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伊賀プロレス通信24時「日常茶飯事(ちゃはんじ)」

略して「イガプロ!」、三重県伊賀市に住むプロレスファンのプロレスブログ!

「丸藤、杉浦の時代は終わった」宮本を降した拳王の発言に杉浦が怒りの挑戦表明!

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「丸藤、杉浦の時代は終わった」宮本を降した拳王の発言に杉浦が怒りの挑戦表明!

2月2日 NOAH「Navig. For The Future」後楽園ホール 1015人


<アピール、コメントなどはプロレス格闘技DXより>
◇第1試合◇
▼20分1本
○YO-HEY(4分2秒 片エビ固め)×宮脇純太
※ツイスト・オブ・フェイト


◇第2試合◇
▼30分1本
原田大輔 ○タダスケ(9分30秒 首固め)大原はじめ ×井上雅央


◇第3試合◇
▼30分1本
潮崎豪 ○小峠篤志(10分25秒 エビ固め)コーディ・ホール ×ジェイ・ブラッドリー
※キルスイッチ


◇第4試合◇
▼GHCジュニア・ヘビー級タッグ選手権前哨戦/30分1本
小川良成 ○田中稔 諸橋晴也(11分8秒 片エビ固め)石森太二 ×Hi69 LEONA
※FIRE BALLスプラッシュ


◇第5試合◇
▼30分1本
中嶋勝彦 ○マサ北宮(10分57秒 片エビ固め)杉浦貴 ×齋藤彰俊
※サイトースプレックス


◇第6試合◇
▼GHCジュニア・ヘビー級王座挑戦者決定戦/60分1本
○HAYATA(9分27秒 体固め)×熊野準
※ヘデック


【HAYATAの話】「おい、ベルト獲ったる。そんだけや」


◇第7試合◇
▼30分1本
○丸藤正道(13分59秒 片エビ固め)×清宮海斗
※不知火


【丸藤の話】「もちろん成長は認めるよ。たった半年でこれだけ成長する人間もなかなかいない。でもな、さすがに俺、伊達に…この世界で20年以上だぞ。簡単に追い越せると思うな。でもな、こうやって来い。ドンドン来い。まだまだだ。凄えけどな、まだまだだ」


【試合後の清宮】
――今ツアーのシングル4連戦は全敗となったが?


清宮「はぁはぁ…クソ! 悔しいですよ。…でも、今日もそうだけど、すべての負けは必ず忘れない。今日の負け、歴史というものもすべて俺が吸収して、糧にして、絶対にリベンジしますよ」


◇第8試合◇
▼GHCタッグ選手権試合/60分1本
[第41代選手権者]○モハメド ヨネ クワイエット・ストーム(17分37秒 片エビ固め)[挑戦者組]マイバッハ谷口 ×長井満也
※ファンキーバスターボム
☆ヨネ&ストーム組が2度目の防衛に成功
長井のハイパーニーをストームが50cm砲で撃墜!


【試合後のヨネ&ストーム】
――試合を振り返って?


ヨネ「いやぁ、ホントにうれしかった。最後なんとか…ようやってファンキーバスターボムで勝てた。強いチームだった。でも! 俺たちにはまだまだ、このベルトが必要だってこと。ねえ!?」


ストーム「ソウネ! もうフォーエバーだヨ! 誰でも来てイイ!! カモン! ウィー・ウォント・ベスト! ウィー・ニード・ベスト!!」


※そこへ中嶋&北宮が現れる


中嶋「おめでとうございます。俺たちがここに来た意味、分かりますよね?」


北宮「忘れたとは言わせねえ。先月20日の横浜でテメー(ストーム)から取ってんだよ。文句のつけようの無い実績ひっさげてテメーらの前に立ってんだよ。挑戦受けろコノヤロー!」


中嶋「忘れるな! ジ・アグレッション…俺たちは、止まらねえ…!」


北宮「以上だ!!!」


※中嶋&北宮が去る


ヨネ「まぁね、もっともですよ。あいつらが言うことも。俺らチャンピオンでありながら、タッグマッチで負けてるっていうね。そんなことがありました」


ストーム「ヨコハマ、負けたけど、チャンピオンシップマッチじゃない。一番大事な時ジャナイ! ダカラ! あいつらチャンピオンシップ欲しいって言っタ。もちろん、いつでもどこでもOK! でも、あいつら止まらないって言っタ! 50ファンキーパワーズとやったら止まるゾ! 止まるゾ! ユー・ノウ・ホワイ!? 50ファンキーパワーズ、キャント・ストップ!」


