忍者ブログ

伊賀プロレス通信24時「日常茶飯事(ちゃはんじ)」

略して「イガプロ!」、三重県伊賀市に住むプロレスファンのプロレスブログ!

青木真也が桜庭和志に完勝も、レフェリーストップを巡って物議を呼ぶ!

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

コメント

ただいまコメントを受けつけておりません。

青木真也が桜庭和志に完勝も、レフェリーストップを巡って物議を呼ぶ!

12月29日 RIZIN「RIZIN FIGHTING WORLD GRAND-PRIX 2015 さいたま3DAYS〜SARABAの宴〜」さいたま・スーパーアリーナ 12214人


<アピール、コメントなどは週プロモバイル、またプロレス格闘技DXより>
◇第1試合◇
▼RIZIN MMAルール/1R10分、2R・3R5分/オープンウエイト
○高阪剛(2R、1分58秒 TKO)Xジェームス・トンプソン
※レフェリーストップ


◇第2試合◇
▼RIZIN MMAルール/1R10分、2R・3R5分/オープンウエイト
○キリル・シデルニコフ(1R、2分23秒 TKO)Xカルロス・トヨタ
※レフェリーストップ


◇第3試合◇
▼RIZIN MMAルール/1R10分、2R・3R5分/-56.7kg
フェリペ・エフライン(1R、5分46秒 ノーコンテス)元谷友貴
※エフラインが計量オーバーのため


◇第4試合◇
▼K-1ルール/3分3R/-65kg
○HIROYA (3R、1分20秒 KO)X西浦“ウィッキー"聡生


◇第5試合◇
▼RIZIN MIXルール/3分2R/-70kg
○日菜太(1R、2分14秒 TKO)X宮田和幸
※3ダウン


◇第5試合後◇
(ここで高田統括本部長がリングに上がり、報告。)


高田氏「すいません。試合の途中なんですけど、一つ皆さんに残念なお知らせをお伝えしなければいけません。まずはたくさんのご来場ありがとうございます。ありがとうございます×4。えーとですね、バルト選手との対戦が決定していたジェロム・レ・バンナ選手が正式に欠場することになりました。つきましては注目の一戦で非常に期待感のあり、ファンの方々からもこのカードに対する注目度は非常に高かったんですね。われわれも一緒です。今月の20日過ぎになってバンナ選手から突然の出場辞退の申し出がありました。ギリギリまで交渉を続けましたが、結局彼をとどめることはできませんでした。一旦はバルト選手のデビュー戦が流れてしまうんではないかと、われわれ緊張感と焦りで毎日、チーム一丸となって試行錯誤し走り回りました。そんなわれわれの大ピンチを聞き、試合まで1週間を切ったこのタイミングで、バルト戦に名前を挙げてくれた男がいます。したがって、大晦日、バルト選手のデビュー戦を、このさいたまスーパーアリーナで見ることができます。ピーター! ピーター! ピーター・アーツ! どうぞ、ピーター・アーツ。(テーマ曲がようやくヒットし)お、来た」


(アーツがリングへ。高田氏と握手)
アーツ「ミナサン、コンニチハ。じつはしばらく日本に住んでいたんですけど、クリスマスに榊原さんが私のホテルにやってきて、本当に困った顔をしてました。『バンナが試合をしないんだ、助けてくれ』と言われました。私は日本の格闘技を助けたい。そしてバルトをノックアウトします」


高田氏「このタイミングで、このたいやきを…大役を受けてくれたピーター・アーツ選手にもう一回、大きな拍手をお願いできますか。(会場拍手)アーツ選手、ずっと沖縄でヒョードル選手とやるシング選手のスパーリングパートナーとしてガチガチやってたので、コンディション的には問題ないです。ただ一言だけ聞いておきたい。アーツ、こんな急なオファーで、大晦日、やれんのか!?」


アーツ「ヤル!」


高田氏「やるそうです。さあ、デビュー戦を迎えるバルト選手、こんなタイミングで急に対戦相手が変わってしまった。それも、K-1の伝説のファイター、ピーター・アーツ。バルト、大晦日、やれんのか!?」


