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伊賀プロレス通信24時「日常茶飯事(ちゃはんじ)」

略して「イガプロ!」、三重県伊賀市に住むプロレスファンのプロレスブログ!

征矢が復帰戦の相手にワイルドの相棒・大森を指名!稲葉がKAIを涙の返り討ちも新世代の結束で世代闘争へ

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征矢が復帰戦の相手にワイルドの相棒・大森を指名!稲葉がKAIを涙の返り討ちも新世代の結束で世代闘争へ

9月18日 WRESTE-1「WRESTLE-1 TOUR 2016 3rd ANNIVERSARY」後楽園ホール 811人


<アピール、コメントなどは週プロモバイルより>
◇第1試合◇
▼30分1本
大家健 村瀬広樹 ○藤村康平 翔太(6分17秒 キャメルクラッチ)アンディ・ウー X立花誠吾 頓所隼 進藤翔


◇第2試合◇
▼プロレス総合学院2期生デビュー戦/30分1本
NOSAWA論外 ○MAZADA(8分00秒 キャメルクラッチ)X伊藤貴則 デニス篠原


◇第3試合◇
▼30分1本
△葛西純(8分32秒 両者リングアウト)△熊ゴロー


【熊ゴローの話】「両者リングアウト、訳分かんねえ。オレはこんな感じで、こんな結末じゃなくて、もっと違うものを征矢さんと葛西さんに見せたかった。何度でも征矢さん、葛西さんにオレの気持ちをぶつけます。もっとちゃんとオレのハートを葛西さん、征矢さんにぶつけます」


【征矢、葛西の話】
葛西「あれがアイツのやる気か? ちょっとわかんねえ。オレっちも頭に血が上って、確かに我を忘れてた。それをよ冷静に判断してくれた、間に入ってくれた学ちゃんを蹴飛ばして。負傷者に手を出すってどういうことだよ。あれがアイツのやる気か? レスラーとしてじゃねえよ。人間として間違ってんじゃねえのか」


征矢「あれがアイツのやり方か? もうニューワイルドオーダーに残れとか言わねえよ。ぶっ潰してやる」


葛西「確かにいままでのアイツとはちょっと違ったよ。いままでアイツはちゃんとした人間だった。でも今日で分かった。アイツは人間として間違ってる」


征矢「2人でまたやっていきましょう」


◇第4試合◇
▼30分1本
○黒潮“イケメン"二郎(10分07秒 イケメン固め)X河野真幸


【黒潮の話】「俺だってね、練習ぐらいしてますよ。ただ、プロレスは難しいですね。相手を振り向かせないと。今回は振り向いてくれたからよかったですけど、俺はこうやって敵を作ってW-1を盛り上げていく。敵はW-1の外ですけど、W-1を盛り上げていくためにはW-1の人とじゃないとダメなんですよ。僕はW-1に残った人たちとW-1を盛り上げていく! 敵でも味方でも! ただ、実力はまだまだ伴ってないので、船木さん、待っててください。フィニッシュ」


◇第5試合◇ 
▼30分1本
○火野裕士(8分14秒 体固め)X土肥孝司
※Fucking BOMB


【火野の話】「リアル・デスペラードを抜けて、やりたいことが何となくわかった気がする。まあでも、あんなもんじゃまだまだやから。せっかく抜けて、俺たちベテラン軍に噛みつきたいんちゃう? だから抜けたんやろ。俺らの下でヒョコヒョコついてくようなキャラじゃなくて、俺が俺がって前に出てくるようなことをやりたかったのかな、アイツは。案の定、まだまだ無理やぞ。あれで俺に勝てると思ってるのか? 全然無理やな。せっかく抜けて、お前なりに頑張ってるのかもしれへんけどな。まだまだ足らへんちゅうことや。まあ、頑張れや。(シングルでやってみて、気持ちは感じた?)感じたからそういうようなことを言ったけど、さっきも言ったように、気持ちが足らへんってことやね。今日の試合を見て、なにかできたか? ほとんど何も残せてへんやろ。あんなんじゃ無理やっちゅうことや。もっと気持ちが強くなって。せっかくリアル・デスペラードをアイツの意志で抜けたんや。もっと気持ちを強くもって、かかってきてくれ」


