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伊賀プロレス通信24時「日常茶飯事(ちゃはんじ)」

略して「イガプロ!」、三重県伊賀市に住むプロレスファンのプロレスブログ!

マスターズが見せた真夏の夜の夢…馳 浩が一夜限りの復帰!

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マスターズが見せた真夏の夜の夢…馳 浩が一夜限りの復帰!

7月26日 PRO-WRESTLING MASTERS 後楽園ホール 1626人 超満員札止め


<アピール、コメントなどは週プロモバイルより>
◇第1試合◇
▼FIRST MASTERS スペシャルシングルマッチ/15分1本
○大矢剛功(8分30秒 片エビ固め)×リッキー・フジ
※バックドロップ


◇第2試合◇
▼ルチャマスター・ザ・ベスト スペシャル6人タッグマッチ/30分1本
ザ・グレート・サスケ 獅龍 ○SATO(17分14秒 片エビ固め)NOSAWA論外 MAZADA ×FUJITA
※ダイビングセントーン


◇第3試合◇
▼WONDERFUL MASTERS WORLD スペシャルタッグマッチ/45分1本
獣神サンダー・ライガー ○佐野巧真(12分3秒 体固め)藤原喜明 ×冨宅飛駈
※ダイビングフットスタンプ
 


◇第4試合◇
▼MASTERS BATTLE!平成維震軍vs大日本プロレス スペシャル6人タッグマッチ/60分1本
○越中詩郎 齋藤彰俊 AKIRAwith青柳政司(15分35秒 片エビ固め)×グレート小鹿 関本大介 岡林裕二
※ミサイルヒップアタック


(試合終了後)
小鹿「てめえら、これが終わりじゃねえんだ! 始まりだコノヤロー!(青柳に)なんだこのインチキ野郎は! 詐欺師かコノヤロー! ニセモノのなんか刀見たいなの持ってコノヤロー! もっといいもの持ってこんかコノヤロー! なんだこのインチキがコラ! おい越中、越中てめえコノヤロー! 偉そうにしやがってコノヤロー! 新弟子のころオレの胸で泣いただろコノヤロー! いまなんだこの悪党が!(小鹿がマイクを投げて退場)」


越中「いくぞ! やってやるって!」


【越中、彰俊、青柳の話】
越中「(熱くなっているようだったが?)いや、いつもと一緒。そこのけ、そこのけだって。維震軍のお通りだって。オマエら相手じゃないって。小鹿がガタガタ言ってんじゃないって。ふざけんなって」


彰俊「勢い止まらないですね、維震軍は」


青柳「新日本のときよりも勢いがいいからな、コノヤロー。どこのリングにも上がってやるからな」


越中「ますますだって。見とけよ。見とけ!」


【小鹿、関本、岡林の話】
小鹿「彼らの言う通り、プロレスの世界というのは年功序列じゃない。実力主義。維震軍はリング内のコンビネーションはすごいベテランで長けてる。相撲じゃないけど、負けて覚えるプロレス。悔しいのは悔しいけども、この借りは返しましょう。あれだけメンバーが、維震軍、最強と思うから。いろんな部分で。オレはちょっとわからんけど、関本と岡林は大日本プロレスの最高ですから、これは相手にとって不足はない。まだまだいかせてもらう。お客さんに長い目で見てほしい。どうだ、関本?」


関本「会長の言う通り。だけど、なんだ青柳。3対3じゃねえだろ。3対4になっちゃうだろ。でも、負けは負けですからね。またもう一回チャンスがあるならいきたいです」


岡林「ただ単純に悔しいですね。もっともっとやり合いたいです。試合したい。そういう気持ちでした。悔しい」


◇第5試合◇
▼北斗の流星復活!そして“魔界の達人"見参! スペシャル6人タッグマッチ/時間無制限1本
藤波辰爾 長州力 ○馳浩(15分35秒 ノーザンライトスープレックスホールド)グレート・ムタ ザ・グレート・カブキ ×TNT


(試合終了後)
馳「今日、今日を夏の夜の夢に終わらせないようにしたいと思います。長州さん、藤波さん、ありがとうございました。よし、最後に『1、2の3、レジェンド』で締めさせてください。立って。みんな立って。オマエらみんなに感謝を込めてやるよ。1、2、3、レジェンド!」


