忍者ブログ

伊賀プロレス通信24時「日常茶飯事(ちゃはんじ)」

略して「イガプロ!」、三重県伊賀市に住むプロレスファンのプロレスブログ!

初めてのガンバレ☆プロレス、満喫した大家健ワールド!

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

コメント

ただいまコメントを受けつけておりません。

初めてのガンバレ☆プロレス、満喫した大家健ワールド!

4月30日 ガンバレ☆プロレス「東京2017」大阪市平野区民ホール 165人


<アピール、コメントなどはDDT公式より>
◇第1試合◇
▼炎上軍、大阪初見参!/30分1本
ダイナ御堂 ○大久保寛人(11分15秒 ジャーマン・スープレックス・ホールド)三富政行 Xシバター


◇第2試合◇
▼ガンバレプロレス in OSAKAスペシャルシングルマッチ/30分1本
○ヒロ・トウナイ(10分44秒 腕固め)X安部行洋


◇第3試合◇
▼ノータンパク1万5千キロカロリー摂取爆破ダブルスイーツデスマッチ/無制限1本
○バンビ(9分50秒 エビ固め)X今成夢人
※スタンディング・シャイニング・ウィザードwithうまい棒


(試合終了後)
今成「俺は今、DDTプロレスリングの映像班で働いている。そのせいもあって昔のDDTの映像を見たりするんだが、昔のアンタの映像が出てきた。マスクを被って『昭和』子として活躍していた頃だ。そこでアンタのデビュー戦を俺は見た。体がまだまだ細くてすごく危なかったしかったけど一生懸命で輝いていたよ。でも相手の先輩レスラーにはダメ出しを食らってました。『もっと飯を食え』って! リング上でアドバイスされてたんです。でもどうですか、今のアナタは! 毎日飯を食ってこれだけデカい体になって、試合中にこんなに食べ散らかして、立派なプロレスラーになったじゃないですか! バンビさん、俺から言わせてください。(声色をスーパー宇宙パワーさんにして)『バンビ、合格だよ』」


バンビ「オマエ、何様だよ。私は最初、体重を増やそうと思って食べていたけど、気がつくと食べるだけ食べてて、どんどん大きくなって、もしかして失われたのは美しさなのかなと思っていたけど、アナタみたいなデブ専の存在がいて、そういう人と一緒にデブとデブ専として仲良く共存するのもいいかなと思って、こういう生き方もいいかなと思っている。ありがとう」


今成「デブ専がいるんだよ。だけど一言だけ言わせてくれ。俺はただのデブ専じゃねえ! そのへんのデブ専とはレェェェェヴェルが違うんだよ!」


(今成とバンビが抱擁を交わすも誤ってクラッカー爆破装置に突っ込んでしまい、後片付けをしていた岡田レフェリーも巻き込んで被弾した。)


◇第4試合◇ 
▼千葉の恩を大阪で返す!/30分1本
ヤス・ウラノ ○MIYAWAKI(17分0秒 片エビ固め)藤田ミノル X冨永真一郎
※デスペナルティー


(試合終了後)
ウラノ「ヤス・ウラノもMIYAWAKIもガンバレ☆プロレスに初めて参戦しました。唐突なことでなんで呼ばれたのかわからなかったのですが、その意図を嗅ぎ取ってみると、そこにいる冨永がKAIENTAI DOJOの門を叩き、逃げていきました。逃げていった中にもいろんな気持ちがあったんだと思います。そこにいるみんなにリーダーと呼ばれて慕われていた藤田さんもそうです。KAIENTAI DOJOを逃げていきました。偉そうに言っているヤス・ウラノもKAIENTAI DOJOを逃げていきました。MIYAWAKIさんは千葉から大阪に逃げてきたとは言え、まだKAIENTAI DOJOにギリギリ籍を残している立派な中年だと思います。その冨永がKAIENTAI DOJOという思い出に浸りたくてこのカードを要望したことがわかりました。その気持ちに従えるようにMIYAWAKIは当時KAIENTAI DOJOで学んでいたものを出そうと、そういう闘いを心がけていました。藤田さんはフリーになってより自由になってより暴れるようになってより狂って、無茶苦茶な人生を歩んでいますが、とても楽しそうです。MIYAWAKIさんは大阪に拠点を移してKAIENTAIからちょっと離れることで、また幸せそうです。そんな僕もKAIENTAI DOJOからDDTに移ったんですが、そのDDTも…逃げると言いたくないですが(苦笑)、6月からフリーとなります。冨永はKAIENTAI DOJOを辞めてアマチュアとかやりながら、ガンバレ☆プロレスを主にプロレスラーとして活動しているそうです。そんなガンバレ☆プロレスにある一つの気持ちがあります。ハッキリ言うと僕は大家健が大嫌いです。あんな奴のことを好きだという人たちの気持ちがわからないです。だからガンバレ☆プロレスを支えているオマエやオマエや藤田さんのことも許さないです。ガンバレ☆プロレスの応援はいいです。MIYAWAKI、ヤス・ウラノの応援をよろしくお願いします」