 【土肥の話】「強いな。強い。でも、ちょっと火野裕士の余裕のないところを見せられたんじゃないかな。本当はいろいろ考えたんだけど、やっぱり真っ向からぶつかって勝ちたいというのがあって。玉砕されたね。でも、向こうから仕掛けること、火野裕士からいきなり仕掛けてくることはねえだろ。それは前哨戦で俺への気持ちが高ぶってきたからじゃねえか? まあ、1回で終わらせたくないね。(結果は伴わなかったが、内容の部分では?)内容は正直まだまだだ。火野裕士が俺の技で倒れたかって言ったら、全然倒れてないし。でも、俺はちょこまかやらないよ。W-1で火野裕士とシングルやって、チョップ何発も張り合えるのは他にいるのかよ? 俺しかいねえからよ。まだまだやりたいですね」


◇休憩前◇
(欠場中の征矢学がリングに登場。)


征矢「みなさん、お久しぶりです。わたくしW-1の征矢学と申します。どうぞよろしくお願いします。わたくし8月にケガをしまして、10月の後楽園で復帰が決まりました。なんですが、どうしても復帰ではやりたい相手が一人おります。私がもう一度ワイルドの心を取り戻すために、ワイルドハート、ワイルドハート! みなさんピンとこないですか。そうです。大森隆男とシングルマッチをぜひやりたいと思っております!(歓声)拍手をいただいたのはありがたいのですが、これはただ私が思っているだけであって、カード自体決まっておりません。ですが、私はこのカードをぜひとも実現すべく、明日の全日本プロレスの後楽園ホールに、直接大森さんに直訴しに行きたいと思っております! 私の気持ちが大森さんに届くか、全日本プロレスに入れてもらえるかわかりませんが、必ず気持ちを大森さんに伝えたいと思います。次の10月9日の後楽園ホールでは、私と大森さんの闘いをぜひとも楽しみにしていただきたいと思います! よろしくお願いします!」


◇第6試合◇
▼WRESTLE-1クルーザーディビジョンチャンピオンシップ/60分1本
[第5代王者]○児玉裕輔(13分40秒 片エビ固め)[挑戦者]X吉岡世起
※サーヴィカル・ブレイク
☆児玉が初防衛に成功


【児玉の話】「鬼のような吉岡さんを引き出すって言って、やっぱり凄いのが来ました。途中の蹴りで、気管のところが切れたっぽいです。血がたくさん出てきて。でも、あれだけ怖い吉岡さんを引き出して勝ったというのは、非常に自分の中では大きいです。お互いに負けたくない、似た者同士だと思うんで。ファイトスタイルは違っても、どこかで意識し合える部分もあるので。これで終わりじゃないです。どんどんと、何回も何回も吉岡さんとやっていきたいなと思います。もしかしたら、次は吉岡さんの持つベルトに僕がチャレンジするかもしれないし、いろんな状況あると思うんですけど、これっきりで終わらせたくないですね。(同じ世代での戦いは見せられた?)そうですね。やっぱりこれからのW-1というのは僕らの年代がドンドン第一線に上がっていなきゃいけないと思っているんで。周りになんと言われようと、ドンドンドンドンチャレンジしていくことが一番。こうして多くの人に触れる機会がある人間であればあるほど、常に動いていなきゃいけないと僕は思っているんで。常に行動を起こしていきたいなと思っています。(次の防衛戦は?)1回、同期対決というか、同世代対決はやったので、いろいろ考えているんですけど、何個か案があって。どれにするかというのは、また考えたいと思います。次に向けて打ち出したいと思ってます。W-1とこのベルトをドンドン凄いものにしていくために、僕なりに考えているんで。また追々発表させていただきたいと思います」


◇第7試合◇
▼第7代WRESTLE-1タッグチャンピオンシップ王者決定戦/無制限1本
○カズ・ハヤシ 鈴木鼓太郎(11分17秒 片エビ固め)近藤修司 X“brother"YASSHI
※パワープラント
☆カズ&鼓太郎組が第7代王者となる


