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伊賀プロレス通信24時「日常茶飯事(ちゃはんじ)」

略して「イガプロ!」、三重県伊賀市に住むプロレスファンのプロレスブログ!

今年初の大阪大会も盛況になったNOAH、原田が大阪府立大ホールに戻ることを公約!

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今年初の大阪大会も盛況になったNOAH、原田が大阪府立大ホールに戻ることを公約!

1月27日 NOAH「Navig. For The Future」エディオンアリーナ大阪 第2競技場 625人満員


<アピール、コメントなどはプロレス格闘技DXより>
◇第1試合◇
▼20分1本
○LEONA(7分38秒 足四の字固め)×宮脇純太


◇第2試合◇
▼30分1本
○コーディ・ホール タダスケ(9分14秒 体固め)×齋藤彰俊 熊野準


◇第3試合◇
▼30分1本
○小川良成(10分55秒 横入り式回転エビ固め)×松山勘十郎


◇第4試合◇
▼30分1本
○小峠篤司(11分27秒 キドクラッチ)×田中稔


◇第5試合◇
▼30分1本
モハメド ヨネ クワイエット・ストーム ○丸藤正道(13分8秒 片エビ固め)マイバッハ谷口 長井満也 ×井上雅央
※不知火


◇第6試合◇
▼30分1本
○杉浦貴(12分50秒 片エビ固め)×清宮海斗
※オリンピック予選スラム


【試合後の杉浦】
――試合を終えた率直な感想は?


杉浦「考えて、飛びだしたんだろ? いいんじゃないのか? 後悔するのか、良かったと思うのか。それも今後のアイツのやってきかた次第でしょ」


――成長を感じた?


杉浦「まぁ俺の横にいるのもいいけど、俺と試合してもまれた方が成長するかもな」


――完全に叩き潰したが、そこから這い上がってくるかどうかは清宮次第だと?


杉浦「おう、そうだよ」


――自身は復帰して日がたつが、タイトルへの欲は深まってきた?


杉浦「前からあるよ、それはずっと」


――パートナーの拳王がチャンピオンでも?


杉浦「うん。あるよ。楽しみにしとけよ」


◇第7試合◇
▼4WAYマッチ
○マサ北宮(8分13秒 片エビ固め)×拳王
※サイトースープレックス、あと2人は中嶋勝彦、潮崎豪


 【北宮の話】「ザマーミロ、チャンピオン!! ベルトを巻いてる人間っていうのは、強いからチャンピオンなんだよ。負けないからチャンピオンなんだよ! 4WAYにせよ、俺が3つ取った! この揺るぎない事実! 忘れんじゃねえぞ、コノヤロー!!! 以上だ!!!!!」


◇第8試合◇
▼GHCジュニアタッグ選手権試合/60分1本
[挑戦者組]石森太二 ○Hi69(20分46秒 エビ固め)[第31代選手権者]HAYATA ×YO-HEY
※ストゥーカスプラッシュ
☆HAYATA&YO-HEY組が4度目の防衛に失敗、石森&Hi69組が第32代選手権者となる


(試合終了後、ベルトを受け取って写真撮影に応じたが、そこに一人現れたのが稔だった。)


稔「今日はYO-HEY&HAYATAが防衛すると思ってたけど…まぁいいや。GHCジュニアタッグ、いただきにまいりました」


Hi69「稔さんコレ、タッグのベルトっすよ? パートナーいないじゃないですか。一人でやるんですか? 探してきて…」


(場内がどよめくなか、悠然とリングインした小川は珍しくマイクを握る)
小川「俺と田中で挑戦するから、石森、Hi69。どうする?」


石森「挑戦するんですよね…? 皆さんどうですか?(場内は大歓声)OK! いつでもいい! やってやるよ!!」


【試合後の石森&Hi69】
――まずは試合を振り返って?


Hi69「言ったろ。これがチャンスをモノにする男だ。何回もやってる相手だったんでね。これまでを超える戦いをした方が勝つとは思ってたんですけど、そんなの関係無かったね。このベルトへの思い。あいつらロクにこのベルトを腰に巻いてこなかったんじゃないですかね? そんなのベルトじゃないよ」


石森「そうだね。何回もやってるから、お互い先の先を読み合う形になったけど、最後はベルトへの思い。それだけだよ。気持ちが強かった俺らのほうが勝てた」


――昨年は道半ばでベルトを落としたが、今年こそXXで団体全体を席巻していく?


Hi69「そうですね。同じあやまちは繰り返さない。このベルトを持ち続けて、XXとして言った通りに突き進みたいと思います」


石森「これからがリスタートだと思うんで。俺らで駆けあがってきます」


――そして意外すぎるチームが名乗りを上げてきたが?


