伊賀プロレス通信24時「日常茶飯事(ちゃはんじ)」

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チャンピオンカーニバルヒストリー⑦三沢初優勝、田上火山噴火!

<1995年の出場選手>三沢光晴 川田利明 田上明 小橋健太 秋山準 大森隆男 スタン・ハンセン ジョニー・エース ダグ・ファーナス、ダニー・スパイビー、ダニー・クロファット


 メンバーが固定化しつつあるなかで、この年の1月から秋山と組んでアジアタッグ王座を保持していた大森がエントリーしたが、まだまだ覚醒しておらずリーグ戦は全敗で終わる。そして開幕直前で参戦予定だったスティーブ・ウイリアムスが出場をドタキャン、理由は家庭の事情とされていたが、日本で禁止されている鎮痛剤を大量に持ち込んだとして摘発され書類送検となり、1年間の入国禁止を言い渡されていたことが後になって発覚した。
 95年のチャンカンは3・21後楽園での開幕戦から田上が小橋戦で断崖式ノド輪落としやダイナミックボムと新技を披露、小橋を下して白星発進し、三沢も新技であるリバース・ネルソン・デスロックでファーナスからギブアップを奪って白星発進、小橋はこのダメージも緒が引いたのか前半戦で得点が稼げず、早々に脱落してしまう。
 勢いに乗った田上はクロファット、ファーナスと連破、4・3大分でのハンセン戦で公式戦初黒星を喫するが、体勢を立て直して大森、4・8大阪では前年度覇者の川田を降し、その後スパイビーを連破する。
 三沢は大森、エース、小橋、クロファット、スパイビーを連破、4・6岡山では川田を降すも顔面へのジャンピングハイキックを喰らった際に左目を負傷、左眼窩骨折の重傷を負いながらも出場し続け、4・8大阪では秋山を降し、4・11名古屋ではハンセンと引き分けて黒星なしで得点を重ねる。終盤の4・12後楽園では三沢と田上が直接対決して時間切れ引き分けとなり同点で終了、この2人が優勝決定戦に進出した。
 4・15武道館で行われた優勝決定戦は田上が三沢の痛めている左目を容赦なく攻めるも、三沢がエルボーからタイガースプレックスの連発で3カウントを奪い、念願の初優勝を達成、鬼門だったチャンカンを制覇するも、田上火山の勢いはこれで止まったわけではなかった。


<1996年の出場選手>三沢、川田、田上、小橋、秋山、大森、本田多聞、ハンセン、ウイリアムス、ゲーリー・オブライト、エース、パトリオット


 96年からはファーナス&クロファットのカンナム・エキスプレスが参戦はしていたもののリーグ戦からは外れ、代わりにUWFインターナショナルから移籍したオブライト、前年度夏から全日本に復帰したパトリオットが参戦、この頃は小橋が超世代軍を離脱しエース、パトリオットと共にユニット"GET"を結成していた。そして入国禁止が解けたウイリアムスもチャンカンから復帰し、本田もエントリーを果たした。
 
 今年こそ優勝を狙う田上は開幕戦の3・22後楽園では小橋と30分フルタイムドローでスタートするが、汚名挽回を狙うウイリアムスは23日後楽園で秋山、24日の戸田では前年度覇者の三沢も連破、26日の長野では田上とウイリアムスは直接対決してフルタイムのドローとなる。
 その後ウイリアムスはパトリオット、本田を破れば、4・1大阪でのオブライトとの注目の一戦はフルタイムドロー、田上は3・21愛知では川田と引き分け、4・1大阪では三沢には敗れるなど思うように白星が稼げない。
 田上は秋山、本田、ハンセン、大森を連破すれば、ウイリアムスもエース、川田を連破するが、小橋に敗れて公式戦初黒星を喫し、ハンセンとはフルタイムドローとなるなど急ブレーキがかかる。田上はオブライト、パトリオット、エースと降して連勝で優勝決定戦に進出決め、ウイリアムスも大森を破って田上と同点で並び優勝戦決定戦に進出、注目のオブライトは中盤まではトップだったものの、後半から連敗が続いて優勝戦線から脱落し期待を大きく裏切る結果となった。
 4・20武道館での優勝決定戦はウイリアムスが殺人バックドロップを狙ったところで、田上がコーナーを蹴って体勢を崩すと、ダイナミックキックからのノド輪落としで3カウントを奪い初優勝。その後田上は三沢を破り三冠王座奪取、世界最強タッグも優勝、保持していた世界タッグ王座を含めてグランドスラムを達成した。


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