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伊賀プロレス通信24時「日常茶飯事(ちゃはんじ)」

略して「イガプロ!」、三重県伊賀市に住むプロレスファンのプロレスブログ!

やっとエンジンがかかった棚橋が場外スリングブレイドでオカダをKO!ジュースはあと一歩も後藤がNEVER王座を防衛!

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やっとエンジンがかかった棚橋が場外スリングブレイドでオカダをKO!ジュースはあと一歩も後藤がNEVER王座を防衛!

4月27日 新日本プロレス「Road to レスリングどんたく 2018 ~安芸の国 戦国絵巻~」広島グリーンアリーナ・小アリーナ 2003人 超満員札止め

<アピール、コメントなどは新日本プロレス公式HPより>
◇第1試合◇
▼15分1本
○成田蓮(4分43秒 逆エビ固め)×上村優也

◇第2試合◇
▼20分1本
天山広吉 タイガーマスク ○田口隆祐(8分6秒 エビ固め)永田裕志 岡倫之 ×海野翔太
※どどん

◇第3試合◇
▼20分1本
ロッキー・ロメロ YOH ○SHO(9分4秒 片エビ固め)飯塚高史 タイチ ×TAKAみちのく
※3K

【バックステージでのROPPONGI3K】
SHO「(※頭を抱えて、うつろな表情で)毎日だ。このシリーズ、毎日、毎日、毎日、やられてきたんだよ。いつもハイボルテージって言ってるけど、ふざけやがって……。そこがまだまだ自分の甘いとこ。甘いとこかもしれねえけど、勝ちは勝ちだ。2度とアイアンフィンガーさせねえ」

YOH「自分を失ってる。まあ、SHOはね、SHOを怒らせたら、メッチャ怖いんだよ。ま、あいつら、クリア。鈴木軍を攻略したって言ってもいいんじゃない? 打ち取ったし。あいつら、タイチが言ったピンクのショートタイツで試合するってやつ、明日から、いや、あさってからやってくれよ。とにかく、いい風が来たね。いい風に乗って、このままROPPONGI 3K、快進撃続けますんで」

ロメロ「今夜は、これまでと違う光景が見られた。SHOの気持ち、俺はよくわかる。毎日毎日、アイアンフィンガーでやられてきた。YOHもやられてきたし、俺、ロッキーもやられてきた。だから、俺たちの気持ちは同じだし、それぞれが理解できるんだ。みんなもわかってるはずだ。毎日だぞ、毎日。そこまでやられたんだから、奪い取ってこれまでの借りを返したって文句はないだろ? 熊と闘うようなもんだ。それぐらいの武器を持たないとな。それが俺たちのクリーンファイトだ。スズキグンがクリーンファイトをしないんだから、俺たちも違う顔を見せないとな。ROPPONGI 3Kの深い深い奥底に眠っていた危険な部分を出さないと。今夜、SHOは危険に男になった。ROPPONGI 3Kにとっては初めての夜だ。スズキグンを倒すために危険な男になったのはな。ヒロシマで起こったのと同じことが、フクオカでも起こる。また見せてやる。もう1度、フクオカで。それまでブルブル震えておくんだな。俺はもう、YOHとSHOがどうなるかわからない。SHOが何をしでかすのかわからない。YOHが何をするのか、俺には止められない。俺自身も何をするかわからない。お前たちが、俺たちを獰猛なアニマルにしてしまったんだ」

【タイチの話】「(※記者に向かって)お前か、(アイアンフィンガーをSHOに)渡したのは? コラ! クソッ……。オイ、勘違いすんな。テメエらみたいなのは、ただのチャラチャラしたガキだ。道場で俺に泣かされてた……。そうだろ? まあいい。それより、俺の今後に必要な道具。そう、道具……道具だよ。(※記者に向かって)道具っつうたら何だ? テメエの憶測で書いとけ」

◇第4試合◇
▼20分1本
デビット・フィンレー 真壁刀義 ○マイケル・エルガン トーア・ヘナーレ(7分51秒 エビ固め)ジェイ・ホワイト 石井智宏 矢野通 ×YOSHI-HASHI
※エルガンボム

◇第5試合◇
▼30分1本
○内藤哲也 EVIL SANADA BUSHI 高橋ヒロム(15分50秒 片エビ固め)鈴木みのる ランス・アーチャー デイビーボーイ・スミスJr. ×金丸義信 エル・デスペラード
※デスティーノ

