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伊賀プロレス通信24時「日常茶飯事(ちゃはんじ)」

略して「イガプロ!」、三重県伊賀市に住むプロレスファンのプロレスブログ!

原田大輔がグローバルジュニアリーグを制覇!15年目を迎えたNOAHの風景

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原田大輔がグローバルジュニアリーグを制覇!15年目を迎えたNOAHの風景

8月5日 NOAH「DEPARTURE 2015~グローバル・ジュニアヘビー級リーグ戦~」ディファ有明 917人


<アピール、コメントなどはプロレス格闘技DXより>
◇第1試合◇
▼「グローバル・ジュニアヘビー級リーグ戦」Aブロック公式戦/30分1本
[3勝3敗=6点]○小川良成(3分32秒 回転片エビ固め)[1勝5敗=2点]×田中翔


◇第2試合◇
▼「グローバル・ジュニアヘビー級リーグ戦」Aブロック公式戦/30分1本
[4勝2敗=8点]○拳王 (7分33秒 エビ固め)[4勝2敗=8点]ザック・セイバーJr.
※羅喉


◇第3試合◇
▼「グローバル・ジュニアヘビー級リーグ戦」Aブロック公式戦/30分1本
[5勝1敗=10点]○原田大輔(5分23秒 片山ジャーマンスープレックスホールド)[4勝2敗=8点]×エル・デスペラード
☆原田がAブロック代表に決定


◇第4試合◇
▼「グローバル・ジュニアヘビー級リーグ戦」Bブロック公式戦/30分1本
[3勝3敗=6点]○ベンガラ(3分24秒 8.1)[3勝3敗=6点]×スペル・クレイジー


◇第5試合◇
▼「グローバル・ジュニアヘビー級リーグ戦」Bブロック公式戦/30分1本
[4勝2敗=8点]○石森太二(7分15秒 エビ固め)[3勝3敗=6点]×大原はじめ
※450°スプラッシュ


◇第6試合◇
▼「グローバル・ジュニアヘビー級リーグ戦」Bブロック公式戦/30分1本
[4勝2敗=8点]○小峠篤司(10分44秒 エビ固め)[3勝3敗=6点]×TAKAみちのく
※キルスイッチ
☆小峠がBブロック代表に決定


◇第7試合◇
▼「鈴木軍 vs NOAH」/30分1本
飯塚高史 ○タイチ(9分12秒 体固め)平柳玄藩 ×キャプテン・ノア
※飯塚のアイアンフィンガー・フロム・ヘル


◇第8試合◇
▼30分1本
○中西学 本田多聞 北宮光洋 熊野準(6分17秒 アルゼンチンバックブリーカー)モハメド ヨネ 齋藤彰俊 クワイエット・ストーム ×井上雅央


◇第9試合◇
▼「鈴木軍 vs NOAH」
鈴木みのる ○ランス・アーチャー デイビーボーイ・スミスJr. シェルトン・X・ベンジャミン(11分26秒 片エビ固め)マイバッハ谷口 高山善廣 中嶋勝彦 ×マイキー・ニコルス
※キラーボム


◇第10試合◇
▼「グローバル・ジュニアヘビー級リーグ戦」優勝決定戦
[Aブロック1位]○原田大輔(16分35秒 片山ジャーマンスープレックスホールド)[Bブロック1位]×小峠篤司


(試合後、 優勝トロフィーや賞金を受け取った原田は、両腕を掲げて歓喜を雄叫び。そして、小峠の前で2人に差などなく、もうノーサイドだとジェスチャーでアピールする。手を差し出すと、小峠も応じてガッチリと握手。小峠は潔く原田を称えると、抱き合って健闘を称えた。)
原田優勝することができました。ありがとうございます。ジーダス解説者のタイチさん。優勝した俺がお前の持つベルトにもう1回挑戦する。どうだ、解説者」


(タイチ登場)
タイチ「またお前か。なあ、ノアのザコジュニアが、その中の1番がお前でいいんだ? 1回俺に負けたお前でいいんだな。本当にそれでいいんだ。俺の所までたどり着いたのは、そこだけは認めてやるよ。でも、テメエと俺とじゃ力の差があるんだよ。ハンディをくれてやろうと思ってな。(大阪出身の原田にハンディを与えるべく、9・19大阪でのタイトル戦実現を明言。)親、兄弟、親戚、友達、昔の女、みんな呼んで、声援をもらって。そうしたら頑張れるだろ。俺は優しいんだ。いいか、このクソベルト、GHCジュニアヘビー級番王様ゲーム最終回、最後はお前、浅子覚だ」


