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伊賀プロレス通信24時「日常茶飯事(ちゃはんじ)」

略して「イガプロ!」、三重県伊賀市に住むプロレスファンのプロレスブログ!

KAIが鈴木秀樹を破り至宝奪還も、待ち受けていたのは大ブーイングという厳しい現実

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KAIが鈴木秀樹を破り至宝奪還も、待ち受けていたのは大ブーイングという厳しい現実

7月12日 WRESTLE-1「WRESTLE-1 TOUR 2015 SYMBOL」 後楽園ホール 1313人 満員


<アピール、コメントなどは週プロモバイルより>
◇第1試合◇
▼30分1本
○浜亮太 村瀬広樹 ジェイ・フレッディー(8分0秒 体固め)NOSAWA論外 ×MAZADA 高橋匡哉
※オオキドプレス


◇第2試合◇
▼30分1本
○AKIRA(9分15秒 片エビ固め)×熊ゴロー
※ムササビプレス


◇第3試合◇
▼30分1本
中之上靖文 アンディ・ウー 黒潮“イケメン”二郎(10分19秒 片エビ固め)河野真幸 KAZMA SAKAMOTO ×土肥孝司
※ムーンサルトプレス


◇第4試合◇
▼WRESTLE-1クルーザーディビジョンチャンピオンシップ 60分1本
[初代王者]○田中稔(14分55秒 HEATクラッチ))[挑戦者]×吉岡世起
☆稔が5度目の防衛に成功


(試合後)
吉岡「こんなんじゃねえよ! 稔さん、俺はアンタを超えたい! いや、アンタを超えなきゃなんないんですよ! アンタと組んでたらいつまでもアンタを超えられねえんだよ!」


【吉岡の話】「最後、なんっていう技ですか!? よくわかんないうちに丸め込まれて…。道場マッチにベルト持ち帰るって約束して、挑戦して負けて、情けねえ。情けねえけど、稔さんを超えなきゃいけないんですよ。稔さんと組んで吸収しようとしても勝てなかった。組んでちゃ勝てねえんだよ。もっとどんどんやり合わないと。あのベルトがほしいんだよ」


【稔の話】「おととい、博多で腰をやっちゃって。ただでさえガンガンくるのに、これは厳しい闘いになると。試合終わってね、突然、別れ話を持ち掛けられるとはね。でも俺は、別れ話のもつれから感情的になって事件起こすようなトシでもないからね。組むのをやめて対角線に立つ、大いに結構ですよ。俺と彼はやり合ったほうがお客さんも盛り上がってる。だったら対角線に立って力づくでもぎ取ってみろよ。このスットコドッコイ!」


◇第5試合◇
▼スペシャル6人タッグマッチ 30分1本
○ザ・グレート・ムタ ザ・グレート・カブキ TAJIRI(15分5秒 体固め)藤原喜明 ×大和ヒロシ 芦野祥太郎
※閃光魔術


◇第6試合◇
▼WRESTLE-1タッグチャンピオンシップ 60分1本
[挑戦者]○征矢学 葛西純(21分17秒 エビ固め)[初代王者組]カス・ハヤシ ×近藤修司
※ワイルドボンバー
☆カズ&近藤が8度目の防衛に失敗、征矢&葛西が第2代目王者となる


【チーム246の話】
カズ「新しい風が吹いたくらいで倒れる246じゃないんだよ。だれと葛西純&征矢学の試合見たい? リマッチだ」


近藤「カズさん、すいません。ボク、次、カズさんと出れないです(と言い放って引き揚げる)」


カズ「(近藤の発言にやや動揺しながら)リマッチだ」


【new Wild orderの話】
葛西「学ちゃん、3つ取ったぞ。夢じゃないぞ」


征矢「ワイルド有言実行だ。4度目でやっと取ったぞ。新規ニューワイルドオーダーになったからどうしてもこのベルトが取りたかった! 会社からどう思われてるかわからないけど、権限持ってるのは俺たちだ。ベルトが通行証みたいなもんだ。ベルトを持ってれば貿易の機能もスムーズにいくんだ。なあ、純ちゃん」


葛西「W-1! 1発目の挑戦で取ったぞ。俺らワイルドは一筋縄のチームじゃない。会社の管理下で収まってるチームじゃねえぞ。今後はどんどん好き勝手にやっていくから。会社が思いつかないようなワイルドなことどんどんやっていくから。好き勝手に回っていくぞ、このベルト」


