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伊賀プロレス通信24時「日常茶飯事(ちゃはんじ)」

略して「イガプロ!」、三重県伊賀市に住むプロレスファンのプロレスブログ!

激闘29分!鈴木みのるが杉浦貴まで粉砕・・・そしてNOAHに対して解散を要求!

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激闘29分!鈴木みのるが杉浦貴まで粉砕・・・そしてNOAHに対して解散を要求!

9月19日 NOAH「プロレスリング・ノア 旗揚げ15周年記念大会 vol.2 GREAT VOYAGE 2015 in OSAKA」エディオンアリーナ大阪 2800人


<アピール、コメントなどはプロレス格闘技DXより>
◇第1試合◇
▼30分1本
高山善廣 ○モハメド ヨネ 齋藤彰俊 クワイエット・ストーム(8分10秒 片エビ固め)拳王 大原はじめ X平柳玄藩 キャプテン・ノア
※キン肉バスター


◇第2試合◇
▼30分1本
TAKAみちのく ○エル・デスペラード(10分33秒 片エビ固め)北宮光洋 X梅田公太
※ダイビングボディプレス


◇第3試合◇
▼「第9回日テレG+杯争奪ジュニア・ヘビー級タッグリーグ戦」Bブロック公式戦/30分1本
[2勝1敗=4点]○ビリーケン・キッド バッファロー(8分10秒 エビ固め)[1勝3敗=2点]スペル・クレイジー X熊野準
※ベルティゴ

 

 【試合後のバッファロー&ビリーケン】
――貴重な勝利となったが?
ビリーケン「大阪で負けられないッスよ。ねえ、バッファローさん?」


バッファロー「大阪で負けないですよ。負けられない。負けられないというか、今日負けたら我々が終わりだったんでね。あと1つ。桃なんでね。何となく俺らが勝手に思っているのかもしれないけど、桃に対する試練だと思うんでね」


――最終戦は元大阪プロレスの小峠&原田組との対戦となるが?
ビリーケン「まさかノアのリングで小峠&原田と対戦することになるとは。しかも、これはとても重要な一戦。ヤツらに勝って、俺らが決勝に行き、そして優勝…。なんて素晴らしいドラマだ。みんなそれが見たいだろ? 楽しみしておけ」


バッファロー「まあ、しょうがないですけど、三タテとかいっておきたかったですね。やっとエンジンがかかってきたんで。ここで桃というのが。止めても面白いし、俺らが止められても面白いし。日本のプロレスの事件の一部にもともと大阪プロレスでやっていた人間が絡んでくるという部分ではちょっとね。でも、俺らが止めないとな。まだ止めないと」


ビリーケン「それはそうですよ。まだまだッスよ。終わりじゃないッスよ」


バッファロー「ノアのファンの思いとは別に、俺らには俺らの思いがあるわけで。俺ら4人の思いがあるわけで。あいつらの鼻をへし折るじゃないけど、ここはまだ止めなきゃ」


ビリーケン「楽しみにしとってください。目にもの見せたるわい」


◇第4試合◇
▼「第9回日テレG+杯争奪ジュニア・ヘビー級タッグリーグ戦」Aブロック公式戦/30分1本
[3勝=6点]小川良成 ○ザック・セイバーJr. (13分01秒 変型羽根折り固め )[1勝2敗=2点]石森太二 X政宗


【試合後の小川&ザック】
――会心の勝利となったが?
ザック「キョウハアタラシイタッグトヤレテタノシイ。チョットフレッシュ。マサムネ、チョットマケナイ。イシモリトシアイスルト、イツモタノシイ」


