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伊賀プロレス通信24時「日常茶飯事(ちゃはんじ)」

略して「イガプロ!」、三重県伊賀市に住むプロレスファンのプロレスブログ!

KAIが念願の武藤越えを達成しWRESTLE-1王座奪取!

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KAIが念願の武藤越えを達成しWRESTLE-1王座奪取!

3月8日 WRESTLE-1「WRESTLE-1 TOUR 2015 TRANS MAGIC」東京・後楽園ホール


<アピール、コメントなどはプロレス格闘技DXより>
◇第0試合◇
▼15分1本
○熊ゴロー(5分50秒 逆エビ固め)X芦野祥太郎


◇第1試合◇
▼「WRESTLE-1 vs DESPERADO」/30分1本
河野真幸 TAJIRI KAZMA SAKAMOTO 土肥孝司 ○エル・イホ・デル・パンテーラ(10分05秒 首固め)浜亮太 Xアンディ・ウー 稲葉大樹 村瀬広樹 藤原ライオン

 
◇第2試合◇
▼KASSENスペシャルシングルマッチ「WRESTLE-1 vs ZERO1」対抗戦/30分1本
○鈴木秀樹(1分16秒 片エビ固め)X中之上靖文
※ダブルアームスープレックス


【鈴木の話】「(圧勝に終わったが?)弱いからじゃないですか。(団体の頂点を目指すと言っていたが?)せっかく障害を避けずに、嫌な上司を避けずに…まあ、上司じゃないですけど、やってきたので。やりますよ。組まなかったら、ここの人たちから面倒臭い方法でやることにします。(メインの勝者と?)敗者とやってもしょうがないでしょ。(どっちでもいい?)まあ、勝った方でいいんじゃないですか。この団体でベルトを持っているヤツが顔のわけですよね。その顔に泥を塗ってやる」


◇第3試合◇
▼「Road to Cruiser Division」/30分1本
○児玉裕輔(10分16秒 ウラカンラナ)X吉岡世起


◇第4試合◇
▼「Road to Cruiser Division」/30分1本
○大和ヒロシ(6分15秒 片エビ固め)X田中稔
※ノーザンライトボム


◇第5試合◇
▼WRESTLE-1タッグチャンピオンシップ次期挑戦者決定戦3WAYマッチ/無制限1本
○征矢学 AKIRA(9分3秒 逆さ押さえ込み)船木誠勝 X黒潮“イケメン"二郎
※もう1チームはNOSAWA論外、MAZADA
☆征矢&AKIRA組が挑戦権獲得


◇第6試合◇
▼KASSENスペシャルタッグマッチ「WRESTLE-1 vs ZERO1対抗戦」/30分1本
カズ・ハヤシ ○近藤修司(12分48秒 片エビ固め)田中将斗 X小幡優作
※キングコングラリアット


◇第7試合◇
▼WRESTLE-1チャンピオンシップ/60分1本
[挑戦者]○KAI (19分13秒 片エビ固め)[第2代王者]X武藤敬司
※スプラッシュプランチャ
☆武藤が3度目の防衛に失敗。KAIが第3代王者となる 


(試合後)
KAI「武藤さん、今日は本当にありがとうございました!(武藤が引き揚げながら手を上げて応える。すると鈴木秀樹がリングへ。KAIの頭をなでなでする。)帰れ!(鈴木が退場)鈴木、いつなんどき誰の挑戦でも受ける。(鈴木がリングに戻り額をつけてにらみ合う。鈴木が退場。村山レフェリーと激しく言い合い、後ろから稲葉が突進してバックステージへ。)武藤さんからこのベルトを取った責任は十分感じてます。わかってます。今日から、今から、俺たちのWRESTLE-1のスタートだと思ってます。これからも精進していきますので、今日はありがとうございました!」


【KAIの話】「さきほどリング上で言った通り、嬉しいというよりも、このベルトを武藤さんから受け継いだということは、責任重大だと思うし、俺も重く受け止めてます。これからは、今日からは俺たちがこのW-1をスタートしないといけないと思っているんで。その自覚は十分あります。今日の相手は武藤さんで、もう百戦錬磨ですよ。そんな中、どう自分と戦うかが課題だったんで。武藤さんにも散々左腕を攻められましたけど、自分自身最後まで諦めなかったら取れたと思うし。でも、自分だけのベルトじゃないと思っているんで。やっぱり普段からW-1、そして俺を応援してくれるファンのおかげだと思うし、その人たちみんなの力のおかげで取れたと思っているんで。このベルトは俺だけのものじゃないです。(1階まで行ってファンを見送ったのはなぜ?)俺がファンの時に来ていたのは後楽園ホールだし、そこの1階まで行って、いつかチャンピオンになってファンのみんなを見送りたいなという気持ちがあったんで。それができて凄い良かったです。(さっそく鈴木が挑戦表明したが?)俺は誰からも逃げないし、いつ何時誰の挑戦でも受けます。(王者としてどういうW-1を作り上げていきたい?)何でもしますよ。W-1が盛り上がるためなら。それこそ誰とでも戦うし、どんなところでも戦うし、どんなファイトスタイルでも戦います。何も怖くないですよね。何でもやりますよ。ホント、日頃からW-1に携わっているスタッフ、社員、選手。そしてファンも。みんなのおかげで俺はこのベルトを獲れたし、みんながいるからこそチャンピオンでいられると思うので、その感謝を忘れずに、これからも精進していきたいと思います」


