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伊賀プロレス通信24時「日常茶飯事(ちゃはんじ)」

略して「イガプロ!」、三重県伊賀市に住むプロレスファンのプロレスブログ!

涙からシリアスへ・・・ディーノが赤井に浴びせた洗礼!壮絶・高山が坂口をKO!

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涙からシリアスへ・・・ディーノが赤井に浴びせた洗礼!壮絶・高山が坂口をKO!

11月23日 DDT「God Bless DDT 2016」東京・後楽園ホール 1344人 満員


◇ダークマッチ◇
▼キング・オブ・ダーク選手権3WAYマッチ/60分1本
[挑戦者]○マッド・ポーリー(3分39秒 体固め)[王者]×島谷常寛
※リバース・スプラッシュ もう一人は[挑戦者]ワンチューロ
☆島谷が4度目の防衛に成功。 


◇オープニング◇
(告知タイムの後でスーパー・ササダンゴ・マシンが登場)
ササダンゴ「ちょうど1ヶ月前に体調不良で病院のほうに行きまして、いろいろ検査をしたら『絶対ダメだよ』と言われてしまいました。いろいろ大人の事情で軽度の心臓の疾患と発表させていただいたのですが、なかなかそんなに生易しいものではありませんでした。2回に渡る大変な手術をしました。こういったところで自社が作る金型を使った技術が役立っているんだなと実感しました。そういう意味でも今後も一生懸命金型という仕事に取り組みますという責任をすごく感じました」


亜門GM「欠場期間は?」


ササダンゴ「主治医によりますと、大体半年くらいは休みなさいと。その間に心臓が全然ダメだから…いろいろ検査するんですけど、どうやら心臓が負ったダメージよりも数値がよくないと。どういうことか…昔の俺の試合とかYouTubeで見たんでしょうね。元々スタミナがないんじゃないかと(主治医に言われた)。普通の人の50%くらいの運動能力しかないと言われました。リハビリという名の有酸素運動とウエイトトレーニングを毎日のようにやらされています。一番練習しましたね! 半年ぐらいって言ってるんで、たぶん年明けくらいには出来るんじゃ(と言い出したため、慌てて止めるGM。)何とか3月のスーパーアリーナとかに絡めればいいなと思っております。なので、もう少々お待ちいただければ。今までまったく動いていなかった心臓が倍の性能になってるわけですから!」


◇第1試合◇
▼地方で噂のダンスvs歌vsパラパラの三つ巴戦が聖地初登場!/30分1本
高木三四郎 大鷲透 ○平田一喜(6分5秒 奇跡を呼ぶ一発逆転首固め)×大石真翔 勝俣瞬馬  MAO
※もう1チームは彰人 ヤス・ウラノ レッカ 


◇第2試合◇
▼タッグマッチ/30分1本
○高尾蒼馬 樋口和貞(9分42秒 エビ固め)×石井慧介 岩崎孝樹


◇第3試合◇
▼6人タッグマッチ/30分1本
ディック東郷 ○入江茂弘 アントーニオ本多(11分6秒 タズミッション)KUDO 高梨将弘 ×松永智充


◇第4試合◇
▼スペシャルシングルマッチ/30分1本
○佐々木大輔(14分6秒 佐々木式ウラカンラナ)×マイク・ベイリー


【ベイリーの話】
――大阪大会で竹下選手と組んで佐々木&遠藤の持つKO-Dタッグ挑戦が決まっているベイリー選手にとって、今日は前哨戦でしたが。
ベイリー「次の大阪大会で竹下サンと組んでタッグタイトルに挑戦出来るのはすごく嬉しいです。ベルトも懸かってるから頑張りたい。でも今日の試合で佐々木選手が反則攻撃をしたことで、シリアスになった! 急所を攻撃するのは身体によくない。もしかしたら家族が出来なくなるかもしれない……。だからベルトよりも本気で佐々木選手を倒したい!」