――負けなしの3連勝で単独トップに立ったが?
小川「このコンディションで3連勝でかなりラッキーだなと思って。ほとんどザックに助けられているので」


ザック「イイヤ、タッグチームネ」


小川「首と肩を怪我して、1ヵ月半ぐらい練習ができてない状態なんで。それで勝てたのは、俺たちが強いのか、相手が弱いのか、わからないですけど」


ザック「オレタチノレベル、トップ。カナリタノシミタイ」


――いよいよ22日はデスペラード組と対戦するが?
小川「1回ズルして、不戦勝で上がってきたチームなんで。前回の借りを返したいと思います」


ザック「コノリーグ、ヨンカイカッタ。トーナメントノウイナーハマダ。ライシュウハオネガイシマス」


小川「よくわからないよ、日本語(笑)」


ザック「スイマセン。タノシカッタ」


◇第5試合◇
▼30分1本
○シェルトン・X・ベンジャミン(13分08秒 片エビ固め)X中嶋勝彦
※ペイダート


◇第6試合◇
▼30分1本
○丸藤正道(14分06秒 エビ固め)X小峠篤司
※不知火


◇第7試合◇
▼30分1本
○マイバッハ谷口(11分53秒 体固め)X飯塚高史
※マイバッハプレス on the テーブル


【試合後のマイバッハ&拳王】
(マイバッハが額から流れる血を拭おうともせずにコメントブースに姿を現す)
マイバッハ「グワアア! グワアア!」


(セコンドの大原は拍手を送る)
拳王「ホラ、見てみろ。これがマイバッハ谷口だ! 見てみろ、この覚醒した表情をよ!」


(マイバッハがカメラマンに襲いかかって去っていく)
拳王「てめえら、近づくなよ。危ねえぞ、このクソヤロー」

 

◇第8試合◇
▼GHCジュニアヘビー級選手権試合/60分1本
[第29代選手権者]○タイチ(18分37秒 片エビ固め)[挑戦者]X原田大輔
※雪崩式ブラックメフィスト
☆タイチが4度目の防衛に成功 


(試合後)
タイチ「残念だったな。言った通り、GHCジュニア版王様ゲームはこれで終わりだ。じゃあな、世界一マナーの悪いクソファンども」


【試合後のタイチ】
タイチ「全然疲れてねえけど、イスぐらい用意しとけよ」


――試合を振り返って、今の気持ちは?
タイチ「思った通りだ。終わりだ、終わり。終わりだって言ったろ? てめえらの中の最強だか知らねえけどな、俺にかかればこんなもんだ」


(※ここで石森が登場する)
石森「勝手に終わらせんじゃねえよ、てめえ。ふざけんな。逃がさねえぞ。次は俺だ!」


タイチ「次は俺とかないから。ないって。最後だよってやってやったんじゃん。お前、優勝してねえだろ? お前は負けたんだろ? お前は前座だろ? そんなヤツがなんで来るんだよ。ないないない」


石森「いいじゃねえか。もう1回やらせろよ」


タイチ「今度は本当にないから。ないないない。約束しただろ? 最後だって。約束を破るなよ。お前ら、いいヤツなんだろ」


石森「ベルトを粗末に扱っているヤツに…。ふざけんじゃねえよ」


タイチ「ないない。お前は1回負けてんだ。チビが。背を伸ばしたら考えてやるよ。帰れ、帰れ」


石森「絶対に逃がさないからな」
(※石森が去っていく)


タイチ「ああそう。頑張れ頑張れ。意味ねえじゃねえかよ。あいつらの中で一番強かったんだろ、浅子覚が。それに勝ったんだ。正々堂々勝った。どうだ? 1、2、3を取ったぞ」


――これで本当に最終回?
タイチ「当たり前だ。終わる終わる詐欺じゃねえんだ。ファイナル、リベンジ、そしてなんだ? そんなのねえんだよ。終わりだ、終わり。もう付き合ってられねえ。4回? 3回? 知らねえけど、それだけチャンスを与えたろ? 付き合ってらんねえ」


――挑戦という話があったが?
タイチ「なんで受けなきゃなんねえんだ。最後の情けでアイツ(原田)を認めてやるって言ったんだ。なんでアイツまだ認めなきゃならねえんだ。終わり、終わり。もうここから去るから。さようならだよ。G+のお姉ちゃんはいねえのか? どこに言ったんだよ。チャンピオンが好きだって言ってたぞ。俺みたいな強いチャンピオンが好きなんだろって言っておけよ。女の心変わりは恐ろしいのう。ウワハハハ。終わりだ。じゃあな、お前らも。もう会うことはねえよ。元気でな」

 