 【武藤の話】「チャンピオンになって数ヵ月。チャンピオンになると、対戦相手だけじゃなくて、もちろんお客さんもそうだし、関係者からも刺激を受けるというか、視線を感じるというか。正直毎回プレッシャーは感じてたし。そういう中で、ちょっと持久力がなかったというか、スタミナ切れしたかなって。今日に限ってはね。その反面、最後の最後は追い詰めてたというような実感もあるし、いま一丁だなと感じさせるような試合でもあったのは事実ですね。(KAIの戦いぶりは?)ひたむきに一生懸命頑張ってましたよ。ただ、俺に勝った後のチャンピオンは意外にしんどいものもあったりしてね。『俺たちの時代だ。俺に楽をさせる』なんてことをアイツは公言しているんだけど、そういう部分で言うと、エースになるべく、ちょっとしたチケットをゲットしただけであって。プロレスの神様はきっと途中下車はさせるだろうし、今からがしんどいと思うよ。(W-1を託せる?)託せるようになっていってほしいけど、プロレスなんてひとりでやるものでもないし。やっぱりみんなでKAIを追いかける形で、いいピラミットができれば理想かなと思っています。(下の選手に敗れてベルトを失う心境は?)現時点では体が痛いから、ちょっとホッとしている部分はあるよ。チャンピオンはなかなかしんどいわけであって、ちょっと荷が下りたかなって思ったりもするけれど、またすぐエネルギーが充電できてきたら、欲が出たりするかもしれないし。まあまあ、試合の中でも過去の俺がちょっとした時にキーポイントで出していた技や引き出しを出したりしているんだけど、こういう隠れた伝家の宝刀というのをあまりにも使わないと、錆びてくるというか。そういうことも少し考えながら、次に向かいたいなとは思ってますね。(今後については?)今後は今までと一緒ですよ。スタンスは変わらないですよ。武藤敬司が少しおしとやかになると、また裏の顔が出てきて。裏の顔だけがドンドン知らないところで大きくなる。3月末にも海外からオファーが来てたりしてね。それは断ったんだけど、4月にもオファーが来て。どこかで凄い膨らんでいて。裏の顔がね。もしかしたら武藤敬司がおしとやかになっているところで、グレート・ムタが気張って出てくるかもしれないですね。まだわからないですけど」


 WRESTLE-1後楽園大会で武藤の保持するWRESTLE-1王座にKAIが挑戦、試合はじっくりとしたグラウンドでスタートするが、先に仕掛けたのはKAI、武藤のブラッシングエルボーをかわすとドロップキックを連発し場外へ出すが、追撃を狙ったトペはセコンドの熊ゴローに誤爆、この際にKAIは左腕を痛めると、すかさず武藤がKAIの左腕に低空ドロップキックを発射し、キーロック、アームロックなどで執拗に左腕攻めを展開する。
 KAIもブレーンバスターで反撃を狙うが腕に力が入らず、逆に武藤がトップロープ上に乗せるとネックスクリュー、腕への低空ドロップキックからアームロック、早くも串刺し式のシャイニングウィザードからドラゴンスクリュー、そしてシャイニングウィザードを発射するが、KAIはブロックして延髄斬りで応戦、しかし武藤もブロックしてシャイニングウィザードを炸裂させれば、KAIも延髄斬りを炸裂させ両者はダウンとなる。
 武藤は再び低空ドロップキックからシャイニングウィザードを放つと、KAIもトラースキックで応戦、武藤は浴びせ蹴りから串刺し式シャイニングウィザードを狙うが、KAIがハイキックで迎撃しパワーボムは上がらずも、セカンドロープから武藤の後頭部にキックからバックドロップ、フェースロック猛ラッシュをかけるがLATは武藤が脇固めで切り返し、アームロック、ドラゴンスクリューで攻め込む。
 凌いだKAIはトラースキック、延髄斬り、ラリアットと畳みかけ、サンダーファイヤーパワーボムからのスプラッシュプランチャはカウント2、武藤は奥の手のフランケンシュタイナーからの腕十字の連続技へと持ち込むがKAIはロープに逃れるも、武藤はすかさずシャイニングウィザードを放ちKAIはブロックするが腕を押さえてうずくまる。
 武藤は前、後頭部へのシャイニングウィザードからムーンサルトプレスを投下するも膝を強打してうずくまると、これを逃さなかったKAIがスプラッシュプランチャ、そして背中へスプラッシュプランチャを投下すると、最後は正調スプラッシュプランチャで3カウントを奪い武藤越えを達成、WRESTLE-1王座を奪取した。


 WRESTLE-1旗揚げから「俺がエースだ」とアピールしてきたKAI、しかし先に走っていたのは後輩の真田聖也で、KAIはエースとアピールしても結果を出せず、GMだった征矢から戦力外通告され、河野に敗れて丸坊主にされるなど、どん底へと叩き落され、いつしかKAIの口から“エース”という言葉すら出さなくなった。
 そして今回の王座奪取だけでなく真田や征矢、河野が破ることが出来なかった“師匠”武藤からの勝利は大きいが、まだKAIの口からエースという言葉は出なかった。
 武藤を破ったとはいえKAIをエースと認めるかはファンが決めること、それはKAIが一番痛感しているはず、そのKAIに外敵である鈴木が挑戦を表明、今大会の鈴木は中之上と対戦し、先に中之上がダブルアームスープレックスを仕掛けるが、エルボーを受け流した鈴木がエルボースマッシュ一発からツームストーンパイルドライバー、ビル・ロビンソン直伝のダブルアームスープレックスで僅か76秒で勝利を収め強さを見せつけた、強い挑戦者をいかに退けるか・・・王者になってからもKAIの試練は続く。


 また王者から転落した武藤も安心して一歩引くというわけでもなく、グレート・ムタ登場を示唆するなどまだまだ意欲的だ。
 

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