バルト「間違いない。やれます!」


高田氏「明後日、大晦日、ピーター・アーツVSバルト選手、決定です」


◇第6試合◇
▼RIZIN MMAルール/1R10分、2R・3R5分/-84kg
○アナトリー・トコフ(1R、0分55秒 KO)XAJ.マシューズ


◇第7試合◇
▼RIZIN MMAルール/1R10分、2R・3R5分/-61.3kg
○所英男(1R、5分16秒 アームバー)X才賀紀左衛門


◇第8試合◇
▼RIZIN MMAルール/1R10分、2R・3R5分/-65kg
○高谷裕之(3R 判定3-0)XDJ.taiki


◇第9試合◇
▼「RIZIN FIGHTING WORLD GRAND-PRIX 2015」トーナメントリザーブファイト/1R10分、2R5分/-100kg
○ワレンティン・モルダフスキー(1R、2分20秒 リアネイキッドチョーク)X内田雄大


◇第10試合◇
▼「RIZIN FIGHTING WORLD GRAND-PRIX 2015」トーナメント1回戦/1R10分、2R5分/-100kg
○キング・モー(1R、9分09秒 KO)Xブレット・マクダーミット


◇第11試合◇
▼「RIZIN FIGHTING WORLD GRAND-PRIX 2015」トーナメント1回戦/1R10分、2R5分/-100kg
○テオドラス・オークストリス(1R、3分32秒 KO)Xブルーノ・カッペローザ


◇第12試合◇
▼「RIZIN FIGHTING WORLD GRAND-PRIX 2015」トーナメント1回戦/1R10分、2R5分/-100kg
○ワジム・ネムコフ(1R、2分58秒 TKO)Xゴラン・レリッジ


◇第13試合◇
▼「RIZIN FIGHTING WORLD GRAND-PRIX 2015」トーナメント1回戦/1R10分、2R5分/-100kg
○ジーリー・プロハースカ(1R、1分36秒 KO)X石井慧


◇第14試合◇
▼RIZIN MMAルール/1R10分、2・3R5分/-78kg
○青木真也(1R、5分56秒 TKO)X桜庭和志
※タオル投入


(試合終了後、青木は桜庭のセコンドに「早くタオルを投げろ」というジェスチャー。本部席にもなにやら叫ぶ。倒れる桜庭に握手を求めて引き起こすと、桜庭が青木を抱きしめる。桜庭が耳元で語りかけると青木は号泣。桜庭は青木の手を上げて称えた。泣き崩れるように正座して頭を下げた青木。退場する桜庭に向けて涙声でマイク。)


青木「桜庭さん本当にありがとうございました。あと、まだボク、桜庭さんの代わりになれないです。だから桜庭さんもうちょっと、桜庭さんの試合がボクは見たいので、引退しないでほしいです。桜庭さんの試合がまだまだ見たいので、また今度グラップリングお願いします!おっしゃテンション変えるぞオラ! オイ社長! 社長どこいるんだ、社長! 社長! このリングでやることわかってるよな? このリングで、青木五味やらないとダメだよな? 青木五味、来年、青木対五味、社長、お願いします」


【青木の話】「(試合をの感想を)試合をするまではすごく怖くて、きのう桜庭和志の映像を見てたんですけど、10年前、15年前のコンディションのいいときの、僕自身イメージしてきましたし。ボクが見てきた桜庭和志も動きがよかったですし、リング上で対面するまでは全盛期の桜庭和志だと思って対面しましたので。まあ試合になれば、まああの内容だったんですけど。まだやっぱ桜庭さんが楽しんでるなって。もう止めていいだろ、島田止めろよ、オマエが桜庭さん壊したんだよってずっと思ってたんだけど、やっぱりまだだよって言うし、気持ちが生きてるんですよね。だから…日本復活とか言ってるけど、また人潰して盛り上げんのかって。そういう気持ちですよね。


