忍者ブログ

伊賀プロレス通信24時「日常茶飯事(ちゃはんじ)」

略して「イガプロ!」、三重県伊賀市に住むプロレスファンのプロレスブログ!

今年も杜の都を揺るがしたGBH劇場…WORLD TAG LEAGUE2連覇を達成!

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

コメント

ただいまコメントを受けつけておりません。

今年も杜の都を揺るがしたGBH劇場…WORLD TAG LEAGUE2連覇を達成!

12月10日 新日本プロレス「WORLD TAG LEAGUE 2016」宮城・セキスイハイムスーパーアリーナ 3352人


<アピール、コメントなどは新日本プロレス公式HPより>
◇第1試合◇
▼20分1本
田口隆祐 ○デビッド・フィンレー(6分40秒 グランピーロール)X獣神サンダー・ライガー タイガーマスク


◇第2試合◇
▼「WORLD TAG LEAGUE 2016」スペシャル/30分1本
バッドラック・ファレ ○高橋裕二郎(4分11秒 片エビ固め)中西学 Xヘナーレ
※ピンプジュース


◇第3試合◇
▼「WORLD TAG LEAGUE 2016」スペシャル/30分1本
ヨシタツ ○ビリー・ガン(5分17秒 片エビ固め)チェーズ・オーエンズ XBONE SOLDIER
※フェイマサー


◇第4試合◇
▼「WORLD TAG LEAGUE 2016」スペシャル/30分1本
ハンソン ○レイモンド・ロウ(9分43秒 片エビ固め)Xリーランド・レイス ブライアン・ブレイカー
※フォールアウト


◇第5試合◇
▼「WORLD TAG LEAGUE 2016」スペシャル/30分1本
SANADA ○EVIL BUSHI(9分11秒 片エビ固め)天山広吉 X小島聡 永田裕志
※EVIL


◇休憩前◇
(ケニーがチェーズやペイジ、裕二郎、ファレを引き連れて、テーマ曲に乗ってリングに登場。)
ケニー「(※観客からのヤジに、静かに)シャット・アップ。いまからここを俺たちの色である黒く、黒い心で染めてやる。次の最新メンバーを紹介しよう。世界を相手に活動し、世界規模で災害をもたらす存在だ。それがBONE SOLDIERだった。それを作り上げて、おまえらに見せるつもりだった。そうならなかったけど、次の新メンバーはその通りの心を持ったヤツだ。BULET CLUBの新メンバーはすべてを破壊尽くす、そういう生きざまの持ち主だ。どういうヤツか、知りたいか? だけど、俺の口からは言わない。だって、俺は日本語を話さないから。ファンに向けての言葉なんて、忘れてしまった。まあ、『スゴイ』とかは喋ってたけどな。さて、そのメンバーの姿をビデオに収めてきた。おまえらみんな、それを理解できるかな? さあ、BULLET CLUBの最新メンバーの映像だ。スクリーンに目をやりな!」

(そして、スクリーンに写ったのはスーツ姿で葉巻を吸う男。「父親の偉大なるDNDを受け継ぎ『Dashing』『Prince of DarkMatter』と名を馳せた過去、こんな栄光はゴミと化した。次なる章、新たなるストーリーの始まり……。世界よ、『アメリカン・ナイトメア』を迎える準備はいいか? 」というアピールと共に、その男の正体が元WWEの大物レスラー、コーディ・ローデス改め、「”The American Nightmare” Cody」であるということが判明。)


ケニー「おまえら、言ったとおりだろ? コーディ・ローズ(ローデス)だ。おまえらには夢みたいだったかな? それとも、ほかの誰かを予想してたのか? だけど、見た通りだ。BULLET CLUBがコーディ・ローズを引き入れたことで、世界を支配するために動き始めたというわけだ。その大きな第一歩だ。まあ、おまえらからすれば悪夢の始まりだがな。さあ、音楽を流せ!」