ヨネ「ウォント・ストップ!」


ヨネ&ストーム「ゴーイン、ゴーイン! ゴーイン!!」


【長井の話】「俺のミスだ、今日は…。今日はな、ストーム&ヨネ、強かったよ。今日の負けは認めるよ。でも、ノアのヤツら、よく聞いておけよ。この長井満也、絶対てめえらに勝ち逃げさせねえからな!」


◇第9試合◇
▼GHCヘビー級選手権試合/60分1本
[第30代選手権者]○拳王(16分15秒 片エビ固め)[挑戦者]×宮本裕向
※ダイビングフットスタンプ


(試合終了後)
拳王「どんな手を使ってきても、渡さねえぞ。どんなことをしてきても、渡さねえぞ! GHCのベルトに懸ける思い…宮本見たか、コノヤロー。ただな、このベルト、挑戦表明してきたことだけは認めてやろう。 ノアの中途半端なレスラーは誰も出てこない。もうな、ノアイコール丸藤、杉浦の時代は終わっただろ? これからは…」


(杉浦がリングインしマイクを奪い取る)
杉浦「「おい、時代は終わった? おい、悪いけど言わせてもらうぞ。俺は今年48になるけどな、まだ時代築いてねえんだよ! そのベルト、挑戦表明だ。わかったか!」


拳王「杉浦貴、俺が認めるだけの男だな。てめえは、中途半端なレスラーではない。このベルトを懸けて、1対1、やろうじゃねえか(と挑戦を承諾。杉浦は頷いて去っていく。その背中に向けて)でもな、杉浦。てめえは時代を築けてないかもしれない。それでいいよ。俺はこれから時代を築いていく。そして、もうひとごとだけ言ってやろうか。てめえじゃ武道館は無理だ。時計の針はな、戻しても何もなんねえだろ? 進めていかないと! 進めていって、結果が少し衰退したかもしれない。でもな、俺がいるんだよ! 発展していくに決まってんだよ! 俺がな、あの時以上に発展させていくに決まってんだろ?。 俺の行きたい場所は…(客席からは「武道館」と声が飛ぶ)てめえらクソ野郎どもの行きたい場所は…(と続けると、ここでも「武道館」と声援が巻き起こる)そうだよな。何度も言うけどな、もう一度だけ聞いてくれ。、「てめえら…てめえら…てめえら…てめえら…。クソ野郎どもをな、武道館まで連れて行ってやるからな。これからはな、プロレスリング・ノアの拳王、俺に付いてこい」


【拳王の話】「宮本裕向、いろいろ様々な団体を結果を残してきたみてえだけど、でもな、その団体、いろんな団体で培ってきたその実力を発揮してもな、俺のGHCのベルトに懸ける思いには勝てねえんだよ。俺はな、誓ったんだよ、おい。これ(ベルト)とともにあの場所に行くって。そして、ノアの中途半端なレスラーは誰も名乗りをあげてこなかった。でもな、杉浦貴。てめえだけはよ、違うんだよ。俺が組んでただけはあるんだよ。それだけはな、認めてるんだよ。ようやく俺が言ってた丸藤、杉浦、今の時代…古くさいノアの時代を潰す。いいよ、あいつを倒して、そして丸藤。てめえの首も狙ってるからな。杉浦貴を倒して、丸藤、お前まで辿り着いてやるからな。そして、今日の会場をさらに盛り上げていくんだよ。それだけなんだよ。わかってんのか、てめえら。このクソ野郎どもが! そして最後に、言い忘れてたよ。毎回毎回武道館に行くって名指ししている後楽園の客。客のツラを全員名指しで言っているつもりだけどな。おい、今日はスゲエ楽だっただろ? なんで楽かわかるか? 客が前回ほど、前々回ほど入ってないからだ。前回、前々回に客が入ってたのは、ノアの全選手のおかげだ。全スタッフのおかげだ。全ファンのクソ野郎どものおかげだ。でもな、おい! 今日は少し(観客を指差すのが)楽だった。客が入ってなかったのは、全て俺のせいだ。そのつもりで今後も仕掛けていくからな!」