――竹下選手とはあまり組む機会がないと思いますが、チームワークとか不安はないですか?
ベイリー「イエス! 一度札幌大会で竹下選手とアントン選手と組んでKO-D6人タッグ王座に挑戦したことがあるし、不安はないよ。でもDAMNATIONは悪いことをするから、ちゃんとそこは気をつけないと。ある意味では勉強になるよ(苦笑)。でもこれはチャンス。DAMNATIONにリベンジをするチャンスだよ。」


◇第5試合◇
▼DDT EXTREME級選手権試合/60分1本
[第37代王者]○男色ディーノ(15分27秒 漢片目)[挑戦者/ドラマティック・ドリーム・じゃんけん2016優勝]×赤井沙希
※男色ドライバー
☆ディーノが3度目の防衛に成功


(試合終了後、勝ち名乗りを受けたディーノは赤井を介抱するセコンド陣をどかすと、赤井に自力で立ち上がるように手招きする)
ディーノ「立てるでしょ? 立てよ(赤井がロープにつかまりながら自力で立ち上がる)それでいい。アンタ、いつも何かグジグジ自分の居場所がどうのこうの、『私はここにいていいんだ』とかどうのこうの…そんなのね、まずアンタがここにいたいかどうかなのよ! もしDDTのリングにいたかったら、しがみつきなさないよ。なんでアンタはもがいている姿を隠そうとするの? いいじゃない! アンタ、自分が強い人間だって思っているの? 私たちみんなしがみついてここにいるのよ! 分かったらしがみつけ! で、ここにいる理由なんて自分で探しなさいよ。誰かからどう見られたいか、そんなの関係ないわ! アンタがここに立っていたいなら、その理由は自分で見付けない! なぜならこの秋からじゃなくて、もうずっとアンタはこのDDTの一員なんでしょ。(場内拍手)その汚いツラをカメラに見せなさいって言ってるの! 隠すな。それが今のアンタでしょうが! で、こういう感じのタイトルマッチ初めてだって? 今の自分はこれだけ弱いですってことをみんなに顔を見せれば、それでいいんじゃない? はい、見せる! で、あわよくば変顔を見せるといいかなぁ。さらけ出す! さらけ出す! 今出来る最高の変顔を!(赤井が顔をクシャクシャにしながら精一杯の変顔を見せる)ダセー! あ、あともうゲスト扱いはしないから、よろしく。(赤井退場)次の挑戦者は誰にしましょうかね」


(葛西純が登場)
ディーノ「純ちゃん、何しに来たの?」


葛西「今日の俺っちはお前に会いに来たわけじゃないねぇんだよ。そのベルトに呼ばれて来たんだよ」


ディーノ「純ちゃん、どういうことか説明してもらえるかしら(葛西は12・4大阪で組まれているディーノとのスペシャルシングルマッチをEXTREME級選手権試合にしようと提案)これまで純ちゃんと価値観をぶつけ合ったことないわね。いいでしょう。私はこのシングルマッチを組まれる前から、何かしらの決着をつけなきゃいけないと思っていたのよ。だからいいでしょう、このベルト懸けてやるよって言いたいんだけど、リング上でこれだけ男が盛り上がっても水差す悪い人がいるのよ」


亜門GM「二人がやりたいって言ってるのに、私が水差すわけないじゃないですか!(12・4大阪大会でディーノvs葛西のDDT EXTREME級選手権試合を決定)」 


【赤井の話】
――ディーノ選手のDDT EXTREME級王座に挑戦しましたが、試合を終えていかがですか。
赤井「ディーノさんにも言われたんですけど、もう私はお客さんじゃないってことで。DDTにもいらないって言われてもしがみついて、自分の綺麗なところも、汚いところも、醜いところも、美しくないところも全部さらけ出して、DDTに捧げたいと思ってます! 汚いところもさらけ出してやりますよ!(自らTシャツの下のコスチュームに手を入れると、中からパットを取り出す)こんなもんね! 全部さらけ出してやんねん! 以上や!(パットを床に叩き付けて控室へ)」


