忍者ブログ

伊賀プロレス通信24時「日常茶飯事(ちゃはんじ)」

略して「イガプロ!」、三重県伊賀市に住むプロレスファンのプロレスブログ!

DDTは夢が詰まっている限り、前へ向かって走っていく

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

コメント

ただいまコメントを受けつけておりません。

DDTは夢が詰まっている限り、前へ向かって走っていく

8月18日 DDT 両国国技館「両国ピーターパン2013〜プロレスの傾向と対策」9000人 超満員札止め


▼ダークマッチ1/30分1本
○彰人 ワンチューロ(6分03秒 エビ固め)FUMA X風戸大智
※変形トルネードボム


▼ダークマッチ2 KO-D6人タッグ選手権次期挑戦者決定路上マッチ/30分1本
高木三四郎 大鷲透○曙(19分42秒 体固め)Xアントーニオ本多 星誕期 葛西純
※ボディープレス

 

◇第1試合◇
▼次期KO-Dタッグ挑戦者決定戦/30分1本
石井慧介 ○高尾蒼馬vsX伊橋剛太 ケニー・オメガvs佐々木大輔 火野裕士vsヤス・ウラノ KUDO
※13分31秒、ジントニック→片エビ固め

 


◇第2試合◇
▼「総研グループ」プレゼンツ アイアンマンヘビーメタル級選手権バトルロイヤル
○アキヒロ(14分29秒 エビ固め)XDJニラ
※スピリチュアルコースター
☆アキヒロが第974代王者となる
【入場順】[1]「光明」(972代王者※ボディーガード:石川修司、諸橋晴也)[2]ゴージャス松野[3]MIKAMI[4]三富政行[5]美月凛音[6]相島勇人[7]中澤マイケル[8]松永智充[9]平田一喜[10]相撲ヨシヒコ[11]アキヒロ
【退場順】[1]X三富(3分57秒、片エビ固め)相島◯[2][3]XMIKAMI、X松野(4分31秒、OTR)相島◯[4]X美月(5分26秒、OTR)マイケル◯[5]X相島(6分13秒、OTR)マイケル、松永◯[6]Xマイケル(7分58秒、体固め)ヨシヒコ◯[7]Xヨシヒコ(8分15秒、OTR)平田、松永◯[8]X諸橋(9分04秒、OTR)松永◯[9]X石川(9分05秒、OTR)平田、ニラX[10]X光明(9分28秒、体固め)ニラ◯※ニラが973代王者に[11]X松永(11分31秒、エビ固め)アキヒロ◯[12]X平田(11分52秒、エビ固め)アキヒロ◯


◇第3試合◇
▼赤井沙希デビュー戦/30分1本
○マサ高梨 チェリー 赤井沙希(11分53秒 エビ固め)X福田洋 志田光 世IV虎
※タカタニック


◇第4試合◇
▼スペシャルシングルマッチ/30分1本
○中嶋勝彦(15分39秒 体固め)X竹下幸之介
※垂直落下式ブレーンバスター


◇第5試合◇
▼KO-D6人タッグ選手権試合/60分1本
[挑戦者組]○高木三四郎 大鷲透 曙(10分34秒 エビ固め)[第5代王者組]男色ディーノ X大石真翔 佐々木健介
※シットダウンひまわりボム
☆健介&ディーノ&大石組が初防衛に失敗、曙&高木&大鷲組が第6代王者となる


◇第6試合◇
▼KO-Dタッグ選手権試合/60分1本
[挑戦者組]○木高イサミ 宮本裕向(18分12秒 エビ固め)[第47代王者組]佐藤光留 X坂口征夫
※勇脚・焔
☆佐藤&坂口組が4度目の防衛に失敗、宮本&木高組が第48代王者となる


◇第7試合◇
▼ダブルメインイベント ドラマティックドリームマッチ/60分1本
○オカダ・カズチカ(19分51秒 エビ固め)X飯伏幸太
※レインメーカー


◇第8試合◇
▼ダブルメインイベント KO-D無差別級選手権試合/60分1本
[挑戦者/KING OF DDT 2013トーナメント優勝者]○HARASHIMA (23分07秒 体固め)[第45代王者]X入江茂弘
※スワンダイブ式蒼魔刀
☆入江9度目の防衛に失敗、HARASHIMAが第46代王者となる 


【オカダの話】「いいよ、飯伏。いいでしょう。ただな、これが真のIWGPチャンピオンの実力だ。気持ちは疲れてないよ。ただな、まだまだ常勝だよ。次は新日本のリングでも、DDTのリングでもいい。ちゃんとしっかりメインで、100%出した上で潰し合おうぜ」
【外道の話】「飯伏! お前は悪くねぇ。悪くねぇけどよ、レインメーカーには勝てねぇ。なんでかわかるか? "レヴェル"が違うんだ、この野郎。お前じゃ金の雨は降らねぇんだよ。お前じゃ、宝くじ止まりだな」