◇第9試合◇
▼GHCタッグ選手権試合/60分1本
[第33代王者]○ランス・アーチャー デイビーボーイ・スミスJr.(18分40秒 片エビ固め)[挑戦者]レイモンド・ロウ Xハンソン
※キラーボム
☆アーチャー&スミスJr.組が4度目の防衛に成功


【試合後のK.E.S.】
スミスJr.「見たかWar Machine! 俺たちはこの時を待ちわびてたぜ! 今後、お前らが何度俺たちの前に立ちふさがろうとも、今日と同じことが起こり続けるぜ!」


アーチャー「俺たちはまだGHCタッグチームチャンピオンズだ。俺たちはまたNWAタッグチームチャンピオンズだ。ノアでもROHでも新日本…どこででも進化し続けて、ぶっ潰し続けてきた。誰が俺たちの前に現れても、殺して痛めつける。そして歴史を作るんだ。未来は明るいぞ」


【ハンソンの話】「K.E.S.! まだ終わってねえぞ! これは戦争だ! 決して終わることはない。いつか俺たちがGHCタッグチームチャンピオンズになるまではな!」


◇第10試合◇
▼GHCヘビー級選手権試合/無制限1本
[第23代選手権者]○鈴木みのる(29分19秒 体固め)[挑戦者]X杉浦貴
※ゴッチ式パイルドライバー
☆鈴木が4度目の防衛に成功


(試合後)
鈴木。「王様ゲーム最終回。鈴木軍…たった8人の鈴木軍対その他大勢のプロレスリング・ノア。俺たちの勝ちだ!さあ、もうこんなところに用はない。俺より弱いヤツしかいない団体なんて、なんの興味もねえもんな。さあ、終わりにしようぜ」


(丸藤らNOAH勢がエプロンに現れ取り囲む)
丸藤「おい、言いたいことをいいやがって。もう1回俺にやらせろ」


鈴木「「お前らもどうせその他大勢だろ? テメエもテメエもテメエも」と挑発。「なんだよ、やらせろって。君たち乱暴だな、(高山に向かって)テメエはまだやられ足りねえのか。じゃあ、こうしようよ。今から俺がお前ら全員とやってやる。1対1だ。ひとりでも勝ったら、これ(ベルト)をお前らに返してやる。どうだ、ハンディを付けてやる。それでいいだろ?その代わり、お前らひとりも俺に勝てなかったら、誰ひとり俺に勝てなかったら、てめえらの手でこのノアを解散しろ!「なんだよ? お前らがやらせろで俺の要求を聞かねえのか。何のリスクも背負わないで戦いに出てくるのか? そのぐらい背負って出てこい。出てこいって言ってんだよ! やるのか!? やらないのか!? どっちだ」


丸藤「やる。やってやるよ。吐いたツバ飲むなよ。必ず勝って、お前らをこのリングから排除する」


鈴木「大阪に集まった世界一行儀の悪いノアファンども。てめえらと弱い弱いノアの人たちにもう一度、目の前で教えてやろう。さあ、他のヤツらは大声で叫んでいいぞ。俺たち、鈴木軍、イチバーン!」
(鈴木軍退場)


丸藤「誰がなにを言おうと、俺たちがやることは一つしかない。必ずベルトを取り戻します」


【試合後の鈴木】
鈴木「どんなヤツでもそうさ。お前もそうさ。どんなにピンチになったら、自分の身が危なくならなかったら、自分の財布が危なくならなかったら気づかないんだよ。最後だ、最後だ、最後だって言われて、そして負けたから気づいたんだ。『やばいぞ。俺たち沈みそうだぞ』。おいおい、なに言ってんだよ。とっくに沈んでんだよ。もう半年も前に沈んでんだよ。気づいてないのはお前たちだけだ」


――今日、鈴木軍が全てベルトを守ったが?
鈴木「守ったんじゃない。勝ち取ったんだ。てめえらのリングの上で。お前らの条件は全て飲んでやる。全てだ。顔出してヤツを揃えろ。齋藤、ヨネ、中嶋、クワイエット・ストームも、チビの小峠も、平柳も、全部だ、全部。ひとりずつ全員俺が相手にしてやる。かかってこい。その代わり、誰も俺に勝てなかったら、自主的に解散しろ。それが条件だ」