(「まだだよ」と桜庭が口頭で言った?)口頭でも言ってましたし、ボク自身、相手のコーナーにも止めろよ、タオル投げろよって、島田さんにも、これ動かないでしょ?って言ってるんだけど、でまた自分のコーナーにも、どうなってんだよって。北川も向こうのコーナーにオマエらタオル投げるんだろって言ってるわけですよ。もう、潰して盛り上げようとしてんだよ。これが仕事なんだけど、気持ちのいい仕事じゃないですよね。正直、うれしくないですよ。(きのう見た桜庭の試合はいつの試合?)美濃輪戦あったりとか、ほとんど見たですね。PRIDE、DREAMでコンディション悪くなってからも見たし。まあ、自分の体で格闘技に献身して盛り上げてきたんだろうなっていうのは感じるし。まあ、対峙しての今日の試合だったので。一番強い桜庭和志を意識してましたね。今日対峙した桜庭和志はやっぱり全盛期の桜庭和志じゃなかったし、すごく寂しさがありますね。
(現実を見せると言っていたが)これが現実なんですよ。これが現実なんですよ。でも、もうちょっと形あるだろって。あそこまでやらせる必要あんのかよって、つくづく思いますよね。だって、だれも気持ちよくないじゃん。コンテンツとしては素晴らしいかもしれないけど、まあ切なかったですよね、ホントに。
(関節技などで一本を取りにいこうという気持ちはなかった?)サブミッションもトライしてるんですけど、サブミッショントライすると、戻るんですよね、桜庭さんが。取らせないんですよ。だからフィニッシュするために殴るわけじゃないですか。でやっぱり消耗していくんですよ。じゃあ殴らずサブミッションすればいいだろって、でも格闘技ってそんな甘いもんじゃないし。まあ、生半可に中途半端に格闘技やってきた人とか選手には伝わらないかもしれないけど、試合終わって寂しさも感じますけど、試合終わって桜庭和志へのリスペクトの気持ちはボクは強まってますね。
(泣いたのはなぜ?)全然泣く気とかなかったんだけど、ボクも一つの仕事としてやるつもりだったんだけど、対峙したときに、『これが仕事だよ』って言われちゃったんだよね(苦笑)。もう無理じゃん、そんなの言われちゃったら。わかってやってるんだよね。もうそれ言われたら無理だよ、オレも。いいのかって、これで。みんなこれでいいのかって気持ちはボク、正直感じたんですよ。
(これで引退しないでほしいとメッセージを送ったが)だって、この負け方したらみんな引退しろって言うじゃないですか。やっぱり好きなんだと思うし、対峙してみてやっぱり格闘技好きだって気持ちがすごく伝わってきたので、やっぱりまだまだ、レベル落として愚ラップリングでも、動いてほしいなって気持ちはありますね。要は、なんていうのかな、人生の決断、やるやめるを人の声とかで決断してほしくないなって。自分で決めてほしいなって。だからボクも、これで最後だなとか、アオリみたいなのはやめてほしいなと思ってたし、そうなってほしくないなと思ってますね。
(五味戦をアピールしていたが)これ、テンション変えなきゃいけないでしょ、オレ。こんなしんみりした空気で。(大丈夫ですか?)オレは大丈夫だよ。五味戦。それしかないだろって。ノスタルジックなというか、10年前の格闘技みたいなことを考えたときに、こういうことやるしかないだろって気持ちもあるんで。だから、じゃあ青木五味なんじゃないのって。最初のプランニングなんかではそれが上がってたんだろうし、まあオレはやる覚悟はあるよってことですよね。見たいんだろうし、みんな。


(RIZINのリングはやり残したことや夢のカードを実現してほしい?)そうですね。もうちょっとしっかりしたいところはしっかりしてねっていうのはありますけどね。(たとえば?)きなくさい話になるからやめましょう。言わなきゃいいんだよね、最初から、オレが。


(リング上で桜庭とどんな会話を?)さっきもしゃべったですけど、仕事だよってことを言われて。ああ、これ仕事だよって言われちゃったな~っつって。ボクも仕事としてのプロフェッショナルみたいなものは考えてやってたんですけど、それ以上に、働くとか一つの仕事として桜庭さんがやってたんだなってことをリング上で言われてしまったので。ああ、って思っちゃいましたね。まあ、だからこそ、ボクも仕事としてやってるんだったら、何年後になるかわからないけど、ボクも自分が落ちる試合もやらなきゃいけないんだろうし、逆に今の若い子たちがオレを落とさなきゃいけないんだろうし。ボクも若いと言われてるけど32のオッサンなので、どんどん若い子たちがオレを落とさなきゃいけないんですよね。そういうことを考えましたね
 