【ケニーの話】「Wow! どうだ、(新メンバーは)コーディ・ローズだ。わかってるか? 名前ぐらいは知ってるだろ? 俺らは彼を必要としてる。コーディもこちらに来るのを望んでいる。そういうことだ。みんなもご存知のように、彼はリングを支配する存在だ。そうそう、みんな勘違いしているようだけど、彼はWWEをクビになったわけじゃない。彼の方から飛び出たんだ。彼が選んだ道なんだ。そしてBULLET CLUBに加わったこともな。俺たちにとっても、悪い話じゃなかったし。俺たちはそれから、毎日、電話で話している。こっちからかけたり、向こうからかかってきたり。そうだよな、チェーズ? 『ケニー、いつ行ったらいいんだ?』とか、『俺らには100万ドルが必要なんだ。何とか手立てできないか?』とか。コーディの登場が楽しみか? もうすぐ見られるから。まずはみんなにコーディ―を紹介したまでだ。待ち切れないかもしれないが、もう少し待っておけ。それじゃあな。グッバイ&グッナイト」
ファレ「(※報道陣を蹴散らしながら)ここから立ち去れ!」


◇第6試合◇
▼「WORLD TAG LEAGUE 2016」スペシャル/30分1本
○後藤洋央紀 YOSHI-HASHI(13分21秒 片エビ固め)X柴田勝頼 ジュース・ロビンソン
※GTR


【後藤、YOSHI-HASHIの話】
後藤「柴田!タッグリーグの借りは、しっかり返させてもらったぜ。『CHAOSに入って楽しいか?』って。正直言うよ。今が、一番楽しい。もっと楽しませてくれよ。オイ、次は1対1だ。楽しませてくれよ」


YOSHI「タッグリーグ終わって、今日はオカダとじゃないけど、後藤さんもしっかり結果を残した。本隊のヤツらと、俺らが絶対違うのは、誰が組んでも、いつも以上の力が出せるよ。いいか?次のタッグリーグは、もちろん優勝するけど、シングルベルト、必ず獲ってやる」


【柴田の話】
柴田「(コメントブースにベルトを2本置き、その場に腰をおろし)あぁ、クッソ……アイツ(後藤)は何て言ってか?」


――「今が一番楽しい」と。
柴田「あぁ、そうか。そいつは何よりだよ」


――「次は1対1だ」ともおっしゃってましたが?
柴田「その意思表示は、しっかりリングの上で伝わってきました。やるなら、一つでしょ。やってやるよ。以上!」


【ジュースの話】「『WORLD TAG LEAGUE 2016』は厳しいものだった。だけど、この2016年は、俺のキャリアの中では最高の年だった。本当にそう実感してる。2015年、俺はNXTを離れて、このニュージャパン・プロレスリングにやって来た。そして、ニュージャパンで一番下のポジションから、1からスタートした。確かにハードワークの毎日だった。だけど、それを経験した分だけ、ニュージャパンへの愛着は次第に強まった。ニュージャパンでやってきたことは、俺のプライドでもある。それだけニュージャパンは、俺の育ててくれた。本当にすべてが、何かにつけて俺の支えになった。俺はこのニュージャパンで次第に情熱を燃やしていくようになった。そうやって2016年を過ごしてきたわけだ。さて、2017年だ。コーディ・ローデスよ。お前は『Dashing』だか『Prince of Darkmatter』だか『Nightmare』だか知らないが、俺にはそんなもの関係ない。CHOASであろうと、BULLLET CLUBであろうと、L・I・Jであろうと関係ない。俺がお前らを倒してやる。俺がお前らを片付けてやる。それが俺自身、やるべきことさ。俺がこのニュージャパンで生き残るには、そうするしかないんだ。俺はここで一番下から這い上がってきたんだ。そしてここまで来たこれで終わりじゃない。必ずやニュージャパンのトップに立ってやる。一番下からトップまでのし上がってやる。コーディ・ローデス、2017年1月4日、『WRESTLE KINGDOM 11』でジュース・ロビンソンがお前に挑戦する。闘おう。俺とお前は、“アメリカンドリーム”ダスティ・ローデス、そう、お前の親父の教えを受け継いだ者同士だ。そんな2人で、雌雄を決しようぜ」


◇第7試合◇
▼「WORLD TAG LEAGUE 2016」スペシャル/30分1本
内藤哲也 ○ルーシュ(12分52秒 片エビ固め)棚橋弘至 XKUSHIDA
※ルーシュドライバー 


