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伊賀プロレス通信24時「日常茶飯事(ちゃはんじ)」

略して「イガプロ!」、三重県伊賀市に住むプロレスファンのプロレスブログ!

「オレは強くなりたいんだ!」と決意を固めた清宮が杉浦と合体!

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「オレは強くなりたいんだ!」と決意を固めた清宮が杉浦と合体!

1月9日 NOAH「The First Navig.2017」後楽園ホール 694人


<アピール、コメントなどはプロレス格闘技DXより>
◇第1試合◇
▼20分1本
○齋藤彰俊(10分40秒 片エビ固め)×熊野準
※スイクルデス


◇第2試合◇
▼20分1本
○石森太二(10分13秒 メキシカンロール)×Hi69


【試合後の石森&Hi69】
――試合を振り返って?


石森「僕が前回、新宿でもシングルやってるんですけど、やっぱりウチの選手には無いものを持ってる選手。やってみて刺激になるんだから、組んでも面白いと思ったんで声かけました」


――タッグ結成ととらえていい?


石森「はい。おとといタイトルマッチで負けてこんなこと言うのもナンだけど、今のノアはヘビー級ばかり注目されてジュニアがどうしても下に見られてしまう。それでもこの現状をHi69と俺ならぶっ壊せると思うんで」


――Hi69選手もノアの戦いに本格的に入っていく?


Hi69「そうですね。年末からノアに出て、全然結果が出て無くて、これでもかってくらい負けてるんで。そこを突き破る第一歩として太二が声かけてくれたんで。知ってる人も知らない人もいるかもしれないけど、これから太二と二人でノアのジュニア…じゃないね、ノアを」


石森「うん。ジュニアだけじゃ止まらない。ヘビー級も食ってみせる」


――キャリアも近くて同じ東北出身だが?


石森「そうですね。デビュー当時から知ってる仲だから」


Hi69「まぁそうだね(笑) お互いデビュー当時に出だした団体で失敗はしてないけど、活躍できなかった似たもん同士だから。そこから15年経って、これからは二人でノアのマットをひっかき回しましょう」


◇第3試合◇
▼30分1本
○モハメド ヨネ(13分13秒 片エビ固め)×大原はじめ
※キン肉バスター


◇第4試合◇
▼30分1本
○マサ北宮(12分25秒 監獄固め)×原田大輔


◇第5試合◇
▼30分1本
○杉浦貴(16分29秒 レフェリーストップ)×清宮海斗
※フロントネックロック


(試合終了後、杉浦は介抱する西永レフェリーを突き飛ばすと、馬乗りになって張り手を連打。清宮が意識を取り戻すと、杉浦は勝ち名乗りを受ける。そして、ゆっくりとリングを去って行く。が…)
清宮「おい! おい! 待ってくれよ。俺は強くなりてえんだよ!」


(リングに戻った杉浦は、リング上に倒れ込む清宮を)
杉浦「おい、立て。こら、このガキ! 立てよ!おい、成人おめでとう(髪を掴んだ祝福。)おい、ノホホンとしている先輩、お前の上のやつら、嫉妬するぐらいお前は突き抜けてみろよ。この団体のトップを取りに行くぞ。わかったか?(清宮が握手を申し出ると、杉浦が応じ、2人でリングをあとにした。)」


【試合後の杉浦&清宮】
杉浦「おい、ノアにいちゃ強くなれねえんだってよ。だから俺んとこ来たいんだってよ。俺んとこ来て、強くなりたいんだってよ。見る目あるじゃねえか。ノアにいちゃ強くなれねーんだよ。青田買いだ、青田買い」


――清宮選手もノアに背を向けたということ


杉浦「強くなりたいんだよ! そんな細かいことは言うな。若者にそんなことは言うな。純粋に強くなりたいんだよ、ハゲ」


――杉浦貴と行動をともにすれば強くなれると…


清宮「強くなりてえ!!! それ以外にない!!!!」


――この二人で組んで頂上を狙う?


杉浦「テッペン獲りにいくんだよ。リングで言ったことがすべてだよ。テッペンつったら王者だろ。(※薄毛の記者に)何回も言わすなハゲ」


――成人の日に大きな区切りを迎えたが?
清宮「そんなことどうでもいい! 俺は強くなりたい。今成人式に行ってるヤツもいるだろうけど、俺はノアに入って強くなりたい。だから今日こうして後楽園で試合してんだよ。強くなりたい。それ以外にない」


杉浦「分かったか。成人式出なくても、こうやって苦しい思いしてんだよ。美談だろ。ロマンだろ。うまく書いとけ。それがお前の仕事だろ、ハゲ!」


◇第6試合◇
▼30分1本
○潮﨑豪(24分49秒 体固め)×小峠篤司
※ショートレンジ豪腕ラリアット


【試合後の潮崎】
――再び小峠と流血戦となったが?


