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伊賀プロレス通信24時「日常茶飯事(ちゃはんじ)」

略して「イガプロ!」、三重県伊賀市に住むプロレスファンのプロレスブログ!

杉浦が鈴木を破るも丸藤とは和解せず一匹狼宣言!全タイトルを失った鈴木軍はNOAHから撤退へ…

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杉浦が鈴木を破るも丸藤とは和解せず一匹狼宣言!全タイトルを失った鈴木軍はNOAHから撤退へ…

12月3日 NOAH「ONE NIGHT CRUISE 2016 in DIFFER」ディファ有明 517人


<アピール、コメントなどはプロレス格闘技DXより>
◇第1試合◇
▼30分1本
○モハメド ヨネ クワイエット・ストーム 石森太二(8分19秒 片エビ固め)齋藤彰俊 ×アレハンドロ・サエス 小川良成
※ファンキーバスターボム


◇第2試合◇
▼NOAHvs鈴木軍/30分1本
○拳王 大原はじめ(9分51秒 片エビ固め)×エル・デスペラード TAKAみちのく
※蹴暴


◇第3試合◇
▼NOAHvs鈴木軍/30分1本
小峠篤司 ○原田大輔(9分38秒 片山ジャーマンスープレックスホールド)×金丸義信 タイチ


【試合後の小峠&原田】
――試合後にタイチに握手を求めていたが?


小峠「昨日タイチに勝つことができて…ここまで来るまで2年くらいかかったけど、俺がここまで来られたのはあいつのおかげ…とは言わんけど。悔しいけどね。強くなったのはあいつと戦ったから。でも、もう負けられへんね」


――何か言葉を交わしていたが、何と言われた?


小峠「なんて言ってたっけな。特に覚えてないです」


――原田選手は鈴木軍に対して今はどんな感情がある?


原田「まぁ鈴木軍がどうこうっていうより、今、俺ら二人が次にやらなきゃいけないことは、GHCジュニアタッグのベルトを邪道&外道から獲り返すことなんで。年内に! そんな状態で年は越したくないんで。年内に邪道&外道に挑戦させてもらいたいです。会社には組んでもらいたいですね。次、誰も名乗りを上げてないんでしょ? 俺たち二人で必ず邪道&外道を倒して、次は必ず成り上がってみせます」


◇第4試合◇
▼NOAHvs鈴木軍/30分1本
○マサ北宮(10分40秒 片エビ固め)×飯塚高史
※サイトースープレックス


◇第5試合◇
▼30分1本
○中嶋勝彦 熊野準(14分32秒 片エビ固め)丸藤正道 ×清宮海斗
※バーティカルスパイク


(試合終了後、北宮が登場)
北宮「ここに出てきたってことは大方察しがつくだろう。俺が今、一番欲しいもの! GHCのヘビーのベルトだ。シングルのな! すなわち、中嶋勝彦! 挑戦表明だ! 新生ノアの風穴あけるのは俺しかいねえだろ! ゴー・フォー・ブロックだ! 俺が時代をブチ壊す! 以上だ!」


中嶋「マサ北宮、お前がその気ならやってやるよ。ただしな、勝つのは“ゴー・フォー・ブロック”じゃない…俺の“止まらねえ!”だ!(両雄はにらみ合いを展開)マサ北宮、俺にとっては申し分ない相手だ。次のタイトルマッチがいつになるか、今すぐには分からねえ。相手がお前でも勝つのはこの俺、中嶋勝彦だ。俺は…俺は止まらねえ!」


【試合後の中嶋&熊野】
中嶋「今日は純粋にノアのタッグマッチ。相手が丸藤さんだったんで、気持ち良くできましたね。久々に気持ちいい戦いができました」


――北宮が出てくる前には丸藤にもベルトを見せつけていたが?


中嶋「俺が今、あの人とちゃんと向き合える位置にいると思ってるし、その証を見せたかった」


――いずれは丸藤とも争いたい?