(試合終了後、場内が内藤コールに包まれると、これに鈴木は大激怒し、解説席のパイプ椅子を奪いとり内藤へ向かっていく。ここはヤングライオンが制止に入ると、怒りの収まらない鈴木はヤングライオンにパイプ椅子&バケツを叩きつける)
内藤「鈴木み……あっ、失礼しました。王様! ベルトを失い“裸の王様”になる準備はよろしいでしょうか? 明後日の熊本大会、俺のとっても、王様のとっても、大切な一戦だということはもちろんわかってますが、でも申し訳ありませんが、今日は俺の大事な“アミーゴ”が、オクパードの中わざわざ来てくださったんだ。王様、申し訳ありませんが、さっさとおかえりいただいてよろしいでしょうか?」

(これに怒った鈴木はエプロンサイドに上がり、リング上の内藤&ジャクソンに「来いよ!」と要求。ここはヤングライオンがなんとか鈴木をリングからおろすと、再びマイクを握った内藤は「広島のお客様も望んでますよ。早く帰ってください」と挑発。そして、内藤はロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンのキャップをジャクソンに頭にかぶせると、ジャクソンはメンバー全員と拳を突き合わせた。)

【ヒロムの話】「思い起こせば、去年の『(BEST OF THE)SUPER Jr.』、初戦のドラゴン・リーで狂わされ、そしてオスプレイにとどめを刺された。そっから、絶不調だ。俺の人生、絶不調のまま、1年がたってしまう。絶不調、絶不調、絶不調、絶不調……大丈夫、大丈夫、でも大丈夫、でも大丈夫、でも大丈夫、でも大丈夫……言い聞かせることが、大事だと思わないかい? だって俺は……スーパーポジティブだから。ハハハハハ! 大丈夫、大丈夫、大丈夫、大丈夫、大丈夫!」

【BUSHIの話】「デスペラード、熊本でお前とシングルマッチ。楽しみにしてるぜ。En Serio、マ・ジ・で……」

【EVILの話】「いいか、地獄のカウントダウンは終了した。いよいよ次、熊本で、お前らは俺とSANADAによって支配されたベルトに食われるんだぁ……。オイ、今日の試合後よ、鈴木の後ろに付いてんじゃねえよ。お前らは、軍団の用心棒か? いいか、お前らは、そのリミッターを外さねえと、この俺らには立ち向かうことさえできないだ。さあ、ビーストたちよ、もっと暴れろよ。もっと狂えよ。楽しみにしてるぜ。よく、おぼえとけ。This is EVIL。E~verything is EVIL。すべては………………EVILだ!」

【内藤とジャクソン投手の話】
内藤「(※ジャクソン投手と並んでコメントし始める)まあ、リング上でも言いましたが、王様、“裸の王様”になるまであと2日、準備はよろしいですか? まあ、熊本のタイトルマッチも大事なんだけどさ、やはり俺にとって、ここ広島、大事な土地だから。そして、俺のアミーゴ、今日、一緒に、ああやってリングに上がったことがね、そして皆様に、LOS INGOBERNABLES de JAPONの一員なんですよということを紹介できたことが、すげえ嬉しいッスね。まあ、タイトルマッチに向けて最後の前哨戦? 大事な舞台だからこそ皆様に、俺の大切なアミーゴ、紹介したまでですよ。いやあ、非常に楽しかった。次は、もしかしたら、リング上で闘うかもしれないッスね。ま、その時を、Tranquilo、楽しみに待ってますよ」

ジャクソン投手「招待してくれてありがとう。最初から勝つことを信じて見てて、勝ってくれてよかった。クマモトでもきっと、俺のアミーゴは勝ってくれると思う。ほんとにありがとう。いい闘いぶりだった」

内藤「もう、彼の投球を見てればわかるでしょ? 彼の左の手首には、常に、LOS INGOBERNABLES de JAPON、去年の終盤から常に(リストバンドが)ついてるからね。俺とジャクソン、競技は違うかもしれない。いる場所も離れてるかもしれない。でも、我々は心でつながってるんでね。彼もLOS INGOBERNABLES de JAPONの一員ですよ」

--マスクを着けて入場した時に気分はいかがでした?
ジャクソン投手「俺のアミーゴに招待してもらったんで、ホントに心強かったし、野球を引退したら、ちょっとプロレスをやろうかなあ……」

