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伊賀プロレス通信24時「日常茶飯事(ちゃはんじ)」

略して「イガプロ!」、三重県伊賀市に住むプロレスファンのプロレスブログ!

師匠・新崎も涙…のはしが東北ジュニア王座奪取で感涙!橋本はチサコを降し王座奪還!

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師匠・新崎も涙…のはしが東北ジュニア王座奪取で感涙!橋本はチサコを降し王座奪還!



6月24日 みちのくプロレス「新崎人生25周年記念大会」宮城・仙台市サンプラザホール 1888人超満員

<アピール、コメントなどは週プロモバイルより>
◇ダークマッチ◇
▼10分1本
○郡司歩(8分4秒 片エビ固め)×農業ボーイ雷斗
※ロックボトム

◇第1試合◇
▼15分1本
○大瀬良康貴(5分53秒 逆エビ固め)×川村興史

◇第2試合◇
▼20分1本
○ザ・グレート・サスケ バラモンシュウ バラモンケイ(5分8秒 片エビ固め)ヤッペーマン1号 ×ヤッペーマン2号 ヤッペーマン3号
※セグウェイ

◇第3試合◇
▼30分1本
○シーサー王 はやて(9分55秒 片エビ固め)ディック東郷 ×気仙沼二郎
※おんぶプレス

◇第4試合◇
▼30分1本
カサンドラ宮城 ○ハイジ・カトリーナ 佐藤亜海(18分24秒 片エビ固め)里村明衣子 ×岩田美香 愛海
※ダイビングギロチンドロップ

◇第5試合◇
▼新崎人生25周年記念試合/30分1本
○新崎人生 剣舞 ラッセ(17分23秒 片エビ固め)×卍丸 Ken45° 拳剛
※高野落とし

◇第6試合◇
▼センダイガールズワールドチャンピオンシップ王者決定戦/時間無制限1本
○橋本千紘(15分5秒 オブライト×)DASH・チサコ
☆橋本が第8代王者となる

【橋本の話】「やっぱり今日勝つことは想定内であって。これからの自分だと思うので。ここからもっともっと勝って、勝って、余裕のある自分を見せられるように。この先、このベルトとともに自分はもっと成長します。(チサコ)お互い意地なんですけど、やってもやっても返されて。ホントに心折れそうになったんですけど、そういう時に自分自身を信じてたので。頑張れました。センダイガールズといえば橋本千紘、女子プロレス界といえば橋本千紘、女子プロレス界の絶対王者になりたいです。時代を作るにはいま自分と同世代の若い選手とやって、時代を作らなきゃいけないと思うので。レジェンドという人たちを倒してベルト取ってきたので、次は若い選手たちとやって、このベルト、そしてセンダイガールズ女子プロレスの未来、自分が作っていきます」

◇第7試合◇
▼東北ジュニアヘビー級選手権/60分1本
[挑戦者]○のはしたろう(27分1秒 逆打ち)[第21代王者]×日向寺塁
☆日向寺が2度目の防衛に失敗、のはしが第22代王者となる。

【のはしの話】「ありがとうございました。ようやく、ようやくこの腰に巻く日がいました。信じられない気持ちなんですけど、良かったです。ありがとうございました。なんて形容したらいいか分からないですけど、取って初めてこのベルトの重さがこの体全体に響き渡る感じで。今日取ったのがスタートだと思ってますので。このベルトを取った責任をですね、しっかりとこれから果たしていきたいと思います。

(王者像)欲しくて欲しくて、挑戦に挑戦を重ねて取れたので。いまのみちのくプロレス全員にチャンスがあると思いますので。逃げることなく。挑戦者を迎えたいと思います。ガンガン挑戦して来てほしいです。

(25周年)本来であれば新崎人生社長が冠つけてるので、メインに立たなきゃいけない場を譲っていただいてまでも用意してもらったので。感動もひとしおです。みちのく入ったキッカケはやっぱり新崎人生がいなければ僕はみちのくプロレスでやってないので。(涙)。師匠の記念試合で取れたっていうのがホントにうれしいです。

みちのくプロレス東北の地を、プロレスの力で盛り上げようと精いっぱいやってます。ぜひ東北の地に、みちのくプロレスを観に足を運んでいただければと思います。東北でお待ちしております」

【新崎の話】「いまのみちのくプロレスとセンダイガールズプロレスリングの、両団体の凝縮された良さっていうのがこの一つの大会に出て、特にダブルメインの4人は期待以上の試合をしてくれて。最後はきっちりのはしが勝って、決めてくれたっていうのが自分の25周年という意味でも非常に満足しています。