【ディーノの話】
――まずはDDT所属となった赤井選手と対戦してみて、いかがだったでしょうか?
ディーノ「いや、試合前から言っていたでしょ。負ける要素は一切ないって。ただ試合やりましたじゃ何の意味もないから、何か……何て言うんだろうな。何かが変わればいいなとは思いますよ私。上から目線で申し訳ないですが、まだあの女は……申し訳ない。まだ上なんで、私のほうが。上から目線で言わせていただきますが、変わればいいなと思って。そう思って試合しました。」


――先ほど赤井選手が「すべてをさらけ出せばいいんでしょ」と言って……。
ディーノ「そう、その通りよ。本当に出来るかどうかだけどね。言うのは誰でも出来るのよ。」


――自分の胸元からパットを取り出して、投げつけて去っていったんですけど……。
ディーノ「え、それ何個出てきた?」


――1枚。
ディーノ「噂によると8枚入れてるらしいから。まだまだあの女の8分の1しか(化けの皮が)まだ剥げてないってことでしょ! 全部取りなさいよ。話はそこからだ! まあまあ、そういうことよ。あのコが今後どれだけ胸のパットを……あんなもの自分を良く見せようとするまやかしだから! それを全部振り払ってからが、あのコの勝負だと思うわよ。」


ーー試合後には葛西純選手が「ベルトに呼ばれて来た」と言って来場し、大阪でタイトルマッチを行うことが決まりましたが。
ディーノ「まあ本当に不思議と、純ちゃんと私はいままで交わりあってこなかったわね。本当に何でか分からない。それがいまこのタイミングで。何ででしょうね。まあ、いいわよ! 私、純ちゃんの得意なルールで全然やってやるわよ。向こうのルールに乗った上で、私がこのベルトを防衛する。うん、すごくシンプルな構図だと思うわよ。」


ーーと、なるとやはり葛西選手と言えばデスマッチに……。
ディーノ「うん、それは全然。別に構わないし、私は本当に何でも構わない。まあここから考えるわ。防衛するためのルールじゃない、このEXTREMEのタイトルマッチに関しては。お互いの生き様がぶつかり合うようなルールになると思うわ。いままでやってきたこと、今後やっていきたいこと、それらが全部交わるんでしょうね。ただ! 現時点で言わせてもらうけど、私がチャンピオンで、純ちゃんは挑戦者。いつでもかかってきなさい。私は王様なの。アンタの挑戦受けてあげる。立場を弁えてちょうだい。」


【葛西の話】
――元々、大阪大会ではディーノ選手とのシングルが決まっていましたが、今日赤井選手に防衛したことでEXTREME級選手権となりました。元々あのベルトに挑戦する気だったということですか。
葛西「まあね、今日は俺っち自体がディーノに会いに来たわけじゃなく、あのベルトに呼ばれて会場に来たわけで。まあ、それでもディーノとの対戦は思い入れがあるんでね、俺っちなりに。思えば14、5年前、プロレス界に忽然と現れた二人のイロモノレスラー。当時はいまほどいろんなレスラーがいるわけでもなくね、お互い本当イロモノレスラーとして見られていたわけだけど、その二人が自分のスタイルを崩さず、10数年経っていまの地位まで昇り詰めてシングルマッチをやる。これはもういましかなかったんじゃねぇかと。アイツとなら究極の、いろんな意味でEXTREMEな試合が出来るんじゃないかと思うので、大阪ではアイツと究極のEXTREMEマッチをして、そしてベルトは俺っちに巻かれたがっているんで、俺っちが巻きます。」


――EXTREME級は王者がルールを決められるのですが、ディーノ選手のことなので何かとんでもないルールを要求してくると思われますが。
葛西「まあ俺っちはデスマッチだけじゃないんでね。デビューして18年間、いろんなスタイルでやってきたんで問題ないですよ、それは。うん。何だったらアイツの土俵に上がって、アイツの有利なルールでやっても、俺っちはアイツからベルトを獲る自信があるんで。どんなルールでも用意してこい、と。」