--プロレス観戦は初めてですか?
ジャクソン投手「今日は招待されて来て、リングの中にも連れて行ってもらえて、初めてのことでとても楽しかったし、(闘いは)迫力があった。エキサイティングな素晴らしい経験で、また見に来たいなと感じた」

--プロレス会場で得た刺激は、明日からの登板に生きそうですか?
ジャクソン投手「もちろん。ファンもとてもエキサイティングで、自分のエキサイトした。アミーゴが今日勝ったんで、俺も野球で勝つところを見せないといけない。これから、2人とも勝っていくよ」

--次の登板で相手打者を抑えたら、マウンド上で内藤選手のポーズをするというのはいかがですか?
ジャクソン投手「もう、すでにすることがあって、これからは抑えて、イニングを終えたら(ベンチに戻る時に)やろうかなと……」

--先日のナゴヤドームで、モヤ選手に投げた投球がボールと判定された時にやってほしかったんですけど……。
ジャクソン投手「OK。次はそうするよ(笑)。次は絶対に抑えるよ。そして、アミーゴといっしょに、プロレスと野球界で日本一を目指すよ」

【デスペラードの話】「オイ、ヒロム、よかったな、お前、熊本でやる相手がよ……。オメエにとってのヘビーかジュニアかわかんねえけどよ。内藤にやられたんだ。お前じゃない、BUSHIじゃない。内藤がやったんだ。お前たちが寄ってたかってノブさん(金丸)をやって、最後、内藤が(カウントスリーを)取ったってだけなんだ。寄ってたかってノブさんを潰した。BUSHI、お前はノブさんが潰した後に、俺がたたんでやるよ、ちゃんと」

【鈴木、KESの話】
アーチャー「クマモト・ジャパン、起こることは一つだけだ。スズキグンこそがイチバンなんだぞ。クマモトでお前らを叩き潰して、すべてのタイトルは俺たちの下にやって来る。俺たちはIWGPタッグを取り戻し、4度目の王者になる。それ以外、EVILができることはない。SANADAにできることもない。お前らは死に追いやられるしかないのだ」

スミス「クマモト・ジャパンがその時だ。俺たちがIWGPタッグ王座を取り戻す。それだけじゃないぞ。すべての宝は俺たちスズキグンに戻って来る。そう約束されてるんだ」

鈴木「内藤よ、相変わらずだな。『あなたが……』『ほら、これが……』『あれで、これで、それで……』……ああ言ったらこう言う。そして一つひとつ、一つずつ説明を求める。そして自分からは何の説明もしない。そう、自分が説明できるのは、最初っから用意したものだけ。オイ、これ何かわかるか? 何かわかるか? オタクとガキの理論なんだよ。オイ、『納得いかない』『こんなのは俺が許さない』『こんなもの許されていいんですか、皆さん?』……自信がないから周りを煽る。煽って仲間を見つける。そして大勢で攻めようとする。そう、これこそが、民主主義という名をかぶったガキの理論だ。そう、内藤哲也、ガキのカリスマ……。青いんだよ、お前。寝そべって相手を挑発する、ツバをかけて怒らす、屁理屈こねて相手の痛いとこをついて言い返せなくする……そう、俺がもう10年以上前にすべてやってきたこと。ああ、そうか……ということは、内藤哲也、鈴木みのるのファンなのか? 自分が棚橋になれないと思ったら、次は鈴木みのるなのか? 悪かったな、お前は誰にもなれない。誰にもなれない。お前がなるのは、ガキの頭。ガキのカリスマ、青春のカリスマ、青いカリスマ……そんなとこかな。お前にはそれがお似合いだ。屁理屈はそのくらいにしとこうか。さあ、次は熊本だ、熊本。何を言おうが、何を用意しようが、内藤よ、俺の手で、熊本のマットに突き刺してやる。LOS INGOBERNABLESは、そこで終わりだ。俺たち鈴木軍……」

鈴木&アーチャー&スミス「(※声を揃えて)イチバ~ン!」

◇第6試合◇
▼NEVER無差別級選手権試合/60分1本
[第17代王者]○後藤洋央紀(26分36秒 片エビ固め)[挑戦者]×ジュース・ロビンソン
※GTR
☆後藤が3度目の防衛に成功

(試合終了後、エルガンがリングに入り、大の字のジュースに駆け寄る。そして、後藤を見据えるとベルトに指をさす)
エルガン「ゴトー、オマエは俺がほしいモノを持っている。NEVER無差別級王座。ゴトー、俺の目を見ろ。次のチャレンジャーはオレだ」

