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伊賀プロレス通信24時「日常茶飯事(ちゃはんじ)」

略して「イガプロ!」、三重県伊賀市に住むプロレスファンのプロレスブログ!

石森太二が新たなる旅立ちのためにNOAHを電撃退団も、小川がGHCジュニアタッグ王座を怒りの返上

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石森太二が新たなる旅立ちのためにNOAHを電撃退団も、小川がGHCジュニアタッグ王座を怒りの返上


【NOAH公式HPより】
石森太二選手より退団の申し入れがあり、
3月12日をもって専属選手契約を終了することが決定いたしました。


株式会社プロレスリング・ノア
内田雅之


皆様におかれましてはご迷惑をお掛けすることをお詫び申し上げますと共に、ご理解賜りたく重ねてお願い致します。


石森太二選手退団会見の模様


※会見の冒頭で内田雅之会長から12日付けで石森の所属選手契約が解除された旨が発表される。3・11横浜文体大会前から申し入れがあったことを明かしたうえで、「ノアを再生するうえでの貢献は感謝しかない。彼の存在がNOAH the REBORNに拍車をかけたのは間違いない。ノアの存在を国内外問わずアピールしてくれた。ノアのクオリティの高さを世界じゅうに広げていただいた。その功績には感謝以外ない。個人としての思想や思いを尊重し、フリーという立場でもノアに協力や助けをしてくださるものと思って、快く送り出したい」と話す


▼石森 このたび私、石森太二はプロレスリング・ノアを退団させていただくことになりました。ノア所属となって10年。これから先のプロレスラー人生を考え、ひとつの節目かなと思い、また新たな気持ちで挑戦する決意を固めました。退団理由につきましては、個人的にはまだまだ第一線で戦っていきたい気持ちがあります。ですが、今の自分のファイトスタイルであと何年プロレスが続けられるかと考えたら、残り10年もできないと思います。そういうことを考えたうえで、最近では海外遠征なども経験させていただき、より外の世界に興味を持ちました。ノアに上がるようになって12年、プロレスキャリアなら16年、年齢は35歳。ここが決断の時、ここで一歩を踏み出さなければ一生後悔するだろうと思い、ノアの石森太二としては一区切りさせていただいて、フリーという立場から新たなステージに向かうことを決意しました。


――いつ頃から考え始めていた?


▼石森 “外の世界"ということに関しては何年か前から考えてはいたんですが、退団を具体的に考え始めたのはここ1年ですかね。インパクト・レスリングに上げさせていただいて、凄くそれが大きな刺激になりました。


――当面参戦予定はないが、今後ノアにフリーとして上がる選択肢もある?


▼石森 “絶対はない"というのがこのプロレス界。ノアという団体には思い出がありますんで、何かご縁がありましたら、その時はよろしくお願いします…ということです。


――今後決まっていることや、考えているフリーとしての活動プランは?


▼石森 今後の活動につきましては、まだ詳細はお伝えできませんが、まずは海外からのオファーをいただいておりますので、自分としても興味深いことですので、それは受けたいと思っております。また時期が来ましたら皆様にはご報告させていただきたいと思っています。


――ノアとしては苦しい時期の10年間を所属として支えてきたが、ノアを再び盛り上げることへの心残りや葛藤はあった?


▼石森 これだけ長くお世話になりましたし、プロレスキャリア16年のなかで12年間、この団体でお世話になって。そういう葛藤は凄くあったんですが、やはり人生は一度しか無いので、それに賭けてみたい…という方が強くなってしまった、というのが自分の出した答えです。


――海外志向も強かったが、改めてインパクト・レスリングの参戦時に今回の決断へと大きく傾いた?


▼石森 昨年、インパクト・レスリングに上がらせていただいて、こんな小さい体でもベルトを獲ることができましたし、数年前から腐りかけていた時期があったんですけど、昨年ベルトを獲ることができた時に『見ている人は見ているんだな。やることをやっていれば結果はついてくるんだな』と確信したので、それに賭けてみたい…と思ったことがひとつ。あとは遠征中にWWEのイタミ・ヒデオ(KENTA)選手とお話しする機会があって、そこでいろいろと話をするうちに『太二の人生だから、悩んで出した答えなら俺は尊重するよ』と言っていただいたので、それが後押しになりました。


――親交のある中邑真輔や飯伏幸太、KENTAら海外で活躍するレスラーから影響を受けた部分もある?


▼石森 はい。中邑さんもそうですし、友達の飯伏君もそうですし、ノアでずっとやり合っていたザックは見事に世界じゅうで人気選手になってますんで、それにもの凄く刺激を受けたのは大きいです。自分自身も年齢が35になりますんで、最後のチャンスだと思って羽ばたこうと思いました。


――現パートナーのHi69からはどんな話をして、どんな言葉をかけられた?


