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伊賀プロレス通信24時「日常茶飯事(ちゃはんじ)」

略して「イガプロ!」、三重県伊賀市に住むプロレスファンのプロレスブログ!

森嶋猛が3年半ぶりに復帰も、長州力が来年の引退を示唆!

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森嶋猛が3年半ぶりに復帰も、長州力が来年の引退を示唆!


7月10日 長州力プロデュース興行「POWER HALL2018~Battle of another dimension~」後楽園ホール 1526人 超満員札止め


<アピール、コメント、写真などはプロレス格闘技DXより>
◇第1試合◇
▼15分1本
○藤原喜明(7分8秒 脇固め)×伊橋剛太

【試合後の藤原】
藤原「別に喋ることは何にもないよ。今日は一生懸命来ましたね。なんか長州は『どうしようもないヤツだからクシャクシャにやっていい』って言ってたけど、いいんじゃないでしょうか」

――気持ちは伝わってきた?

藤原「俺は超能力者じゃないんだから、気持ちなんか伝わらねえよ。まあな、そういうことだよ」

【伊橋の話】「ああ! 自分には辿り着かないといけない目標があります。それだけです」

◇第2試合◇
▼30分1本
○田中稔 吉田充宏 LEONA(9分47秒 HEATクラッチ)HAYATA YO-HEY ×タダスケ

◇第3試合◇
▼30分1本
○野村直矢 青柳優馬(9分32秒 片エビ固め)ジェイク・リー ×岩本煌史
※マキシマム

◇第4試合◇
▼30分1本
○越中詩郎 AKIRA 齋藤彰俊(11分21秒 片エビ固め)NOSAWA論外 MAZADA ×FUJITA
※ダイビングヒップアタック

◇第4試合終了後◇
(場内ビジョンに「あの男が、帰ってくる」の文字が映され、続いて森嶋猛の10・15後楽園での復帰戦が告知スされる。森嶋は1998年に全日本でデビューし、その後はNOAHに所属していたが2015年に引退を表明。スーツ姿の森嶋がリングへ登場し、四方に礼。)

森嶋「お久しぶりです。3年ぶりに、後楽園、来ました。いろいろありましたが、やっぱり、プロレスがやっぱり好きなんで…10月15日、後楽園、ここのリングで、しっかりと、自分の、全力の、プロレスを、やります! あと3カ月ですが、しっかりと整えて、自分は、ここで、シングルマッチ、やりますので、ぜひとも、来て、ください! 本日はありがとうございました!」

【森嶋の話】
――久々の後楽園はどうだった?

森嶋「いや、エレベーターも変わっているし、いろいろと感じるものがありますね。やっぱり俺もプロレスをやってたんだなと思うし、後楽園で俺はデビューしたんで。懐かしい気分と、また10月やるっていう気分で今はいます」

――お客さんからは温かい声援があったが?

森嶋「もっと批判がいっぱい来ると思ってたし。いろんな覚悟を背負って僕はリングに上がったんで。しっかりとあと3ヵ月、コンディションを整えて。相手は決まってないんでね。しっかり相手をエス・ピーさんに任せて。俺は誰であろうと、全力でプロレスをやります」

――今まではトレーニングをしていた?

森嶋「ちょいちょいですね。いろんなことを俺、やったんで。いろんな仕事をしたんで。プロレスをちょっと離れて、いろんなことをやって、人生の勉強になったんで。プロレス以外のことをやったことなかったんで。やっぱり俺はプロレスをやりたいと思ったんで。それだけです」

――例えば、どんな仕事をやってきた?

森嶋「いやあ、いっぱい…。花屋、荷物の建材を運ぶの、バー、コンサート警備、あとなんだろうなあ。ピザの配達、ファミレスのハンバーグ作り、あとまだあるなあ。コンサートの屋台とか、いっぱいあります。きりがないですよ」

――最終的にプロレスに戻ってきたいと思わせたキッカケがあった?