――その条件さえ飲めば、またこの戦いをノア勢が続ける権利がある?
鈴木「違うよ。あいつらに権利なんて何にもねえんだよ。俺がひとりひとり相手をしてやる。全員とだ。誰ひとり俺に勝てなかったら、全員俺に倒されたら、自分たちで畳めって言ってんだ。その条件を飲めるなら。お前たちばっかり条件を付けるなよ。お前らは負けてんじゃねえか。わかるだろ? おい、負けたヤツが『泣きのもう1回』と言ったらなにをする? どうやってお願いをする?」


(※質問された記者が「土下座する」と答える)
鈴木「そうだ。偉そうにふんぞり返って、『もう1回やらせろ』じゃねえよ。権利も全て俺の手の中だ。そう、宝も力も。そして最後の歓声を聞いたろ? 客も全て俺の手の中だ。お前らはなにひとつ持ってない。あるのはここを畳む引き金の1個だけ。ボタンを1個持っている、ただそれだけだ」


――ベルトを全て勝ち取った大阪。鈴木軍としてどんな一日になった?
鈴木「当たり前じゃねえか。俺たちは強いんだから。正々堂々。おい、何の文句がある? 言えよ。おい、日テレ。何の文句があるんだ?」


――杉浦との4年ぶりの一騎打ちはどうだった?
鈴木「質問に質問で返すんじゃねえよ。お前、合コンをやったら嫌われんぞ。質問に答えろ! なんで答えられねえんだ? ほら、ダンマリだ。だからお前らはずるいって言うんだよ。なにが正規軍だ? なにが僕たちの舟だ? 都合が悪くなったらダンマリかよ。俺の質問に答えろ! 殴って殴られて、血を吐いて戦ったヤツが聞いてんだよ! 何の文句があるんだ? 客もどいつもこいつも。いろんなプロレスを見せてやってんじゃねえか。お前らの知らないような。偏った知識の中で、小さく小さくまとまったプロレスラーとプロレスファンたちによ、俺たちがたくさんプロレスを見せてやってんだ。ちっちゃいヤツ、大きいヤツ、迫力あるヤツ、高く飛ぶヤツ、あんなことするヤツ、こんなことするヤツ、誰もよりも強いヤツ、見せてやってんじゃねえか? 何の文句がある? だから俺たちには絶対敵わないんだ。さあ、この約束は守ってもらうぞ。リミットは1日だ。明日1日待ってやる。ノア、答えを出せよ。その答えを出さなかったら、もうこれで全て終わりだ。いいな。(鈴木軍のメンバーに)お前らもうちょっと付き合ってくれよ。もうちょっと遊ぼうよ」


タイチ「ええっ? 何か意味あります?」


鈴木「意味? 前の方に可愛い子が座ってんじゃん」


タイチ「相手が弱いですもん」


鈴木「相手がジュニアリーグのチャンピオンだもんな。お前らも、K.E.S.もいいだろ? ワンモア、OK? モア・ファイト。ノア…(両手合わせて)フィニッシュ。OK? さあ、これから始まる鈴木軍の次の戦い。乞うご期待。これ(ベルト)をこれから持ってどこに行くか。ミナミ? ミナミでモテるか? まあ、ただ持っていれば多少は価値があるかもしれない。もしかしたら、どこかで遊べるかもしんねえぞ。てめえらもふざけるな。さあ、これで俺たちの方が強いってわかったはずだ。文句があるなら、俺たちに何か言いたいなら、条件を全て飲んで出てこい。お前らの条件は全て飲んだはずだ。わかったか、ノア。鈴木軍、イチバーン!」

 NOAH大阪大会を観戦するために3ヶ月ぶりにエディオンアリーナ大阪(大阪府立体育会館)を訪れた。NOAHが大阪でビッグマッチを開催するのは2013年1月以来で2年8ヶ月ぶり、NOAHにとってもエディオンアリーナの大ホールは鬼門で三沢体制でも満員をマークする止まりだった、現状のNOAHで大ホールでのビッグマッチを開催して大丈夫なのかと思ったが、2階席は空席は目立ったものの1階はほとんど埋まり、満員は記録できなかったがNOAHにしてみればよく入った方だったと思う。