中嶋「もちろん。そうなる日は近いと思います」


――改めてかつてのおとうと弟子でもあり、パートナーでもある北宮は、自分にとって今はどんな存在?


中嶋「ホントにタッグを組めば頼りになる存在だし、当たっても思い切りできる相手なんで。もう別に今は“後輩"なんて思ってないですよ」


――年内にでもやりたい?


中嶋「そうだね。やっぱりここ2年間、対鈴木軍でやってきて、純粋に今日タッグマッチでしたけど、ノアのプロレスができて気持ち良かったし。やるなら今年中がいいね。きっとマサも同じ気持ちなんじゃないかな。今年の最後は“ジ・アグレッション"の1年間の集大成でもあるし、純粋にノアの戦いをみせて今年を締めたい。そういう気持ちは俺にもあったし、マサからもそんな気持ちを感じ取ったし。だから俺はいつでもいいと」


――熊野選手はチャンスに恵まれない状況だが?


熊野「中嶋さんがチャンピオンなんで、若い世代が盛り上げていかないといけない。僕もジュニアのベルト、タッグもシングルも狙っていきたいです。まずは実績を? そうですね。上を食っていきます」


◇第6試合◇
▼GHCタッグ選手権試合/60分1本
[挑戦者]○潮﨑豪 マイバッハ谷口(21分11秒 体固め)[第35代選手権者]×ランス・アーチャー デイビーボーイ・スミスJr.
※豪腕ラリアット


【試合後の潮崎&谷口】
――ギリギリの戦いだったが?


谷口「何度も試合で負けた相手だし、本当にきつい場面もたくさんあったけど、もう潮崎さんとのチームで絶対負けられない!っていう強い気持ちがあったんで、最後まで戦うことができました」


――谷口から殴られるように喝を入れられるシーンもあったが?


潮崎「谷口のそういう気持ちにね…。本当は俺がその火をつけなきゃいけなかったんだろうけど、今日は谷口にその火をつけられて、今こうしてこのタッグのベルトをね、俺たちの手につかむことができました。このパートナーと、このタッグでベルトを負けて本当にうれしいですね」


――ファンキーパワーズが挑戦を表明したが、今後に向けては?


谷口「絶対負けないっていう強い気持ちは持ってるんで、50ファンキーパワーズ…クワイエット・ストームにはこの前のリーグ戦で負けてるんで、その借りを返すって意味でも絶対、勝ちます」


潮崎「昨日の凄い戦い(中嶋vs鈴木)があって、俺たちも負けられない気持ちがあったし、谷口とのタッグも大事にしていきたい。GHCタッグがもっともっと輝くように、まばゆいベルトにしていきたい。ファンキーパワーズが来てくれた。真っ向から勝負しにいきます」


◇第7試合◇
▼スペシャルシングルマッチ/時間無制限1本
○杉浦貴(33分30秒 片エビ固め)×鈴木みのる
※オリンピック予選スラム


(試合終了後、鈴木がフラつきながら退場後に丸藤が登場、杉浦はイスを手にする)
丸藤「このイスを使わないやった試合、今日どうだった? こんなものに頼らないで、俺たちでまたノアの戦いを取り戻そう」 


(杉浦も丸藤の手を握り返す…とみせかけて拒否。)
杉浦「俺はこのリングで戦っていく。俺はノアで戦っていく、ずーっと。ただ! ノア! ノアの連中、全員まとめて相手してやるよ! 分かったか! ノア!」


【試合後の杉浦】
――鈴木とのケジメの一戦、壮絶な試合を振り返って?


杉浦「もういいだろ。なぁ? もう去れ、鈴木軍は。それだけだ。繰り返す。去れ。負けたんだろ? 2連敗したんだろ? 去れ」


――ノアに戻るわけではない?


杉浦「ノアで試合するって言ってんだよ。このリングで戦うって言ってんだよ」


――いわゆる本隊とは一線を画す?


杉浦「本隊って誰だ。来いよ。さっき言っただろ? まとめてやってやるって」


―― 一人で?


