武藤全日本の最後の日・・・やりきれない気持ちだけが残った
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武藤全日本の最後の日・・・やりきれない気持ちだけが残った
6月30日 全日本プロレス 両国国技館「2013 プロレスLOVE in 両国~an abiding belief~」 6500人
◇第1試合◇
▼30分1本 3WAYマッチ
○佐藤光留vsX大和ヒロシvs宮本和志
※8分04秒、投げ捨てジャーマンスープレックス→エビ固め
◇第2試合◇
▼30分1本
○渕正信 SUSHI(9分31秒 首固め)XMAZADA 本田多聞
◇第3試合◇
▼30分1本
○曙 浜亮太 西村修(6分20秒 体固め)船木誠勝 X河野真幸 金本浩二
※ジャンピングボディプレス
◇第4試合◇
▼30分1本
○大森隆男 太陽ケア(10分08秒 エビ固め)ジョー・ドーリング X中之上靖文
※アックスボンバー
◇第5試合◇
▼KENSO復帰戦/60分1本
○潮崎豪(14分35秒 体固め)XKENSO
※ゴーフラッシャー
◇第6試合◇
▼アジアタッグ選手権試合/60分1本
[第92代王者組]鈴木鼓太郎 ○青木篤志(16分55秒 変型腕ひしぎ逆十字固め)[挑戦者組]Xカズ・ハヤシ 近藤修司
☆鼓太郎&青木が2度目の防衛に成功
◇第7試合◇
▼世界ジュニアヘビー級選手権試合/60分1本
[第35代王者]○金丸義信(20分20秒 片エビ固め)[挑戦者]X田中稔
※タッチアウト
☆金丸4度目の防衛に成功
◇第8試合◇
▼三冠ヘビー級選手権試合/60分1本
[第46代王者]○諏訪魔(22分29秒 体固め)[挑戦者/2013チャンピオン・カーニバル優勝者]X秋山準
※ラストライド
☆諏訪魔が初防衛に成功
【稔の話】「悔しいですね。すごい悔しい。負けたことも悔しいですけど。俺は金丸選手、新日本の頃から、シングルでやってみてえなあと思って、11年経って世界ジュニアのタイトルで出来た。もっと良いシチュエーションで出来たはずなんですよ。俺はそれが悔しい。試合しながら、諏訪魔君だったり、大森さん、征矢だったり、仲間となんで分かれなきゃいけないんだ?と。今年の始めぐらいは、このメンバーで全日本プロレス最高に面白くして、大きくしていこうしていたメンバーが、なんで分かれなきゃいけなんだ? すごい悔しいですね。本当に1ヶ月半前まで、分裂だなんて思わなかった。何だかんだ言って白石から株返してみんなでまたやっていけると思っていたから。なんでこんなことにならなきゃいけないんだよ。バーニングで負けっぱなしだったけど、ジュニアがすごい充実してたし、秋山さんの試合見てもすごい勉強になってたし。仲間だけじゃなくてバーニングとも離れる。悔しくてしょうがない。まあ、別に俺は、試合前に言ってしまうと『取ったって返上するんだろ』とか、『わざと負けるんじゃねえか』って思われるのが嫌だから言いたくなかったけど、大体予想はついてたと思いますけど、俺は全日本プロレスを辞めます。最初、分裂が決定になった時点で、白石側につく意志は全く無かったし、彼からきてる面談の誘いも4回、5回全部断ってるし、明日以降もするつもりは無い。これは俺の理想のガチンコセメントプロレスではないので。中途半端なガチンコセメントプロレスやりたくない。本日をもって4年5ヶ月間戦った全日本のリング、退団させてもらいます」
武藤全日本最後の両国大会は分裂騒動の余波、武藤退団の影響、後楽園では大日本プロレスが開催されていたのもあったのか6500人という厳しい動員数となるも、リングの中は激闘が繰り広げられ、メインの三冠統一ヘビー級選手権は秋山のエクスプロイダー狙いを諏訪魔が秘密兵器であるみちのくドライバーで突き刺すと、バックドロップからのラストライドで3カウントを奪い王座を防衛、試合後にはカズ、近藤、中之上の退団により解散が決まったラストレボリューションの面々が揃い全員で手を上げてエールを交わし合うと、諏訪魔は「本日はご来場ありがとうございました。そして、武藤さん、ありがとうございました。これから全日本プロレスの看板を守り続けます。応援よろしくお願いいたします!」と 武藤への感謝の言葉と、改めて全日本プロレスを守ると決意表明をして大会を締めくくった。気がつけば武藤も白石伸生社長も登場せず、大会の主役は別れていく選手達だったということなのかもしれない。