【馳、藤波、長州の話】
馳「(11年ぶりのリングはどうだった?)尊敬する藤波さんと長州さんがそばにおられて、思う存分やらせていただきました」


長州「少し心配はしてたけど、全然心配する必要なかった」


藤波「人のことよりも自分のことであれだったけど、(馳は)持ってる技も出し切って、このまま第一線のリングに立てるんじゃない(笑)」


馳「(現役時代と変わらぬように技を決めていたが?)無我夢中ですよ。全盛期の後楽園で、全盛期の藤波さんと長州さんがそばにいた後輩として、先輩はこんなにスゴいんだと、足手まといにならないようにやりました。(久々のプロレスのリングはどうだった?)お客さんのおかげだよ。リングにいるときは政治家、馳浩はなし! 国会にいるときは、プロレスラー、馳浩はなし!」


藤波「やっぱり発言にすごく慎重になる立場だと思うけど、今日、会場入りして一番早くリングに上がって、ウォーミングアップも一番早かったからね。一番最後までウォーミングアップして。やっぱりリングがいいんだろうね(笑)」


馳「(リングは)気持ちいいですね。相手も良かったからね。ムタ、カブキ、TNT。自然と気持ちが入りますよね」


長州「後輩がいっぱい応援に来てたな」


長州「(馳には今後もリングに上がってほしい?)国会で素晴らしい仕事をしてほしいですね。リングに上がると彼、器用だから、こなせるけど。まさにいま(国会で)活躍してほしいなって思いますよね」


馳「(10月に金沢で実行委員長に名を連ねている興行が開催されるが?)金沢の興行なので、お世話させていただきますけど、国会始まってますから、そこはケジメをつけて、興行のお手伝いはしても、リングには上がりません。国会中ですから。(継続的に上がっていきたいという思いは?)そんな色気も出さないし、いま自分がやることをしっかりやります」


長州「いまだから余計期待してるよ」


馳「安倍政権も文科省もいろいろと足元が揺らいでいるなかで、わたしも中堅を超えてベテランになりましたから、若い国会の後輩諸君を育てないといけないし。自分自身、裏方で支えることも大事ですし。そこが大事なことだと思いますね。オレの仕事はたくさんありますから、そこをしっかりやります。(ジャイアントスイング20回転については?)20回まわした?(お客さんが)優しいね(笑)。精一杯やっただけです。(この日に向けてどれぐらいトレーニングした?)武藤に頼まれたのが2月だったかな。一日1時間と決めて、朝早く起きたり、国会の合間を見つけて。休みなく、一日1時間ずつ体は作ってきました。せっかくリングに上げてもらってるのにさ、政治家のにおいがあったらイヤじゃん。それが自分のプライドだからさ。


(今日の試合で政権にカツを入れたい気持ちはあった?)スゴい意味のあることだと思うんですよね。プロレスはさ、みんなスターじゃダメなんだよ。国会もいっしょ。スターは安倍さん一人でいいんだよ。やっぱり裏方になって、泥まみれになって、汗を流して、黙って仕事をしなきゃダメだよ。ピーチクパーチクしゃべってるようじゃダメだよ。総理が方向を決めたなら、それに向けて協力し合ってやっていかないと。犠牲の精神がないと自民党もダメだよ。今日も長州さんと藤波さんのおかげだし、ムタとカブキとTNTといい相手もいたから、やれたと思いますよ。オレがオレがっていうのは、ダメだよ。


(試合後のマイクで続きを予感させるような言葉もあったが?)続きはあるだろ。武藤がやるべき話であって、リングの上は。オレは今日一番のMVPは小鹿さんだと思う。小鹿さんいくつ? 神様だよな、オレたちからしたら。覚悟を決めてやってるね。表彰なんかしなくてもいいけど、このリングがあるだけでオレたちにとっての真夏の夜の夢だよ。そこにリングさえあって、お客さんがいれば最高だよ。日本のプロレスの殿堂、そのものだよ。表彰状もなにもいらない。これが(殿堂)そのものだよ。オレたちが背広着てさ、表彰状はいどうぞって、それはつまんないよ。この汗が一番の勲章だよ。(自身も今日リングに上がったことで殿堂入り?)なに言ってんだよ。オレは今日デビュー戦だと思ってリングに上がったんだよ。また、会う日まで、by馳。以上、よし!」