杉浦「おう、そうだよ。ただ、今くすぶってるヤツ、何か考えがあるヤツ、このままじゃダメだと思ってるヤツ。動けよ。俺からは何も声かけない。そう思ってるヤツがいるんだったら動け、まず。自分から態度示してみろ」


――心に響けば二人、三人に拡大する可能性もあると


杉浦「分かんない。でも現状甘んじてるヤツたくさんいるだろ。まず自分で動け」


――再びベルトを狙う?


杉浦「最終的にはそうなるだろ。ベルト巻いてるヤツが一番つえーんだから」


――それよりもこの投げかけに周囲がどう反応するか


杉浦「鈍いヤツだったら分かんないかもな。動け」


――新生ノアと言われる状況となったが、自身としては物足りなさや不満もあると


杉浦「危機感だらけだよ。危機感だらけ」


――むしろ鈴木軍が去ったこれからが本番だと?


杉浦「そうだよ。だから俺が一人で引き受けてやるって言ってんだよ。でもまずは鈴木軍は去れ。それからだ」


 【試合後の鈴木】
――ノアに今後も上がるのか?
鈴木「ハハハハハハハ~(と不気味な笑い声とともに控室へ)」


 メインは先日の杉浦の鈴木軍離脱劇を受けて、急遽杉浦vs鈴木のシングルマッチが組まれ、杉浦はパイプイスを手にして入場テーマ曲は元に戻して入場、両者は視殺を展開して早くも髪の毛をアゴをつかみ合うと、殴り合いを始めて試合開始、エルボー合戦となるも昨夜のダメージが尾が引いてから鈴木が押され、杉浦が競り勝つ。
 しかし鈴木が場外戦に持ち込むとエルボーからイス攻撃で反撃、杉浦に対して「どの口が言ってんだ!?」「ごめんなさいって言わせてやるよ!」と罵り、エプロン際でロープ越しの腕十字を仕掛けるも、リングに戻った杉浦も死角からのスピアーを発射して譲らない。
 杉浦はエルボーを乱打してから、コーナーにもたれた鈴木に串刺しニーを浴びせると、雪崩式ブレーンバスターを狙うが、頭突きで抵抗した鈴木がコーナー上でのフロントスリーパーで捕獲し、リングに杉浦を落とすと串刺しフロントハイキック、ランニングローキックからチキンウイングアームロックと猛反撃する。
 鈴木はロープに逃れた杉浦にフロントハイキックからランニングローキックを狙うも、キャッチした杉浦はアンクルホールドで捕らえて絞り上げるが、鈴木は「折ってみろよ!」とプレッシャーをかけつつロープへと逃れる。
 杉浦は鬼エルボーを乱打するが、鈴木はよろめきながらも「へし折れもしないくせに。痛くもかゆくもねーんだよ!」と言い放ってエルボーを打ち返してラリーへと突入、しかし杉浦が競り勝つニーアッパーからオリンピック予選スラムで勝負に出るも、着地した鈴木は時間差ロープワークからスリーパーで捕獲、執拗に絞めあげてからゴッチ式パイルドライバーを狙う。
 堪えた杉浦はリバースして両者ダウンとなり、起き上がった両者は再びエルボー合戦へと突入、そして鈴木はナックルを浴びせると、杉浦もナックルで殴り返して殴り合いに発展、連打で鈴木が競り勝つも、杉浦は左のラリアットから顔面へのニーアッパーを浴びせ、鈴木もエルボーで応戦するが、杉浦の鬼エルボーの連打の前に崩れ落ちてしまう。
 杉浦は鈴木の後頭部に鬼エルボーの乱打を浴びせるとオリンピック予選スラムを決めるが、カバーに入らずまた鬼エルボーの連打、鈴木は笑いながら強がるものの、また鬼エルボーの連打の前に意識朦朧となったところで杉浦がオリンピック予選スラムを決め3カウントを奪い勝利を収めた。


