忍者ブログ

伊賀プロレス通信24時「日常茶飯事(ちゃはんじ)」

略して「イガプロ!」、三重県伊賀市に住むプロレスファンのプロレスブログ!

杉浦貴が潮崎豪にぶつけた素の感情と、秋山準が丸藤正道を試した最後の試練

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

コメント

ただいまコメントを受けつけておりません。

杉浦貴が潮崎豪にぶつけた素の感情と、秋山準が丸藤正道を試した最後の試練

 NOAH「NOAHful Gift in Differ 2012 vol.1」12月23日ディファ大会をSAMURAIで視聴。

 セミの杉浦貴vs潮崎豪は、東京スポーツで潮崎破壊を予告した杉浦が潰すといわんばかりの試合展開で潮崎も抵抗するも、杉浦は潰す姿勢を崩さない。潮崎はゴーフラッシャーやラリアットで攻勢をかけるも、杉浦は鬼エルボーからオリンピック予選スラムを決める、しかし杉浦の攻めの手は止めず完全グロッキーになっている潮崎に後頭部へのPK、マウントでの鬼エルボーを繰り出し、危険と判断した西永レフェリーの制止をも振り切ってしまう。最後はオリンピック予選スラムで3カウントを奪い勝利となったが、角度もいつもと違ってどキツイ角度、杉浦の素の感情を去っていく潮崎に対し思いっきりぶつけた試合だった

 
 メインの丸藤正道vs秋山準はセミと違って安心してみていられるカード、今までも白GHCやGHCヘビー級王座をかけて何度も対戦した両雄だが、今回の秋山は鬼となって丸藤に対してNOAHの舵取りを託すことが出来るかどうか試すように厳しい攻めだった、秋山の厳しい足殺しを凌いだ丸藤は不知火で反撃するも後が続かず、秋山は丸藤の動きをことごとく封じる、丸藤は虎王からポール・シフトを狙うも秋山はフロントネックロックで捕獲し丸藤は落ちて試合がストップ、秋山の完勝だったが、秋山は旗揚げ試合も三沢光晴をフロントネックロックで仕留めたが、NOAHラストマッチもフロントネックロックで終わる、秋山らしいフィニッシュだった。
 

 試合後に丸藤は「オイ!秋山。オレは絶対に勝ち逃げは許さないから。何ヶ月後、何年後になろうとも、オマエが試合をしたくなるリングにして、オレは待っている!」と叫んで大会は幕となったが、今日の試合でも丸藤は秋山にNOAHの象徴としては認められなかった、しかし秋山なりに“もっとしっかりしろ”というエールは受け取った、今回の秋山の攻めはせめてもの置き土産だったのかもしれない。


 今日のクリスマスイブ大会でNOAHの2012年が終了すると共に、秋山が去っていくことで三沢光晴のNOAHも終わる、そして来年からは丸藤正道のNOAHが始まる分岐点のような大会でもあった。丸藤正道のNOAHが認められるかどうか、これからが勝負である。


 

PR

コメント

ただいまコメントを受けつけておりません。