森嶋「1回、プロレスのチケットを自分で買って、観に行ったんで。久しぶりにね。その時に、やっぱ観るもんじゃなくてやるもんだと自分で直感したんで。それは子供の頃と変わらないから。子供の頃から、観るものよりもやるものだと思ったし。それは去年、プロレスを離れて久しぶりにチケットを自分で買って観に行って。それで観た時に、やっぱり俺は観る側じゃなくてやる側だって自分で確認したんで。それまでいろいろありましたけど」

――どこの団体を観戦した?

森嶋「全日本プロレスです」

――「超危暴」という声も飛んでいたが、かつてのメンバーに伝えたいことはある?

森嶋「僕は3年離れているんで。浦島太郎状態なんで。彼らはそれぞれ頑張っているので、頑張ってほしいなと思います。僕が何か言える身分じゃないと思いますし、ノアさんにも迷惑をかけているんで。しっかりと田上社長にもあいさつに行きましたし、一応関係者には、ここに来るまでにご挨拶をして、自分の中でケジメは付けたつもりなんで」

――復帰を宣言して、今の気持ちは楽しみ? それとも不安?

森嶋「当たり前にリングに立ったのは3年半ぶりなんで。やっぱりしっかりリングを降りたいというか。しっかりやって、しっかりリングを降りたいと。怪我もなく。でも、俺は俺のプロレスをガッツリ。俺がやってきたプロレスを全力でやるだけです。相手はまだわかりません」

――体のほうは?

森嶋「体はある程度、今は動かしているんで。ここからあと3ヵ月あるんで、自分なりに。この6月中はあいさつまわりでいろいろと。皆さんにご迷惑をかけたぶん、あいさつに行ってて、ちょっと動いてないんですけど、これからまた3ヵ月でしっかりやります。以上。大丈夫ですか。大事なこと2回言わなくて大丈夫ですか? 帰還します! 帰還します!!」

◇第5試合◇
▼30分1本
○中嶋勝彦 マサ北宮(20分18秒 TKO)神谷英慶 ×野村卓矢
※顔面蹴り

 【試合後の中嶋&北宮】
北宮「舐めんじゃねえぞ、大日本。俺たち誰だと思ってんだよ? GHCヘビーのタッグチャンピオン、中嶋勝彦、マサ北宮…ジ・アグレッションだ! 舐めんじゃねえ。何度も挑戦できる相手じゃねえんだよ。しっかり噛みついてくるんだったら、やってやってもいいけどな。今日みたいな腑抜けた試合だったら、二度とやんねえよ。以上だ!」

中嶋「(北宮が)全部言っちゃったね。でも、なんだろうな、俺は若い選手のあの勢いはいいと思うし。だから、20分超えちゃったけど、彼らの頑張りに応えてやったよ。遊んでやったよ。いつでも来いよ。別に相手にしてねえけどな」

 【神谷の話】「野村はどこに行ったんだ? 負けてないですよ。3カウントもギブアップもしてない。あんなので止められてたまったもんじゃないですよ。全然僕ら、何にも負けてないですから。負けてましたか? 野村は3カウント、ギブアップ、してましたか? 聞いてませんよ。僕は3カウントもギブアップも聞いてませんよ。こんなんじゃ負けを認められるわけないじゃないですか。どこでもいいですよ、どこでも。ノアでも長州興行でも大日本プロレスでもいいですよ。大神としてではなく、野村卓矢とリベンジしたいですね。あいつもあんなので納得いっているわけないじゃないですか。誰も納得いってないですよ、僕らは。こんなんじゃ終われないです」

◇第6試合◇
▼45分1本
藤波辰爾 丸藤正道 ○芦野祥太郎(14分36秒 アンクルロック)鷹木信悟 ×土肥孝司 清宮海斗

【試合後の藤波&丸藤&芦野】
藤波「もうこれだけトップどころが集まればね、自ずと元気を取り戻したみたいなね、イキイキするね。(丸藤に向かって)またもう一回、シングルやりたくなるような」