◇第5試合◇   
▼インディペンデントワールド世界ジュニアヘビー級選手権試合/60分1本
[第24代王者]○大家健(18分35秒 体固め)[挑戦者]X丸山敦
※炎のスピアー
☆大家が初防衛に成功


(試合終了後)
大家「干支がひとまわりするぐらい前、プロレスを捨てて失踪しました。その時、東京に住んでたんですけど、気づいたらたった一回だけ試合でいったことがある大阪の西成区にあるデルフィンアリーナにたどり着いてました。そこで、プロレス教室をやっていて、そこにいたのは! ペロ選手でしたが、大阪にプロレスの常設会場があって本当によかったと思っています。プロレスを捨てて逃げた俺が、やっぱりプロレスにいってしまうと本当に思いました。だから僕は丸山さんを尊敬していて、丸山さんの地元である大阪でタイトルマッチをやりたい。そういう気持ちもありましたけれど、初防衛戦をどうしても大阪でやりたかったのは、大阪にあるプロレスのリングに救われたからなんですよ! そこにデルフィンアリーナがなければ、今の俺はないかもしれないんだよ! そこにペロがいなかったら、今の俺はないかもしれねえんだよ! 大阪のプロレス界に俺は救ってもらったと思っています。丸山さん、十何年越しの夢、防衛戦やらせてもらってありがとうございました!」


丸山「こんばんわ。大家さん、今日は負けたかもしれない。だけど俺は同じ選手に二度続けて負けることは…」


大家「負けとるやないか!」


丸山「何を言ってんだ、大家さん」


大家「12月に負けただろ!」


丸山「あ、二回続けてもうた。あ、ほんまや。ま、いいや。大家さん、タイトルマッチで負けようが勝とうが、どうしようもないからもういいや。でもな、大家さん! あんたが勝手に大阪にいって、勝手に大阪でタイトルマッチして、それは俺も知ったこっちゃないけど、だったら次の対戦相手はメールしとくから。ペロでいいんだな? 高井憲吾でいいんだな? 大家さん、あんたに勝って今日はすごい嫌なことを言おうと手帳に書いていたけど、その手帳も忘れたし、負けたし、もう言うことないですよ。もう負けたからには今後一切、ガンバレ☆プロレスには上がりません! じゃあ次、5月7日で。これで勝ったと思うなよ!(丸山は退場。)」


(最後に大家は大阪営業3日間でのお礼を述べると)
大家「関西でも九州でも北海道でもアメリカでもカナダでも盛り上げたい! オリンピックに負けたくねえんだよ! プロレスをオリンピックの種目に入れてほしいんじゃねえんだよ! プロレスにオリンピックが種目になってもらいたいぐらい大きくしたんだよ!」


(とブチあげると「ウィー・アー・ガンバレ☆プロレス」でバッコミ締め。)