【ヒロムの話】「さぁ、皆さん、予想通りだったか? 予想通りか? 俺が、(※L・I・Jのキャップを指さし)このロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン、ここに入るのは予想通りだったか? まぁさ、楽しんでくれよ。どうやらさ、俺を自由に、好き勝手やらしてくれんの、ここだけらしいんだよ。なぁ、これから最高のもんが楽しめるわ。最高だぜ、オイ。それから、最高のもん、いっぱい見せてやるよ。楽しみにしておいてくれよ。それからKUSHIDA、IWGPを獲るのは、簡単じゃねぇ。そんなことは知ってんだよ。俺が言ってるのはな、『KUSHIDA、お前から獲ることが簡単だ』っつってるんだ。なぁ、1回やってもいいぜ、お望み通り。東京ドーム前に、1回やってやってもいいぜ。楽しみにしてるよ。TICKING!TIME BOME!」


【内藤の話】「俺は、一言もこの『WORLD TAG LEAGUE』への仕掛け、一つだなんて、俺は言ってないからね。一つだと思った? ルーシュの登場だけだと思いましたか? ちょっと考えが甘いね。もう一歩先、二歩先まで予想してくれないとね。まぁ、もっといろいろなことを想像して、楽しんでよ。彼(ヒロム)がなぜ、このユニットを選んだのか? 彼がなぜ、今日登場したのか? まぁ、いろいろ気になるとは思うけどさ、それは次、彼が話す機会にいろいろ聞いてみてよ。俺にはわからないからね。あとさ、今日で『WORLD TAG LEAGUE』も終わりということでね、いよいよ視線の先は東京ドームかな。まぁでも、あの記者会見で言った通り、俺の今思ってることは、全部吐き出したからね。ファン投票やるも、やらないも、棚橋の自由だよ。俺は望まないけどね。その辺のことさ、彼は今日はっきりコメントしたの? こんだけ時間をかけて、皆様を待たせたわけだからね。それなりの面白い答えを、彼は用意してるんでしょ? 今日コメントしたのか、このあとの後楽園でコメントするのか、よく知らないけどさ。どんな答えを用意したのか、俺は楽しみだね。この団体の、新日本プロレスの“エース”なんだろ? 皆様が納得する答えを、俺は待ってるよ。アディオス」


【ルーシュの話】「ロス・インゴベルナブレスが最強だ」


【棚橋の話】「今年最後のビッグマッチ、派手に飾りたかったけど、今年一年は本当に、ロスインゴにやられた年だったね。そして、いろいろ考え抜きましたけど、みんなの気になってる“ファン投票”……やりません。メインイベントこだわってきた俺が言うのも、違和感があるかもしれないけど、『メインに縛られない棚橋を見たい』そして、『俺は満場一致じゃないと、メインに出たくない』以下の理由で、ファン投票はしません。ただ、今年やられた分、1月4日でベルトを巻いて、そっから先は見えてるから。よし!もう一回言っとこう。ファン投票はやりません」


【KUSHIDAの話】「(※川人に肩をかり、コメントブースに登場)ヒロム、それがお前が選んだ道か?随分と無難な道を選んだもんだ。このまま2016年終われない。フ●ック(※扉を蹴り、そのまま控室に戻っていった)」


◇第8試合◇
▼「WORLD TAG LEAGUE 2016」スペシャル/30分1本
○オカダ・カズチカ 石井智宏(12分16秒 片エビ固め)ケニー・オメガ Xハングマン・ペイジ
※レインメーカー

【ケニーの話】「してやったりだな。ズルイとか、好きに言ってればいい。俺とオカダを比較してみろ。まぁ、アイツはズル賢いだけだ。これで本気になったかな。オカダ、お前は会社からいろなんものを与えられている。カネもだし、リゾートで過ごす時間もだし。でも、それももう終わりだ。俺が根こそぎ奪ってやる。タイトルとともに、すべてを失うことになる。トーキョードーム、イッテンヨン、そこで俺に奪い去られるんだ。俺にとってはこれ以上ない瞬間だ。そしてお前はどうなるんだろうな。何か質問あはあるか? ないな。じゃあ、グッバイ&グッナイト」


◇第9試合◇
▼「WORLD TAG LEAGUE 2016」優勝決定戦/無制限1本
[Bブロック1位チーム]○真壁刀義 本間朋晃(26分39秒 片エビ固め)[Aブロック1位チーム]タマ・トンガ Xタンガ・ロア
※キングコングニードロップ
☆真壁、本間組が「WORLD TAG LEAGUE 2016」2度目の優勝、史上初の2連覇達成