丸藤「お願いします。またぜひ」

芦野「鷹木信悟と初絡みが新鮮で凄く面白くて、次はWRESTLE-1のリングでもやりたいと思うし、次回POWER HALLも出たいと思います」

丸藤「藤波さんはもちろんなんだけど、芦野選手は俺は新宿の某所でしか会ったことがないけど、やっぱり基本的に素晴らしい選手だと思うし、今日組んでもよし、おそらく戦ってもよし。このリングにはいつもそういう選手があふれ返ってる。鷹木信悟、さっきチョロっと聞こえたけど、DRAGON GATEで嫌われ、プロレス界全体で嫌われ…そうか、じゃあ俺も嫌いだ。だからまた相対する次はもっとガッチリやろう。藤波さん、ありがとうございました」

芦野「ありがとうございました」

 【試合後の鷹木、清宮】
鷹木「どういうことだよ? 初めて組んだらミスあるに決まってんだろ。お前もそう思ってんだろ? なぁ、清宮?」

清宮「あんな奴とできるか。(鷹木に向かって)一緒にできねぇよ(と控室へ)」

鷹木「何だよ、俺のこと嫌ってんのか? DRAGON GATEだけじゃなくて、全団体から嫌われてんのか? ふざけんなよ。次も出るからな、次も。その次も。そんなに俺のこと嫌いだったらな、お前らが出なきゃいいんだ」

◇第7試合◇
▼60分1本
○秋山準 橋本大地 黒潮"イケメン"二郎(17分47秒 体固め)×長州力 関本大介 ヨシタツ
※ランニングニー

【試合後の秋山&大地&イケメン】
――メインイベントについては?

秋山「もうこいつ(イケメン)がチョロチョロチョロチョロしてるから、なんかいまいちでしたね」

イケメン「いまいち…。いや、僕はチョロチョロしているつもりじゃなくて。ちゃんと秋山さんにいいものを見せようと思って。あと、長州さんに…」

秋山「俺にいいものを見せるより、お客さんに見せろよ。まあ、みんなお客さんも喜んでたからな。あれはあれでいいか?」

イケメン「はい。すいません。ありがとうございます」

――秋山選手にとっては初めての長州力選手との対戦だったが?

秋山「威圧感というか、そういうのは感じられましたけど、やっぱり絶対体が悪いと思いました。もっともっと元気な時に、バリバリの長州さんとやりたかったというのは正直なところですね。そうしたら、たぶんこいつ(イケメン)がチャラチャラしてたのも叩き潰してくれたでしょうし」

――大地選手も長州選手と久々の対戦だったが?

大地「代わらずにカブトムシのようにいてくれて、よかったと思います。ただ、僕は今日は何もやってないんで。僕がやられ役で、相手の体力を消耗させるっていうのが仕事だったので」

イケメン「長州さんと戦えたこともそうなんですけど、やっぱり今日、長州さんより、同じコーナーに立った秋山さんと橋本大地選手と、近い将来じゃなくてもいいから、戦ってみたいです」

秋山「フィニッシュ?」

イケメン「フィニッシュです。その発言を聞いて、どう思いますか?」

秋山「フィニッシュ」

イケメン「フィニッシュ」

――途中、イケメン選手を長州選手のほうに押し出す場面もあったが?

秋山「ここはこいつでいったほうがいいなと思って。俺よりね」

イケメン「ありがとうございます」

秋山「臨機応変にやらないと。お客さんがここだこうだとかいう時は。いつも冷静ですよ。昔と比べたら。俺も48だから」

――改めてイケメン選手の印象は?

秋山「いやでも、お客さんが求めて、ああやってコールしてるっていのうのは、やっぱり面白い存在ではあると思うし。まあ、(イケメンに)試合をやりたい?」

イケメン「はい」

秋山「だけど、俺はそんなリング上でやったら、俺に冗談はきかないから」

イケメン「はい」

秋山「最もたぶん冗談がきかない男だから。対戦するのはね。チームだったらあれですけど。OK?」

イケメン「はい。フィニッシュ」

秋山「フィニッシュらしいんで。ありがとうございました」

 【試合後の長州&ヨシタツ&関本】
――改めて今回のメインイベントはどうだった?

