プロとはトラブルを起こさず、身辺を綺麗にして去っていたこともあって、誰も誘わなかったのだが、レフェリーのジョー樋口は樋口自身がアメリカへ行くことを決めて日プロに辞表を提出したと同時に馬場が口説いて確保に成功。駒、大熊、サムソン・クツワダ、付き人だった佐藤昭雄など馬場派のレスラーが追随し、引退していた藤井誠之や日本プロレスを退団していた百田光雄を確保したものの、まだまだ選手層は薄かった。そこで吉原功の国際プロレスに接触し元IWA世界ヘビー級王者だったサンダー杉山の獲得に成功、国際からも選手を借り受けることで、ようやく日本人選手をそろえた。


 10月頭土曜8時から全日本プロレス中継がスタート、旗揚げは22日だったが、その間には馬場が外国人選手の確保に動いている間に行ったアメリカでの試合を放送、21日には旗揚げ戦の22日は日曜日だったこともあって、急遽21日の土曜日に東京・町田市体育館で旗揚げ前夜祭が行われ、実質上この日から全日本プロレスが旗揚げした。31日にはレスリングでミュンヘンオリンピック代表だった鶴田友美=後のジャンボ鶴田の入団も発表され、全日本プロレスは第1歩を示した。
(参考資料 日本プロレス事件史Vol.2)

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