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伊賀プロレス通信24時「日常茶飯事(ちゃはんじ)」

略して「イガプロ!」、三重県伊賀市に住むプロレスファンのプロレスブログ!

鶴田、天龍、ハンセン、三沢、武藤、橋本が巻いてきた三冠統一ベルトの馬場家への返還が正式決定

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鶴田、天龍、ハンセン、三沢、武藤、橋本が巻いてきた三冠統一ベルトの馬場家への返還が正式決定

 プロレス格闘技DXより


 三冠ヘビー級王者・諏訪魔、渕正信取締役相談役が9日、都内・全日本事務所で会見し、三冠ヘビー級王座の3本のベルトを8・25大田区大会を最後に、所有権を持つ馬場家に返還すると発表した。老朽化に伴い、歴史あるベルトを保存するべく全日本、馬場家の双方が合意したもので、渕取締役は新ベルトを制作する意向を示した。


【諏訪魔の話】「節目となる会見に出席させてもらいましたが、3本のベルトを馬場家に返すと。全日本として決まったわけで、自分としてもこの3本のベルトへの思い入れが強い。相当痛みが激しく、巻いて肩にかけて入場する時も痛んできてるなと実感してました。新生・全日本プロレスがスタートしたわけで、この3本のベルトを前から元子さんの方から前体制の時にベルトを返してほしいという話は人伝てに聞いたことがあります。新生・全日本プロレスがスタートしたこのタイミングで戻すというのは僕もベストなんじゃないかなと思ってます。また8月25日、大田区の大会で三冠戦、この3本のベルトの最後の試合になると思うんですが、当然、入場は自分が持っていきます。三冠戦終わってこのベルトをもう一度、自分の腰に巻いて、三冠ベルト現役最後の大仕事に自分が立ち会いたい。そういう気持ちでいます。絶対防衛して、次の新しい三冠ベルトがどういう形になるかわからないですけど、それを巻けるようにまず大田区で勝ちたいなと思います。(大田区で始まって大田区で終わることについては?)狙ってるわけじゃないんでね。凄い偶然が重なっただけなんで、それに関してはいつも通りの三冠戦をしっかり頑張ると。そう思ってるだけなんでね。不思議だなと思いますけど、特別なアレはないですね。(どんなベルトを希望する?)まずは大田区の防衛戦に勝つことに今は集中です。このベルトを最後巻きたい。その気持ちだけですよ。先まで考えすぎてもこのベルトに失礼だしね。何としても最後、勝って巻きたいですね。(自分の手で元子さんに返しにいきたい?)勝ったらチャンピオンとして渡したいですね」
【渕の話】「三冠ヘビー級ベルト返還について発表させてもらいます。全日本の象徴として長く受け継がれてまいりました3本のベルト。PWF、インターナショナル、UNのベルト、新生・全日本プロレスとして新たな出発にあたり、以前より申し出を受けておりました馬場家に返還することになりました。現在3本のベルトはみての通り痛みが激しいものもあり、継続して使用していくのも難しく、歴史的価値も考慮した上での返還となります。なお、現状のベルトでの三冠戦は8月25日、大田区体育館での諏訪魔vs潮崎豪の一戦で最後となります。今後の新しい三冠ヘビー級のベルトに関しては決まり次第発表ということにさせてもらいます。この5年間、自分としては役員でもなく、普通のフリーという形でこの世界にいたんだけど、解説者としてリングサイドで見てきて、選手がこの3本のベルトを巻いてるのをみて、うれしい思いもあったんだけど、ある面、このベルトを見るたびに歴史がある分、古くて痛みも激しくて、ちょっと痛々しい面もあったんでね。馬場家の方で以前から新しいベルトにしてはどうかという話もありました。こっちも役員でなかったので、その話には一切入らなかったけど、今回、新生・全日本、馬場家、双方のタイミング、意見が一致したこの段階で馬場家の方にお返ししようということになり、今回こういうような形となりました。円満な感じで返還するということです。今回、三冠ヘビー級選手権が行われる大田区総合体育館での試合がこのベルトの見納めということになります。このベルトを巻いてリングに上がるのはここにいる諏訪魔選手。最後の3本のベルトを巻いて上がると。(いつ頃から馬場家から話があった?)3、4年前からあったんじゃないかな。強引な形じゃなくて、要するに三冠ベルトを返してもらいたいけど、三冠という名称は全日本プロレスでずっと使っていてよいという承諾も得ています。(元子さんとどんな話した?)普通の感じで、俺は役員でもなかったしね。古くなったしという感じで。でもレスラーは一つ一つに愛着を持ってる。リング上がった時、レスラーがどのベルトを腰に巻くかこだわりがあって、それを見るのも楽しみだったけど、このベルトがきれいな時からみてたからね。それが古くなればなるほど歴史的価値が出てくるというのもあるんだけど。でもこうやってみると確かに壊れたところもあるし、このタイミングかなという思いが双方で一致しました。もちろん3本のベルトはお返ししますけど、三冠ベルトとしてまた新たに作っていくしかないなという思いもあるし、その予定です。(1本にする?)それは今考えてる。1本にするか、新たに3本にするか。どうだろうね。これはみんなとの話し合いによるんだけど、早い段階で決めないとな。俺の考えとしては3本のベルトというのはこれから作っても価値ができないと思うんだよね。普段、選手との話し合いによるけど、1本にした方がいいのかなという部分はあるよな。89年にジャンボ鶴田さんとスタン・ハンセンがやった大田区体育館で生まれたんだよ。大田区体育館で誕生して大田区体育館で返す。それを今現在こういう状況になったということで馬場家に全面的にお返しすると。実の方は馬場家に返すが、名前は全日本が使わせてもらうということです。24年ぶりに大田区で最後の三冠戦をやるのも何かの縁だね。ファンの皆さんにとってもマスコミの皆さんにとっても写真撮ってもらいたいし。チャンピオンである諏訪魔君は入場の時、3本のベルトを巻いてもらって、最後も3本のベルトを巻いて退場したいよな。数え上げたら凄い選手がベルトを巻いてきたよな。乱暴に扱った選手もいたよな。(馬場家側が返還を求めた一番の理由は?)新生・全日本になって一番いいタイミングだと思ったんじゃないかな。元子さんと話した時、『かなり古くてひどい状態になったわね』って。やはり大事に保管したいという思いがあったんだと思いますよ。新たなベルトを作ることに関してもその時期かなという思いがあった。このまま使ってたら壊れてしまったら元も子もないし、このタイミングかなという思いは僕自身ありましたね。お互いの思いがいいタイミングでちょうどあったということです。(ベルトのデザインは?)まだそこまではいってないんだけど、一本のベルトだったら3本分の重みのあるベルトにしたいよな。これはオーナーと話して、それなりにお金のかかることだから。(次の三冠戦までには作成する?)今年中にはしたいね。もちろん(草案が)全くないわけじゃなく、3本にするか1本にするかみんなでディスカッションしてる。いくら凄い3本作ってもこの3本にはかなわない。歴史が違うんだから。1本にまとめたい気持ちがあるよ。現チャンピオンの意見も聞かなくちゃいけないんだけど。3本にしてもこの3本には勝てないだろ。だったら1本にして新しくやっていきたい気持ちがありますよ」


