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伊賀プロレス通信24時「日常茶飯事(ちゃはんじ)」

略して「イガプロ!」、三重県伊賀市に住むプロレスファンのプロレスブログ!

研究対象は“アントニオ猪木”・・・飯伏幸太がIGF参戦へ

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研究対象は“アントニオ猪木”・・・飯伏幸太がIGF参戦へ

<プロレス格闘技DXより>
 IGFは11日、5・29大阪大会に飯伏幸太(飯伏プロレス研究所)が初参戦すると発表。飯伏は“猪木イズム"の研究に意欲を示した。


  飯伏は今年2月に新日本、DDT両団体を同時退団。新たに飯伏プロレス研究所を立ち上げて、独自の“求道"を開始した。3月のDDT両国大会で復帰後は、中邑真輔のWWEデビュー戦が行われたNXT米ダラス大会を観戦していた。


  そして飯伏の“研究領域"は意外な場所にもおよんだ。この日銀座に移転したIGF事務所を訪れて参戦が決定。参戦を決めた最大の理由はやはり“猪木"だ。


  会見した飯伏は「プロレスをいろいろと研究するなかで、猪木さんと絡んだことほぼ無いので、その点が気になった」と説明。同大阪大会は“猪木vsアリ40周年記念プレ大会"として開かれるとあって、「猪木さんをいろいろ調べたんですが、まさに今の僕の年齢…33歳の時にアリと戦ってる。猪木さんはプロレスを広めるために仕掛けてきた方。自分はまだまだ全然アレですけど、その部分で気になるところはありますね。何かを吸収したい」とシンパシーを感じつつ“猪木イズム"の研究に意欲を示した。


  対戦相手はIGF側が提示し、飯伏が選ぶ流れになる見込み。飯伏は「せっかくIGFに出るからにはIGFの選手と絡みたい…っていうのもありますが、何より今まで12年やってきた自分のプロレスがIGFファンに通用するのか。そこを研究してみたい」と話した。


  とはいえ「自分のやってきたプロレスとは真逆に近いプロレスだと思っているので、すべてにおいて新鮮というか。今まで所属していたDDT、新日本プロレスにいたら出られない団体だったので、凄い楽しみです。絶対、面白くなりますよ」とも予感。宇田川強エグゼクティブディレクターからは「ハレーションを起こして欲しい」と期待され、飯伏も「どっちかだと思いますよ。爆発するか、ダメなほうに爆発するか。でもそれが結果なので。観る側がどう思うか。それを実験…研究してみたいです」と話した。ともあれ飯伏独立の決断がもたらした意外な新風景。ゴールデンスターは闘魂マットに何を産み落とすか。


 


☆5/29(日)『アントニオ猪木vsモハメド・アリ 格闘技世界一決定戦40周年記念プレ大会 GENOME36』16:00開場、17:00開始


[参戦決定選手]
飯伏幸太

【会見の模様】
▼宇田川強エグゼクティブディレクター(以下ED)「5月29日・大阪大会に飯伏幸太選手の参戦が決定しましたのでご報告させていただきます」


▼飯伏「飯伏幸太です。今回はよろしくお願いします」


――参戦に至った経緯は?


▼飯伏「今、プロレスをいろいろと研究してまして、その中で自分にはまだ“足りない部分"がありまして。その中でやはり猪木さんと絡んだことが、ほぼ無いのでその点が気になったかな…というのはあります」


――IGFは研究材料として面白そう?


▼飯伏「そうですね。僕の感覚にひっかかった…と言いますか。たくさんの団体からオファーをいただいたんですが、まだ何となく返事をしていなくて…。でも今日は何となく…来てみました(笑)」


――来てみてどんな印象を?


▼飯伏「刺激がありますね。早速」


――猪木vsアリ40周年メモリアルのプレ大会でもあるが、そういう部分でも刺激を?


▼飯伏「それもありますね。猪木さんをいろいろ調べたんですが、まさに今の僕の年齢…33歳の時にアリと戦ってるんで」


――対戦相手は?