征矢「純ちゃんが言ってるように、プロレス村だけで動いてるわけじゃねえぞ。いろんな業界に、もしかしたらノガちゃん(AKIRA)が演歌の歌出すかもしれねえぞ。わかんねえぞ」


AKIRA「おう! それは…わかんねえぞ。俺たちはさ、次の挑戦はって、順番決めてなかったか?」


征矢「そんな話ありましたっけ?」


AKIRA「まあいい! 取ったんだから!」


征矢「わかった。もう一回、俺たちに挑戦したいってことですね? 葛西純、もうひとり探して来い。そしたらやってやるよ」


AKIRA「え???」


征矢「征矢学&葛西純対葛西純&AKIRA。色違いの葛西純連れてこい」


葛西「(ウンウンうなずきながら)この個性いるか?」


征矢「ゲームみたいなもんだ。B、2B、3Bってあるだろ」


AKIRA「オメーの言ってることわかんねえよ」


征矢「そういうことだよ。純ちゃんがパートナーなんだから。もうひとり純ちゃんがいればいいんだよ。純ちゃんがもうひとりいれば、俺らに挑戦できる」


AKIRA「わかんねえけど、勝ったんだから今日は何言っても許す。よく取った」


征矢「じゃあいくぞ、(全員で)これが俺らのワイルドだー!」


◇第7試合◇
▼WRESTLE-1チャンピオンシップ/60分1本
[挑戦者]○KAI(14分28秒 片エビ固め)[第4代王者]X鈴木秀樹
※スプラッシュプランチャ
☆鈴木が3度目の防衛に失敗、KAIが第5代目王者となる。


(試合後)
KAI「やっと、やっと、ベルトをW-1に取り戻すことができました!(一部からブーイング。『ちゃんと守ってよ』の声)必ず、次は守るよ。このベルト、武藤さんから取って一回も防衛せずに他団体に流出させてしまったのは自分なんで、また今日からスタートだと思ってます。どんどん防衛回数、重ねます。強いヤツともやります。何回負けても俺は食らいついて(観客から「負けないで」の声)…負けないけど、必ず勝ち負けがあるんです。俺も最初から負けるなんて一切思ってません。必ず勝ってみせると言って、でもこのベルト、落としちゃったんです! でも今日、こうして取り返したからには、次の防衛は必ず、絶対、勝ちます! でもそれでも、負けちゃったらすいません。(ブーイング)勝負
はわからないでしょう。でも俺は負けても負けても立ち上がるのが、勝ちだと思ってますから。(ブーイング)空気おかしいでしょ、みんな。最後は勝てばいいんですよ! 皆さんの人生、そんなに勝ってばっかりじゃない! 今日は俺が勝ったぞー!(ブーイング)ブーイングしていただいても、俺が勝ったのは変わりないから。何回でもブーイング受け付けてます。(ブーイング)ブーイングありがとう。
みんな…あるのかな、おめでとうって? あるのかな? ブーイングしてる人、皆さんの横で、おめでとうとか、あるのかな? 何人かいるよね?」


(近藤登場)
近藤「オマエはよぉ、マイクもしょっぺえなコノヤロー。ふざけんなよコノヤロー。オマエを手助けしたけどな、俺はオマエを認めたことは一度もねえぞ。約束どおりそのベルトに第一に挑戦させろ」


KAI「それ俺が決めていいんですか?」


近藤「オマエが決めろ、オマエがチャンピオンだろバカヤロー」


(征矢登場)
征矢「まずは、KAI選手、ベルト奪還おめでとうごじます。(黒潮が通路に現れイケメンコールが起こる)イケメン? 人が話をしてる間に、空気読んでくれよイケメン。俺はタッグで、オマエはシングル。次、俺はそのシングルのベルト狙ってるんです。そのシングルのベルト、挑戦させてください!」


(黒潮が前転でリングイン。)
黒潮「KAIさん、いや…KAIさん。俺はこのリングでエースになると言いました。エースになって船木さんと、船木さんをこのリングに呼んで、タッグの続きをやりたいと宣言しました。そのためにも、まずはあなたを超えなきゃいけないと思ってます。よろしくお願いします。フィニッシュ」