Hi69「うん、いいっすね。まぁRATEL'Sと背面砕者達、そしてXXの戦いを観てた側だと思うんで、そこに入りたくなった…ってことじゃないですか? 俺らのジュニアの戦いをみて。いいことだと思います」


石森「想像つかなかったチームが挑戦してくるんで、個人的にも興味があるし、これも何かの縁だと思うから。そんな挑戦者チームとの戦いを楽しみつつ、そして勝ちたいと思います」


 【試合後の小川&稔】
稔「シングルのベルトを狙いにいく気は変わらないですけどね。小川さんがパートナーがいない田中稔と組んでもいいかな…思っていただけたとあれば…」


小川「俺もパートナーいないし、組んだらキャリア、いろんなこと含めてベルトを狙えるチームになるかなと思ったんで。それがこういう形になったっていう」


稔「場所はどこになるか分からないですけど、一撃で獲れるんじゃないですか? 一撃で。よろしくお願いします(※と小川と握手)」


◇第9試合◇
▼GHCジュニア・ヘビー級選手権試合/60分1本
[第36代選手権者]○原田大輔(27分40秒 片山ジャーマンスープレックスホールド)[挑戦者]×大原はじめ
☆原田が3度目の防衛に成功


(試合終了後、HAYATAは無言のまま原田のベルトを指差して挑戦を表明。すると大原の介抱から戻ってきた熊野もリングに駆け上がる)
熊野「RATEL'S同士、見つめあってるだけじゃ分かりづらいだろ。俺は分かりやすく言ってやる。そのベルトに挑戦させろ」


(熊野はHAYATAにマイクを渡そうとしたものの、そのマイクを原田がブンどる)
原田。「同じや…って言うだけやろ。このリング、お笑いは一切必要ないぞ。このリングは闘うリングやぞ? お前がこのベルトに挑戦したい。HAYATAもこのベルトに挑戦したい。それやったらお前ら二人でシングルマッチしろ。勝ったモンと俺がこのベルト懸けて勝負したろうやんけ( 熊野とHAYATAがにらみ合ってから下がる)皆さん本日は寒いなか、たくさんのご来場、ありがとうございました。HAYATAが来ても、熊野が来ても、俺は絶対このベルトを防衛して、またここ大阪に帰ってきます。あとひとつだけ、今日ここの会場に来てくれた人と約束したいことがあります。今日は2018年最初の大阪大会でした。たくさんの人が観にきてくれました。でも、まだまだイスは並べられます。立ち見だって出せます。俺は今年中に絶対、この会場を超満員札止めにしてみせます。いつまでも、ここエディオンアリーナの階段を下りて会場入りするのは悔しいです。(※第2競技場は地下にある) いつか必ず…とは言いません。来年には必ず、プロレスリング・ノア、エディオンアリーナの第1競技場でやらせてみせます。だから皆さん、このエディオンアリーナの階段、一段一段、一緒に昇って第1競技場でプロレスリング・ノア、やりましょう!! 俺は嘘つきなんかにはならない。絶対やってみせますんで、皆さん応援よろしくお願いします! 今日は最後までありがとうございました!!」


【試合後の原田】
――手の内を出しつくした一戦だったが?


原田「すべて出しつくした。ホントに。やっぱり大原は凄い。1年経ってもああやって、いろんな引き出し持ってきて。腰もキツい。アイツは凄いよ」


――もっとやり合いたい相手?


原田「もちろん。でもすぐに…はもういいっす。また時間置いて、あいつの気持ちも俺の気持ちも最高潮に達した時にまたやりたいな…と思います」


――試合後にはHAYATAと熊野に挑戦者決定戦を指示したが?


原田「どっちでもいいよ。HAYATAには借り(※ジュニアタッグ王座戦で敗れている)もあるし。もう一人の大原の子分(熊野)もね、いつまでもあのポジションにいるつもりも無いと思うし」


――改めて1年ぶりの大原との王座戦を制して、そして府立第1再進出の誓いも立てた


原田「やっぱりね、去年と今年。何が一番違うか…って結果じゃないんですよ。俺と大原の試合がセミからメインになった。しかもセミ、メインってヘビー級は誰もいない。ジュニアだけでこれをやった…っていうのが凄い大きな自信にもなったし。聞いたら1年前より今日のほうがチケットも売れてた…っていうんで。それも自信になりましたね」


――まずは府立第2を札止めにする?