(するとタイチが姿を現す)
タイチ「オイオイオイ、テメー、勝手に名乗りあげてんな、このハゲ。オイ、ゴトー。テメーがいつも大事そうに持ってるそのベルト。そんなんでもよ、持ってればよ、今後のために必要な“道具”になんだよ。だからよ、そのベルト、オレに寄越せ。つーことだからよ、オメーは引っ込んでろ、デブ!わかったな、コノヤロー? フハハハハッ!」

タイチは(後藤が背を向けた瞬間に、マイクスタンドで殴りかかる暴挙。 さらにタイチはエルガンにも殴りかかろうとするが、エルガンはタイチの首元を右手で捕らえて阻止。そしてタイチをリフトアップで持ち上げるが、タイチは身体をバタつかせて切り抜け、すばやく花道へ。ダメージの深い後藤は場外へ。 リング上、エルガンはベルトを手にすると、レフェリーに返すように促されるも、その手を払いのけて後藤のほうに近寄る。そのベルトを奪うようにつかみとった後藤は、後頭部を押さつつ、死守したNEVER王座を掲げて退場した。)

【バックステージでの後藤】
後藤「ありがとうございました。久しぶりに、(※ベルトを示して)この景色を見ましたよ」

--ジュース選手の闘いぶりをどう感じました?
後藤「やっぱり1年前とはまったく違うなと。だからこそ、今日の選手権だったし、最後、2人出てきたけど、どっちもやってやるよ。なんだったら、2人まとめてもいいぞ。ジュースに最後に一言だけ。こっから這い上がって来い。それが最大のサムライスピリットだよ。外国人でも、俺に見せてくれ」

--今日のジュース選手の印象は?
後藤「もう紙一重だったですね、正直。俺も首、あんだけやった(攻めた)ですけど。死闘だったってことです。今日の試合順、セミファイナル……どういう意図でセミファイナルになったかわかんない。俺の力を見くびるなってこと。かいかぶってもらっちゃ困るけどね。見くびってもらっちゃ困る。以上!」

【バックステージでのタイチ】
タイチ「後藤、もういいだろ? 飽きてんだよ。テメエがよ、あのベルト巻いてる姿、全員が飽きてんだよ。俺は、俺にとっては一道具に過ぎない。あんなんでも道具になんだ。よこせ、俺に。わかったか。あのハゲ、デブ、引っ込んでろ。お前、危ねえ。引っ込んでろ」
--その道具を使って、何をしようとしてるんですか?

タイチ「あんなんでも持ってるとよ、発言権あんだろ? 言えば何だってできるだろ? その先になにがある? 持ってれば、自動的に出れんだろ? そういうものもあんだろ、この先? ま、いろいろ道具に使ってやる」

【エルガンの話】「ゴトーよ、簡単に言うぞ。“ビッグ・マイク”は、このニュージャパン・プロレスでチャンピオンになる時を、ずーっと待ち望んでいる。タイチ、お前も欲しいっていうなら、その前に片づけてやる。そうするのが、この業界のやり方だろ?」

◇第7試合◇
▼60分1本
○棚橋弘至 KUSHIDA(18分15秒 片エビ固め)オカダ・カズチカ ×ウィル・オスプレイ
※ハイフライフロー

【バックステージでの棚橋、KUSHIDA】
KUSHIDA「今日は完全に、棚橋さんの日でしたね。ただ、いつの時代も、ジュニアヘビー級はヘビー級に負けるっていうことは、悔しいこと。ただ、オスプレイ、『旗揚げ記念日』でIWGPヘビー級チャンピオンに負け、そして(今日)棚橋弘至に負け、あいつにIWGPジュニアヘビー級王座、いつまでも渡しておくわけにはいかない。その理由は今日、一つできました。ま、大田区、『旗揚げ記念日』、IWGP王者対決……同じことはしたくないんで、一丁、棚橋さん、お互い5.4福岡で勝って、IWGP王者対決、KUSHIDAvs棚橋弘至、お願いします。なかなかシリーズ、棚橋さんの調子が上がっていかない中で、今日、なんとか、僭越ながら、おこがましいかもしれないけれど、ケツ叩いて、これでまた、もう一丁、俺が楽しみにしてる5月3日、福岡、同じカード、もう1回組まれてるから。もっとスゲエものが見せれるし、俺自身、前哨戦が前哨戦でないつもりで、引き続き闘っていきます。ま、このタイトルマッチ、(王者から)指名されて決まった選手権(試合)ですけれども、モチベーションは過去最高。俺は必ず、階級の壁をぶっ壊す!(※1度、インタビュースペースを離れるが、棚橋がバックステージに戻って来ると、一緒に入って来て)今日、オスプレイがいかれて、いつの時代も、僕としては、ジュニアヘビー級が、ヘビー級に負けるのは悔しい。ただ、オスプレイには後れを取ってるのは重々承知の上ですから。『旗揚げ記念日』、オスプレイはオカダ・カズチカとIWGP王者対決、実現した。棚橋さん、どうですか? 一丁、福岡、お互い(タイトルを)獲って、同じことはしたくないんで、棚橋弘至vsKUSHIDA、IWGP王者対決、お願いできますか?」