潮崎「ノアの戦いじゃこれが普通。それより、これから見せていかなきゃいけないノア。“NOAH the REBORN"って掲げてんだから。もっともっと俺が行かなきゃいけなかったね、今日は。まだまだですね」


――1・21大阪ではGHCタッグ防衛戦も決まったが?


潮崎「同じシリーズでタイトルマッチが2つ組まれるっていうのも、俺と谷口からしたらありがたいこと。俺たちはそれを糧にしていく。ただ、今日みたいな試合をしているようじゃ俺もダメだし。ジュニアからヘビーに来た選手だからこそ、叩き潰すくらいの試合をしなきゃいけなかったね。今日は。それも小峠選手が今まで培ってきたものの賜物かもしれないけど」


――シングルプレイヤーとしては?


潮崎「もちろん中嶋勝彦の持ってるベルトを常に俺は見てるし。常に中嶋勝彦という男のことも見続けているから。同年デビューの男だからこそ…っていうのもあるけど、一人のレスラーとして彼に勝ちたいし、勝たないといけない。でもまずはGHCタッグ。谷口と一緒にひとつ上じゃない、何段階も上の段階に持っていきたい。そしてこのベルトを持ちながらも、俺の目の中には常に中嶋勝彦の持つGHCヘビーのベルトがあるんで」


――大阪でタッグを防衛後、本格的にシングルを狙っていく?


潮崎「うん、そうだね。まずは大阪で防衛をしてから(シングル獲りに)行きたいね」


【小峠の話】「このままじゃ終わりません…」


◇第7試合◇
▼30分1本
○丸藤正道(7分54秒 TKO)×マイバッハ谷口
※虎王2連発


【丸藤の話】「おい谷口。もがき苦しめ、なぁ? 俺はお前に期待してる」


◇第8試合◇
▼30分1本
○中嶋勝彦(17分11秒 片エビ固め)×拳王
※バーティカルスパイク


(試合終了後)中嶋はベルトを高々と掲げてアピール。自力で立って去っていく拳王に)
中嶋「おい、拳王選手。これがあんたが自ら選んだヘビー級だ。今日はご来場本当にありがとうございます。今、いろんな動きがある。いろんなヤツらが動いている中で、これだけは忘れないでほしい。ベルトはここだ。個々に頑張るのはいい。でも、俺はこのノアをもっともっと光り輝かせたい。そのために、俺は…俺は…止まらねえ!」


【試合後の中嶋】
中嶋「今日もありがとうございました。今日はシングルマッチが全部だったんで、やっぱり個の勢い、個の考え、個のファイトスタイルが本当に目立った大会だったのかなと思うし、段々これがノアなんだろうなって実感してきましたね。でも、俺はこのままじゃ終われないし、終わるつもりもないんで。いろいろ言うのもいい。行動するのもいい。ただ、結果を出せ。俺はちゃんとベルトを持ってここにいる。でも、そんなヤツらを俺は待つつもりはない。俺は光り輝くために先を行く。なぜなら、俺は止まらねえ!」


――蹴りを得意とする同じタイプの選手との戦いだったが?


中嶋「いやあ、嫌だね。本当に嫌だね、蹴りを持つ選手って。でも、久々に蹴りを味わいました」


――向こうもジュニアからヘビー級に転向した。中嶋選手と同じ道を辿ってきているが、現状の差はどこにある?


中嶋「いやあ、どうだろう? 別にそんなに大きな差はないと思いますけどね。ただ、それを自分で見つけるか、見つけないかじゃないですか。わからない。俺もまだ完璧じゃないし、俺も成長段階なんで」


――今後、拳王選手がライバルになってくる可能性は感じた?


中嶋「彼の勢いは本物だと思うので、そこに関しては別に否定しない。ただ、リング上で言った通り、拳王選手が自ら選んだその場所はヘビーだってことを味わって欲しかっただけなんで。良かったです、結果として俺が残せて」


――潮崎選手がタッグ王座防衛の先にシングル王座を見据えていると明言したが?


中嶋「タッグはどうするって? 防衛したあと? じゃあ、先に防衛してくれよって。それで言ってくれって言ってください。でも、内部活性化と、俺の中でもいろいろと考えていることがあるし。それだけじゃなくて、杉浦に勝ったことで見えてくる先のものって、おのずと丸藤選手っていう壁が見えてくるので。それも別に見据えていないわけじゃないので。もっともっと光り輝くために、やるべきことはたくさんありますよ」


――清宮選手が「強くなりたい」と杉浦選手と合体した。いずれ清宮選手が杉浦選手の仇を取りに挑んでくるかもしれないが?