【飯伏の話】「負けたんですけど、やっぱ凄いですね。負けて申し訳ないですね。DDTのファンのために、勝たないといけない場所だったんで。でも、そんなに物凄く差が開いているとは思わなかったです。それはたぶん、自分がG1に出たのがプラスになっていると思うし。そんなに体格差も感じなかったです。いろいろと先に行ったんですけど、ダメでしたね。でも、リベンジできるんだったらまたリベンジしたいです。(出血はどこで?)たぶんドロップキックです。凄かったです。自分も結構いいドロップキックを打ったと思うんですけど、別格でしたね。凄い気持ち良かったです。(この夏はG1と両国2連戦を無事走り抜けたが?)走り抜けましたね。気持ちよかったです。いろいろ経験できて。まだまだですね。まだまだです。頑張ります」

 

 DDT両国大会2日目をSAMURAIにて視聴、DDT両国大会は1日目と一転して激しさが全面的に出ていた大会だったが、アイアンマンバトルやバックステージでのやりとりはいつものDDTらしさが出ていた。


 Wメインイベントの第1試合で注目マッチであるオカダvs飯伏はオカダが登場するなりオカダドルが舞い降りて観客が群がるなど試合前から館内はレインメーカーワールドに対して飯伏は宝くじが舞い降りていた、先手を奪ったのはオカダ、コーナーに昇った飯伏をドロップキックで場外へ落とすと得意の首攻めで主導権を握る、レインメーカーとなってからは初のアウウェイ登場もブーイングにも動じず、いつもの“普通”のオカダだった。飯伏はその場飛びムーンサルトニー、三角飛びカンクーントルネードアタックなどの空中戦で反撃するも、オカダはフラップジャックなどの再度の首攻めで反撃を断ち切る、レッドインクを凌いだ飯伏はラリアットからのスープレックス、シットダウン式ラストライドで勝負に出るがフェニックススプラッシュは自爆、最後は飯伏がオーバーヘッドキックを放ったところでキャッチしたオカダがツームストーンパイルドライバーで突き刺しレインメーカーを浴びせ3カウント、飯伏は大善戦はしたがオカダの余裕は崩すことが出来ず、外道から言わせれば「レベルが違うんだよ!」とレベルの違いを痛感させられたが、しかし飯伏がもう少しレベルアップしてからまたみたいと思わせる試合だった。


 そして両国2連戦の最後を飾るKO-D選手権は入江が体格を活かした攻めで先手を奪うが、HARASHIMAは首攻めで反撃、体格差でカウンター勝負を制した入江はテデイベアで勝負に出るが、HARASHIMAはエプロンに立った入江の膝裏にドロップキックを浴びせると断崖式ギロチンを繰り出す、終盤にはフライングソーセージからの垂直落下式バックフリップを着地したHARASHIMAが背後から蒼魔刀で強襲をかけるとリバースフランケンからの蒼魔刀で勝負に出るが、入江もファイヤーバード狙いのHARASHIMAを雪崩式のライガーボムで叩き落してから垂直落下式バックフリップを決めるも決め手にならない、最後はローリング技を狙った入江にHARASHIMAがリバースフランケンで再び首に大ダメージを与えるとスワンダイブ式蒼魔刀で3カウントを奪い、3年ぶりに王座を奪還した。入江は敗れはしたが今年前半戦の主役の一人になったのも事実、王者の重圧にも負けず次々と防衛戦をこなし両国のメインまで辿り着いた、夢を掴んだ象徴的な選手だと思う、新王者となったHARASHIMAはここ数年は1歩引いたスタンスを取っていたのもあって王座から遠ざかっていたが今日の試合では王者のプロレスというものを充分に見せつけていた。飯伏やディーノが外へDDTを発信すれば、HARASHIMAは内から発信していった中心選手の一人、ミスターKO-Dと呼んでもおかしくない。


 KO-Dタッグ選手権は格闘スタイルの王者組とハードコアスタイルを主体とする挑戦者のヤンキー二丁拳銃とのミスマッチが注目だったが、序盤は挑戦者のヤンキー二丁拳銃が王者組のフィールドであるグラウンド勝負に挑むも、イサミが捕まってしまい王者組が先手を奪う、だがチームワークに長ける二丁拳銃は征夫を捕らえて形勢を逆転させると一気の勝負に出て、最後は宮本のファイヤーサンダーの援護を受けたイサミが勇脚で征夫を降して3カウントを奪い王座奪取、BJWタッグ王座も含めてタッグ二冠王になる。二丁拳銃もBJWタッグ王座では長期政権を築き、KO-Dタッグも奪取、今年の代表するタッグチームにとなったようだ。


 中嶋vs竹下は中嶋のハイキックが試合開始早々に炸裂し竹下は完全に意識朦朧状態、竹下は反撃はするが攻勢は長続きせず、最後はPKからの垂直落下式ブレーンバスターで完勝となった。


 大会全体の感想は1日目と違って激しさがあったが、その中にDDTらしい楽しさがあった。DDT2日間連続興行はある意味挑戦であったものの、DDTらしさを訴えることが出来た意味では大成功だったと思う。


 来年は8月17日に両国大会を開催となり、1日目の両国大会は深夜ながらも地上波での放送が決定となった。DDTに夢が詰まっている限り夢へ向かって前進していく、それがDDTのパワーの源である。


 

 

 
PR

コメント

ただいまコメントを受けつけておりません。