長州「俺は(パートナーが)頼もしく感じましたね。向こうもちょっとイケメンというのが入って、まあ、盛り上がって」

――対戦を楽しみにしていた秋山選手に関しては?

長州「遅すぎたよね。我々のこういう世界の部分もあるし。まあ、もう歳を取り過ぎたから、俺は。もうちょっとね、投げたわけじゃないけど。今あいつが抱えている全日本というのがあるし、一生懸命頑張ってやっているのは間違いない。ちょっと早く接点があればよかったな。まあでも、秋山は秋山でこれからまたやっていくことだし、別に俺がとやかく言う問題じゃないし」

――久々の大地選手は?

長州「やっぱりあいつも同じようにキックでもってね。やっぱり2ヵ月に一度というのは。いくら2ヵ月間、体を動かしても、リングの上ではないだろうし、痛さがプロレスラーになったってことだな」

――イケメン選手については?

長州「ああ、いつか…いつかと言ったってそんな試合があるわけじゃないけど、また仕返しをやらないとね。そういうのはヨシタツがやらなきゃ。まあ、負けてはなかったけど。なんか1人で騒いでいるヤツがいたなって感じだよね」

ヨシタツ「正直、あの不規則な動きにちょっとしてやられたというか、そういう部分が少しあったので。俺もまたやってみたいなというのが正直ありますね。今日はせっかく長州さんに呼んでもらえて、メインに出させてもらったのに」

長州「やっぱり記者会見をやったわりには、なんか口ばっかりみたいな。ドンドンドンドン行けば行ける選手だし。まあ、初めてのあれだし、それはヨシタツも何か気を遣ったんじゃないですか。なんか動きをしてるし。関本は関本で、もちろん対戦したりもあったから、関本自身が自分で持ち味を出して。もう関本なんかは立派な、本当に立派なプロのレスラーになったよなあ。関本なんかを見てると。ヨシタツがそうじゃないってわけじゃないけど、まだまだ。たぶんね、今日言うことでもないんだけど、もう来るとこは来て、通り過ぎちゃっているという今は状態でもあるんですけど。さすがにね、試合に向けてトレーニングするのが凄いしんどいし、やっぱり自分の体の古傷っていうのは、段々毎年毎年凄くつらくなってきているし。1、2年ぐらい前から言ってるんだけど、やっぱりリングに上がるのが怖いですよね。新日本のリングと大きさも全然違うし、歩数も合わないし、そういうあれで。まあ、若ければこなせるんだろうけど。やっぱり視力が悪くなってきているし。2ヵ月に1回ぐらいはと思うけど、それはもう本当に舐めた考えだよね。これはいつか、このままやったら絶対に何かが起こる、自分自身に何かが起きるっていう、なんか最近いろいろ考えちゃうんですよね。でもね今、上がったことのないところからオファーが来ると、ちょっと上がってあげようかっていうのがあって。そういった意味で、まだ1ヵ月、2ヵ月トレーニングをしてね。もう十分ですよ。なんか健康な状態を半分ぐらい残しておかないと。あともう何試合か受けているところがあるので、それをこなしたらもう、別に引退しても。まあ、トレーニングをしてやってきたけど、そんなに甘くもないし。今年もあと2、3試合ぐらいで終わるんですけど、来年も少し残っているけど、それが終われば、もう靴は脱ごうと思います。なんか本当に怖いんですよ。怖いし、体もそんなに調子よくもないし。だから、こうやって今、ヨシタツも最後に…まあ、最後になるかどうかわからないけど、初めて組んで。あの若いレスラーがここまで頑張って、怪我をしながらもね。まあ、若いからいいけど、僕なんかもう、こういうスタイルで良かったなという部分もあるし。今はもう、相手を抱えるっていうのが凄い無理してるんですよ。持ち上げるっていうのは。力は決してないわけじゃないんだけど、やっぱり自分の首に体重がかかるのは、どんなに小さい人間でも上がらなかったら。これはちょっとひどいなっていう。今年の初めぐらいからそういう感じがして。まあ、別に発表しなくても。トレーニングして、いい状態に戻して、ちょっと自分でもやりたいことがあるし、そういうことをやってみようかなと。来年、本当に少ない試合数があるんですけど、それはこなしてあげて。発表とかそういうのじゃなく、このままパッと抜けてもいいなっていう状態でまた今日を迎えてるから。まあでも、もういいなっていうのがあるのは決まってますね。まあ、藤波さんには控え室では言ってないけど、頑張っているし、辞めないうちに並んで立ったり、相手側になったりしたいんだけど。だから、藤波さんが頑張っているのに少しでも協力したいなあって思っている自分がいるけど、いかんせん、リングに上がってもしんどくなったよね。これでよくここまでやったなっていう。正直なところ、僕なんかはラッキーなほうじゃないかなと思いますよね。そんなに致命傷な怪我をしたわけでもないし。今日の秋山なんかも全日本を背負ってやっているし、関本は大日本を背負ってやっているし、お前(ヨシタツ)はフリーか」