中嶋「いや、全然構わないですよ、そこに関しては。もっともっと、むしろ飢えてほしいよね。あの頃の年代は、キャリアはもっと飢えないと。そして、それを見ている先輩の人もそうだし、もちろん俺もそうだし、やっぱりああいう姿は刺激になるんで。活性化という意味では、上手くいっているんじゃないかなと思いますね」


――一昨日に続き、ほぼ純血の大会となったが?


中嶋「つらいです。素直な気持ちはつらいです(笑) でも、本当に今日なんて内部活性化に相応しいカードというか。見ての通り、俺たちの世代が中心になってきているんじゃないかなと思うんで。もっと俺ら世代、元気よく行こうよって感じですかね。もっと上を食っていかないと。俺も飢えたそのひとりなんで」


【拳王の話】「GHCヘビー級チャンピオン・中嶋勝彦…。おい、そのベルト、必ず奪ってやるよ。新生ノアは中嶋勝彦のモンじゃねえよ。ましてや会社…内田のモンでもねえよ! 新生ノアを動かすのは…この俺だからな!!」


 NOAH後楽園大会では8大シングルマッチが行われるも、出場予定だったアレハンドロ・サエスが家族の緊急事態で故郷のチリに帰国したため欠場となりカードは変更、現在クワイエット・ストームも負傷で休んでいることから、ここにきて選手層の薄さがカード編成に大きく響いてきている。


 休憩明けの第5試合では杉浦が清宮と対戦、序盤はロックアップで杉浦がロープへ押し込んで頭をなでられると、舐められた清宮がエルボーの連打、しかし受け流した杉浦は場外へと追いやると鉄柵ホイップからビックブーツの連打、スリーパーからフェースロックと主導権を握り、清宮がエルボーの連打で応戦するも杉浦は鋭いエルボーで鎮圧するなど完全にリードを奪う。
 劣勢の清宮は清宮はランニングエルボーアタックの連打でやっと杉浦を倒すと、清宮は串刺しエルボーからミサイルキックと猛反撃するが、杉浦も串刺しビックブーツ、串刺しニーの往復攻撃で反撃を断ち切るとスピアーから逆エビ固めで捕らえて清宮を追い詰める。
 やっとロープに逃れた清宮に杉浦が腰へのエルボーの連打からオリンピック予選スラムを狙うも、清宮はエビ固めで切り返し、ジャーマン狙いは杉浦が堪えてジャーマンで投げるも、串刺しスピアーをかわした清宮はドロップキックからジャーマンスープレックスホールドを決め、続けてタイガースープレックスを狙う。
 しかし杉浦がバックを奪ってジャーマンで投げると、杉浦の鋭いエルボーの前に崩れるが、清宮は張り手一閃で杉浦をぐらつかせて突進も、杉浦はキチンシンクで迎撃しフロントネックロックで捕獲、清宮は懸命に耐えたが遂に失神してレフェリーストップとなり、杉浦が勝利となった。
 試合終了後に杉浦が倒れたままの清宮の顔面を上からの張り手を浴びせて起こして、退場しようとする杉浦を清宮が呼び止めて「オレは強くなりてえんだよ!」と叫び、リングに戻った杉浦が激を飛ばして握手となり、二人は共闘となった。
 12月14日の新宿大会から「アイツ(清宮)が反体制になったら面白い」と杉浦は清宮に興味を示していたことから、結果的には杉浦が望んでいた展開になり、GHCヘビー級王座奪取に失敗してテーマを見失いかけていた杉浦にとってもやっと仕切りなおしが出来るきっかけを掴んだ。