【大家集会】
大家「たぶんこの会場にいます。あの聞いてても聞いてなくても大丈夫です。ワタクシのひじょうに長く付き合っている先輩がある決断を最近しましてビックリしました(涙ながらに語り出す。)僕はその人にいろんなことを学びまして、大学時代一緒にいたんですけど、離れ離れになったけど同じ業界にいたので同じような団体に最近までいました。またどこかにいってしまうんだなと思うとひじょうに寂しい気持ちもあるんですけど、先輩が決めたことならいいじゃないかと思うんですよ。僕らを見捨てたわけじゃないと思うんですよ。人生短いですよ。気づいたら俺、40歳になってましたよ。何も成し遂げてないかもしれないけど。プロレスやりたい一心で辞めたり、戻ったり、いろんなことがありました。でも俺も現状で満足してない。だからその先輩も今、いいポジションにいるかもしれない。でももっともっとやりたいことがある。だったら飛び出してみようと思ったんだと思います。人生は短いです。過ぎてしまったことは取り返せません。僕も今成も、ガンバレ☆プロレスに参戦している人間はみんな大きな失敗を繰り返してきました。でも終わったことなんですよ。前を向いてこれからの人生をどうするか考えていくしかないんですよ。だから人間が決断するってことはすごい大切なことなんだと思います! そして僕はガンバレ☆プロレスを立ち上げてから一つもブレてません。プロレスをメジャースポーツにする」
(と言うと最後「インディーでメジャー!」の唱和で締めくくった。)


 夕方からはガンプロを観戦、ガン☆プロは以前から生で観戦したい団体の一つだったが、東京中心でなかなか大阪など地方に来ることはなく、昨年7月の最初の大阪大会も観戦したかったのだが、都合で観戦できず、同日にはNOAH大阪大会があったものの、ガン☆プロが先に発表されたこともあって、これを逃すといつ観戦できるかわからないと思い、NOAHの日程発表の遅れもあってガンプロ観戦を優先した。


 開場となったが東京女子よりはイスが少なく、空席が目立ち、また物販もパンフがないなど、超満員となった昼間の東京女子とは雲泥の差を感じさせてしまった。
 


 オープニングでは大家、今成、富永のガンプロ所属選手が登場して挨拶、今日の試合への意気込みを述べて大会はスタート。


 第1試合ではWRESTE-1でお馴染みである愛媛プロレスの三富、プロレスリングシバターのシバターの炎上軍がダイナ御堂、大久保と対戦。三富は初めてだがシバターは2014年のユニオン以来で経歴を調べるとパンクラスに属している格闘家でもあるという。B168プロレスリングという団体の御堂は昨年7月のFREEDOMS以来だが、紫焔の大久保は初めて。試合は連係に優る炎上軍が大久保を捕らえるも、御堂が復帰して試合を盛り返す。終盤はシバターが大久保を捕らえてビールショットを狙うが、三富に誤爆すると、最後は大久保がジャーマンで勝利となり、試合後は選手権を控えているのにも関わらず、大家が現れ勝者の御堂、大久保を激励する。


 第2試合は元DDTで現在フリーでガン☆プロに参戦している安部が、K-DOJO所属で大阪在住のトゥナイと対戦。試合はトゥナイが巧みな腕攻めで主導権を握るが、安部は様々な騙まし討ちで反撃、コーナーポストを外して殴打すると、ロープに足を引っ掛けて丸め込むエディ・ゲレロ式エビ固めで追い詰めるが、レフェリーにチェックされカウントは入らず。最後はトゥナイが腕十字からの腕固めで勝利も、試合後にまた大家が現れてトゥナイを激励、忙しい男だと感じさせつつ、トゥナイもNOAHで何度も見ているだけに、このまま埋もれさせるのにはもったいないと思わせてしまった。