原田「うん。やっぱりね、今日お客さん入ったけど、ちょこちょこ空席もあったし、イスはもっと端っこまで並べられるし。立ち見も出せるし。やることはいっぱいあるし。でもね、そんなのね『いつかいつか』って言ってたら、いつまで経っても埋まらない。だからあえて『今年中』って約束をお客さんの前でしたし、そして来年は第1競技場。みんなで一緒に階段を昇りたいなと思います」


――それにはノア全体の力も必要そうだが、ノアジュニアで主導したい?


原田「もちろん。俺は大阪生まれで、大阪育ちやし、府立第1の会場には特別な思いもあるし。おととしやってから、やってなくて、このままずっと引きずるのもイヤやったから、今日こうやって口にして。だから絶対俺が第2を札止めにして、みんなで一緒に上の階に行きたいと思います」 


  後楽園での新春開幕戦、横浜ラジアントの2連戦と盛況となったNOAHの今年初の大阪大会を観戦、昨年はG+での中継が入ったが今年なし、おそらくだが後にニコ生での放送となるのだろうが、それにも関わらず用意されたイスはほとんど埋まり満員となった。
 
   大会前には2・2後楽園で行われるGHCタッグ選手権の調印式が行われ、調印の後で乱闘になるのではと思われていたが、互いに挑発に終始、一触即発の雰囲気のままで無事調印式は終わった。


 大阪大会はジュニア二大タイトルマッチが組まれ、まずメインはGHCヘビー級王者の原田に大原が挑戦、昨年1月の大阪大会も同一カードが組まれ、この時は大原が王者で原田が挑戦者という図式だったが、今年は立場が入れ替わっての対戦となった。
 序盤はグラウンドの攻防も、大原がジョンウーから腰攻めで先手を奪うが、場外戦で原田が鉄柵へのフラップジャックから大原の脇腹を攻め、大原を鉄柵外へ出したところでコーナー最上段から鉄柵越えのダイビングボディアタックも敢行、大原をリングに戻した原田は回転エビ固めを狙う大原にフットスタンプなどで脇腹攻め、だが大原もバッククラッカーで反撃し旋回式、スイング式と様々なバックブリーカーで原田の腰攻めで応戦する。
 大原はフィンランド式フォアアームを狙うが、原田がカウンターでのダブルニーで迎撃、だが大原は予告なしでムイビエンで捕獲も、完全に極まる前に原田がロープに逃れ、エプロンの攻防となると原田が断崖式デスバレーボムを敢行、これで流れを掴んだ原田は串刺しやランニングエルボーと攻め込み、ダイビングエルボードロップを投下してから雪崩式デスバレーボム、ラリアット、みちのくドライバーと畳みかける。
 勝負に出た原田はニーアッパーから片山ジャーマンを決めるが、大原はカウント2でキックアウトし、原田が突進すると今度は大原が旋回式エメラルドフロウジョンを決めると、ターンバックルめがけてのバックブリーカーを敢行、肩乗せ式のバックブリーカー、前方旋回式バックブリーカーと腰攻めからムイビエンで捕獲も、脇腹攻めが充分に聴いていたせいか完全には極めきれずロープに逃れられてしまう。
 大原は突進するが、原田がターンバックルへのスロイダーを投げると、両者ダウンからエルボー合戦、張り手合戦を繰り広げ、大原がエルボーを狙ったところで、かわした原田が片山ジャーマンを狙うが、大原はムイビエンクラッチで切り返すも、すっぽ抜けてしまい、逆に突進する大原を大☆中西ジャーマンからニーアッパー、ローリングエルボーと畳み掛けてから、片山ジャーマンを狙う。しかし大原はシュバイン式の牛殺しで切り返し、フィンランド式フォアアームからストレッチ式バックブリーカーを狙うと、原田がツームストーンパイルドライバーで切り返してからカウンターのボディエルボー、ターンオーバーニーと畳みかけた後で片山ジャーマンで3カウントを奪い王座を防衛した。
 試合後にはHAYATAが挑戦者に名乗りを挙げるも、熊野も名乗りを挙げ、原田の提案で2人に挑戦者決定戦を指示した。


