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伊賀プロレス通信24時「日常茶飯事(ちゃはんじ)」

略して「イガプロ!」、三重県伊賀市に住むプロレスファンのプロレスブログ!

棚橋vs柴田、二人による8・8伝説 G1もいよいよ終盤へ…

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棚橋vs柴田、二人による8・8伝説 G1もいよいよ終盤へ…

8月8日 新日本プロレス「G1 CLIMAX25」神奈川・横浜文化体育館 4868人 超満員


<アピール、コメントなどは新日本プロレス公式HPより>
◇第1試合◇
▼30分1本
小島聡 獣神サンダー・ライガー ○田口隆祐 小松洋平(7分25秒 エビ固め)永田裕志 KUSHIDA マスカラ・ドラダ Xデビッド・フィンレー
※どどん


◇第2試合◇
▼30分1本
○カール・アンダーソン コーディ・ホール(8分57秒 体固め)マイケル・エルガン ×ジェイ・ホワイト
※ガンスタン


◇第3試合◇
▼30分1本
中邑真輔 石井智宏 ○YOSHI-HASHI(9分14分 エビ固め)後藤洋央紀 本間朋晃 ×キャプテン・ニュージャパン
※スワントーンボム


◇第4試合◇
▼30分1本
高橋裕二郎 ○タマ・トンガ(10分56秒 体固め)オカダ・カズチカ ×外道
※ヴェレノ


◇第5試合◇
▼「G1 CLIMAX 25」Aブロック公式戦/30分1本
[5勝2敗=10点]○バッドラック・ファレ(8分30秒 体固め)[3勝4敗=6点]×飯伏幸太
※バットラックフォール


【ファレの話】「見ての通りの結果だ。これで5勝2敗でトップだろ。あと残り2試合。オレの“マイブラザー”AJスタイルズと試合をする。でも試合は試合だ。ちゃんと片付けてやる」


◇第6試合◇
▼「G1 CLIMAX 25」Aブロック公式戦/30分1本
[5勝2敗=10点]○内藤哲也(8分1秒 体固め)[2勝5敗=4点]×矢野通
※デスティーノ


【内藤の話】
内藤「何勝?」


――5勝です。
 内藤「5勝2敗? 見えてきたなぁ。見えてきたぜ。なにが見えてきたかわかる?」


――優勝ですか?
内藤「へへへ。そんなくっだらねぇのはどうでもいいんだよ。CMLLのアニベルサリオが見えてきたぜ」


◇第7試合◇
▼「G1 CLIMAX 25」Aブロック公式戦/30分1本
[5勝2敗=10点]○AJスタイルズ(13分29秒 カーフキラー)[1勝6敗=2点]×天山広吉


【AJの話】「毎日ラクな試合がねぇな。ひとつもない。オレはベストを尽くすだけだな。そして『G1』2年目、オレが必ず優勝する」
 

【天山の話】「クソー!! マジかよ、マジかよって!! (ペットボトルを床に投げつける) 1勝して、そっら全部負けとんねん。恥さらしも良い所やな!! 自分で言うのもなんやけど、こんなはずじゃなかった。今日こそは、前(IWGPヘビー級)チャンピオンの『AJスタイルズ』をブチのめして、ヒーヒー言わせたろう思ったけど、クソ。あんな、最後に足……ブチ切れそうやったわ。ホンマ。途中で引きずって、気力だけでしたけど。だけど、負ける気しなかったよ。途中まで。コイツ、のらりくらりかわしとんなと思いながらね。『キッチリ決めたろ』いうそういう気持ちやったし。あの一瞬の隙でガッチリ入って。あぁクソやな。まだまだ、まだまだ、この“G1”20回出とるけど、まだまだ経験足りんわ。あんな、最後の最後にね、どんでん返し。チクショー。これで? 6敗? そんなの知ったこっちゃねぇわ。6敗だろうが、7勝だろうが、全敗だろうが。リングに立つよ。ファンが応援してくれる限りな。ファンが天山惨めだとか、上がらんといてくれって言ったとしても、俺の意思で出るんや。俺が出るって言ったら出るって。『G1』命賭けてるからね。そんじゃそこらのクソガキとは違うしね。俺は最後まで突っ走るよ。誰が何と言おうと。絶対に諦めへん。勝敗、勝とうが負けようが、リングでガッチリ闘うんや」


◇第8試合◇
▼「G1 CLIMAX 25」Aブロック公式戦/30分1本
[4勝3敗=8点]○真壁刀義(8分55秒 片エビ固め)[1勝6敗=2点]×ドク・ギャローズ
※キングコングニードロップ