――今日、リング上でディーノ選手と改めて睨み合ってみて、感じるものとかありましたか?
葛西「まあ究極のヨゴレだなと。ただ究極のヨゴレにしか出来ない、究極のイロモノレスラーにしか出来ない試合をアイツとやります! この二人にしか出来ない究極のEXTREMEな試合、それをお見せします。」


◇第6試合◇
▼スペシャルシングルマッチ/30分1本
○高山善廣(10分51秒 TKO)×坂口征夫
※顔面への膝蹴り


【高山の話】
――坂口征夫選手とのシングルマッチを終えて、率直ないかがだったでしょうか。
高山「率直に……まあ、そうね。こういうこと言うと、また向こうは怒るかもしれないけど、元気だよね。元気で面白い。昔、(イタミ)ヒデオ君がNOAHにいた時を思い出す。まあ、もっと来るんじゃない。あれじゃ済まないでしょ、彼も。」


――お互い総合格闘技を経験した者同士、バチバチとした試合展開になりましたが、高山選手が勝った差は何だと思いますか?
高山「差なんて見ての通り、俺が帝王であっちが平民だよ。それだけだよ。」


――最後はギブアップやピンフォールではなく、叩き潰すというか事実上のKOでしたが、狙っていたんですか?
高山「別にそれは狙ってない。ジャーマンやって終わりたかったのに執拗に嫌がるから、じゃあもう蹴り殺して寝てもらおうかなと。」


――ここから這い上がってくる坂口選手に期待する部分は?
高山「期待はないよ、別に。まだね。そこまでいってない、俺の中では。アイツはただの世界の荒鷲の息子だから! 俺にとっては。坂口征二の息子ってだけだからね。アイツの名前は俺の中に入っていない。」


――まだ坂口征夫というレスラーは眼中に入っていない?
高山「うん。荒鷲じゃなくて小鷲だね、ただの。ヒナだ、ヒナ!」


――高山選手とのシングルマッチ、事実上のKO負けでしたが。
坂口「負けは負けなんですけど、喧嘩なんで。勝つまで、ぶっ倒すまで殺(や)ってやります。」


――高山選手は「まだアイツは坂口征二の息子だ。荒鷲じゃなくて小鷲だ」と言っていたのですが。
坂口「まあ勝手に言ってりゃいいんじゃないですか、そんなのは。」


――機会があったらまたやりたいという気持ちは?
坂口「やりますよ。このままで引き下がれないでしょう。勝つまでやんなきゃ何のための喧嘩なんですか。今週の川口も、来週の大阪もしつこい付きまとってぶっ殺してやるから覚悟しておけって!」 


◇第7試合◇
▼スペシャルタッグマッチ
石川修司 ○遠藤哲哉(19分39秒 片エビ固め)HARASHIMA ×竹下幸之介
※スカイツイスタープレス


(試合終了後)
石川「今日は大事なお知らせがあります。なんとポーリーTシャツができました。これから試合後、サイン会にいきますのでDAMNATIONと仲良くサイン会をやりましょう(やはり佐々木から蹴りを食らってしまう)カリスマ、誕生日おめでとうございます」


佐々木「やめろー!(佐々木をヨソにポーリーが「ハッピーバースデー」を熱唱。佐々木はポーリーにも蹴りを入れる)人の誕生日なんか祝わなねえんだよ!(ファンからの「おめでとう」のコール)「俺たちDAMNATIONがいる限り、二度とハッピーエンドは訪れねえ(ファンからの「おめでとう!」の声はますます大きくなる。)ありがとう」(場内は大歓声から「カリスマ」コール。)俺たちがDAMNATIONだ! 俺たちは群れない・媚びない・結婚しない! このマザーアースはDAMNATION中心に回ってんだ! 覚えておけ!」


