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伊賀プロレス通信24時「日常茶飯事(ちゃはんじ)」

略して「イガプロ!」、三重県伊賀市に住むプロレスファンのプロレスブログ!

ロシアの狼、ヴォルグ・ハン引退・・・

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ロシアの狼、ヴォルグ・ハン引退・・・

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 今日リングス横浜大会でリングス・ロシアのヴォルグ・ハンが引退をする。1991年12月に初来日し前田日明が緒戦の相手を務め、前田が足固めで降したがこのときはハンの本領を発揮できないまま終わってしまった。しかし翌年から本領を発揮し始め3戦目で前田を破り、前田が膝の十字靭帯断裂で長期欠場している間は外国人エースとしてリングスを牽引してきた。


 ハンのベストバウトとすればディック・フライ戦、アンドレイ・コピロフ戦、そして当時リングスのNo2的存在だった長井満也との試合、印象に残っている技だが長井戦で見せた相手の両腕をロックした状態で首を締め上げる変形のフロントスリーパーである首極め腕卍、ハンは主にクロスヒールホールドをフィニッシュにしていたが、相手の腕を利用して首を絞めあげる、本当に拷問技だと印象を受けた技だった。前田との試合では勝敗的には前田が勝ち越しているものの、膝を痛めていた前田にしてみればハンは苦手とする部類の選手だったと思う。


 リングスも総合格闘技ブームの影響で初期のリングスルールかKOKルール(グラウンドでの顔面パンチ『パウンド』を禁止)が主流となり、アントニオ・ホドリゴ・ノゲイラとの試合を最後にハンは日本から姿を消してしまったが、初期のリングスは前田だけでなくハンがいたからこそだった。ハンはそういった意味ではフライと共にリングスを盛り上げた立役者だった。


 ヴォルグ・ハン選手ご苦労さまでした!

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