だかバッグステージでは金丸に敗れた稔が退団を表明、白石社長への怒りを爆発させたが、選手達からしてみればこんなはずじゃなかったのが本音だったと思うし、何故別れなければならないのか、やりきれない気持ちだけが選手の中にこみ上げていたのではないだろうか・・・・
分裂騒動の発端は白石社長だが、白石社長を招いたのは武藤、武藤にしてみれば全日本の経営の立て直しと発展を考えた上でのことだったのだろうが、結果が分裂では武藤にも責任の一旦はある。確かに金は必要でもあり大事でもあるが、武藤全日本は確かに経営は楽ではなく様々なトラブルもあって山あり谷ありだったが、諏訪魔を始めとする選手たちは頑張ってきた、しかし上同士のトラブルで選手たちは別れることになった。今回の両国大会は“やりきれない気持ち”・・・それが全てなのではと思う。
諏訪魔選手のセコンドに近ちゃんやカズさん、中之上選手がつくのもこれが最後なんだな…。 #ajpw
— sayoko mita (@345m) June 30, 2013
涙、戸惑い、悔しさ、決意…全日本プロレス両国大会では選手のみなさんのたくさんの表情に感情を揺さぶられました。多くの経験が、深みのあるプロレスラーの佇まいを作り上げていくのですね。
— 元井美貴 (@motoimiki) June 30, 2013
こんな二人に挟まれたら交通事故でっせ…(´。`) むち打ち~ なんか普通に始まって、普通に終るといういつもの感じでしたが…ほんまに終わりなんやなぁ~ このmemberでやる大会は… pic.twitter.com/eCdCFrX7Vi
— 金本浩二 (@k_kanemoto) June 30, 2013
試合後は両国の出入口からトコトコ歩いて目の前のホテルに帰る。近いのはええ!昼も早く会場に入って一人優雅に練習が出来た!練習しないと気持ち悪い自分がそこにいるからの!皆さん、しばしのお別れです…さらばじゃ(^_-)またどこかで! pic.twitter.com/IJRa4j84Ff
— 金本浩二 (@k_kanemoto) June 30, 2013
私が思うに、今後の武藤派、新生全日本に期待することは、純粋に応援していたファンへの説明(心のケア)と今後のビジョンを明確にし、再びプロレスを好きになってもらい、会場へ足を運んでもらうよう主張してもらう事でしょうか。 両国だけでなく、全国のファンが悲しんでいると思います。
— Big Bear@プロレスLOVE (@life_of_glory) June 30, 2013
白石社長のFBでの発言が云々、武藤による計画倒産が云々。色々な噂がある。どうでもいい。全日本ファンが泣いていた、という事実の前では、裏の話なんかどうでもいいのだ。純粋に応援していたファンを泣かすような事をしないでくれよ、頼むから。 http://t.co/hDT4eCJusG
— 高倉仮面 (@Masked_Takakura) June 30, 2013
@igapro24 現時点で考えられる最高のカード:諏訪魔vs秋山で勝負に出た全日本でしたが、リング外のドタバタ劇が最後まで響き、観客動員数も伸びなかったようですね。選手の頑張りが直接反映される団体になる事を望みます。
— swym (@swym5) June 30, 2013
@igapro24 いつもの全日と言えばそれまでですが、2階席上段は全く入らずで、ファン達に武藤・全日の最期を見届けようという気持ちは働かなかった様です。
— 拷問コブラ (@goumonkobura) June 30, 2013
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