【佐々木、石川、遠藤の話】
――まずはカリスマ、お誕生日おめでとうございます!」
佐々木「いらねぇって言ってんだろ、それは! 解散だぞ、解散。もう。


――大阪のKO-D無差別級とタッグの前哨戦でしたが、今回も完璧なピンフォール勝ちで完勝でした。
石川「完勝という言葉はあまり言いたくないですけど、完勝でしたね。もう今日見てHARASHIMAが俺に勝てる見込みはないんじゃないですかね。常に押していたというか。どうですか、おテツヤさん。」


遠藤「余裕だろ。」


石川「(大阪大会の)セミもメインもうちらが勝って、またカリスマのマイクで締めるのが予想つきますよ。あとはカリスマ、お願いします。」


佐々木「12月4日、大阪府立。もうやる前から結果は見えてんだろ。どう考えても今日と一緒だよ。俺たちが勝つ。そして来年1月3日、キャンディス・レラエが来る。変わった俺を見せて、もう一回プロポーズする!」


――すみません、DAMNATIONは「群れない・媚びない・結婚しない」だったんじゃないですか?
佐々木「結婚したい! キャンディスとは結婚したい。」


――出来ることを祈っています。
佐々木「そのために俺は! いや、俺たちは大阪府立も完全に、このDDTを制圧して。なあ?」


石川「そうですね。」


佐々木「そのまま年を越して準備を整える! 質問は? ないのか?」


石川「ないです。以上!」


【HARASHIMAの話】
――KO-D無差別級の前哨戦として石川選手とタッグで対戦しましたが。
HARASHIMA「前哨戦、ちょっとあいだが空いて久々だったんですけど、やっぱり大きくて強いですね。でもまあ顔面蹴り上げたら怯んだのが分かったので、そういうところも含めて全然攻撃する手立てはあるなと確認すると共に、またちょっと自分のスタンディング蒼魔刀をキャッチされて、場外に投げ捨てられたんで。いや、ちょっとダメージは半端ないですけど、ヤバイですけど、まあ……でも僕はだからこそスタンディング蒼魔刀をガッチリ決めて、(正調の)蒼魔刀をガッチリ決めて、あの巨人を倒したいですね。」


――竹下選手とのタッグも非常にスムーズでしたが。
HARASHIMA「何でも出来る選手だし、落ち着いているし、すごいやりやすかったですね。今日、結果は勝てなかったですけど、この前台湾でもタッグで勝ったし、非常に組んでいてやりやすいですね。」


――今日のメインはセコンドの介入はありませんでしたが、大阪ではメインとセミ、二つのタイトルマッチを行う今のDAMNATIONの印象は?
HARASHIMA「本当に勢いがあって強いっていうのは間違いないですね。だからこそ倒し甲斐があります。僕はやられっ放しじゃ終わらないんで、必ずガッチリやり返して勝ちたいと思います。」


【竹下の話】
――大阪大会のKO-Dタッグ戦の前哨戦として遠藤選手と当たりましたが、直接王者にピンフォール負けを喫してしまったわけですが。
竹下「いやぁ……うーん、その前哨戦で確かに石川さんが強いっていうのはあるけど、やっぱりそんなの関係なくね、今日は僕も出し切って、本当に100%で行った結果、負けました。でも遠藤も100%出し切っているんで、確実に……本当に今日は僅差で僕が完全に負けましたけど、でも僕はもう出し切っている。でもそんな中、府立。(パートナーが)ベイリーになって、向こうのパートナーがカリスマ・佐々木大輔になって。今日は出し切りましたけど、これが100だとするなら府立は120行きます! それは向こうもそうだと思います。だから俺が勝つとか、どうこうじゃなくて、もっとすごい試合になるんで府立を楽しみにしていてください。まあ、それで最後に勝っているのは僕ですけど。最後にベルトを巻いているのは僕とベイリーですけど、でも今日よりもっともっとすごい試合になります。」