 セミのジュニアタッグ選手権は王者のRATEL'Sが連係でHi69を捕らえるも、挑戦者のXXも石森のスワンダイブ式雷電ドロップで反撃してからHAYATAを捕らえて主導権を握る。しかしRATEL'SはYO-HEYに交代すると、YO-HEYがスピードでXXを翻弄、だがHi69に狙ったけてツイストオブフェイトが逃れられると、石森はRATEL'Sをまとめてスタナー&DDT、YO-HEYにリバーススプラッシュ式フットスタンプからハンドスプリングエルボーを狙う。ところがYO-HEYがドロップキックで迎撃すると、HAYATAがローリングセントーンからハンドスプリングエルボー、YO-HEYもミサイルキックで続き、HAYATAが入って石森にトータルレンジャーから合体ツイストオブフェイト、そしてバンブードラゴンフライを投下も、かわされて自爆となってしまう。
 ここで交代を受けたHi69はYO-HEYにトランスレイブからみちのくドライバーで突き刺すと、ストゥーカ・スプラッシュを投下するが、YO-HEYは剣山で迎撃し、ソバットから突進するHi69に顔面Gを炸裂させてから、スーパー顔面Gを投下、だがHi69がかわすと、石森が入ってダブルトランスレイブ、ダブルエキサーII狙いはHAYATAがカットに入るも、石森はYO-HEYをセカンドロープ上にセット。場外めがけてスライディングしながら足をすくって後頭部を叩きつけ、石森の450°スプラッシュで勝負に出るが、かわされて不時着した石森にHAYATAがみちのくドライバーで突き刺す。
 ここで各選手が入り乱れて大技を乱舞も、YO-HEYの飛びつきツイストオブフェイト狙いは、石森が駆けつけてダブルエキサーIIを決めると、Hi69がみちのくドライバーβからストゥーカスプラッシュで3カウントを奪い、XXが王座奪還に成功。だが試合後に稔が現れるとXXに王座挑戦を迫り、XXは稔にパートナー不在であることをあざ笑うと、小川が現れて稔と組んで挑戦を表明、XXも受諾した。
 小川に関しては昨年からジュニア王座を狙うことを示唆していたが、なかなか態度に表さず、ジュニア戦線からは一歩引いた立場を取っていた。ジュニアタッグに関してもIWGPジュニアタッグ、ZERO1でもNWAインターナショナルライトタッグ王座を奪取するなどタイトル歴があるが、それは金本浩二というパートナーがいたからこそだった。今度は金本と違ってインサイドワークに長ける小川とのタッグ、果たしてどういうチームとなるのか、小川次第ではXXにとって驚異的な存在になるかもしれない。


 第5試合の杉浦vs清宮は、杉浦相手にエルボー合戦に競り勝った清宮はプランチャを発射も、場外戦で杉浦がビックブーツから鉄柵攻撃で反撃、エルボー合戦も清宮は引かなかったが、杉浦はビックブーツからサッカーボールキック、腰へのエルボーと腰攻め。それでも清宮はドロップキックで反撃し串刺しエルボーの連打、ミサイルキックと反撃も、杉浦は斜めからのスピアー、串刺しビックブーツ、串刺しニーの連続攻撃、雪崩式ブレーンバスターから逆エビ固めで捕獲する・
 杉浦はオリンピック予選スラムを狙うが、阻止した清宮はリバース式スリングブレイドから、突進する杉浦をドロップキックで迎撃してから高角度でのジャーマン、オクラホマスタンピートで叩きつけ、タイガースープレックスを狙うが、阻止した杉浦はエルボー合戦に持ち込み、キチンシンクからニー、ジャーマンは清宮が着地も、杉浦はキチンシンクから左のラリアット、オリンピック予選スラムで3カウントを奪い勝利となる。


 拳王vs潮崎vs中嶋vs北宮による4WAY戦は4選手が混戦も、北宮のリーブロックを迎撃した拳王が突進したところで北宮がスピアーで迎撃すると、最後はサイトースープレックスで拳王から直接フォールを奪った。



 メイン終了後に原田が拳王が武道館進出を目指すに対し、「プロレスリング・ノア、エディオンアリーナの第1競技場でやらせてみせます。」とエディオンアリーナ大ホールへの復帰を公約に掲げた。
 ここ数年のNOAHは積み木のような数年で、いくら土台から築いても充分に完成しきれていないまま途中で崩れることの繰り返し、昨年も前体制が破綻したということで暗いイメージで前が見えないまま試行錯誤してきた1年だった。しかし拳王が武道館への再進出をマニュフェストに掲げてから、後ろ向きだったNOAHにようやく前向きなテーマが生まれ、目標に向かって進み始めたことでNOAHは活気づいてきた。原田の言う大阪府立の大ホールへの復帰も、目的の一つに過ぎない。
 武道館や大阪府立の大ホールへの復帰はいつになるか分からず、実現に向けて難題もいくつか抱えていることも事実だ。しかしNOAHは目標へ向かって後ろを振り向かずに前へ進みだした。積み木のような現実はもうたくさん、今度こそしっかり土台を作ってから前へ進んで欲しい。

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