 第3試合は今成vsバンビによる、ノータンパク1万5000キロカロリー摂取ダブル爆破スイーツ爆破マッチが行われるため設営タイムとなり、北側ロープには蛍光灯ならぬ、うまか棒10本が吊るされ、南側にはクラッカー起爆スイッチが設置され、それが押されるとセコンドがクラッカーを鳴らし、4コーナーには御菓子が設置されるなど、まったく緊張感のない設営タイムとなった。
 試合はバンビが今成をうまか棒に被弾させ、今成はうまか棒でのフルスイングを狙うが、当然通用しないどころか、バンビが食べてしまい、画鋲の黄金の雨ならぬポップコーンの雨をバラ撒くと、今成にその上でのボディースラムを敢行、うまか棒でのチョーク攻撃やスティングフェースを浴びせるも、なぜか今成が元気になる。
 バンビは麩菓子を浴びせてからハッピーターンで殴打、プリングルスの筒での殴打で攻勢に出るが、今成も反撃してブラックサンダーをバラ撒いてファイヤーサンダーを狙うも、逆に喰らってしまい、とんがりコーンでのアイアンフィンガー攻撃も、バンビが食べてしまい通用しない。
 しかしお菓子を食べ過ぎたせいか、バンビは口の渇きを潤すために水を求めると、この隙を突いた今成はとんがりコーンでのアイアンフィンガーを敢行し、バンビがクラッカー起爆スイッチに直撃すると、セコンドがクラッカーを鳴らし、リングサイドは火薬のにおいで充満。
 今成がありったけのお菓子をマット中央にバラ撒き、バンビにパクり技であるデスペナルテティーを狙うが、バンビが切り返して逆にデスペナルティーを決め、今成の口にお菓子を詰め込んでからのシャイニングウィザード、うまか棒を詰め込んでからのシャイニングウィザードでバンビが勝利。
 試合後には今成が自分がデブ専であることをカミングアウトして、バンビとハグとなるも、なぜか岡田レフェリーを巻き込んでクラッカー起爆スイッチに直撃して、クラッカーがならされて幕となるも(なお鳴らした一人が自分でした)、セコンドはお菓子まみれとなったリングをどう片付けるか頭を痛めていた。


 セミは藤田&富永vsヤス&MIYAWAKIはK-DOJOの現役やOBが揃った試合と合って基本中心の攻防となり、後半からは試合が大きく試合が動いて富永がMIYAWAKIに狙ったデスペナルティーを狙うと、そのままウラノが富永にデスペナルティーを狙えば、そのまま藤田がウラノにデスペナルティーを決め数珠繋ぎが完成も、最後はMIYAWAKIが富永に本家デスペナルティーを決め3カウントを奪い勝利。試合後も4人がK-DOJOにいた過去を振り返るも、ウラノが突然に大家が嫌いであることをカミングアウトし、ガン☆プロに対して宣戦布告めいた発言をしてバックステージへと下がる。


 そしてメイン、ガン☆プロ初のタイトルマッチであるインディベンデントジュニアヘビー級選手権試合は挑戦者の丸山のセコンドに試合を終えたばかりのウラノとMIYAWAKIが着き、試合も大家が場外へ出るとウラノとMIYAWAKIが介入して大家を襲撃、鉄柱に叩きつけて流血に追い込み、救出に駆けつけた安部や今成も返り討ちにされてしまう。
 リングに戻るとルードモードとなった丸山が多彩なキック、場外戦で客席へ叩きつけるなどして大家を痛めつけるが、リングの戻ると大家がショルダータックルで反撃し逆片エビで捕らえるが、ウラノが丸山の腕を引っ張り強引にロープブレークさせる。
 丸山はTAJIRI公認バスソーキック、タイガードライバーで大家を追い詰め、大家のジャーマンも着地した丸山はバスソーキック、タイガースープレックス、ハイキックと畳みかける。
 しかし耐えた大家は頭突きを浴びせ、丸山のハイキックも耐えた大家は垂直落下式ブレーンバスター、ドラゴンスープレックスから炎のスピアーを炸裂させてカバーも、MIYAWAKIが木曽レフェリーの足を引っ張ってカウントを阻止する。
 丸山はレフェリー不在をいいことに足にトンファーを装着してからのバスソーキックを浴びせるが、再度狙ったところで大家がブロックするとドラゴンスープレックスから炎のスピアーを決め3カウントを奪い王座を死守した。


 試合後は丸山、ウラノ、MIYAWAKIを除く選手らが揃い「BAD COMMUNICATION」でシャウトするなかエンディングも、その後リングサイドで大家、今成による集会を行われてから正式に大会が終わった。


 感想は昔ながらのDDT風な世界だけでなく、大仁田厚風の世界観といい、大家健の世界観が作り上げられているという感じを受けた。観客動員には繋がらなかったが、それ以上の盛り上がりを見せてくれた。


 今月もダブルヘッダーでの観戦となったが、ガンプロで行われたお菓子マッチが各お菓子メーカーからのクレームが来ないことと、食べ物を粗末したことがバレないことを祈りつつ、会場を後にした。

PR

コメント

ただいまコメントを受けつけておりません。