――ベイリー選手とタッグを組む機会はなかなかないと思うのですが。
竹下「初めてですね。」


――ベイリー選手は今日、佐々木選手とシングルマッチをやって反則攻撃があったとはいえ敗れてしまいました。タッグを組むことに不安はありますか?
竹下「全然ないですね! 組んだことはないですけど、ベイリーの試合、日本国内でやった試合っていうのは、ほぼ全部生で見ているので。たぶん……何だろうな。動きももちろん分かっているし、考えも分かっているし、頭も体も、すべてプロレスに関してはベイリーのプロレスっていうものを僕は感じているので。それは問題ないかと思います。とにかくすごい試合になりますよ大阪府立。今日は遠藤選手を意識しましたけど、府立では僕たちがセミファイナルならね、向こうはメインイベントでしょ。シングルとタッグは違えど、そこのメインを食うって気持ちで僕も試合するんで、後楽園ホールがまた超満員札止めになるような、そういうもう1回ビッグウェーブ起こしたいんで。そのためにもこの府立、絶対すごい試合してもう1回、僕がDDTの中心に立って引っ張って行きます!」


――いまチラッとメインを意識するという発言がありましたが、今日HARASHIMA選手と組んでみて、HARASHIMA選手なら石川選手に勝てるという確信というか、組んでいて心強さみたいなものは感じましたか?
竹下「確信は全然ないっすね。石川修司は強過ぎるでしょ! でもHARASHIMAさんが勝つ可能性はゼロじゃない。可能性はあります。でも石川修司は強い! 僕がもう1回取り返したいっていう気持ちもあるけど、でも僕は両国で負けて、順番的には後ろに回っていると思うので、まずはいま目の前にチャンスが来てるタッグのベルト、ベイリーと獲りたいと思います。」


――DAMNATIONの勢いもあると思いますが、遠藤選手の以前と比べての変化は感じていますか?
竹下「まあ、遠藤哲哉の勢いって面で、そのピークはDAMNATIONに入った瞬間だと思うので。その時の勢いはすごかったですよ。大阪でシングルをやって負けて。あの時の勢いはすごかったけど、それを維持してるぐらいの感じじゃないですかね。」


――では、大阪では自分がそれを上回ると?
竹下 そうですね。追いかけるほうが強いんで。いま僕は追いかける立場に初めてなっていると思っているので。でも絶対向こうも引き離そうとしてくるんで、そこで新しい何かが生まれたら最高っすね!


【高木三四郎大社長総括】
高木「大阪オクトパスに向けて最後の後楽園ホール大会だったわけですけど、本当にメインイベントもすごい試合で。やっぱり最近のDDTの後楽園って基本的にKO-Dシングルのタイトルマッチがあるんですけど。それが(今日は)なかったわけですけど、それでもいつも以上のクオリティが出せたんじゃないかなって。闘った4人、それぞれにそれぞれの思うところや闘わなくてはならない理由っていうのが、たぶんあったと思うんで。石川修司がHARASHIMAを場外に投げ捨てた時も一瞬ヒヤッとしたんだけど……。HARASHIMAに大ダメージはありましたけど、そういう負けられないっていう思いが出た一戦だったと思いますね。竹下も竹下で遠藤の追い上げというか。やっぱり遠藤と竹下っていう二人が、DDTを引っ張っていかなくちゃいけない部分があると思うので。そういう意味でいろいろなバランスが取れて、本当に大阪オクトパスというビッグマッチに向けて一気に加速してきたんじゃないかなと思います。私ごとで言えば、つい先日もYahoo!ニュースで「芸能界復帰か!?」と言われた越前屋俵太さんとですね、オープニングアクトをやる準備はもうすでに出来ております! ただ残念ながら越前屋俵太と何をやるかっていうのが、現段階でまだ決まっておりません。オープニングアクトをやることはもう決まっているんですけども、ちょっと越前屋俵太さんと連絡が取れないと言いますか、そのような状況にまたなっていてですね。ただ大阪最大のビッグマッチを飾るオープニングアウトを、20年ぶりに復帰する越前屋俵太さんと一緒に勤め上げたいなと思っておりますので、こちらのほうもお楽しみください。私の頭の中には構想がだいぶありますので。試合も飯伏、伊橋と組んで東郷さんたちと闘いますけども、これも敢えてハードコアマッチということで。TLCですよね? TLC、TLC、Tはたこ焼き、Lはラダー、Cはチェアーと。たこ焼きをどういう形でハードコアに使うのか、僕はよく分からないですけども、「あとで美味しくスタッフがいただかせていただきました」っていうような感じの試合になるんじゃないかと思っております。でも本当に選手が一丸となって大阪に向かっているという部分はありますので。ゆに君という小学校3年生がデビューすると。DDTが初めていわゆるキッズファイターを育成したということで、こちらも併せて皆さんお楽しみいただければと思っています。」