KAI「ちょっと待って。文句あるのはこの3人だけですよね? この3人しかいないですよね?」


(するとカズ、稔、大和、愚連隊、中之上、AKIRA、浜、デスぺラードらほぼ全選手が大挙して登場)
河野「おいKAI、この状況どういうことかわかるか? 先輩も後輩も、デビューしたばっかりの新弟子も、全員テメエがチャンピオンだと認めてねえんだよ! ここにいる人たちも全員、オマエのこと認めてねえってよ!」


大乱闘になると、武藤が登場)
武藤「やめろぉ! やめろコラァ! やめろ! コノヤロー! やめろやめろー! 大体オマエらの気持ちはわかったよ。全員で、誰が一番強いかトーナメントで決めよう、トーナメントで!」


(武藤が退場。KAIを残して全員が退場。)
KAI「ベルト取ったのにトーナメントって、どういうことですか? ただまあ、さっき俺言ったよ。誰の挑戦でも受けるって言ったよ。俺も今日、チャンピオンになったけど、俺の気持ちはチャレンジャーの気持ちでいるから。(ブーイング)いいよブーイングしてくれても。俺は応援してくれる人が一人でもいる限り、俺は必ずリングに立つ! このベルト、取ったからには、久しぶりにおなじみのあのフレーズ、復活させたいと思います! よろしいですかー!(ブーイング)いいですかー!?(ブーイング)いいですかー!?(ブーイング)いいですかー!?(ブーイング)いいですかー!?(ブーイング)ブーイングしてくれてありがとう! 誰がなんと言おうと!(ブーイング)誰がなんと言おうと!(ブーイング
)誰がなんと言おうと!(ブーイング)(一回転しながら)誰がなんと言おうと!(ブーイング)WRESTLE-1のエースは、俺だー!」


【KAIの話】「(ベルト奪還おめでとうございます)おめでとうっていうか、ブーイングもありましたからね。でも、ブーイングも、外敵に流出させたのも、全部オレのせいなんで。オレは、(4月に鈴木に)負けたときから、その覚悟はしてましたよ。まあでも、ブーイングをしてくれるっていうことは、オレは超ネガティブであって、ポジティブ人間なんで。両方持ち合わせてるんで。ブーイングも、お客さんの期待の裏返しかなと思って。だれもオレに対して興味もなかったら、ブーイングすらも起きてないですよ。さっきもリング上で言った通り、ずっと勝ち続けるという、その気持ちは持ってるんですよ。でも人生といっしょで、勝ち続ける人なんていないんですよ。負けても、負けても、負けても、負けても、立ち上がっていって、ブーイングされても、それを声援に変えて。その声援をさらに大きくさせられるように、オレは闘っていきます。(王者ではあるが、トーナメントに参加する?)オレはチャンピオンになったけど、いつでも挑戦者のつもりでいるし。その気持ちを捨ててしまったら進化も変化もしないと思っているので。(トーナメントの1試合、1試合を防衛戦のつもりで?)そうですね。せっかく、いろんな人と闘う機会があるんでね。(試合後も異様な雰囲気だったが?)初めてですからね、あんなの。人生、味わえないことを味わっているのはいいことかもしれないですね。ピンチはチャンスで、前向きにやっていくしかないでしょ。(どんな王者像を?)チャンピオンだけど、チャレンジャーのつもりで。オレは常にチャレンジャーですから。オレが言わなくても、周りの人から“KAIはW-1のチャンピオンだ”って言ってもらえれば、それが本望なので。やられても、やられても、立ち上がるのがプロレスでしょ。強さだけを見せるのがプロレスじゃないですよ」


【鈴木の話】「負けたからない」

 