【カズ、鼓太郎の話】
カズ「うれしい! W-1の未来はオレたちの試合だろ。W-1の未来は作るのはカズ・ハヤシと鈴木鼓太郎、略して…」


鼓太郎「略して…考えておきます」


カズ「倒してみろ。オレらを超えられるタッグがあるのかと問いたい。自信のあるヤツは出て来いよ」


鼓太郎「急造タッグかもしれないけど、それでも一発で結果出した。そこらの通常のチームより3倍強いぞ」


カズ「上野の鼓太郎さんのバーで勝利のカクテル飲んでるんだ。今夜も飲むぞ」


【近藤、YASSHIの話】
近藤「コイツ、何年かブランクあるけど、ほかの現役の3人に全然見劣りしなかったよ。見ててわかっただろ。もしかしたら4人の中で一番がんばったよ。プロレスやってないときも、魂はプロレスラーだったってことだよ。オレたちはスタートはいつもこうだよ。闘龍門入ったときもそう。今からスタートでも遅くねえよ。なあ、ブラザー。年齢は関係ねえよ」


YASSHI「今からや、カスヤロー。脳ミソだけでプロレスするヤツらを、オレらがヒーヒーいわしたる」


◇第8試合◇
▼WRESTLE-1チャンピオンシップ/60分1本
[第9代王者]○稲葉大樹(21分57秒 タイガースープレックスホールド)[挑戦者]XKAI
☆稲葉が初防衛に成功


(試合終了後)
(ベルトを受け取った稲葉に大歓声。KAIが座ったまま握手を求める。稲葉が応じ、頭を下げる。稲葉は顔をくしゃくしゃにして涙。稲葉コール。)


稲葉「今日は泣かないって決めてたんですけど、やっぱり泣いちゃいました。でも、これで、前の試合でギブアップ取って、フォールで3カウント取って、もうマグレじゃないってことが…。これからのW-1、ボクが引っ張っていきます!(稲葉コール)でも、でも、W-1引っ張っていくっていうのはボクだけの思いじゃないはずです。リングの周りにいるみんな、ちょっと上がって来てください。(若手がリング上へ)みんなもオレと一緒の気持ちでW-1盛り上げていきたいって、同じ気持ちですよね。W-1の若手の気持ち、固まってます。これからのW-1、ボクたちで引っ張っていきます! よろしくお願いします!」


(そこへNOSAWA、火野、河野、葛西らが登場。)


NOSAWA「おい、てめえら若いやつらで何ができるって言うんだよ? おい土肥、オマエな、今日火野に負けてんだよ。現実見ろよ、ボケ」


葛西「おいおいおい、あんちゃんたちよ、リング占拠してなんだ? 天下取ったつもりでいるのか? おい熊、オマエよ、ケガ人に手出してよ、このW-1のリング引っ張っていく? きれいごとも休み休み言えよ、この野郎」


河野「おい稲葉、いや、チャンピオン。W-1を引っ張っていきたい、盛り上げたい、その気持ちは素晴らしいことだと思う。ただ、それはこのリングで闘うすべての選手がもって闘わなきゃいけないことなんだよ。当たり前のことなんだよ! W-1始まって3年だよ、オマエ、3年。おせえよ! しょうもない。オマエ(黒潮)も」


稲葉「河野さん、でもオレたち、もう一度、気持ちをひとつにしてW-1盛り上げていきます!」


河野「だから言ってんだろ! オマエらが束になってやったって何もできねえって言ってんだよ、この野郎!」


稲葉「じゃあオレたちとやりましょうよ。5対5でやりましょう」


河野「…5対5って、オマエら仲良しこよしかもしれねえけど、こっちは関係ねえよ」


葛西「(さえぎって)よーし! おもしれえじゃねえかコノヤロー! よしよしよし。それなら話はええよ。オレたち、1、2、3、4、5、よしよし、5人いるからよ、オマエらだれが出るんだ!? だれがでるんだオイ!?」


稲葉「じゃあこっちは、熊、土肥さん、イケメン、そしてオレ、もう一人…」


藤村「(マイクを奪って)W-1で一番若いのはこのボクです。あとの一人、ボクでお願いします! ボクにやらせてください! お願いします!」


稲葉「じゃあこっちはもう一人、藤村でいきます。これで5対5、やりましょう。今度の後楽園で5対5でやりましょうよ! イリミネーションでやってやりますよ。5対5のイリミネーション、次回後楽園でやります!」