今回に関しては、前回もそうなんですけど、自分の試合を見てもらいたいというよりもいまの若い選手たち、みちのく、仙女、こんなにプロレスってすごい競技なんだよって。冒頭の挨拶でも言いましたけど、やはり見てない方、実際に試合を見た方っていうのはプロレスへの思いって変わると思うんです。そういった意味で若い4人に託したというところではあるんですけど。ホントに自分はレスラーとしては、この25周年とか周年大会に関しては1歩下がってやってるような気持ちはありますけど、そのなかで4人に負けないぞっていう気持ちは少なからずね、あります。とくに20周年の試合のとき、1カ月前に足を骨折して、満足のいく試合を見せることができなかったので。5年経って、今日はいまの自分ができる限りのことを、そういう闘いをしようと思いました。

技? 20何年ぶりとか、実際こういう技って練習をするような技ではないので。ぶっつけ本番でイメージでやるので。実際できるかどうかっていうのは賭けだったんですけど、まぁなんとか(笑)。不格好ですけど。技がどうのこうのじゃないんですけど、そういう意味で一安心ですね。

(東北への思い)みちのくプロレスで新崎人生は生まれて、25年間、アメリカに行ってる時以外は、ほかの団体にもたくさん出たんですけど、その時でもみちのくプロレス年間100試合ぐらいはずっと出ていましたので。この25年間、7、8割ぐらいは東北のこの地で生かさせていただいるような状況ですので。新崎人生でいる限りは東北という土地でこれからも生きていって、まだまだ恩返しができていないと思うので。これから先自分のできる限りの恩を返していきたいなと思います」

 仙台で新崎のデビュー25周年興行が開催され、今回はセンダイガールズも参戦した。大会の主役である新崎は第5試合で剣舞、ラッセと組んでBAD BOYSと対戦。BAD BOYはゴング前から奇襲をかけ場外で新崎を痛めつけ、リング内でも剣舞を捕らえてリードを奪うが、交代を新崎はコーナーから手刀、拝みオット、曼荼羅捻りと猛反撃し、場外戦でも20年ぶりにサスケスペシャルを披露する。
 終盤では新崎は卍丸の卍落としを喰らい窮地に立たされるが、新崎は雪崩式ノド輪落としで反撃し、拳剛をパワーボムでKenに叩きつけると、BADBOYまとめて大金剛輪陀羅尼を発射、そして卍丸を念仏パワーボムから最終奥義である高野落としを久々に披露して3カウントを奪い、25周年を勝利で飾る。

 メインではSUPER STARSの日向寺が保持する東北王座に正規軍からのはしが挑戦、現在BAD BOYとSUPER STARSが共闘して連合軍が結成され、正規軍との全面戦争が繰り広げられているが、5・6仙台大会でのはしが王者の日向寺に挑戦表明したことで今回の選手権となった。
 序盤はのはしがリストロックからハンマーロックと日向寺の左腕を狙い、これを嫌った日向寺がショルダータックルで、のはしをエプロンに追いやるが、腕をロープ越しに捕らえたのはしがアームブリーカーから腕へのドロップキック、脇固め、ショルダーアームブリーカー、腕へのギロチンドロップからキーロックと左腕攻めで先手を奪う。
 日向寺はストンピングの連打で流れを変え、エルボー合戦ものはしを両足をすくって倒しすと日向寺はエルボードロップを投下、のはしは下からの三角絞めを狙うが、日向寺は逃れ串刺しショルダーの連打からスタイナーリクライナーで捕獲するも、ブレーンバスター狙いはのはしが脇固めで切り返し、執拗に左腕攻める。
 日向寺は持ち上げてサイドバスターで叩きつけてから突進するが、のはしがフランケンシュタイナーから場外へ追いやると、拝み式ケブラータを命中させ、エプロンダッシュでドロップキック、リングに戻ってダイビングクロスボディー、倒れこみ式ヘッドバットバットからチキンウイングアームロックと左腕を再び攻める。
 のはしはコーナーへ昇るも、追いかけた日向寺が雪崩式ブレーンバスターで投げ、張り手、逆水平合戦となると、日向寺がのはしの顔面に張り手が炸裂、だがのはしは延髄斬りで応戦、バックドロップ狙いは日向寺が着地しシャリマティー、串刺しもかわしてジャンピングハイキック、逆水車落としからキツイ角度での逆エビ固めで追い詰めるが、腕攻めが効いたせいか、技が解けてしまう。
 日向寺はコーナーからダブルスレッジハンマーを投下も、かわしたのはしが丸め込みの連打から捻りのきいたバックドロップ、タイガースープレックス狙いは日向寺は逃れるも、のはしは飛びつき腕十字で捕獲し腕固めへと移行、のはしは逆打ちを狙うも、日向寺が旋回して叩きつけ、スピアーからゴリークラッシュからダイビングエルボードロップを投下するが自爆となると、のはしはダイビングヘッドバットから逆打ちで3カウントで王座奪取、内容的にものはしの作戦通りに左腕攻めが見事に功を奏し、のはしの完勝だった。試合後は王座奪取して感涙するのはしを新崎が叩くも、新崎も貰い泣きしてしまいつつ、のはしの王座奪取を祝福した。
 のはしがみちのくで頂点にたどり着くまでが長かったというのが印象、のはしは最初は新崎の小型版から始まり、ルードに転向して一斗缶を頭に被ってダイビングヘッドバットを投下するなど模索していたが、トップに立つまでには至らなかった。頂点に立つまで時間がかかったが、やっと手にした。新崎がもらい泣きしたのは、のはしの苦労をしっかり見ていたからかもしれない。