――平田選手がアイアンマン奪還隊長に就任して、一度目の奪還に成功して、会社命令で今夜ラジオの生放送中に襲撃するわけですが。
高木「いやでもTBSの、いわゆる山里亮太さんの看板ラジオ番組じゃないですか。その看板ラジオ番組の生放送中に、うちの選手が乱入を予告して行くなんて、もう気が狂っているとしか思えないですけどね! 本当に! TBSさんはセキュリティを強化してですね、平田をひち早くつまみ出してほしいですね。本当に。生放送中の放送事故になったら……万が一、我々がTBSさんに対して何か気まずいことが起きたら、我々が責任を取らなくてはいけなくなってしまうので、そうした場合は即日、平田一喜を解雇するつもりでいます! とにかく平田にはこのミッションをコンプリートしてほしいんですけど、とにかく生放送中なので迷惑がかからないように! 生放送中の例えばCMに行く前に曲を流すじゃないですか。あの曲を流している間に山里亮太さんを襲うとかね。生放送に必ずダメージが行かないようにしてもらえればいいなぁと思っているんですけどね。こればっかりは何とも言えないので頑張ってほしいです。」


 DDT後楽園大会の第5試合でじゃんけん選抜で優勝した赤井がディーノの保持するEXTREAM王座に挑戦し、試合形式も通常のプロレスルールに加え、試合中に泣いたら負けという「no woman no cry」ルールで行われ、序盤から両者はヘッドロック合戦を展開したところでVTRが流され、ご主人様に尽くす忠犬の物語にディーノと赤井は試合を忘れて思わず見上げてしまうが涙は堪えてセーブとなる。試合再開後にディーノがナイトメアを繰り出すが、赤井は特訓で得たカンチョーで防ぐ、しかし赤井の腕を掴んだディーノはスクリューから腕攻めを展開して主導権を握る。
 赤井もビックブーツを連発して反撃するが、ここでDDTの泣けるVTR「さよならワンチューロ」のエンディングが流れ、二人は見上げるも涙は堪えてセーフ、再開後に赤井が急所蹴りも、ディーノはすぐさまラリアットで応戦、ダブルリストロックを決めた後でファイト一発から勝負に出るも、男色ドライバーを狙ったところで、今度はマッスルハウス2でのディック東郷への手紙のシーンがVTRで流されてしまい、ディーノは涙を堪えるために男色ドライバーを決めることが出来ない。
 これを逃さなかった赤井はサッカーボールキック、尻を蹴り上げてコーナーに昇らせるとタイツを脱がしてカンチョー攻撃を決め、バスソーキックから二段式顔面蹴りこと新人賞、そしてサッキーカッターを狙うが、堪えたディーノは最近使用し始めた垂直落下式ブレーンバスターを連発して赤井を追い詰める。
 追いすがる赤井にディーノは「そこまで!?」と言い放つと、赤井は張り手で抵抗するが、一転してシリアスとなったディーノは張り手、ナックルを浴びせてから垂直落下式ブレーンバスターで突き刺し、ナックルを挟んでからの男色ドライバーで3カウントを奪い王座を防衛した。 
 試合後にディーノはダウンしている赤井に自力で立つように迫ると、赤井は自力で立ち上がり、ディーノは激を飛ばし、改めてDDTの一員として歓迎した。
 9月からDDTの所属となった赤井だが、ディーノにしてみればDDTの一員になれるかどうか試した一戦だったと思う、開始からはDDTワールドの展開だったが、途中からディーノはシリアスとなり赤井に厳しさを叩き込んだ、ディーノがシリアスとなった時点でDDTの一員として赤井を認めたということなのかもしれない。
 そして次期挑戦者を募ったところで12月4日大阪で対戦が決まっている葛西純が登場し選手権にすることを要求、ディーノも受諾し正式にEXTREM選手権として行われることになった。果たしてどんな試合形式で行われるのか?