(ベテラン軍が退場。葛西とNOSAWAがハグ。葛西は火野とも半ば強引にハグ。)


稲葉「ボクたち若手、気持ちはひとつです。これからのW-1、ボクたちで引っ張っていきます! また応援よろしくお願いします! 今日はありがとうございました!」


【近藤、河野、葛西、NOSAWAの話】
近藤「オレは誰も信用してねえ。オレが信用してんのは、オマエ(河野)だけだ。とにかくアイツら出た杭を叩き潰す」


河野「まあ、出たのかどうなのかもわかんないけど」


近藤「出てねえか」


葛西「今度やるんだろ、オレたちで」


近藤「仲間じゃねえぞ」


NOSAWA「若い力って言われても全然ピンと来ない。若い力で集まってなにができるんだって。キャリアが違う。結果、ベルト取りました、お客さん喜びましたって。全然、客入ってねえじゃねえかよ。潰れるぞ。5対5、ぶっ潰してやる」


【稲葉、児玉、藤村の話】
稲葉「今日3カウント取りました。マグレ、マグレって言われてましたけど、これでもうマグレって言われないと思います。これからは本当にボクたちで引っ張っていきます。最後リング上で、藤村もああやって意思表示をして、藤村は武藤塾からいっしょに頑張ってきた仲間なので、5対5、ボクたちがW-1を引っ張っていきます。気持ち的に沈んだ部分もあったんですけど、どうにか今日の後楽園に気持ちを持っていけたかなって。これからもっともっと自分自身変えていかなきゃいけないなと思います。ボクが引っ張っていきます。その気持ちをみんなが持っていれば、きっとW-1は変わっていくと思います」


児玉「ひとつ提案なんですけけど、UWA6人タッグ、ボク、土肥、熊って、若手だけで試合やらないですか? オレたち若い世代でこれだけのものができるんだっていうのを見せるためにも」


稲葉「やりましょう」


藤村「W-1のなかで一番若いのはボクなので、ボクもW-1を引っ張っていく一員だと思ってます。もっともっと強くなって盛り上げていきたいと思います」


 休憩前に右肩鎖関節脱臼及び靭帯損傷で欠場していた征矢が登場、10月9日後楽園大会からの復帰を発表したが、復帰戦の相手にかつての相棒である全日本プロレスの大森を指名した。 
 征矢と大森は、ご存知の方も多いだろうが、武藤体制時代の全日本プロレスでGET WILDを結成し全日本マットを席巻、2012年プロレス大賞最優秀タッグチームにも選ばれ、征矢自身もブレイクするきっかけにもなった。
 しかし翌年の2013年に世界タッグ王座から転落後に征矢が首と目の治療のため長期欠場のためチームは活動休止になると、武藤とオーナーだった白石“バカ”伸生の間で対立が生じて全日本に分裂騒動が起き、征矢は全日本に留まったが、12月末に突如退団、WRESTLE-1へと走ったことで再結成の可能性もなくなってしまった、征矢がなぜWRESTLE-1へ走った理由はわからないが、この時点で全日本は資金的に厳しくなっていたことから、バカ白石が支払うべきものを支払わなかったからと見ている。
 しかし二人の仲は切れた共言い難く、互いに「GET WILD」を入場テーマとして使用していたことから、離ればなれになっても解散はせず名前だけでも継続させていたが、今年になってWRESTE-1と全日本が雪解けで急接近したことで、征矢と大森が再び交わる可能性が高まっていた。後は征矢の呼びかけに大森がどう返答するか…