 そしてメインで行われた鈴木vs杉浦のGHCヘビー級選手権、今回は鈴木の要求でメインレフェリーは新日本プロレスのタイガー服部が裁くことになり、サブレフェリーも3人体制となるがこれも鈴木の要求なのかNOAHのメインレフェリーである西永秀一レフェリーはサブには入らず福田明彦、中山真一、山本義浩の3人がサブレフェリーとしてリングサイドに入った。
 挑戦者の杉浦が誰も従えず白タイツとノーガウン姿で入場したのに対し、鈴木は中村あゆみさんが登場して自ら『風になれ』を熱唱するなか、鈴木軍のフルメンバーを従えて入場、ルールでノーセコンドとなっているため他のメンバーは鈴木とハイタッチするだけですぐ引き上げていった。
 試合はグラウンドの攻防からスタート、そして打撃戦となると杉浦がフロントハイキックからブレーンバスターで先手を奪い、コーナーに追い詰めると早くも鬼エルボーを乱打、鈴木は「来てみろ!」と挑発するも杉浦は容赦なく打ち込む。
 杉浦はブレーンバスターの体勢からトップロープに鈴木を叩きつけるとフロントハイ、鈴木のロープ越しでの技を警戒しつつもう連発するも、鈴木を掴もうとしたところで鈴木はロープ越しの腕十字で捕獲、場外戦へと持ち込みイス攻撃は3人のサブレフェリーに阻まれたが鉄柵を使って右腕攻めを展開し、リングに戻ってもアームブリーカーやチキンウイングアームロックと繰り出すなど形勢を逆転させる。
 劣勢となった杉浦はキチンシンクで流れを変え、痛めた右腕で鬼エルボーを乱打、串刺しニーやサッカーボールキックから踏みつけてカバー、これに怒った鈴木もランニングローの連打から何度もカバーするが杉浦は意地でカウント1で全てクリアも、杉浦の対角線でのスピアーは鈴木が腕を蹴り上げて阻止すると脇固めで捕獲し腕十字へと持ちも込むが杉浦はアンクルホールドで切り返し鈴木を追い詰める。
 ここでKESが現れ介入を狙うが、サブレフェリーらが必死で阻止しKESは鉄柵外で鈴木に贈るも、その間に二人は打撃戦を展開、互いに意地を張り合うかのように倒れず、フロントハイが2度に渡って相打ちとなってやっと両者はダウンとなるが、今度はベンジャミン、TAKA、タイチ、デスペラードら他のメンバーも駆けつけると、万が一を想定してか高山を含めたNOAHの選手たちもリングサイドに現れ一触即発となるが、リング内では再び壮絶な打撃戦となり杉浦が左右のエルボーを繰り出してくるのに対し鈴木はナックルで応戦、杉浦はダウンするも再び打撃戦となりエルボー合戦を制した杉浦が鈴木からダウンを奪うと、ここから勝負に出て連続ジャーマンからオリンピック予選スラムを狙うも鈴木は必死で阻止、鈴木は追尾式ロープワークも膝蹴りで迎撃した杉浦は顔面への膝アッパー、後頭部エルボーから再度予選スラムを狙うも、鈴木は背後に着地してスリーパーを狙うが汗で滑って失敗、しかし杉浦の右腕を蹴り上げてから張り手合戦となり、鈴木が競り勝つと杉浦が突進したところでドロップキックで迎撃、そしてジェットスタンプからスリーパー、逆落とし、またスリーパーで絞めあげ、最後はゴッチ式パイルドライバーで3カウント、29分にわたる激闘は鈴木が介入もなく実力で制し王座を防衛に成功、気がつけば大技もゴッチ式パイルドライバーのみで細かい技だけで29分の激闘を展開するというのも鈴木と杉浦にしか出来ない試合だった