 またセミでは坂口がDDTにレギュラー参戦している高山に挑み、睨み合いからローキック合戦を展開した後で、坂口がドロップキックで高山を場外に出した後でフライングショルダーを発射、更に南側鉄柵にぶつけてから壁にぶつけるなどして高山を痛めつける。
 先手を奪われた高山は膝蹴りからハンマーパンチで反撃し、アイアンクローで捕らえてからハンマーパンチを再び浴びせ鉄柵を越えてぶん投げる。坂口は鉄柱攻撃からエプロンPKで反撃しリングに戻ったからスワンダイブ式ナックルを発射、マウントで捕らえてエルボーを落とすが、跳ね除けた高山はエルボー合戦からハンマーパンチで坂口を黙らせる。
 坂口はスリーパーで捕らえて三角絞めへと移行するが、高山はパワーボムで叩きつけるとボディースラムからギロチンドロップを落として試合の流れを変える。
 坂口は高山のバックドロップ狙いを阻止してスリーパーで捕らえ、高山がコーナーにぶつけても離さず執拗に絞めあげる。高山は首投げで脱出したところで坂口はショートレンジの神の右膝を浴びせ、更に突進するも今度は高山がニーで撃墜、しかし坂口は足を捕らえてアンクルホールドで捕獲し、スリーパーに移行して絞めあげる。
 坂口はロープに逃れた高山に神の右膝を狙うが、高山はリーチの差を生かしてニーで迎撃すると、フロントスープレックスからエベレストジャーマンを狙い坂口は阻止も、再びニーで坂口を黙らせた高山はニーパット外しての生膝ニーを顔面に炸裂させ、坂口はダウン、松井レフェリーは坂口が失神しているのを確認して試合を止め、高山が勝利を収めた。


 またメインでは12月4日大阪で対戦するKO-D無差別、タッグの前哨戦が行われ、試合はDAMATIONが竹下を捕らえて先手奪うが、交代したHARASHIMAが遠藤にダイビング式カンフーキック、遠藤のスワンダイブを剣山で迎撃するなど盛り返す。
 やっと石川と対峙したHARASHIMAだったが、石川はショルダータックルからジャイアンとフットスタンプと攻勢をかけ、HARASHIMAも石川のブレーンバスターを阻止してミドルキックで返し、石川の頭突きに対してHARASHIMAは水面蹴りからのバスソーキック、石川のドラゴンスープレックスに対してHARASHIMAもジャンピングハイキックで応戦するなど互いに譲らない。
 竹下は遠藤にブルーサンダーを決め、HARASHIMAが山折りで続くと、竹下がジャーマンから蒼魔刀と波状攻撃を狙うが、石川がラリアットでカットに入る。しかしHARASHIMA組は再び遠藤を捕らえて眉山を決めるが、HARASHIMAの蒼魔刀狙いは石川にカットされて場外に排除されてしまうと、遠藤が竹下にテツヤ・イン・ザ・スカイ、トーチャラックボムと畳み掛けてからスカイツイスタープレスで3カウント、また第4試合でも佐々木がベイリーを佐々木式ウラカンラナで降し、
DAMATIONが前哨戦を制した。


 またオープニングでは軽度の心臓疾患で長期欠場しているスーパー・ササダンゴ・マシンが登場し医師からまだ試合は止められていると報告、3月のさいたまスーパーアリーナ大会までには復帰することを約束した。

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