棚橋「よし! まず(ベルトを)獲らなあかんな」

KUSHIDA「そうですね。この、前哨戦が続いていくなかで、僭越ながら、おこがましいながら、棚橋さんの調子が上がっていかない中、しっかり今日、いいアシストができて、今日、棚橋さんにやられてしまったな、棚橋デーだったなと思うんです。もう1回、福岡、タイトルマッチ前日に、おんなじカード組まれてますんで、クオリティー上げて、凄い試合するつもりで、僕は前から言ってるように、前哨戦を前哨戦と思わず闘っていきたいと思います。僕は必ず、階級の壁をぶっ壊します。棚橋さん、今日はありがとうございました(※と言うと、棚橋と握手を交わして、先に控室へ)」

棚橋「(※自分に言い聞かせるように)よしッ。オカダにちゃんと言っとかないといけなかったね。俺は日々、進化してるかた。昨日の俺を踏み台にして、今日の俺がいると。今日の俺を踏み台にして、明日の俺がいるから。個の調子で、この調子でどんどん調子を上げていって。大丈夫。期待には、期待以上でこたえるから。オカダの期待にもこたえてやる。そして、久しぶりに(※腰に手を当てて)ベルトを巻くから」

【バックステージでのオカダ、外道】
オカダ「(※おぼつかない足取りでバックステージに戻って来る)効いたねえ……効いた。場外スリングブレイド……。効いた(のは)、それだけだ。あとは別に……」
外道「オイ、いいか。オメェとよ、レインメーカーの間に、有利も不利もねえんだ。答えは出てんだよ! オメェは、終わるんだ、この野郎!」

 広島大会のセミは後藤の保持するNEVER王座にジュースが挑戦、序盤からジュースが後藤をヘッドロックで捕らえて執拗に絞めあげると、場外に追いやってからプランチャを発射、だが後藤はジュースを鉄柵攻撃から客席へ叩きつけると、鉄柵を使った牛殺しを敢行し、トップコーナーを使ってネックブリーカー、チンロックからクルックヘッドシザース、首筋にエルボー、串刺しラリアットからダイビングエルボードロップと首攻めでリードを奪う。
 しかし後藤の村正をかわしたジュースはキャノンボールを浴びせ、ダイビングクロスボディー狙いは後藤は場外へ逃れるも、ジュースは逃さずコーナーからのプランチャを発射し、リングに戻したジュースはダイビングクロスボディーを命中させ形成を逆転させる。
 勝負に出たジュースはパルプフリクションを狙うが、後藤が逃れるも、読み合いからジュースがジャーマンで投げ、起き上がった後藤はラリアット応戦してから牛殺しを決め、ジュースが逆水平から突進も後藤はミドルキックで迎撃、ラリアットはジュースがドロップキックで迎撃も、倒れなかった後藤をそのままランニングローキックを放つ。
 後藤は背中を向けてコーナーにもたれるジュースに背中への村正を浴びせると、バックドロップを連発しジュースがダウンしレフェリーがチェックに入るも、後藤は構わず起こして牛殺しを決め、雪崩式牛殺しを狙う。ところが下へ潜ったジュースはコーナーの後藤の背後を捕らえて掟破りの旋回式リバース牛殺しを決めると、垂直落下式DDTとプリンスズスロウンの複合技も決めて後藤を追い詰めにかかる。
 ジュースは再度パルプフリクションを狙うが、後藤はスリーパーで捕獲し長時間絞めあげると、GTRで勝負を狙うが、首投げで逃れたジュースはナックルも後藤が頭突きで迎撃して裏GTRからGTR狙いはジュースが首固めで丸め込み、後藤の顔面にノーモーション頭突きを浴びせ、グーパンチの連打からパルプフリクションを狙うが、後藤が逃れて昇天・改で叩きつけ、最後は念を込めてからのミドルキックからGTRで3カウントを奪い王座を防衛。メインではなくセミにまわされたことで期待をかけられていないのではと思っていたが、後藤もジュースも同じことを感じたのか、大熱戦となり、最後は後藤が勝ったものの、ジュースも自身の限界以上を引き出すことが出来た。
 試合後にエルガンが挑戦を表明をすると、タイチも名乗りを挙げ、後藤をマイクスタンドで殴打した。NEW JAPAN CUPからヘビー級に転向し、今シリーズではROPPONGI3Kを相手にするなど、一歩引いていたタイチだったが、ここで後藤の持つNEVER王座に狙いを定めたようだ。