 第6試合の潮﨑vs小峠は7日の後楽園大会で流血した影響か、潮﨑が小峠の頭突きを嫌い、また小峠も場外戦で鉄柵に潮﨑の額を直撃させ、ナックルを浴びせるなどして揺さぶりにかかる。
 潮﨑はコーナーに小峠を据えてから下からの手刀で場外へ落とすと場外でダウンする小峠にエプロンからニー、鉄柵ホイップから逆水平、場外でDDTと痛めつける。
 潮﨑は反撃して雪崩式を狙う小峠を肩固めで捕獲、小峠に潮﨑はランニング手刀からバックドロップ、本田多聞直伝の回転地獄五輪で絞めあげ、小峠はレッグラリアット、串刺しエルボーからフェースクラッシャー、ぶら下がり式首四の字、マグザム、トラースキックと畳み掛けるが、潮﨑はフライングショルダーで応戦した後でランニング手刀から滞空式フィッシャーマンズバスター、再び回転地獄五輪で絞めあげる。
 劣勢となった小峠がジャンピングロケットキックで潮﨑を場外へ出すとトペ・コンヒーロを発射、リングに戻って低空のドロップキックからキルスイッチを狙うも堪えられてしまい、小峠は雪崩式フランケンシュタイナーからレッグショット、フライングボディープレスから後頭部への頭突き、そしてキルスイッチを狙うが、回転途中で潮﨑が左のラリアットで切り返す。
 潮﨑はローリング袈裟切りを狙うが、小峠がカウンターで頭突きを浴びせると潮﨑は流血、しかし余計に燃えた潮﨑はドロップキックを浴びせてからゴーフラッシャー、小峠の頭突き狙いをローリング袈裟斬りで迎撃してから豪腕ラリアットを浴びせ3カウント。
 結果的に潮﨑が小峠をねじ伏せる結果となったが、あれだけ流血を嫌っていた潮﨑がいざ喰らって流血となると余計に燃えてしまう・・・自分の見方でもあるがカッコいい潮﨑ではなく、時には感情的な一面も見せて欲しいと思ったのだが・・・


 セミの丸藤vs谷口は序盤から谷口がパワーで押しまくり、丸藤もプランチャで流れを変えようとするが、エプロンに連行した谷口はエプロン上でのバックドロップを敢行し丸藤に大ダメージを与える。
 焦る丸藤は虎王を繰り出すもかわした谷口は連続ジャーマン、チョークスラムと畳み掛け、再度の虎王もラリアットで迎撃するとマイバッハプレスを投下するがかわされて自爆、しかし谷口の勢いは止まらず丸藤をロープに固定して動けない状態にしてからエルボーの連打を浴びせて丸藤を追い詰める。
 しかしラリアットを狙って突進したところで丸藤が虎王を連発させると、アゴにまともに直撃したのか場外に転落した谷口は失神してしまい試合はストップ、丸藤が逆転勝利となったが、9割がた圧倒していた谷口にしてみればもったいない試合だった。


 メインの中嶋vs拳王は拳王の重いキックと中嶋の鋭いキックの攻防となり、サッカーボールキック合戦になっても互いに一歩も譲らないが、中嶋がフェースロックを決めてから拳王は失速、中嶋が前後からのサッカーボールで主導権を奪う。
 中嶋は足攻めを展開してからSTFで捕獲、拳王もローキックで倒してから、背中へのフットスタンプ、背後へのダブルニーを浴びせ、アンクルホールドを狙うが逃れた中嶋はドラゴンスクリュー、串刺しビックブーツからミサイルキックと畳み掛ける。
 拳王は中嶋のランニングローキックをかわしてアンクルホールドで捕獲し、倒立状態にしてから胸板にキックを浴びせ、ダイビングフットスタンプを狙いにコーナーへ昇るも、中嶋はR-15で迎撃する。
 再びキック合戦となり、拳王が競り勝って拳王はオーバーヘッドキックを炸裂させるも、串刺し攻撃をかわした中嶋はターンバックルごと拳王を蹴り上げ、トラースキックの連打を浴びせてからバーティカルスパイクを狙うが拳王は堪えて掌打の連打、回し蹴りから蹴暴を放つ。
 拳王はダイビングフットスタンプを投下もかわした中嶋は左右エルボー、ハイキックをかわした拳王はドラゴンスープレックスを決めるが、突進したところで中嶋がビューティフルドロップキックを炸裂させると、最後はランニングローキックからのバーティカルスパイクで3カウント、拳王はキックの攻防では互角も試合運びの差で中嶋に分があった。だが対ヘビー級でキャリアを積めば拳王も怖い存在になることを実感させた。


 最後に第2試合の石森vs唯一フリー参戦のHi69はHi69の執拗な足攻めに石森が苦しむ展開となり、石森がスワンダイブ式ミサイルキック、串刺しダブルニー、コーナーダイブ式コードブレーカーと流れを変えようとするが、Hi69もヨーロピアンクラッチからトランスレイブと譲らず、石森の450°スプラッシュもかわしたHi69は膝の連打を浴びせて丸めこむも、石森もダイヤル固めから奥の手であるメキシカンロールで3カウントを奪い逆転勝利、試合後も健闘を称えあった後でタッグ結成をアピールした。
 NOAHも現在他団体の交流がなく、外国人選手の不在で手薄状態、だがその分チャンスが転がっている、Hi69のように「手薄な分チャンスが転がっている」と考えるフリーの選手が参戦して欲しいのだが…


 また大会全体で小峠、拳王、清宮の台頭で敗れはしたものの谷口などが火が確かに火が着いてきている、後はどう広げていくのか…、新体制となったNOAHは課題が山積みのように多い。

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