 セミではチサコと橋本の間でセンダイガールズワールドチャンピオンシップ王者決定戦が行われた。5・13センダイガールズ大阪大会で前王者だった浜田文子による不祥事で王座は返上され、ベルトは空位となっていたが、5・26宮城野大会で橋本からフォールを奪ったチサコが王座決定戦を訴え、橋本も名乗りを挙げたことで、今大会での決定戦となった。
 序盤は橋本がバックの奪い合いからコブラツイストで捕獲するが、逃れたチサコがエルボーの連打、串刺しエルボーの連打で反撃、だがアピールしたところで橋本のラリアットを喰らってしまう。
 橋本はサマーソルトドロップを投下するが自爆となると、チサコはスライディングキックから場外戦を仕掛け、エプロンの攻防ではハイキックからフェースクラッシャーを敢行、場外に再び落ちた橋本にコーナーからプランチャを発射する。
 しかしリングに戻ると、橋本はサイドスープレックスからボディースラム、サマーソルトドロップを連発して反撃、カミカゼからコーナーも、起き上がったチサコは雪崩式フランケンシュタイナーで落とし、ダイビングフットスタンプを投下するが、16日新潟大会で痛めた右足首を抑えてしまうと、これを逃さなかった橋本はスピアーを浴びせ、水車落としを決める。
 チサコは回転エビ固めからウラカンラナ、カサドーラ狙いは橋本が堪えるも、チサコはスタナーを決め、ラリアットで応戦した橋本はコーナーも、チサコはジャーマンで投げてからコーナーへ昇ると、橋本は雪崩式パワースラムから自身がコーナーへ昇るが、チサコが雪崩式エースクラッシャーを敢行する。
 チサコはホルモンスプラッシュを投下も橋本はカウント2でキックアウト、チサコはエルボーの連打も、素早くバックを奪った橋本が投げ放しオブライトで投げ、両者ダウンの後でエルボー合戦、チサコが連打からジャーマン、春丸で丸め込んだ後で突進するが、橋本がラリアットで迎撃すると、起き上がり小法師ラリアットの連打からパワーボムで叩きつける。
 橋本はコーナーからダイビングサマーソルトドロップを投下してから、オブライトを狙うが、チサコが着地して首固め、しかし春丸狙いは橋本が担いで水車落としを連発すると、オブライトで3カウントを奪い王座を奪還、チサコは攻め込んだが一発の重みで橋本が優った。このカードは不祥事が起きた5・13大阪大会で急遽組まれ、チサコが勝ったが、チサコにしても橋本にしても緊急事態とはいえ、中途半端な気持ちでやりたくなかったというのが本音だった。今回は気持ちをしっかり前向きにして取り組んだ試合だったと思うし、橋本にしても不祥事のことを考えると今回の王座奪還は橋本に素直に喜べないというのが本音なのではないだろうか、しかしいつまでも引きずるわけにはいかない、今回の王座奪還を契機に橋本もセンダイガールズもやっと前へ向こうとしている。

 最後はバラモン兄弟を除く出場選手が揃い、新崎が30周年へ向けて大会を締めくくったが、のはしだけでなく橋本といい、みちのくプロレスやセンダイガールズにこれだけの財産を作り残した。両団体にとって一番の功労者は新崎なのかもしれない。30周年に向けるそうだが、サスケスペシャルや高野落としを出来る限りは大丈夫、これからも頑張って欲しい。
 

 新崎人生選手、デビュー25周年、おめでとうございます!

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