 全日本プロレスが会見を行い、正式に三冠統一ヘビー級ベルト(PWF、インターナショナル、UN)を創始者である故ジャイアント馬場の馬場家に返還されることになった、三冠ベルトは元子さんが前体制の武藤敬司体制から返還を求めていたのだが、白石伸生体制となってやっと返還となったという。


 渕取締役のコメントにもあったとおり三冠ベルトは大田区体育館で大流血した鶴田がウエスタン・ラリアットを狙ったスタン・ハンセンを丸め込んで破り、やっと一つのタイトルとなったが、三冠を統一するまでは難産で天龍源一郎とブルーザー・ブロディで三冠の統一戦を初めて行ったが両者リングアウトの引き分けで統一とならず、鶴田とハンセンとなって再び統一戦が行われるも両者リングアウトや無効試合の不透明決着を連発し、決着をつけられない両者にブーイングが浴びせられたこともあった。
 

 
 初代王者が鶴田となり天龍、テリー・ゴーディ、スタン・ハンセン、三沢光晴、スティーブ・ウイリアムス、川田利明、田上明、小橋建太、ベイダー、武藤敬司、グレート・ムタ、橋本真也、小島聡、太陽ケア、鈴木みのる、佐々木健介、現王者の諏訪魔、高山善廣、浜亮太、秋山準、船木誠勝と渡り歩いた三冠ベルトだが、8月25日で最後のお披露目となる、


 新ベルトに関しては一本にするか三本にするかで話し合われているが、新ベルトの権威を高めるのはこれから、王者はベルトに新しい魂を吹き込んで権威を高めて欲しい。

 また全日本プロレスの親会社がスピードパートナーズから同じ白石伸生社長の資産管理会社であるレッドウォールジャパンに変更されることになった、しかしSPから離れて系列の会社への変更、会見では白石社長は出席せず具体的な説明もなされなかったが・・・




 

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