 本題のWRESTE-1後楽園大会はnew Wild orderの離脱を表明した熊ゴローが葛西とケジメの禊マッチを行うが、二人はラリアット合戦から葛西が顔面蹴りを放つと、バックドロップや後頭部へのドロップキックと徹底的に痛めつける。
 しかし熊ゴローは耐え切ると頭突き合戦からドロップキックを放ち、バックフリップからダイビングセントーンを投下、パワーボムと畳み掛けるが、クリアした葛西も延髄斬りや頭突きで応戦、ラリアット合戦を制してからリバースタイガードライバーを決めるも、今度は熊ゴローがクリアする。
 葛西はパールハーバースプラッシュも投下するが、クリアした熊ゴローは強引にブレーンバスターで投げると、ラリアットから場外戦に持ち込み頭突き合戦を展開するが、完全にエキサイトした二人はレフェリーや立会人の征矢の制止までも無視してしまい、レフェリーが収集不可能と判断して場外カウントを数え両者リングアウトとなるも、二人は治まらず大乱闘となってしまう。


 打倒・河野を掲げた黒潮はシングルで3連敗を喫している河野と対戦、河野がハイアングルのチョークスラムや場外戦で線絵tを奪うも、黒潮はスワンダイブミサイルキックで反撃してからトペコン、アラビアンプレスと反撃、しかしエプロン越しのハイキックからのスワントーンボムが自爆となってしまうと、河野はエルボー合戦からネックハンキングボム、串刺しニー、チョークスラムと畳み掛けるが、雪崩式チョークスラム狙いは黒潮が回転十字固めで切り返す。
 黒潮はトラースキックからムーンサルトプレスを投下するが、河野は剣山で迎撃すると、ランニングニーからジャーマン、バックドロップ、チョークスラムと畳み掛け、ランニングニーから再度チョークスラムを狙うと、黒潮がウラカンラナことイケメン固めで逆転3カウントを奪い、河野越えを達成する。


 火野vs土肥は火野が逆水平合戦からパワーで圧倒するが、ラリアットをブロックした土肥はエルボーからバックドロップで活路を見出すも、火野は逆水平で鎮圧する。
 土肥もエルボー、ラリアットで反撃するが、再度のラリアットはかわされると火野はジャーマンで投げ、ラリアットを狙うも、今度は土肥がカマイタチで迎撃してからラリアットを狙う。
 しかし火野がラリアットでなぎ倒すとFucking BOMBで3カウントで完勝となる。 


 クルーザーディヴィジョン戦は吉岡がミドルキックで先手を狙うが、児玉は吉岡の痛めている首を攻めて先手を奪う。
 しかし吉岡はレッグラリアットで反撃するとミドルキックの連打、串刺しジャンピングニー、ジャンピングハイキックと浴びせ、場外へ落ちた児玉にランニングローキックを炸裂させてから鉄柱越えのトペコンヒーロを決める。
 リングに戻った吉岡はみちのくドライバーを決めるが、ハイキックは児玉がかわすとコーナーへのギロチンホイップからクロスフェースで動きを止め、打撃戦もエルボーの連打、ドロップキックで制したかに見えるも、吉岡もスピンキック、スライディングキックで応戦し反転式ハイキックを狙うが、読んだ児玉がトラースキックを放って両者ダウンとなる。
 児玉は吉岡をコーナーに固定すると顔面へトラースキックを炸裂させ、トルネードDDTからリバースDDTを狙うも、吉岡は変型ハイキックで阻止しスライディングキックを狙う、しかしキャッチした児玉は頭突き合戦を制した後でトラースキック、変型リバースDDTと畳み掛けてからサーヴィカル・ブレイクを決め3カウントを奪い王座を防衛、試合終了後は両者握手でノーサイドとなった