【真壁の話】
真壁「俺には通用しねぇっつたろコノヤロー。いやぁ、あぶねぇな。危なかった。あの野郎、長身だよな。ほんとに羨ましいぜ。あの身長から繰り出せたら、なんの技でもすげぇわ。パンチ一発がよぉ、2階からだぜ、オイ。まぁよ、そんなもん俺から言わせれば、BITE ME(くだばれ)だぜコノヤロー。地元、まぁ地元にちけぇんだけどな、このエリアで言えばよ。でも横浜でよ、やっと今日会場も超満員だ。フルだよな。でこの盛り上がりだ。さすがじゃねぇの、この俺様。でもよ、キチィなぁ。外国人相手だとよ、読めるとこと読めねぇとこがある。力任せに来るヤツがいれば、技巧派のヤツもいる。今日最終的には、ギャローズは勢いで来るタイプだろ? それをよ、真っ向勝負でぶちのめしたんだ、言うことないだろ。まぁそんなもんかな。あとは星取りがどうなるかだよな。残りの星取りでトップ走ってるヤツがどんだけつまづくか。2番手3番手のヤツがどんだけ足を引っ張るか。それだろ? まだ望みあるよな?」


――そういう意味では次の棚橋戦が非常に重要になってくると思いますが?
真壁「そりゃそうだろ。この俺だってそうだ。もう何年か前に1回やったっきりだよな。シングルマッチにしたってそうだ。きっちりよ、かたとってやる。もうそれがよ、客が望んでることでもあると思うからよ。客が見てぇことでもあると思うからよ。あのクソ野郎、クソ色男よ、俺がねじ伏せてやるよ。それで文句ねぇだろ。(カメラに向かって)何見てんだよ。文句あるのか? ねぇだろ? これで終わると思うだろ。まだこっからがなげぇんだよ。真壁劇場、このシリーズ入ってどんだけ長くなってんだよ。(カメラマンに向かって)嫌な顔したな、お前コノヤロー。嫌な顔したらダメなんだよ。涼しい顔で送り出せ、俺をよ。わかった? まぁそんなもんかな。って終わると思ったろ? まだなんだよ。今日は気分がいいからよ。まぁ力でねじ伏せる、真っ向勝負だからよ、俺の売りはな、俺の信条はよ。(ここで棚橋選手のコールが聞こえてくる)ちょうど色男がリング上がってんじゃねぇか。あの野郎の顔によ、おっきなアザつくってやっから覚悟しとけ。それだけだ」

 
【ギャローズの話】「真壁の野郎、クソだ。試合の結果は負けたが、そんなのはどうとも思っていない。次こそ倒してやる!」


◇第9試合◇
▼「G1 CLIMAX 25」Aブロック公式戦/30分1本
[5勝2敗=10点]○棚橋弘至(21分20秒 エビ固め)[4勝2敗=8点]×柴田勝頼


【棚橋の話】
棚橋「よし。難敵、柴田は『G1』に入って、どの選手とやっても凄い充実した内容を残してたから。そういう時の選手は恐いんですよね。ただ、その柴田を止めた。土俵際、強いでしょ。このギリギリの所で、ギリギリの所で踏ん張らせたら、俺は世界一だから。この調子で、土俵際に強いから。あと公式戦2試合、全力かけてやります」


――8.8横浜ということに関してはいかがでしょうか?
棚橋「なんかいろいろやってみようと。そういう風に見てくれたほうが、俺の縛りが無くなったというか。いつもの棚橋で行かなくて済んだという所はありますね。僕そういうの好きじゃないですか。あぁいう(グラウンドの攻防の)レスリング。本当はね、大好きなんですよ」
 