原田「タイチ、お前ちんたら話が長いわ。あとさ、大阪人相手にちょっとネタが面白くないぞ。9月の大阪府立でいいんやな。そこで今度こそGHCジュニアのベルト…俺たちの大切なベルトを取り返す。覚悟しておけ」

 

【原田の話】「ここで喜びに浸っている場合ではないので。9月の大阪に向けて、エンジンを上げていきます。(一度は負けたタイチと今度はどんな戦いを見せてくれる?)今度は勝つ試合を見せます。前回は負けてしまったんで、今回はどんな手を使ってでも勝ちにいきます。(試合後に小峠の手を取っていたが、どんな気持ちだった?)逆にどんな気持ちに見えました?
 (小峠の気持ちを背負っていくように見えたが?)そうですね。僕はジェスチャーをしたんですけど、もうそんな差とかいいかなと思って。もう関係なしにライバルとして認めますし、誰かが期待するんであれば…。これ以上は言えないですけど、そういうのもあるのかなっていうのは今日戦って最終的に思いました。(大阪に向けての意気込みは?)最終決戦と向こうが言ってます。勝って最後にしたいと思います。タイチを倒します」


【小峠の話】「(最後、原田と言葉を交わしていたが?)まぁ、俺たちもう戦わなくていいんじゃねぇかって」


【タイチの話】「(女子アナウンサーに対し)こんな子、いた? デートしていいの? (原田の試合を見て?)どうも思わねえわ。でもよ、オネエチャンだって強い男が好きだろ? チャンピオンが好きだろ? そういうことなんだよ。何にしたって、強いヤツが一番偉いんだ。力こそが正義なんだよ。チャンピオンが、一番強いヤツが何だって手に入れるんだよ。ベルトだって、オネエチャンだって。さっき言った通りだ。GHCジュニアヘビー級、王様ゲーム最終回だ。ボスも言ったよな? これでオメエらとは最終回だって。だったら、ノアジュニアのザコども、お前らも最終回だ。今日で一番が決まったんだろ? アイツが最後のチャレンジャーだな。最後のチャレンジャー、浅子覚だな。頑張れや」


◇第11試合◇
▼旗揚げ15周年記念試合
○杉浦貴(17分32秒 片エビ固め)×丸藤正道
※オリンピック予選スラム


(試合後の勝利者インタビューで死闘を制した杉浦は、丸藤に手を貸して立ち上がらせると、抱擁を交わす。そして、リングを去って行く丸藤に拍手を送った。)
杉浦「まずこの記念すべき大会で丸藤選手とメインを張れたのを嬉しく思います」とコメント。「まあ、負けたくない相手なんで。ずっと一緒に走ってきているんで」


(ここで鈴木軍が総出で花道から登場)
鈴木「(笑いながら)つまんねえ試合をしやがって」と吐き捨てると、ブーイングを送る観客を「夏の夜だからセミでも鳴いてるのか? お前らはブタだな。うるせえんだよ。おい、杉浦。9月19日、大阪府立、わかってるよな? そこで全てが終わるんだ。今日、旗揚げ記念日、お前とノアとそして有明に集まったこのどうしようもないノアファン、これが最後の旗揚げ記念日だ。もう2度と迎えることはない。なぜなら大阪でお前とノアが終わるんだ。強すぎるとやっかみがひどくて本当に困っちゃうな。だってお前ら誰ひとり俺から勝てねえじゃねえか。それが事実だ。そしてお前も俺に負けるんだよ。(さらに、Tシャツを脱ぎ捨ててリングに入る。セコンドが割って入るが、鈴木は張り手で制裁。慌てて西永レフェリーが下がるように指示するが、鈴木はニーリフトをぶち込んで黙らせる)もう1回よく聞いておけよ。俺たち鈴木軍、イチバーン!」