(試合終了後、見事に『WORLD TAG』2連覇を達成した真壁&本間へ、レッドシューズ海野レフェリーが優勝トロフィーを贈呈)


本間「(※大『本間』コール)勝ったぞ~!(※大歓声) 今日、何度も『もうダメか』と思った。でも、みんなの応援があるから勝つことができました! ありがとう!(※大歓声&大拍手)真壁さん、俺は、バカで、ノロマで、どうしようもない男だけど…(※『知ってる!』の声が飛び) 知ってんのか?(※場内笑) そうなんだよ。俺は、要領が悪くて、やっとの思いで今日まで生きて来たんだよ。それは、この男、真壁刀義がいたからだ(※大歓声&大拍手)。俺は、ずっとずっと真壁さんとタッグを組んで、テッペンを目指したいと思ってます。また、IWGPタッグ、行きましょうよ(※大歓声&大拍手)」


真壁のマイクアピール「バカヤロー、お前。そんな俺のコメントの前にオメーよ、そんないいコメント言ったら、何もねぇだろ、お前コノヤロー!(※大歓声) オイ! もういっぺん言うぞ!! オイ、宮城~!! 獲ったぞ~~~!!(※大歓声) オ~イ! 本間が言ったとおり、IWGPタッグだ~~!!(※大歓声) いいか、テメェら、目、かっぴらいて来い! 見逃すんじゃねぇぞ!! それだけだ~~!!(※大歓声&大拍手)」


【真壁、本間の話】
真壁「(※トロフィーを掲げ)獲ったぞー!まず一つ、まず一つだ。キツかったな。今まで一番キツかったな。やっぱり、相手もよ、現役のチャンピオンだろ? 俺たちいかれてんだよな。これで立て続けにいかれたら、カッコつかないだろ?俺と本間の一番の売り、何だかわかるか? チームも名誉も、もう持ってんだよ。何が? 一番カッコいい勝ち方だ。一番カッコいいのがよ、俺たち一番なんだ。危なかった。今日は危なかった。恐ろしい。最後の方は、ほんと意識なかったもんな。飛んでるもん、俺。アイツらも、外国人特有なんだよな。身体が細くてもよ、デカくても、パワー半端じゃねぇんだよな。日本人の比じゃねぇんだよな。これにどうやって対抗するかっていったら、日本人のこっち(※胸に拳をあて)しかねぇんだよ。俺たちの貪欲なこれ(※胸に拳をあて)しかねぇんだよな。これと根性、これだけだよ」


――少し言い方はあれですが、ブサイクでカッコ良かったです。
真壁「お前、今何て言ったよ? カッコいいヤツにブサイクって言ったら、笑いごとで終わるんだよ。ブサイクにブサイクって……お前何言ってんだコノヤロー。ブサイクって言ったな。まぁ確かによ、俺たちはここ(新日本プロレス)に入ったでが、エリートじゃねぇだろ。もう雑草も雑草だ。クソ以下だよな。俺なんか、メジャーリーグにいてよ、雑草だよ。鞄持ちもやらせてもらえなかったよ。それは本間も同じじゃんかよ。いろんなとこ渡り歩いてさ、テメェの理想としてる新日本にやっと入れて、足を洗って、また戻ってきて、今があんだろ? 俺、なんべんも言ってやるよ。エリートとかよ、そんなもんは関係ねぇんだよ。努力しれてば、必ずテッペン獲れんだよ。それだけだよ。これが証拠だろ」


――何よりも、会場のお客さんが最後まで大歓声でしたが?
真壁「オイ、2連覇だぜ。クソ以下のレスラーがよ、2連覇すると思うか? 最高だよな。気分は最高。俺が今まで言ってたことを、これで実証したろ? これで誰にも、文句言わせねぇ」


――リング上では、次の目標を高らかに宣言されましたが?
真壁「もちろん。本間のヤローがよ、俺が獲ったのに、まぁコメント長いんだ。しかも、感動するコメントをぬかしやがってさ。まぁ、アイツの心にもあったんだろうけどよ。そんなコメントぬかしやがったから、俺何ぬかしたって、面白くも何ともねぇバカヤロー。『獲ったどー』しかねぇんだ。そりゃそうだよな。『俺たちが獲った』それがすべてだよ」