 WRESTLE-1後楽園大会のメインはWRESTLE-1王者の鈴木に前王者のKAIが挑戦、前回の後楽園大会では鈴木がKAIの再戦要求に難色を示すも、KAIが自ら髪を刈って丸坊主になることで覚悟の意志を示し挑戦に漕ぎ着けた。
 試合の先手を奪ったのは鈴木、グラウンドの攻防からエルボー合戦になるとエルボースマッシュで競り勝った鈴木がバックドロップを決め、KAIがたまらず場外へ逃れ、鈴木はリング内に戻そうとするもKAIは倒れて戻れず、カウント19でやっと戻る。
 序盤から劣勢となったKAIだったが鈴木の串刺し攻撃を延髄斬りで迎撃すると、場外へ落ちた鈴木にトペ・スイシーダを発射、リングに戻ってエルボーの連打で直してから顔面を踏みつけるも、起き上がった鈴木はヘッドバットからエルボースマッシュで応戦する。
 鈴木はKAIのビックブーツをキャッチしてバックドロップを狙うも、KAIはDDTで切り返すとフロントネックロックからフェースロック、だがロープへ走ったところで鈴木もスリーパーで捕獲、振りほどいたKAIもラリアットを決める。
 KAIがバックドロップを決めるとロープへ走るが、鈴木がボディーへのヘッドバットで迎撃するとエルボースマッシュから張り手、KAIも張り手で応戦してからラリアットを決め、スプラッシュプランチャを狙いにコーナーへ昇るも、鈴木は雪崩式フロントスープレックスを決める。
 鈴木はダブルアームスープレックスを狙うが、KAIが振りほどくとツームストーンパイルドライバーを決め、延髄斬りから投げ放しジャーマン、LATを決めるも、鈴木はエルボースマッシュで返してバックドロップ、ドラゴンスープレックスホールドを決める、しかしKAIがカウント2でクリアするとトラースキックからスプラッシュプランチャを投下するも、剣山で迎撃した鈴木はワンハンドバックブリーカーからのダブルアームスープレックスを狙うが、KAIが阻止してフェースロックで絞めあげ、最後はサンダーファイヤーパワーボムからスプラッシュプランチャを決め3カウントを奪い王座奪還に成功した。


 しかし試合後には王座奪還したKAIに大ブーイングが巻き起こり、近藤や征矢、河野ら各選手が挑戦に名乗りを挙げ、武藤が挑戦者決定トーナメントの開催をアピールしKAIのマイクで締めくくったが、ブーイングは鳴り止まぬことはなかった。


 鈴木も最近はファンから人気が急上昇していたことと、KAIには何度も期待を裏切られていることから、ファン的には鈴木政権続行を望んだのとと、まだKAIをエースとして認めないというブーイングだったのか、王座奪還に成功したKAIだったがいきなり厳しいスタートとなったようだ。


 セミのタッグチャンピオンシップにはカズ&近藤のチーム246に征矢&葛西の新生“new Wild order”が挑戦、試合は脚を負傷しドクターストップを振り切って強行出場した征矢に246が征矢の痛めた脚に集中攻撃を浴びせ、葛西が奮戦して盛り返すが征矢が登場すると再び脚を攻められるなど劣勢が続く。
 中盤からは246は孤立する葛西に集中攻撃を浴びせるが、交代を受けた征矢が奮起し痛めた脚をこらえながらもヘッドバットを連打し、近藤が再び征矢の脚を攻めるも葛西がラリアットで好フォローを見せ、ワイルドトレイン、葛西がカズに雪崩式ブレーンバスターとその下から征矢もパワーボムで投げる合体技も披露するが、その代わり葛西が大ダメージを負ってしまうも、征矢組はカズに集中攻撃を浴びせ試合を盛り返す。
 近藤がキングコングラリアット、征矢がワイルドボンバーの応酬となるが征矢が競り勝つと葛西がパールハーバースプラッシュを狙うと、カズがロープを揺らして阻止し、カズが征矢にW4、近藤が葛西にパイルドライバーと勝負に出るが、近藤のキングコングラリアットと征矢のワイルドボンバーが相打ちとなるも、カズと近藤が征矢にラリアットの波状攻撃を決め、カズがハンドスプリングレッグラリアットを狙うと、征矢がキャッチしてすぐさま葛西がラリアットを浴びせる。
 そして征矢が試合権利のある近藤にワイルドボンバーを決めると、後頭部へのワイルドボンバーから正面へのワイルドボンバーを決め3カウントを奪い王座を奪取、試合後はカズが再戦をアピールするが近藤は拒否を示した・・・


 またクルーザーディヴィジョン王者の稔に吉岡が挑戦。試合はグラウンドで稔が主導権を奪いクロスフェースで吉岡の痛めている首に集中攻撃を浴びせる。稔はテキーラサンライズからバスソーキックで攻勢をかけるが、トルネードカッキーカッターをかわした吉岡はラ・ミスティカで反撃し、ラ・マヒストラス、トラースキックからハイキック、バックドロップと畳み掛けるも、勝負を狙ったスワントーンボムが自爆すると稔がHEATクラッチで丸め込んで3カウントを奪い王座防衛、試合後は吉岡が稔越えを目指すためにタッグ解消をアピールした。

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