◇エンディング◇
高田「いや、今日はホントにたくさんのお客様、集まっていただきまして、ありがとうございました。今の青木選手と桜庭選手の試合を目の当たりにして、まだまだ気持ちの整理ができていないんですけど、スイッチを切り替えて。今日はSARABAの宴ということで、ある意味、伝説のPRIDE、あのイベントとは一旦おさらばしようと。PRIDEが死んだとかお別れとかそういうことじゃないです。今日、RIZINが誕生しました。SARABAの宴というテーマでした。あさって大晦日は新たにIZAの舞ということで、RIZINがスタートします。みなさんもわれわれもファイターもスタッフも、PRIDEという伝説の栄光のあの匂いをそれぞれが胸にしまいこんで、いつまでも頼ることなく、すがることなく、気持ちを新たにして世界最高峰の日本発の舞台をつくるために一丸となって頑張っていきます。皆さんの応援がすべてです。大晦日、この4人がヘビー級トーナメント勝ち残りました。明日の一日オフを置いて、優勝するには大晦日2試合やります。どうぞ注目してください。そして応援をお願いします。ありがとうございました!」


【榊原実行委員長の総括】
「(トーナメントについて)予想以上にホントにアグレッシブなファイトでそれぞれの誇りと国、団体の誇りを懸けて闘う、そしてこのトーナメントという競技性の枠にうまくはまったなと。選手のモチベーションがですね。まあ、石井選手の相手も危険じゃないかと言われてたんですけど、どの選手も過去の試合の明確なキャリアをリサーチするというか、スカウティングするというか、そういうことができる資料がない選手でしたけど、強かったですね。驚きました。


(桜庭対青木について、青木がストップが遅かったんじゃないかと。また五味戦を希望していたが)闘ってる選手の中でのストップが遅い、遅くないというのはレフェリーとかジャッジに任せるべきだと思いますね。過去にもそういうところでレフェリー、ジャッジ陣が惑わされたところがありますし、そこは客観的な目で見たレフェリー、ジャッジの判断がボクは正しかったと思ってます。結果、タオルが投入されてのTKOだと思うんですけど、ホントに青木の有言実行さにみんな言葉を失ったかもしれませんよね。でも、格闘技の魅力が凝縮された素晴らしい試合だったなと思います。青木君に言われるまでもなくですね、ボクらの仕事は選手が求めることもそうですけど、ファンが求める声にどれだけボクが応えていけるか。
そこを半歩でも一歩でもどうリードしていけるかというのがプロモーターとして、マッチメーカーとしての役割だと思ってますので、当然契約の問題とかいろんなことあるんですけど、みんなが見たいという強い思いを実現できるように。選手の思いだけでは実現には届かないと思いますが、当然、五味選手にもまた近い将来、RIZINの舞台に上がってもらいたいと思ってる選手の一人ですから。今日の解説に座ってた川尻にしてもそうだと思いますし。そういう意味では、どれだけこのRIZINという舞台が選手にとって魅力的であり続けられるか。上がりたいと思ってもらえる舞台に、だれだろうが、なんだろうがと思ってますので。まだまだ今日が最初の一歩ですから、これから皆さんとともにしっかりこの舞台を磨いていけたらなと思ってます。


(石井とは試合後に言葉は交わした?)すいません。石井君とは残念ながら試合後、会えてなくて。すごいいいシェイプで来てたようには、映像で見るぶんにはいいシェイプだと思いましたし、打撃のスキルも上がってたのかなと。ただそれをはるかにしのぐぐらいのポテンシャルを、ジーリー・プロハースが持ち合わせていたという感じですね。
(バンナの欠場について)ジェロム選手との契約は完全に整ってたわけですね。一部フランスの報道であったようなエキシビションマッチなんてことはありえないので。ヒョードルで最初オファーされたと。ボクらは『ヒョードルとやるっていうのはどうだい?』っていうのは聞いたんです、実際。ヒョードルとエキシビションマッチで提案するわけないですから。ちょっと彼は、間違ったことをフランスとかで言ってるんだと思いますが、正式に契約書も最後まで押したものがあります。それを受けてフジテレビの取材にもジェロムも答えてるわけですね。ルールも発表させていただいた3分3ラウンド、それも彼は非常にありがたいと。最初に交渉したときに10分は長すぎるんだと彼の方からも言われてたんで。それが20日すぎぐらいのタイミングで、突然契約が終了しているものに関していろいろいちゃもんをつけ始めるんですね。で、まあ、それと並行して『もう出ない』と、突然新しくいろんな交渉人が登場してという。ボクは直接ジェロムと契約交渉してお互いにサインをし合ったことが今回が初めてなんですけど、非常に交渉がトリッキーだということと、契約を契約として考えてない。われわれは法的な処置も含めて考えるべきかなという風にも思ってます。ただ、もう少し彼らとも話をしていくつもりでいます」