ヨシタツ「はい」

長州「フリーだったら、あまり甘い考えでやらないで。そんなところですね。もう来年。あとはもう引かないと自分がプレッシャーでしんどいですよね。そういうところです、僕は。あとは若い2人に聞いてあげてください」

※長州が去っていく

ヨシタツ「まさかの結末というかね。最後、やっぱ長州さんを守れなかったというところに、正直責任を感じてます」

関本「そうですね。長州力という神輿を担いで、バーッと元気よく爆発したかったですけど、自分らが甘かったですね。悔しいです。またチャンスがあればね、またやらせてもらいたい」

ヨシタツ「チャンスがあればまた。長州さんはあんな寂しいことを言ったけど、まだまだ俺は長州さんとやりたいですよ」

関本「俺らは認めないですよ。まだまだ辞めさせないですよ」

ヨシタツ「長州さんにずっと可愛がられてきた同士ね」

関本「それはそうですよ」

 まず本題に入る前に東京スポーツ誌上で復帰が報じられた元NOAHの森嶋が休憩前に現れ、10月15日の後楽園で行われる復帰興行で復帰することを自ら正式に発表した。
 森嶋は2015年4月に病気で引退を発表したが、その後FacebookでNOAH関係者に対する暴言を更新したことで騒動となり、9月19日に大阪府立体育会館にて引退試合を行うことが発表したが再三延期、そして12月に副社長だった丸藤と話し合い契約切れで退団という形でNOAH去っていった。
 FB騒動の頃の森嶋は何かが壊れていたのも事実だった、だから森嶋は好きだったプロレスに嫌気が差してプロレスから離れたが、結局プロレスは捨て切れなかった。今回の復帰は騒動にことを考えると森嶋に対する批判の声も出てくるのは必至だと思う。だが現在の森嶋はその批判を敢えて受ける覚悟をしている、だから迷惑をかけた田上明元社長やNOAHのスタッフや選手、力皇猛などOBらにきっちり筋を通した。自分は現時点ではまだ森嶋に"復帰おめでとう"とは言わない、復帰戦はいわば騒動で迷惑をかけたファンに対するケジメの場でもある。声援だけでなく批判からくる罵声も出てくるだろう。だからファンに対するケジメをつけたら、自分は"復帰おめでとう"と言いたい。

 本題に入るが、2階目の長州プロデュース興行のメインでは長州が関本、ヨシタツと組み、秋山&大地&イケメンと対戦。長州と秋山は専修大学では先輩後輩の間柄だが、長州は秋山の新日本入りにはGOサインを出さず、秋山はジャイアント馬場体制の全日本入りとなり、それ以降リングでの接点はなかったこともあって、長州vs秋山の対決が注目された。