 メインのIWGPヘビー&ジュニアの前哨戦は、先発で出たKUSHIDAがオスプレイを執拗に腕を捕らえて動きを止めるなど好調ぶりを見せるも、オカダに挑戦目前にもかかわらす不振気味の棚橋はオカダのDDTを喰らってから失速し、オカダはオスプレイと共に棚橋に集中攻撃を与えてリードを奪い、オカダがツームストーンパイルドライバーからコブラクラッチで棚橋を追い詰めるも、KUSHIDAがカットに入って棚橋は九死に一生を得る。
 やっとKUSHIDAに交代した棚橋は場外でダウンも、好調のKUSHIDAがオカダとオスプレイ相手に孤軍奮闘し、やっと蘇生した棚橋も交代を受けると、オカダにドラゴンスクリュー、オスプレイにツイストアンドシャウトからスリングブレイドとエンジンを全開させ、ドラゴンスープレックス狙いはオカダがドロップキックでカットして場外へ追いやるも、場外ツームストーンパイルドライバーを切り返した棚橋は場外でのスリングブレイドを敢行してオカダをKOする。
 リングに戻るとオスプレイが棚橋に見えない角度からのトラースキック、コークスクリューキックからオスカッターを狙うが、KUSHIDAがミサイルキックでカットするとホバーボードロックで捕獲し、棚橋がハイフライフローで3カウントを奪い、勝利を収めた。
 序盤はKUSHIDAの好調ぶりが目立ったのに対し、棚橋は不振ぶりは変わらない状態だったものの、KUSHIDAの頑張りもあったおかげで、棚橋にもようやくエンジンがかかった。オカダも声援もブーイングや批判も全てひっくるめて背負っているが、棚橋は初めてIWGP王者となってから、"新日本の棚橋プッシュ"と皮肉られ、声援ではなく批判やブーイングから背負っていった。だが試合後の棚橋劇場のようにリングの周りを一周してファンと接することにより、少しずつでもあるが支持率を高めていった。それを考えると棚橋の背負ってきたものはオカダの背負ってきたものより半端ではないかもしれない。
 
 第5試合の鈴木軍vsロスインゴは、ロスインゴが入場する際に面を被った大男と共に現れたことで、ロスインゴの新しいパレハかと思ったが、正体は広島東洋カープのジャクソン投手で、今回がロスインゴの激励に駆けつけ客席にて試合を観戦した。
 試合はヒロム、内藤が捕まって鈴木軍ペースで進み、鈴木のアシストを受けた金丸が内藤にディープインパクトを決めるも、タッチアウトを狙ったところでロスインゴが入って自慢の連係で金丸を蹂躙、最後は内藤が金丸にディスティーノを決め、ロスインゴが逆転勝利となり、試合後も内藤が「王様から裸の王様になる準備が出来ているか」と挑発したことで鈴木は若手、レフェリー、スタッフまでも制裁するなど大荒れとなった。

 第3試合ではROPPONGI3KがTAKAを捕らえて3Kを狙うも、タイチと飯塚がカットに入り、飯塚がSHOにアイアンフィンガーを狙う。しかしロメロとYOHがカットに入ると、SHO&YOHが飯塚に合体攻撃を決める。その際に飯塚はアイアンフィンガーを落としてしまうと、奪ったSHOが装着して飯塚に一突きしてKOする。そして再びTAKAを捕らえたYOH&SHOはTAKAに3Kを決めて3カウントで勝利。IWGPジュニアタッグ戦線からも一歩後退した3Kだが今回の勝利をきっかに再浮上となるか…

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