 メインは8月10日横浜文体大会の再戦となる稲葉vsKAIのWRESTE-1チャンピオンシップ、KAIから王座を奪取した稲葉だったが、8月19日の新宿大会ではKAIが稲葉から直接フォールを奪っただけでなく、稲葉の勝利を「まぐれ」呼ばわりし、前王者の権利を行使して再戦に漕ぎ着けた。はKAIは三富、翔太、大家、村瀬と共にトレインで入場すれば、稲葉のセコンドにはアンディ、吉岡、黒潮、土肥、熊ゴロー、児玉が着いた。
 試合はKAIがフロントハイキックを狙うも、かわした稲葉はKAIの胸板にヘッドバットを炸裂させてからフライングショルダーを発射、KAIを場外へ追いやった稲葉は客席へホイップを狙ったが、逆にKAIが客席にホイップし、柵へ叩きつけてから東側看板に稲葉の頭部を叩きつけて先手を奪う。
 KAIは再び場外戦に持ち込んで、翔太に南側入り口の上からのダイブを要求して翔太はスタンバイするも、KAIは翔太を置いてリングサイドに戻ってしまい放置状態にしてしまうが、KAIはリングサイドでのブレーンバスター、客席へのホイップと試合を有利に進める。
 劣勢の稲葉はKAIの串刺し攻撃を阻止するとフライングショルダーを発射し、顔面ウォッシュや顔面への低空ドロップキックの連発で流れを変え、時間差ロープワークから火の玉ボム、そして卍固めを狙うも、KAIは担いでバックフリップで投げ、ダイビングフットスタンプから逆エビ固めと稲葉を追い詰める。
 KAIは稲葉の串刺し攻撃をハイキックで迎撃してからコルタバで場外へ追いやり、トペを発射させると「マグレ」コールをあおり、リングに戻ってから稲葉をコーナーに逆さ吊りにして顔面へのスライディングキックからLATを狙うも、稲葉はコンプリートショットで切り返し、ダイビングヘッドバットの3連発、フィッシャーマンズバスター、連続ジャーマンと畳み掛ける。
 稲葉は再度卍固めを狙うが、振りほどいたKAIはトラースキックから延髄斬り、ジャーマン、トラースキック、再度のLATは稲葉が着地して張り手で返すと、KAIも打ち返し、稲葉がヘッドバットから突進したところでキャッチしファイヤーサンダーで突き刺すも、稲葉のヘッドバットでKAIは流血してしまう。
 KAIは垂直落下式ブレーンバスターからスプラッシュプランチャを狙うが、追いかけた稲葉と競り合いになると、競り勝ったKAIが雪崩式LATで叩きつけ、サンダーファイヤーパワーボムから再度スプラッシュプランチャを投下するが稲葉は剣山で迎撃してから丸め込む。
 KAIは雁之助クラッチを狙うが、稲葉は卍固めで切り返すと、耐えるKAIにヨシタニックを決め、最後はジャーマンからタイガースープレックスホールドで3カウントを奪い王座を防衛した。


 試合終了後には稲葉は涙を流しながらKAIに頭を下げてノーサイドかと思われたが、稲葉が児玉、黒潮、アンディ、吉岡、土肥、熊ゴロー、藤村を呼び込んで新世代宣言をすると、火野とNOSAWAのリアル・デスペラードとnew Wild orderの葛西、トリガーの近藤、河野がマッタをかけ徹底抗戦の構えを見せる。
 そこで稲葉あ10月9日の後楽園大会で新世代vs旧世代によるイリミネーション戦を提案すると、旧世代は難色を示しつつ、新世代潰しで利害を一致させ共闘、稲葉ら新世代の提案を受け入れ、また新世代は稲葉、黒潮、熊ゴロー、土肥とデビューしたばかりの藤村を抜擢することになった。


 稲葉の呼びかけがきっかけとなってWRESTE-1は世代闘争へと突入、戦力的には旧世代が優っているものの、今まで敵対していた者同士がいきなり組むとなると団結力が欠点か、また10月9日の後楽園は昼にWRESTE-1、夜に全日本が開催されることから昼夜にかけて対抗戦が組まれるの可能性も高い、今後のWRESTE-1は世代闘争、そして全日本との絡みが軸になっていくのか・・・?


 またセミのタッグチャンピオンシップの王座決定戦は序盤はチーム歴の長い近ブラがカズ&鼓太郎を分断しカズに集中攻撃を加えるも、交代した鼓太郎が流れを変え、カズとの連係も決まって近ブラと互角に渡り合う。
 YASSHIは二人に急所打ちを決めてから近藤がランセルセを決めると、バビロンからYASSHIがフライングビッグヘッドで勝負に出たが自爆となってしまう。
 両軍が入り乱れるも、カズ&鼓太郎の連係が冴え渡りダブルインパクト式アッパー掌底や鼓太郎のファンネル、カズのハンドスプリング式レッグラリアット、鼓太郎のブルーディスティニー、カズのリバースファイナルカットとYASSHIに立て続けに決めると、最後はカズがトラースキックからのパワープラントで3カウントを奪い新王者となった。

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