――本間選手はまだ、こちらに戻ってきませんが?
真壁「だろ? そこが俺がアイツに、一番腹が立つとこ。カッコいいのは、俺みたいにすぐ戻ってくる……戻ってこいよコノヤロー! 俺だってやりたいよバカヤロー」


――今、本間選手がいないので、あえて聞きますが、真壁選手にとって本間選手は今どんな存在ですか?
真壁「もうね、かつては俺のしもべだったよ。でもさ、(※ここで本間選手がコメントブースに登場)ほんとお前、間が悪いな。」


本間「すいません」


真壁「ほんとだよバカヤロー。まぁよ、立場としては、今は同等だと思ってる。もうこれだけ頑張ってきたろ? だって、今シリーズ、コイツに助けられたこと何回ある? だろ? これはもう同じだよな、立場としては。あとは、コイツがどんだけ頑張って、さらに上を目指すか。それだけだよ。俺も同じだよ。 俺、これで満足なんかしてねぇよバカヤロー。今のオカダ、柴田、内藤。俺、全部テメェのターゲットに入ってるもん。だからって何? お前じゃ勝てねぇ? バカ言ってんじゃねぇよ。それを捻じ曲げんがよ、プロレスの凄ぇとこだ。この俺様たちの凄ぇとこだ。だから、それを必ず見せてやるよ。だから、お前らも見届けろよってことだよな。とにかく、今は最高に嬉しいよな。2連覇だぞ。2連覇って、普通のヤツは、絶対できねぇぞ。2連覇して、この先もちろんIWGPタッグ獲るよ、俺ら。意地でも獲ってやる。その先だよな。そのまだ先だ。レスラーの人生、まだ終わらねぇんだ。今よ、リング上の本間のコメント、長かったろ? だから、俺バックステージのコメントでどんどん長く言ってやろうかなと思ってな。もういい加減、本間に言わせてやるよ」


――本間選手、2連覇を果たして、そして今、ファンの下を歩いてきて、ここに戻ってきて、どんな気持ちですか?
本間「俺みたいな、リング上で言ったことと同じなんですけども、バカで、ノロマで、要領が悪くて、何をやってもダメだった男が、2連覇……やっぱり、『プロレスって夢があるな』と思いました。だって、この俺がですよ、このただのプロレスファンの俺が、新日本の『WORLD TAG』2連覇、あり得ねえっつうの。あり得ねえことを起こすのが、俺と真壁だ。次はIWGPタッグ。今年4月の両国でタマ兄弟に獲られてから、5月にリマッチでまたやられ、それ以降、ベルトにまったくもってかかわれなかった俺が、でもこうやって、またテッペンに上り詰めることができました。タマ兄弟に2連敗してるから、次、IWGP懸けてもらって、俺らが獲って、2連敗のあと2連勝といきますか?」


真壁「それしかねぇだろ。愚問だよな、そんなことはな。俺たち、必ず獲ってやる。俺、何べんも言ってるだろ。現実にしてきたのが俺たちだ。ただ、それだけだ。あと質問、何かある?」


――それでは最後に、今日はほんとに多くの声援がありましたし、見ているファンもたくさんいると思います。そんなファンに向けて1人ずつ(メッセージを)お願いします。
真壁「まあ、なんだろな、何べんも言ってやる。俺と本間が獲ったんだ。すげえだろ? カッコいいだろ? これにウソはないんだ。必ずだよ。努力? そんな生ぬるいもんじゃねぇよ、俺たちは。血ヘド吐いてって、何べんもある。だけどよ、最後に勝てばいいんだ。それだけだ」