▼宇田川ED「今後すぐにでも対戦相手候補をこちらから提示して、飯伏選手に決定してもらう流れになるかなと。近日中には決定したい。どんな相手がいいですか?」


▼飯伏「そうですねえ…いろいろありますね。せっかくIGFに出るからにはIGFの選手と絡みたい…っていうのもありますが、何より今まで12年やってきた自分のプロレスがIGFファンに通用するのか。そこを研究してみたい。いろいろやりたいことがありますね」


――ルールは?


▼飯伏「僕が選べるんですか?」


▼宇田川「IGFルール、GENOMEルール、IGFキックルール…何でもお好きなのを選んでいただいて」


▼飯伏「自分に合った、IGFにも合った“ベストなルール"を選んで、一番良いものを出したいですね」


――改めて猪木にはどんなイメージがある?


▼飯伏「“日本プロレスの神"みたいなイメージがありますね」


――これまで猪木と接点は?


▼飯伏「ほぼ無いです」


▼宇田川「イニシャルが一緒…。猪木寛至、飯伏幸太…」


▼飯伏「接点ありました(笑)」


――ほぼ初対面になる?


▼飯伏「そうですね。楽しみです。でも今思うと、猪木さんはプロレスを広めるために仕掛けてきた方。自分はまだまだ全然アレですけど、その部分で気になるところはありますね。何かを吸収したいですね」


――噛みあわない試合をしたら、猪木が殴り込んでいって止めさせた…という過去もあるが?


▼飯伏「いや、もうダメだったら全然殴られたいですね。ボッコボコにしてもらって」


▼宇田川「我々はどんなハレーションが起こるのか。融合してケミストリーで爆発することも期待する一方で、ハレーションも期待したい」


――IGFのリングで戦う自分をイメージできる?


▼飯伏「まったくイメージできないんですよ。自分のやってきたプロレスとは真逆に近いプロレスだと思っているので。すべてにおいて新鮮というか。今まで所属していたDDT、新日本プロレスにいたら出られない団体だったので。凄い楽しみです。絶対、面白くなりますよ」


――融合するかハレーションを起こすか、との話もあったが?


▼飯伏「どっちかだと思いますよ。爆発するか、ダメなほうに爆発するか。でもそれが結果なので。観る側がどう思うか。それを実験…研究してみたいです」


――大阪後の継続参戦に興味は?


▼飯伏「まずは5月に出てみて、自分のスタイルとハマれば。あとは出てみて、さらに研究することがあると思えば出たいと思いますし。今の段階では全然まだ分からないです」


IGFが会見を開き飯伏幸太の出場が発表された、飯伏とIGFと意外な取り合わせでもある。


まずIGFの現状を言うと2月のTDCホール大会を最後という声があるなかで、日本のIGF道場を閉鎖して、中国のマカオに道場を移転、5月29日に大阪大会、6月26日にマカオ、恒例の大晦日大会の開催、そしてマカオの新道場を通じてアジアから人材を発掘しWWEになどに売り込むプランを発表したばかりだったが。その反面“はぐれIGF”といわれた4人(藤田和之、鈴木秀樹、ケンドー・カシン、将軍岡本)はIGFから一線を画し、岡本も3月いっぱいでIGFを退団、要するに2月までのIGFは一旦リセットされた形となっている。


飯伏のコメントでもあったとおり新日本プロレスやDDTと契約している間はIGFとは交わることはなかった、特に新日本とIGFは険悪の関係は続き、またIGFも新日本だけでなくDDTのスタイルも批判的な態度をとっている。


飯伏がIGFに興味を抱いた理由は、現役だったアントニオ猪木を知らない世代からで、日本プロレスのルーツの一人であるアントニオ猪木を研究対象にしたということだろう。


飯伏は「いや、もうダメだったら全然殴られたいですね。ボッコボコにしてもらって」とコメントしたが、飯伏のあの性格を考えると殴られたら殴り返しかねないし、IGF全体を敵に回しかねない。


飯伏がアントニオ猪木に興味を持ったのは面白いが、現在のIGFは藤田の言うとおり、猪木イズムとは名ばかりで猪木の考える方向性と別の方向性へと進み始めている、果たしてその中で飯伏は猪木イズムをどう研究していくのか・・・

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