 


 29日にMMA格闘イベント「RIZIN」が旗揚げ、初日のメインは桜庭和志vs青木真也が組まれ、オープニングでは演奏の後で「PRIDE」のテーマが流されるなど、大晦日の格闘技復活をアピールした。


 そしてメインの青木vs桜庭は第1Rでハイキックを狙う桜庭に青木がテイクダウンを奪い、そのままグラウンド状態のままリードを奪う。マウントを奪った青木はパウンドを落とし桜庭は抵抗するも動けず防戦一方となる、顔面がボコボコに腫れ上がり出血が見られ、レフェリーの梅木良則が試合を止めないため青木が桜庭側のセコンドにタオルを投げるように指示しタオルを投入、青木の一方的な勝利となった。


 
 試合後は青木も涙を桜庭と抱擁と感動的なラストと思いきや青木は榊原氏に対して五味隆典戦の実現を要求するだけでなく、バックステージでは試合を止めなかったことでルールディレクターである島田裕二氏を非難するなど、結局後味の悪さが出てしまった。


 試合全体を振り返ると桜庭の完敗で時代ではないということを感じさせた、コンディション面を考えると新日本プロレスに出場しつつコンディション調整というのはしてきたはず、だがコンディション調整やしばらくMMAからブランク云々の以前の問題ではなかった。


 またレフェリーの止めるタイミングに関しては、桜庭本人の戦う意志が尊重されて続行とされ、榊原氏も梅木レフェリーのレフェリングは肯定したものの、桜庭は今までの試合でも止める止めないで物議を多かったこともあり、止めたら止めたで桜庭側の抗議もあり、止めなかったら見る側からのバッシングもあることから、見る側の反応を気にしてしまったからなのかとも思う。
 ただ桜庭が続けたくてもリングの中で一番強いのは裁くレフェリーでなければならない、そのレフェリーが弱いというかスター選手の前に強く出れないというものを感じさせてしまい、RIZINになってもPRIDEからの体質は変わっていないことを思わざる得なかった。


 他の試合を振り返ると「RIZIN FIGHTING WORLD GRAND-PRIX 2015」に石井慧が出場しプロハースカと対戦するも、テイクダウンを奪うことに失敗した石井にブロハースカは打撃の嵐を浴びせ、最後は膝蹴りで石井がダウンし試合はストップ、内容的には石井の惨敗だった、IGFを蹴ってRIZINに鞍替えした石井だったが、感想はというとそれ以下はあってもそれ以上はない、これ以上の成長はないと思わざる得ず、IGFも黙って石井の出場を認めた理由というのもわかったような感じがした。


 第1試合では9年ぶりに復活した高阪がトンプソンと対戦し、打撃でリードを奪った高阪は2Rでスタミナ切れが目立つトンプソンに猛ラッシュをかけ試合をストップ、完勝を収めた。


 最後に大会途中で高田延彦統括部長がバルトの対戦相手だったジェロム・レ・バンナの欠場を発表し、対戦相手はバルトのコーチを務めていたアーツに変更となった。
 ただバンナに関しては榊原氏が経緯を説明し、バンナに対して法的処置を取る構えを見せるも、バンナ側の主張しているギャラの減額に関しては触れなかった。榊原氏の主張に対しバンナ側はどう反論するかわからないが、おそらく食い違うものになると思うし、ただ泥仕合となれば旗揚げしたばかりのRIZINに傷がつきかねない可能性も否定できないため、このまま静かに収まればいいのだが・・・

PR

コメント

ただいまコメントを受けつけておりません。