 (鈴木軍が去っていく)
杉浦「せっかく特別な日にこうやってみんな集まってくれたのに、変な空気にさせてごめんなさい。俺が必ず大阪でアイツからベルトを取り戻すんで。信じて応援してください」と改めて誓った。最後に「記念すべき旗揚げ記念日にここに集まってくれてみんな本当にどうもありがとうございました。そして、来年、再来年、5年後、10年後、また旗揚げ記念日が来ると思うんですけど、ここディファ有明でまたみんなと会えれば僕は幸せです」


【杉浦の話】「(試合後に丸藤と抱擁を交わしたが、どんな気持ちだった?)もう感謝の気持ちですね。こうやって15周年を迎えられて、俺とあの人でメインができた。それはみんなにも感謝ですし。仲間に感謝、丸藤選手に感謝で。(全てを出し切った試合になったが?)まだまだ、まだまだ。まだまだ対戦していくし、まだまだ高みに上がっていくと思うけど、今日はお互いに出し合って。(いつも以上の大きな声援は届いた?)十分感じたし。最後ね、ちょっとまた出てきて、変な感じになって申し訳ないけども、試合中は感じました。(鈴木戦に向けての意気込みは?)自分自身もそうだけど、みんなの思いを背負って、大阪のリングに立ちます」


【丸藤の話】「今はアイツが…アイツがノアのナンバーワンだ。でも、必ず俺が、俺がナンバーワンになる」


 2000年8月5日、全日本プロレスのオーナーだった馬場元子さんと対立し全日本を離脱した三沢光晴に全日本の所属選手やスタッフの大半が追随、三沢はNOAHを旗揚げしてから15年が経過したが、旗揚げ時のトップだった三沢の死去、小橋建太と田上明の引退、秋山準のNOAHを退団、他の選手も退団また引退をしたことで旗揚げ時のメンバーは所属として残っているのは丸藤と小川、欠場中の森嶋猛を含めると3人だけとなった、そしてメインは旗揚げメンバーの一人である丸藤と旗揚げ後に デビューした杉浦が対戦した。


 序盤は互いに先を読みあう展開なるが先手を奪ったのは杉浦でアクロバティックな動きを見せる丸藤にスピアーを浴びせる。
 杉浦がエルボーを放てば丸藤は逆水平で応戦、杉浦はソバットからボディシザースで捕獲し丸藤のスタミナを奪いにかかるも、丸藤はトラースキックからラリアットで反撃、久しぶりにムーンサルトアタックも繰り出す。
 杉浦の仕掛けを丸藤は切り返していくが、杉浦はスパインバスターからのアンクルホールドで捕獲、だが丸藤は前転して杉浦を場外へ落としラ・ケブラータは阻止されるも、杉浦の脳天をブレーンバスターの態勢からエプロンへとつき刺し、リングに戻ってフロム・コーナー・トゥ・コーナーを炸裂させる。
 丸藤は勝負とみて不知火を狙うが、踏ん張った杉浦はそのまま丸藤をコーナーに逆さ吊りにしてエルボーからランニングニーを放ち、場外へ逃れる丸藤に断崖式中年ズリフトを決める。
 大ダメージを負った丸藤に杉浦はニーを連発しジャーマン、ドラゴンスープレックスと繰り出していくが、丸藤もカウンターでの不知火で応戦、両者ダウンの後で逆水平、エルボーのラリーとなり丸藤が虎王から久々にポールシフトを狙うが杉浦は阻止、杉浦のブレーンバスター狙いを丸藤が背後に着地して突進するとキャッチした杉浦はターンバックルへのジャーマンを敢行、鬼エルボーの乱打で丸藤の動きを止める。
 再び打撃戦の後で丸藤は虎王を狙うが、杉浦がエルボーで迎撃すると後頭部エルボーからエルボー、オリンピック予選スラムで3カウントを奪い、旗揚げ記念日でのメインは杉浦が勝利を収めた。


 試合後にエールを交し合う二人に鈴木軍が乱入、鈴木は9・19大阪でNOAHが終わることを予告、制止する西永レフェリーに膝蹴りを浴びせる暴挙を働いて引き揚げていった。


 そして最終戦を迎えた「グローバルジュニアリーグ戦」、Aブロックは原田、拳王、ザック、デスペラードの4人に絞られたが、6点の拳王は原田、デスペラードに敗れているため優勝決定戦進出には厳しい状況、ザックは原田を破っているがデスペラードに敗れたためこちらも厳しい状況、原田vsデスペラードの結果待ちとなる、注目の小川は熊野、デスペラードを破ったがザックに敗れてから一気に失速し脱落となった。
 Bブロックは大混戦となったが石森、小峠、大原、クレイジー、TAKAの5人に絞られた。