 2・2後楽園大会のメインで拳王の保持するGHCヘビー級王座に、超花火で爆破王、DDTではEXTREAM王座を保持している666の宮本が挑戦、宮本は昨年のグローバルリーグ公式戦ではでは拳王から勝利を収めており、その実績を盾にしての挑戦となった。
 序盤は拳王が蹴暴、宮本がニールキックと読み合いとなるが、拳王がフロントハイキックで宮本を蹴り出すと、リング下の宮本が追撃を狙う拳王をイスで一撃、リングに戻ってからチンロックや顔面踏み付け、フィストドロップ、ネックブリーカーと首攻めで先手を奪い、拳王の横っ面をストンピングで蹴り飛ばして挑発すると、拳王が怒ってエルボーも、ニールキックを決めた宮本が卍コブラで捕獲する。
 しかし宮本のドロップキックをかわした拳王はミドルキックを乱打で反撃し、宮本が拳王のブレーンバスターを不時着したところでアンクルホールドで捕獲。そのまま逆立ち状態にし土手っ腹を蹴り飛ばし突進するが、かわした宮本は拳王を場外へ追いやるとコーナーからムーンサルトアタックを発射、そしてテーブルをセットし、エプロンからテーブル貫通ファイヤーサンダーで突き刺す。
 1・20横浜ラジアント大会の悪夢の再現となった拳王だったが、カウント19でなんとかリングに戻ると、一気に勝負に出た宮本がバルキリースプラッシュからファイヤーサンダーを狙うも、不時着した拳王が蹴暴を浴びせ、両者ダウンの後で頭突き合戦を展開、拳王がミドルキックの連打、宮本の追尾式背面エルボーも、拳王が追尾式フロントハイキックで応戦も、宮本もハンドスプリングオーバーヘッドキックで応戦、宮本のラリアットも、かわした拳王がオーバーヘッドキック、だが宮本もラリアットを連発してからランニング式サンダーファイヤーパワーボム、ファイヤーサンダーからムーンサルトプレスを狙うが、拳王がジャンピングハイキックで阻止すると、雪崩式ドラゴンスープレックスを決め、勝負を狙った拳王はダイビングフットスタンプを投下する。
 しかしかわした宮本が不時着した拳王にファイヤーサンダーで突き刺し、両者ダウンの後で、宮本がまたリングサイドにテーブルをセットして、再びテーブル貫通ファイヤーサンダーを狙うと、阻止して拳王はエプロンでのドラゴンスープレックスで投げ、テーブルに宮本を寝かせてテーブル貫通ダイビングフットスタンプを投下、そしてリングに戻すとダイビングフットスタンプで3カウントを奪い王座を防衛した。
 内容的にも宮本が首攻めからファイヤーサンダーで拳王を追い詰めたが、ハードコアを受けきった上でハードコアで返す、相手のスタイルに踏み込んだ上での勝利だった。その拳王の「丸藤、杉浦の時代は終わっただろ?」発言にムッとしたのか、これまで拳王と組みつつもバックアップに徹してきた杉浦が挑戦を表明した。杉浦はGHCヘビー級王座を14度防衛してきた最多記録ホルダーで、2010年度にはプロレス大賞MVPも受賞するなど、NOAHでは一時代を築いてきた存在。昨年度は心房細動治療の手術で欠場、グローバルリーグ途中から復帰したことでリーグ戦には参戦していなかった。自分的には北宮が挑戦者に来ると思っていたが、拳王は敢えて自分と組んできた杉浦を選んだ。拳王にしてみればかつて武道館を経験している丸藤や杉浦の時代ではないとしたいのか、横浜文体大会での挑戦が濃厚だろうが、杉浦を倒して世代交代に向けて一歩進めることが出来るか・・・?