 試合後は誰も鈴木を介抱に駆けつけず、鈴木はフラつきながら退場していくと、交代するかのように丸藤が現れてNOAH軍に戻るように促したが、杉浦は握手と見せかけて拒否し一匹狼宣言をしてNOAH全体を敵に回すことをアピールした。


 またセミのGHCタッグ選手権はKESが奇襲から場外戦を仕掛け潮﨑を徹底的に痛めつける、潮﨑はやっと谷口に交代し、KESの合体技を切り抜けた谷口はスミスJr.にマイバッハプレスをかわすもかわされて自爆、しかし交代したアーチャーにはラリアットを浴びせて潮﨑に交代すると、潮﨑は串刺し逆水平、ローリング袈裟斬り、フィッシャーマンズバスター、回転地獄五輪と猛反撃し、、カットに入ったスミスJr.もバックドロップ&ランニングネックブリーカーしてアーチャーを捕らえにかかる。
 しかしバックドロップ&ランニングネックブリーカーを阻止したアーチャーは谷口にフルネルソンボム、スミスJr.も入って潮﨑を合体ラリアットを浴びせ、アーチャーがチョークスラムを狙うが、堪えた潮﨑は手刀、左のラリアットで返し、谷口も駆けつけてトルネードボム&チョークスラムを決める。
 勝負と見た潮﨑は豪腕ラリアットを狙うが、アーチャーが先にラリアットを放って阻止し、アーチャーがエルボー、潮﨑が逆水平のラリーとなるも、潮﨑が競り勝ってロープへ走るが、アーチャーがスクラップバスターで迎撃するとスミスJr.が入ってキラーボムを決め、勝負あったかに見えたが谷口が間一髪カットに入る。
、KESは谷口をキラーボムで排除し、続けて潮﨑にももう一発を狙うが、潮﨑が阻止してKESの誤爆を誘発すると、スミスJr.を豪腕ラリアットで排除してから、アーチャーをジャーマンで投げ、そして久々にムーンサルトプレスを投下すると、豪腕ラリアットで3カウントを奪い王座を奪取した。
 試合後にはヨネ&ストームの50ファンキーストームが登場、タッグ王座挑戦を表明した。


 全試合結果を見ても鈴木軍が全敗しNOAHから撤退が決定的となったが、杉浦はNOAH本隊には戻らず、あくまで一匹狼としてNOAHに留まることになった。杉浦にしてもNOAH本隊に戻ってしまったら潮﨑を許したという意味にもなるだけでなく、鈴木軍が去ってしまって丸藤の言うNOAH同士の対戦となれば“ぬるま湯”の状況になるという危機感もある。
 杉浦は自ら声をかけず、NOAHだけでなく自分自身に危機感を抱いている選手に自主的に動くように呼びかけえた、鈴木軍も撤退したとしても全員新日本が受け入れるかどうかもわからず、また今後の去就も明らかになっていないことを考えると、NOAHだけでなく鈴木軍からも杉浦に同調する選手がいてもおかしくない。
 NOAHの年内は24日の後楽園大会までとなっているが、まだカードも未定で鈴木軍の参戦も現時点では不明、鈴木軍や杉浦の動向も12月シリーズで決まるのか、今後も鈴木軍や杉浦の動向にも注目だ。


 また第5試合で中嶋が清宮をバーティカルスパイクで降した後で、北宮が現れてGHCヘビー級王座に挑戦を表明、中嶋も受諾した。本来ならグローバルリーグ戦で中嶋を降している矢野通が挑戦するのが筋なのだろうが、NOAHと新日本プロレスとの関係が微妙な状況になっていることから、今後矢野がNOAHに参戦するかどうかわからないことと、リーグ準優勝という実績を考えると現時点で北宮が妥当ということか、二人はタッグを組んでいるものの元DIAMOND RING出身、その二人がNOAHの頂点のベルトをかけて対戦する、この光景に一番感慨深く思っているのは師匠であり、同じベルトを巻いた佐々木健介かもしれない。

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