 ますAブロックはザックvs拳王はザックの腕攻めに対して拳王はキックで応戦するも、ダイビングフットスタンプで流れを掴んだ拳王が一気に勝負に出て羅喉で3カウント、優勝戦進出は原田vsデスペラード待ちとなる。


 原田vsデスペラードは奇襲を仕掛けたデスペラードがラフで圧倒するも、原田はフロントスープレックスから流れを変え、ダイビングエルボードロップを狙うが、デスペラードはレフェリーを投げつけて阻止しトラースキックからギターラ・デ・ラフ・ムエルタを決める。
デスペラードはダイビングボディープレスを投下するが、自爆させるとニーアッパーから片山ジャーマンを決め3カウントを奪い、優勝戦進出を決める。
 

 Bブロックはクレイジーとベンガラが対戦し、ベンガラのリバースフランケン狙いをクレイジーが回転エビ固めで切り返すが、ベンガラも回転エビ固めで丸め込んで3カウントとなりクレイジーが脱落。


 石森vs大原の闘龍門対決は大原が風車式バックブリーカーから腰攻めを展開もムイビエンは阻止され、フィンランド式フォアアームはガードされるも、風車式エメラルドフロウジョンは決めるが、クリアした石森はラリアットを浴びせてから、力皇猛から伝授された無双、450°スプラッシュと畳み掛け3カウントを奪い、優勝戦進出は小峠vsTAKA待ちとなる。


 小峠vsTAKAは小峠が試合開始からエンジン全開で攻め込むも、TAKAはノラリクラリとしながらもジャストフェースロックで捕獲し執拗に絞めあげる。
 スタミナをロスした小峠にTAKAは絞め技で徹底に絞めあげ、終盤にはディックキラーで捕獲し、みちのくドライバーを狙うが小峠はDDTで切り返すとランニングニーからのキルスイッチで逆転3カウントを奪い、石森との直接対決を制しているため優勝戦へ進出、鈴木軍の優勝戦進出を阻む。


 優勝戦はNOAH同士であり、元大阪プロレスで競い合った原田と小峠が激突。試合は小峠のドロップキックを自爆させた原田が早くもダイビングエルボードロップを投下、TAKA戦でスタミナをロスしている小峠をチンロックで捕らえる。
 先手を奪われた小峠はドロップキックからジャンピングフロントハイキック、タランチュラ式首四の字、マグザムと猛反撃する。
 小峠はテキサスクローバーホールドで捕らえると、コーナーへ登るが原田は雪崩ジャンピングブレーンバスターで投げ、打撃戦は小峠が頭突きで制しトラースキック、ダイビングボディープレスからキルスイッチを狙う。
 原田は踏ん張るも、小峠は後頭部に頭突きを浴びせ、後頭部ニーから変型キルスイッチを狙うが、凌いだ原田が追尾式ジャンピングエルボー、ワンツーエルボー、延髄斬り、ブレーンバスター式牛殺しから片山ジャーマンを狙う。
 だが小峠も踏ん張るとキルスイッチと片山ジャーマンの攻防となるが、小峠がキルスイッチを狙ったところで原田がニーアッパーを炸裂すると、カナディアン式ニーアッパーから片山ジャーマンを決め3カウントを奪いグローバルジュニアリーグを制覇、敗れた小峠も潔く敗戦を認め、ライバルの優勝を称えた。
 そして原田はTV解説を務めているタイチを呼びつけ、GHCジュニアヘビー級王座への挑戦を表明、タイチも受諾し9・19大阪府立体育会館での選手権が決定した。
 原田は三沢光晴メモリアルが開催された6・13広島で挑戦したが、タイチの前にペースを握れないまま敗れ、期待を大きく裏切ってしまった。そして原田の地元である大阪での挑戦は背水の陣を敷く形となる、いや原田だけでなく鈴木に挑戦する杉浦も同様、NOAH全体が9・19大阪は背水の陣を敷く形となる。
 15年目を迎えたNOAHは新しい光景をファンに見せることが出来るのか、本当の意味での正念場を迎える。

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