 いよいよ関東へと戻ってきたG1は横浜大会、注目はメインの棚橋vs柴田、序盤から柴田がグラウンドを仕掛けてヘッドロックや弓矢固めなど絞め技を繰り出せば、棚橋は片足タックルから脚攻めを狙うがクラシカル的なプロレスに拘る柴田はコブラツイスト、アンクルホールドからのアキレス腱固め、足四の字固めと棚橋を攻め込んでいく。
 柴田はコーナーでエルボーの連打で棚橋を座らせてから顔面への低空ドロップキックを狙うが、棚橋はカウンターで脚への低空ドロップキックを炸裂させ、ドラゴンスクリューから場外戦へと持ち込み、鉄柵際で柴田をエルボーで座らせてから顔面への低空ドロップキックを放ち、リングに戻ってもエルボー合戦を競り勝った棚橋はコーナーで柴田を座らせてから顔面への低空ドロップキックを狙うも、柴田は顔面へのフットスタンプで迎撃、エルボースマッシュで座らせてから顔面への低空ドロップキックを炸裂させ、自身の流れに持っていく。
 あくまで古典的なプロレスにこだわる柴田はスリーパーから卍固めで捕獲、棚橋も柴田のキックをキャッチして強烈な張り手を一閃、エルボー、エルボースマッシュ合戦から棚橋はスリングブレイドを狙うも、キチンシンクで迎撃した柴田はPKを狙う、しかしキャッチした棚橋は低空ドロップキックからグラウンド式ドラゴンスクリュー、テキサスクローバーホールドと柴田を追い込んでいく。
 棚橋は126からハイフライフローを狙うが、柴田は下からのドロップキックで阻止しデットリードライブからPKを狙うも、棚橋はカウンターのスリングブレイドで迎撃しドラゴンスープレックス狙いは柴田が阻止してデスバレーボムを決める。
 柴田はG2PKを狙うが、棚橋はツイスト&シャウトで切り返し、ハイフライアタックからハイフライフローを投下も剣山で迎撃した柴田はスリーパーで捕獲し、延髄斬りからレッグラリアット、PK狙いは棚橋がジャパニーズレッグロールクラッチで切り返すも柴田は再度スリーパーで捕獲、ところが棚橋が切り返して強引に丸め込んで3カウント、柴田はとことん古典的な技にこだわり、スリーパーで仕留めようとしたが、柴田のこだわりが却って仇となった。だが猪木vs藤波は越えなくても、柴田の仕掛けに敢えて棚橋が踏み込んだことで二人による新しい8・8伝説は創り上げていたと思う。
 そしてリーグ戦的には柴田は手痛い3敗目でトップから1歩後退、棚橋は2敗を堅守となった。


 棚橋と共にトップを並走する一人であるAJは天山と対戦、天山は現NWA王者だがAJもTNA時代にNWA王者にもなったこともあることからNWA王者対決となったが、試合は天山がモンゴリアンチョップから先手を奪い、場外戦を制してからニールキックを放つも、AJが天山の痛めている左膝にローキックを放ってから天山は一気に失速、AJは左膝攻めを展開して形成を逆転させる。
 調子に乗ったのかAJは掟破りのモンゴリアンチョップを放つが、これに怒ったのか天山がボディーへのヘッドバットからモンゴリアンチョップで反撃し、AJのスタイルズクラッシュ狙うもリバースした天山はマウンテンボム、アナコンダバイスと決め、AJのスワンダイブも天山はヘッドバットで迎撃する。
 天山は天山プレスを狙いにコーナーへ昇るが左膝を痛めているせいか、もたついてしまうとAJは天山の膝裏にタックルからバックドロップ、そしてライオンサルトを投下も天山は剣山で迎撃する。
 天山は再度アナコンダバイスを決めアナコンダバスターを狙うが、AJはロープに逃れ、一瞬の隙を突いてサミングを入れるとカーフキラーで捕獲し天山は無念のギブアップ、AJも2敗を堅守する。


 また同じ2敗のファレは飯伏と対戦、序盤から奇襲からパワーで圧倒し飯伏も空中戦から流れを変えようとするが、ファレがグラネードを飯伏がウラカンラナで切り返し、ファレは再度グラネードを決めてからバットラックフォールを狙うも、飯伏はウラカンラナを狙う。ところが踏ん張ったファレは再度持ち上げてからバットラックフォールを決め3カウント、ファレも2敗を堅守し飯伏は4敗目と崖っぷちの状況に立たされる。


 また同じ2敗の内藤は矢野と対戦、スーツを脱ごうとしない内藤に矢野がハッピを着込んでからチョーク攻撃も内藤はエルボーから低空ドロップキック、またロープワークから寝転がる内藤に矢野もエプロンで寝転ぶが、内藤はスライディングキックを放って強襲するなど矢野ワールドには一切付き合わず、矢野を徹底的に痛めつけ、レフェリーをも突き飛ばす。
 矢野は崇コーナー攻撃から流れを変え、マンハッタンドロップから鬼殺しを狙うも、阻止した内藤はマンハッタンドロップで返し、急所攻撃をレフェリーに主張する矢野にお株を奪う急所攻撃の連打からデスティーノを決め3カウントを奪い2敗を堅守する。


 3敗の真壁はギャローズと対戦し、ギャローズは真壁のチェーン、ブルロープを使ってチョーク攻撃を展開も、真壁もラリアットで反撃、だがギャローズもハイキック、トラースキックと譲らない。
 ギャローズはハングマンスヌースを決めるが、もう一発は真壁が阻止するとラリアット、デスバレーボムからキングコングニーで3カウントを奪い、優勝戦線に踏みとどまる。


 Aブロック棚橋、内藤、AJ、ファレと絞られたが、棚橋とAJ、ファレにしっかり勝利を収めている内藤が有利か、だが3敗の真壁と柴田にもチャンスがあるため予断は許されない。
G1 CLIMAX25


 いよいよ10日から東京6連戦、後楽園3連戦から両国3連戦となる。果たして優勝戦へ駒進め夏男となるのは誰だ!?

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