 試合後は鈴木軍のメンバーが祝福、客席からペットボトルも投げつけられたがも投げたのはたった一本、さすがのNOAHファンも切り札の杉浦が介入もなく実力で制したのもあって、ぐうの音も出ず脱力感だけが残ったような状態だった。
鈴木みのるvs杉浦貴 鈴木みのるvs杉浦貴 鈴木みのるvs杉浦貴 鈴木みのるvs杉浦貴 鈴木みのるvs杉浦貴 鈴木みのるvs杉浦貴 鈴木みのるvs杉浦貴 鈴木みのるvs杉浦貴 鈴木みのるvs杉浦貴 鈴木みのるvs杉浦貴 鈴木みのるvs杉浦貴 鈴木みのるvs杉浦貴 鈴木みのるvs杉浦貴 鈴木みのるvs杉浦貴 鈴木みのるvs杉浦貴 鈴木みのるvs杉浦貴


 セミのKESvsWar MachineのGHCタッグ選手権は序盤はWar Machineがテンポ良く攻め、体に似合わず身軽さも披露してファンのインパクトを与えたがロウが捕まってしまうとKESペースとなり、キャリアに優るKESがリードを奪う展開となっていく。
 War Machineもロウがエクスプロイダーを決めれば、ハンソンも場外戦でコーナー最上段からのトペコンも披露して流れを変え、アーチャーを捕らえて合体牛殺しから連係攻撃で猛反撃し、合体技フォールアウトを決めるも場外のスミスがカウントをするレフェリーの足を引っ張ってカット、勝機を逃したWar Machineに対してKESが猛攻をかけハンソンにキラーボムを決めるがロウが間一髪カット、しかしロウがキラーボムでKOされると、孤立したハンソンに再度キラーボムを決めて3カウントで王座防衛、KESがキャリアの差で王座を防衛しWar Machineは所々でキャリアの浅さが出てしまった試合だった。
KESvsWar Machine KESvsWar Machine KESvsWar Machine KESvsWar Machine KESvsWar Machine


 GHCジュニアヘビー級選手権はタイチが自身のテーマ曲をエアボーカルで熱唱するなか入場、セコンドのTAKAとデスペラードはイスとチャンピオンベルトをコーナーまたリング下に設置するなど介入の構えを見せる。
 試合は攻めようとする原田に対してタイチがロープにしがみついてブレークを狙うが、原田はタイチのバックを奪いいきなり片山ジャーマンを狙うもタイチが阻止、場外へ逃げるタイチに追いかける原田と展開となるが、原田がショルダータックルから場外に追いやったタイチにプランチャを狙うも、タイチはデスペラードが手渡したイスで迎撃し、更にイスを首に巻きつけての鉄柱攻撃や木槌での殴打で先手を奪う。
 原田もスープレックスで流れを変えようとするが、タイチはサミング、原田のダイビングエルボーも剣山で迎撃するなど原田に主導権を渡さず、早くもロングタイツ脱ぎ捨てて勝負に出てトラースキックの連打、ライガーボム狙いは原田はリバースし延髄斬り、場外戦でもエプロンダッシュのトペコンを放ち、TAKAらも介入を狙うがセコンドの石森らが阻止する。
 エプロン上の攻防で原田がセコンド勢にめがけてデスバレーボムで投げつけ、Tリングに戻ったところで原田がダイビングエルボーを連発してから片山ジャーマンを狙うが、今度はデスペラードがイス攻撃で阻止、更に原田のエルボーがレフェリーに誤爆すると無法地帯になり、TAKAとデスペラードがリング内に乱入しタイチがベルトでの一撃を狙う、しかし小峠が駆けつけタイチからベルトを奪い、TAKAとデスペラードにはトペコンを炸裂、TAKAとデスペラードは石森らによってバックステージへと連行され、ベルトは小峠によって本部席に預けられてしまうと、焦るタイチに原田はニーアッパーから片山ジャーマンが決まるも、レフェリーが場外でダウンしていたためかのカウントが遅れてしまい決め手にならず、タイチはブラックメフィストで応戦する。
 原田は飛び膝蹴りやローリングエルボーを繰り出してくるのに対し、追い詰められたタイチはジャンピングハイキックを連発しスライディングキック、そしてハイアングルでのパワーボムとまるでかつての師匠である川田利明が乗り移ったように怒涛の攻めを展開すると最後は雪崩式ブラックメフィストが決まり3カウント、介入はあったものの最後はタイチがズルさだけでなく強さを見せつけた試合だった。
タイチvs原田大輔 タイチvs原田大輔 タイチvs原田大輔 タイチvs原田大輔 タイチvs原田大輔 タイチvs原田大輔 タイチvs原田大輔 タイチvs原田大輔 タイチvs原田大輔 タイチvs原田大輔 タイチvs原田大輔 タイチvs原田大輔 タイチvs原田大輔 タイチvs原田大輔 タイチvs原田大輔 タイチvs原田大輔