 今回のプロレスリングマスターズのメインは2006年8月に議員活動に専念のため引退した馳が11年ぶりに復帰を果たし、藤波、そしてかつての師匠である長州と組んで、ムタ&カブキの親子タッグと久しぶりの来日となったTNTと6人タッグで対戦。
 馳は『Two Herat』のテーマに乗って登場、コーナーに昇ってTシャツを投げ込むなど、お馴染みだったパフォーマンスを久しぶりに展開した。
 先発は長州とムタが先発も、ムタは早くもリング下に潜って何かを探すも、リングに戻ると長州はロックアップからムタや藤波のお株を奪うドラゴンスクリューを披露、藤波は日本プロレス時代尊敬する先輩の一人であったカブキがと対峙、慎重な攻防を見せ、交代を受けた馳はTNTと対峙、TNTが押し込んでもブリッジで押し返し、TNTもブレーンチョップやトーキック、地獄突きを放つ。
 交代したムタは馳をアームロックを狙うが、馳はカブキ相手にリストロックで捕らえ、交代した長州も地獄突きやブレーンチョップを放つTNTに対し、チョップから首投げ、エルボースタンプ、スリーパーと攻め込む。
 しかしTNTは藤波に首絞めから捕らえにかかると、ムタがスリーパーからヘッドロック、カブキもアッパーカットで続くも、藤波が張り手で反撃して馳交代すると、馳せはカブキ相手にジャイアントスイングで18回転と大回転、終えた後はムタに腰フリポーズで挑発、しかしTNTの援護を受けたムタが馳にドラゴンスクリューを決めるとアキレス腱固めで捕獲、場外へと連行してイスで殴打するも、リングに戻ると馳はエルボースタンプからランニングネックブリーカーで反撃すると、交代を受けた長州がリキラリアットを一閃、ムタもドロップキックで反撃を狙うが、かわした長州は元祖サソリ固めを狙うと、ムタは毒霧を噴射して阻止する。
 交代を受けた藤波はムタに本家ドラゴンスリーパーを狙うが、今度はカブキがアッパーカットでカットも、藤波はTNTにドラゴンスクリューを決め、馳もミサイルキックで続いて、少し崩れたがヘッドスプリングまで披露する。
 逆水平を放っていく馳に対しTNTはスピンキックで応戦、カブキとムタが入ってトレイン攻撃から、ムタが串刺し閃光魔術を炸裂させ、ドラゴンスクリューから閃光魔術と馳を追い詰める。
 そしてTNTが馳にニールキックを放つが、援護を狙ったカブキの毒霧がTNTに誤爆してしまうと、続いてムタの毒霧もカブキに誤爆、親子の混乱振りの隙を突いた馳がTNTに裏投げを決めると、ノーザンライトスープレックスホールドで3カウントを奪い、11年ぶりの試合を勝利で飾った。
 今では政界で活躍し文部科学大臣にもなった馳だが、想像以上の動きにまだまだ健在ぶりを見せつけた。プロレスのリングは一期一会の場でもあるが、ムタとカブキの親子タッグも再現され、長州と馳もタッグも久々に実現した。
  PRO-WRESTLING MASTERはいろんな夢を見せてくれるが、次回はどんな夢を見せるか?武藤の手腕に期待したい。


 セミでは復活・平成維震軍vs大日本プロレスが組まれ、小鹿は維震軍のセコンドである青柳相手に乱闘を展開、リング上でもAKIRA相手にヘッドロックを決めながらクローで締め上げるなど、古典的なヒール技も披露する。
 終盤には小鹿が越中の額に噛み付くも、青柳が刀でカット、関本&岡林のサンドウィッチラリアットも同士討ちになると、孤立した小鹿を維震軍が捕らえ、最後はAKIRAのムササビプレスから越中がミサイルヒップで3カウントも、収まりがつかない小鹿は維震軍を挑発、越中も再戦をアピールした。
 

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