本間「リング上で言えなかったんだ。ここで言わしてもらう。こけし・イス・ハッピー、幸せになろうぜ!」


真壁「何でここで言う? リング上でだろ?」


本間「すいません。こういうことろなんですね?」


真壁「そういうところだよ。お前、あとで控室で反省だな」


本間「反省会……(※真壁の言葉を遮るように)ありがとうございました!」


真壁「よし!」


【トンガの話】「トーキョードームで待っている。そこで思い知らせてやる」 


 いよいよ優勝決定戦を迎えたWORLD TAG LEAGUE 2016、勝ち残ったのはIWGPタッグ王者のGODと二年覇を狙うGBHが優勝決定戦に進出した。
 試合前に両軍共挑発合戦から小突き合ったところでGODが奇襲で開始となり、場外戦に雪崩れ込んで5分にわたって乱闘を展開するが、トンガが本間に花道上でトンガンツイストを決めて大ダメージを負わせてからリング内で真壁に集中攻撃を加え、懸命耐えた真壁は本間に交代し小こけしを投下してから流れを変え、真壁はロアにジャーマンで投げてから本間とのコーナーナックルの競演などでGBHが攻勢に出る。
 しかし本間がロアにリング下に設置してあったテーブルめがけてこけし落としを狙うが、トンガにカットされると、ロアはテーブル貫通断崖式パワーボムで本間をKOし、GODは孤立した真壁に集中攻撃をかけ合体トンガンツイスト、マジックキラーと畳み掛ける真壁は懸命にキックアウトし、真壁はトンガを排除してからロアにデスバレーボム、キングコングニーを投下するも、カットに入ったトンガがガンスタンで迎撃し、ゲリラ・ウォーフェアが決まって勝負あったかに見えたが、蘇生した本間が間一髪カットに入り、GODは本間を再び排除に狙うが本間はしつこく食い下がる。
 ロアが本間に雪崩式を狙うが、カットに入った真壁がパワーボムから本間がこけしを狙うも、トンガが阻止し、トンガは本間をエプロンに連行してガンスタンを狙うが、手を滑らせて失敗すると、本間はすかさずこけしロケットを炸裂させ、真壁もロアを捕らえて本間とのこけしインパクトを成功させる。
 ここで一気に勝負に出たGBHは本間のこけしから真壁がキングコングニーを投下して3カウントを奪い、WORLD TAG LEAGUE 2016二連覇の偉業を達成しIWGPタッグ王座に挑戦を表明した。


 内容的にも浮き沈みの激しいGBHの二人らしい試合、何度も窮地に立たされて勝負があったかに見えたが賢明に食い下がって勝利を収めた。
 
 また1・4東京ドームに向けての動きも大きく見られた、かねてから新メンバーを予告していたBULLET CLUBはWWEに在籍していたゴーディ・ローデス改めザ・アメリカン・ナイトメア"・コーディを新メンバーに招くことを発表した。
 ゴーディはWWEではハードコア・ホーリー、テッド・デビアス・ジュニアとのタッグで世界タッグ王座を奪取し、またエゼキエル・ジャクソンやビッグショーを降してWWEインターコンチネンタル王座を2度奪取、2014年からはスターダストというキャラに変身し兄であるゴールドダストとのタッグでWWEタッグ王座を奪取していたが、今年の5月にWWEを退団しフリーとなり、TNAやROHなどに参戦していた。また新日本にも参戦経験もある元NWA王者のダスティ・ローデス(故人)の息子でもあることから実績や血筋も充分、そのゴーディに対しジュースが迎撃に名乗りを挙げた。
 
 BULLET CLUBに対してロスインゴも第7試合でKUSHIDAがルーシュをミスティカ式ホバーボードロックで追い詰めたところで、新日本版時限爆弾である高橋ヒロムが乱入、KUSHIDAに高速旋回エメラルドフロウジョンことTIME BOMを決め、最後はルーシュがルーシュドライバーで3カウントを奪い、試合後は内藤はロスインゴキャップをヒロムに手渡すと、ヒロムは受け取りロスインゴ入りを表明した。
 ヒロムに関してはロスインゴ入りが有力視されていたことから、入るべきどころへ入ったとこうことか。


 第6試合では京都大会で柴田に中途半端と詰られた後藤がタッグで対戦、柴田には散々技を見切られるなど苦戦となるが、YOSHI-HASHIのアシストを受けてGTRで柴田から直接3カウントを奪い、NEVER王座への挑戦を表明した。
 だが内容的にはYOSHI-HASHIの援護がなければ勝てなかったのもあったが・・・


 セミではオカダがペイジをレインメーカーで降すも、コーナーに上がって勝利をアピールしたところでケニーの強襲を受け、片翼の天使でKOされると、外道にもVトリガーから片翼に天使でKOし、王座奪取をアピールした。


 12日にはドーム大会の全カードが発表される、果たしてどんなカードとなるか…

PR

コメント

ただいまコメントを受けつけておりません。