 全試合終了後、リング内の鈴木軍に対しNOAH勢が取り囲み、勝者の鈴木は勝ち誇るように罵声を浴びせる、そこで丸藤が挑戦をアピールするが鈴木はNOAH解散をかけるように要求、丸藤も受けて立つ構えを見せた。
 丸藤の挑戦も三度目で疑問視される声もあるが、鈴木軍を招いたのは丸藤であることから、丸藤が敢えてNOAH解散というリスクをかけて全責任を負っての挑戦するつもりのようだ、だが自分的には10月から開幕するグローバルリーグを待ってからの方が遅くないのではとも思ってしまう。またジュニア王座には石森が挑戦を表明した。
丸藤正道


 しかし鈴木軍に負け放しというわけでなく唯一白星を飾ったのはマイバッハで、飯塚と反則裁定なしの特別ルールで対戦。リング内にはイス盛り、場外には四方にテーブルが設置される中試合が行われるも、飯塚がマイバッハのマスクを引き裂き、アブドーラ・ザ・ブッチャーを彷彿させるようにフォークで額をメッタ刺しにして流血に追い込む、しかし素顔を晒したマイバッハに“谷口周平”が覚醒しラリアットからイスで殴打、更にスリーパーで絞めあげながら額に噛みついて飯塚をも流血に追い込む。
 飯塚はイス攻撃からアイアンフィンガーを装着するも、マイバッハは刺又ラリアットで迎撃するとリングサイドにテーブルを設置して断崖式チョークスラムで飯塚に大ダメージを負わせると、最後はリング中央でのテーブル貫通マイバッハプレスで3カウントを奪い勝利を収める。

マイバッハ谷口vs中嶋勝彦 マイバッハ谷口vs中嶋勝彦 マイバッハ谷口vs中嶋勝彦 マイバッハ谷口vs中嶋勝彦 マイバッハ谷口vs中嶋勝彦 マイバッハ谷口vs中嶋勝彦 マイバッハ谷口vs中嶋勝彦 マイバッハ谷口vs中嶋勝彦 マイバッハ谷口vs中嶋勝彦 マイバッハ谷口vs中嶋勝彦

 ジュニアタッグリーグ戦はクレイジー組がペンタバルと対戦、ペンタバルから奇襲を仕掛け、ビリーも今回はペンタバルということでヒールモードで試合を進めクレイジー組を分断しリードを奪う、終盤熊野もトルネードクラッチなど丸め込み技で粘るが、最後はビリーがベルティコを決め3カウントを奪い完勝。
 また小川組vs石森組もチーム力に優る小川組がリードを奪い、石森組も合体技で反撃するが、最後は政宗が変型羽根折り固めの前に無念のギブアップ、小川組が無傷の三連勝で優勝戦進出に王手をかける。
ビリー、バッファローvsクレイジー 熊野 ビリー、バッファローvsクレイジー 熊野 ビリー、バッファローvsクレイジー 熊野 ビリー、バッファローvsクレイジー 熊野 ビリー、バッファローvsクレイジー 熊野 ビリー、バッファローvsクレイジー 熊野
小川 ザックvs石森 政宗 小川 ザックvs石森 政宗 小川 ザックvs石森 政宗 小川 ザックvs石森 政宗


 大会の感想とすればまた現実を見せつけられ、フラストレーションどころかグーの音も出ないだった、鈴木はNOAHの価値観を破壊して新しい価値観をつくろうとしているが、現在のNOAHは新しい価値観を作り出せるのか、現在のNOAHは崖っぷちからも落とされ、岩にしがみついて辛うじて生きている状態、果たしてそこから這い上がることが出来るのか・・・?

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