 セミのGHCタッグ王者の50ファンキーパワーズに、マイバッハ&長井が挑戦。12・22後楽園でファンキーバスターズに丸藤&マイバッハのMAKETARA OWARIが挑戦したが、試合中にマイバッハが丸藤を裏切って長井と結託、丸藤を降し王座を防衛したファンキーバスターズに、マイバッハ&長井が挑戦に名乗りを挙げた。
 開始前から奇襲をかけたマイバッハ組だったがファンキーバスターズが逆襲、だが場外戦で長井がヨネをイスで殴打すると、ヨネを捕らえて先手を奪い、館内は第ブーイングを浴びせる。
 劣勢のヨネはマイバッハにジャンピングフロントハイキックを浴びせて反撃すると、交代したストームがマイバッハ組をまとめてラリアットでなぎ倒し、低空ジャンピングボディーアタック、串刺しボディースプラッシュでマイバッハを攻め込むも、ラリアット狙いを長井が場外からイスを投げて阻止すると、マイバッハはマイバッハボム・ツヴァイを決めたが、ヨネが間一髪カットに入る。
 マイバッハはラリアットを狙うが、ストームは50cmウデラリアットで迎撃、両者交代でヨネが長井に串刺しラリアットからダイビングギロチン、ストームが入ってヨネのエルボーとストームのコンプリートショットの合体技、そしてファンキーバスターボムで勝負に出るも、マイバッハがストームに急所打ちで阻止する。
 マイバッハはヨネにスパインバスターから、長井が陸牙からキャプチュードを決め、ストレッチプラムで捕獲、そしてマイバッハのマイバッハプレス、長井のダイビングヘッドバットの波状攻撃、そして長井が魔界ドライバーからハイパーニー空牙を発射する。ところがヨネがかわすとストームが50cmウデラリアットを炸裂させ。最後はファンキーバスターボムで3カウントを奪い王座を防衛、試合後のバックステージでは中嶋&北宮のジ・アグレッションが挑戦に名乗りを挙げた。


 清宮は丸藤と対戦し、エルボースマッシュで丸藤を場外へ追いやると、三沢光晴ばりにロープを絡ませて前転してから、エプロンに不時着したところでウルトラタイガードロップを発射して先手を奪ったかに見えたが、丸藤は鉄柵攻撃で逆襲し、鉄柵へのフェースクラッシャー、アリーナとスタンドを区切る鉄板に叩きつけ、鉄柵の扉を使って清宮の頭部を挟み、鉄柵へ叩きつけてから鞭のようにしなる逆水平から、エプロン上でのパイルドライバーで突き刺して清宮に大ダメージを与える。
 リングに戻っても起き上がり小坊師式逆水平、ステップキック、河津落としと四天王ムーブで攻め立て、回転エビ固めを狙う清宮をネックツイスト、逆水平とエルボーのラリーから清宮はロープへ走るも、丸藤は逆水平で迎撃、だが丸藤のブレーンバスター狙いを清宮が投げ返すと、串刺しジャンピングエルボーを連発も、リバースDDT狙いは丸藤が阻止して側転からのドロップキックを発射する。
 丸藤は串刺しジャンピング背面エルボーからトラースキックも、回し蹴り式トラースキックは清宮がかわしてドラゴンスリーパー式バックブリーカー、だが変形リバースDDT狙いは丸藤が振り払って、見えない角度からのトラースキックから不知火を狙う。
 清宮は丸藤をコーナーに据えて阻止すると、リバースDDT式牛殺しを敢行すると、ブレーンバスターからタイガースープレックスを狙うが、丸藤は振り払って追い越しラリアット、しかし清宮も追尾すると飛びつき式リバースDDTで突き刺して、再度タイガースープレックスを狙う。しかし一回転して逃れた丸藤は見えない角度からのトラースキックから虎王を炸裂させ、ブレーンバスターの体勢から前方へ投げてのトラースキックから不知火で3カウントを奪い完勝、試合後に丸藤は手を差し伸べたが、清宮は振り払って退場した。 


 熊野vsHAYATAのGHCジュニア・ヘビー級王座挑戦者決定戦は、熊野がサイド式バックブリーカーから腰攻めで先手を奪い、ワンハンドバックブリーカーからアルゼンチンバックブリーカーで追い詰めにかかるが、逃れたHAYATAは原田の技であるニーアッパーを浴びせると、ムーンサルトプレスからヘデックで3カウントを奪い、試合後に本部席で試合を見ていた原田がリングインしてHAYATAに手を差し伸べるが、HAYATAは拒否してリングを後にした。


 最後に今回の後楽園大会は1015人と前回よりは下回ったが平日ながらも健闘した。しかし拳王のコメントからしても、たとえ平日が理由でも納得していない、常に貪欲でなければいけない、それが武道館へ向けて走り出したNOAHだと思う。武道館や大阪府立第一を目指すなら、常に満足してはいけない、常に貪欲で攻めていかなければいけない。

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