▼石森 『太二の人生だから、この決断は寂しいけど頑張ってくれ』と言われました。僕としてもHi69はレスラーしての技術面もそうですが、人間的にも大好きなので、“ノアのXX"としては終わってしまいますけど、『俺らは一生XXだから』と。そういう温かい言葉もいただいたので、今後とも仲良くしていきたいと思っています。


――ノアでの思い出深い出来事を挙げるとすれば?


▼石森 そうですね…長い間お世話になって、いろいろあって…。どれかひとつ、と言われると難しいですね。それと、僕のこと以上に、素晴らしい選手、スタッフの皆さん、そしていつも温かいご声援をいただいたノアファンの皆さんに感謝の気持ちでいっぱいです。


――自分がいなくなってしまうノアという団体に思うことがあれば?


▼石森 自分は退団していく身でありますから、これから先のノアやノアジュニアに対してのコメントは控えさせていただきます。ただ、今回こういう形で退団となってしまい、応援してくださっているノアのファンの皆様、関係者の皆様には本当に申し訳ない気持ちでいっぱいです。でも12年間、長い間応援していただいて本当に感謝しています。


――活躍することが恩返しになる?


▼石森 そうですね。自分としてはステップアップを目指しての決断です。はっきり言ってイバラの道になると思います。今まで通り安定もしませんし、保障もありません。ですがフリーという立場で幅は広がると思っています。


――改めてこのタイミングで決断した最後の後押しになったものは?


▼石森 このタイミングになったのは、契約更改が2月末にありまして、このモヤモヤした気持ちのなかで1年間やるのは失礼だと思いましたし、自分自身の年齢ですかね。35歳という。これが40だったら自分は決断していないと思います。この35歳という一番動ける時期に動きたいと思ったことが、決断した一番のきっかけです。


――フリーとして『これは果たしたい』という目標は?


▼石森 今、世界じゅうで日本人レスラーが活躍しています。自分もそこに並べるくらい“世界規模"で石森太二というものをアピールできるように今後は頑張っていきたいと思います。一方で国内にもやりたい相手がいるのも確かです。


――改めて最後にメッセージを


▼石森 本当に長い間お世話になり、ありがとうございました。今後はフリーとして国内外問わず、レスラーとしての可能性を探っていきたいと思っております。本当に応援していただいたファンの皆様、今回このような発表となってしまい、申し訳なく思っています。ですが、私はこの決断について後悔はしておりません。この選択が良いか悪いかは別として、最終的には『あぁ石森、素晴らしいレスラーになったね』と言われるようにやって結果を出します。今後もご声援、よろしくお願いいたします。ありがとうございました。


 NOAHが会見を開き、石森太二が退団しこれからは海外を中心にフリーとして活動することになった。


 11日の横浜文体大会のコメントでXXの解散を表明し、涙を流したことで薄々退団するのではと察していたが、石森は師匠のウルティモ・ドラゴンの影響を受けてか、元々海外志向も強く、インパクトレスリングへ遠征した際にイタミ・ヒデオ(KENTA)と再会したことで海外志向が再燃してしまったという。


 元々石森は生え抜きでなく途中入団組で、丸藤正道とKENTAがヘビー級へ転向し、選手の離脱もあってNOAHのジュニアのトップにならざる得なかった。人手不足だったNOAHジュニアも原田大輔が中心となってRATEL'SやHi69、フリーの田中稔や小川良成が最前線に加わったことで、ようやく駒が揃っったが、その時点で石森自身のトップとしての役目を終えていたのかもしれない。


 円満での退団だから石森は再びNOAHマットに上がることはあるだろう、石森に言いたいのはこれまでNOAHジュニアを引っ張ってくれてありがとうということ、笑顔で見送りたい。


 しかしその後でXXからGHCジュニアタッグ王座を奪取した小川良成がコメントを出し
「ジュニアタッグのタイトルを返上します。
田中に申し訳ないけど…
返上することにしました。
ノアを辞めようと思ってタイトルマッチをした人間からベルトを取っても全然喜べません。
まっ、辞めようと思ってるからタイトルマッチの前日に飲み会をしてたんだろけど…
そんなベルトには興味ありません。
以上です。」


 奪取したGHCジュニアタッグ王座を返上する意向を示した。試合がギブアップ決着だったこともあって、小川にしてみれば「最初からベルトを落とす気だったのか」と"石森たちが最初から試合をやる気がなかったのでは?"という疑問と怒りもあったのではと思う。ただ石森が退団することを事前に選手達に伝わっていたのかという疑問も出てしまうが…

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