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伊賀プロレス通信24時「日常茶飯事(ちゃはんじ)」

略して「イガプロ!」、三重県伊賀市に住むプロレスファンのプロレスブログ!

IGFが旗揚げ10年目にして猪木と決別…NEWは開き直ることが出来るのか?

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IGFが旗揚げ10年目にして猪木と決別…NEWは開き直ることが出来るのか?

25日、アントニオ猪木が会見を開き、カール・ゴッチ没後10周年とモハメド・アリ没後1周年を題したコーラルZの新イベント「ISM」を7月24日(月)東京・後楽園ホールで開催すると発表した。同大会のプロデューサーに就任した猪木を中心に、大会発起人として藤原喜明、木戸修、西村修、カール・ゴッチさんと縁の深いゲストとして鈴木みのるが出席した。


そして猪木が会見で「(ISMはIGFとは別のもの?)あんまり今コメントをしたくないんですが、会社の整理という形で今考えていて。多分(IGFとは)違った形でスタートしていくのではと」とコメントし、東京スポーツ誌上では「猪木がIGFと決別宣言」と見出しが出た。整理とはリストラも意味していることから、猪木の中ではIGFはリストラしているということなのだ。


猪木とIGFの関係は猪木が権利関係全てを持ち出して「コーラルZ」を設立してからIGFからの経営から手を引き、猪木のスポンサーだった湯川剛氏が新オーナーとなっていたが表立って発表はされていなかった。そして今年4月からはIGFの新ブランド「NEW」が旗揚げしていたが、最近になってIGFとコーラルZが険悪となっているという噂が流れていた。今回の猪木の「整理」発言によって事実と認められた。


なぜ猪木が旗揚げ10年目にしてIGFと決別したのか、様々な話が出ているが、わかるのは猪木はIGFではなくコーラルZを取ったこと、そしてIGFに戻る可能性はゼロに近いぐらい低くなったことだ。


ゴッチが死去して10年と経過し、IGFも今年で旗揚げして10年となるが、その10年目で神様である猪木が権利関係という錦の御旗を持ち出して新イベントとは…猪木も新日本プロレスを手放してからIGFを旗揚げしたように、今度はIGFを手放してISMの旗揚げ、同じことの繰り返しとしか言いようがなく、呆れかえるのも通り越してしまった。


猪木から見放される形となったIGFは今後どうすべきか…IGFは湯川氏のものとなっているから、猪木がいくらリストラとしても潰すことは出来ない。ただNEWが利益が出ず、赤字続きとなればいくら湯川氏でも撤退を考えざる得ない。猪木は「オレ抜きではIGFはやっていけるわけがない」と見越してリストラ発言をしたのかもしれない。


猪木がいなくなったことがNEWにとってプラスと考えるのかマイナスと考えるのかは、選手やスタッフ次第、新日本プロレスも猪木がいなくなったが、それをプラスと考えて様々な挑戦をして、試行錯誤の末、新しい新日本プロレスへと生まれ変わることが出来た。それを考えると出来ないことはない、後は猪木に見捨てられたサイモン氏が開き直ることが出来るか・・・NEWの全てがそこにかかっている。


猪木に言いたいのは今更怒る気もない、好きなようにやりなさいということだけだ。

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