 だが試合前から存在感を出したのはイケメンで、例の如く入場での長いイケメンパフォーマンスを展開も、途中で強制終了されてしまい、長州の「パワーホール」が流れて長州組が入場する。
 秋山が先発を志願すると長州が登場して試合開始となり、ロックアップから秋山が押し込んでエルボーを浴びせれば、長州がヘッドロック、ショルダータックル、首投げからスリーパーで捕らえ、大地に交代しても、秋山がエルボーを浴びせるなど挑発する。
 しかしヨシタツと対峙したイケメンが控えの長州を2度に渡って襲撃し、無視されたヨシタツは怒るも、試合は長州と関本が連係を駆使して大地をリードも、大地は関本にDDTで一矢報いると、ここでイケメンが登場して関本にスワントーンボム、アラビアンプレスを投下、関本のジャーマンを着地してジャケットパンチを放てば、交代したヨシタツもスワンダイブ式ミサイルキックと空中戦となり、再び秋山と対峙した長州もリキラリアットから本家・サソリ固めを狙うが、大地のミドルキックでカットし、大地と秋山が串刺しニーで長州を捕らえ、最後は秋山がランニングニーで長州から3カウントを奪い勝利を収めた。
 試合後のバックステージでは長州が「リングに上がるのが怖い。靴はもう脱ごうと思っている」と発言して来年の引退を示唆した。長州は1998年1月に1度引退したが、この時は現場監督として専念するためで余力を残したままの引退だったが、今大会で長州から出た発言は弱気なことばかり、いつもの長州とは違うものを感じたが、長州も今年で66歳、体力だけでなく気力の衰えも痛感してもおかしくない。関本らは引きとめるとしているが…

 セミの藤波&丸藤&芦野vs鷹木&土肥&清宮は、鷹木vs芦野、丸藤vs土肥、藤波vs清宮と新鮮な組み合わせが実現も、目を見張ったのは丸藤vs鷹木、鷹木は丸藤に串刺しバンピングボンバーも、丸藤は逆水平、鷹木はダブルチョップ、丸藤の時間差ロープワークを読んでデスバレーボム、しかし丸藤はトラースキックイリュージョンから見えない角度からのトラースキック、トラースキックも、鷹木はバンピングボンバーで応戦するなど目まぐるしい攻防を展開する。
 しかし終盤では鷹木組が芦野を捕らえるが、鷹木のバンピングボンバーは土肥に誤爆し、芦野がジャーマンからアンクルロックで勝利を収め勝利となる・

 第5試合のジ・アグレッションvsストロングBJWは、アグレッションが野村を捕らえてリードを狙うが、野村も打撃で応戦して食い下がり、交代した神谷も中嶋、北宮をぶちかましで吹き飛ばすなどして奮起する。
 終盤には中嶋はミドルキック狙いは野村がキャッチしてアンクルホールドから逆片エビ固めを決めれば、北宮は神谷もろともスピアーで倒し、、野村を捕らえたアグレッションはキック、エルボーのサンドバックタイムからダブルフェースクラッシャー狙うが野村が逃れたところで神谷が両腕ラリアットを浴びせる。
 ストロングBJWが中嶋にトレイン攻撃、神谷がブレーンバスターから野村がPKから腕十字で捕らえ、野村は中嶋の左腕にミドルキックの連打を浴びせるが、中嶋も打ち返して打撃戦となり、野村がビンタも中嶋が連打で返すと、中嶋がマウントエルボーの連打で野村は完全にグロッキーした後で顔面へのスーパーキックの連打から顔面キックで野村をKOして試合ストップ、アグレッションが勝利も、内容的にはGHCタッグ王座をかけてもおかしくない試合だった。

 第1試合の藤原vs伊橋は、伊橋が開始から突進も一瞬の隙を突いた藤原が脇固めで反撃、逃れた伊橋は張り手の連打、藤原も張り手で応戦、伊橋は頭突きも、藤原はエプロンに立ってコーナーの金具に頭突きで伊橋にプレッシャーをかけ、リングに戻って一本足頭突きを浴びせる。
 藤原は袈裟固めから関節技地獄へと引きずり込み、逃れた伊橋も張り手で抵抗するが、再び関節技に捕まると、伊橋も足を固めようとする藤原に腕十字を狙う。しかし足を固めた藤原は脇固めへと移行し、伊橋は無念のギブアップも、試合後も藤原は伊橋を抱擁を交わして健闘を称えた。
 

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