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伊賀プロレス通信24時「日常茶飯事(ちゃはんじ)」

略して「イガプロ!」、三重県伊賀市に住むプロレスファンのプロレスブログ!

世界タッグ王座誕生30周年で、暴走大巨人コンビが王座奪還!

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世界タッグ王座誕生30周年で、暴走大巨人コンビが王座奪還!



6月30日 全日本プロレス「2018ダイナマイトシリーズ」北海道・ホテルエミシア札幌 482人満員

<アピール、コメント、写真などはプロレス格闘技DXより
◇第1試合◇
▼20分1本
○丸山敦(6分43秒 高角度後方回転エビ固め)×石切

◇第2試合◇
▼世界ジュニアヘビー級選手権試合前哨戦/30分1本
○TAJIRI ウルティモ・ドラゴン 中島洋平(8分9秒 片エビ固め)青木篤志 ×佐藤光留 斗猛矢
※バスソーキック

◇第3試合◇
▼30分1本
○ジョー・ドーリング ボディガー(9分24秒 エビ固め)大森隆男 ×無宿の「赤虎」
※レボリューションボム

◇第4試合◇
▼30分1本
○秋山準(10分44秒 片エビ固め)×青柳優馬
※リストクラッチ式エクスプロイダー

◇第5試合◇
▼30分1本
○宮原健斗 ヨシタツ 野村直矢(12分26秒 ジャーマンスープレックスホールド)ジェイク・リー 岩本煌史 ×佐藤恵一

(試合終了後)
ジェイク「宮原健斗! 明日お前にこの天井みせてやるよ」

【宮原の話】「よっしゃあ。来たね、ついに来たか、この日が。この戦いが決まってから、実を言うとジェイク・リーというものが頭から離れることはなかったぞ。ついに来たぞ。7月1日だ。7月1日どんな日になるんだ? 特別スペシャルシングルマッチだ。特別な日にするんだ。全日本プロレスにとっても、プロレス界にとってもな。7月1日、さぁ明日どうなる?」

 【ジェイクの話】「チームの負け、それは俺故人の負けでもあるんで、そこはとらえて、佐藤恵一って選手を自分自身と一緒に引き揚げていきます。それよりもまずチームを日陰る、そのために俺個人の力をみせていきたいんでね。まずは明日の宮原健斗戦。俺は絶対に彼から獲って見せる。(手応え)あぁ、もうちょいだね。大丈夫。それは本番になったら絶対できるようになると思うんで。どんな形でも入れるように、どういうふうな状況でも極められるように頭をフル回転してるんで、大丈夫じゃないですかね」

◇第6試合◇
▼30分1本
○ゼウス(14分12秒 片エビ固め)×KAI
※ジャックハマー

◇第7試合◇
▼世界タッグ選手権試合~世界タッグ王座30周年記念~/60分1本
[挑戦者組]○諏訪魔 石川修司(19分48秒 バックドロップホールド)[王者組]崔領二 ×ディラン・ジェイムス
☆崔&ジェイムスが2度目の防衛に失敗。諏訪魔&石川が第83代王者組となる

(試合終了後)
諏訪魔「今日はタイトルマッチ、熱い応援ありがとうございます。このベルト半年ぶりに自分の手元に帰ってきて感無量です。この世界タッグのベルト、価値上げていくのは俺ら暴走大巨人、全盛期の俺らがこのベルト回していくよ」

石川「ご観戦ありがとうございました。諏訪魔選手とのタッグ、暴走大巨人、強いチャンピオンから奪ったこのベルト、どんどん防衛していって俺たちの時代作りたいと思います。僕ら全盛期って言ってますけど、お客さんもそうです。10代、20代、30代、40代、50代、60代関係ないんで、今が全盛期だと思って精一杯、一緒に生きましょう」

諏訪魔「ありがとうございます。じゃあいつもの全盛期だオイっ!で親指突き立てて、みんなやりませんか? どうですか?札幌のみなさん、そして俺たちは全盛期だオイッ!」

【試合後の諏訪魔&石川、青木、光留、TAJIRI】
光留「オイ! 暴走大巨人だよ。石川半端ないって! 諏訪魔とのタッグ誰も勝てねぇって! おめでとうございます!」

諏訪魔「何してんだよ、おめぇはよ」

光留「石川半端ないって! 諏訪魔さんとのタッグ誰も勝てねぇって!」

※乾杯後

石川「あぁ、久々」

光留「マジ石川半端ないって! 諏訪魔さんとのタッグ誰も勝てねぇって! あぁ、気持ちいい」

石川「主役を獲ろうとしてますよ(苦笑)」

諏訪魔「そういうこと? 何だよ、お前よ?」

石川「いやぁ、ホントに最後、諏訪魔選手にちょっと頼ったところがありましたけど、そんだけ信頼して絶対勝ってくれると思ったんで、最後信じて。これがタッグパートナーの絆。1年間ずっと戦ってきた絆だと思うんで。そんじゃそこらで諏訪魔さん崩せない」

諏訪魔「途中で激しいのやってくれるからやりやすくなるよね。ペースを一気に巻き返すというか、さすが石川修司だなというふうに思いますね。今日はたまたま俺がガッっていったけど、狙ってるから。一番狙ってるのは石川修司だよ。強ぇから心強いよ」

石川「せっかくこのベルト、前回一回も防衛できずに終わったんで、今度はもう5回、10回、20回、30回、ずっと防衛して時代を…」

諏訪魔「どんどんどんどん防衛していくよ」

石川「過去の名タッグに並ぶ、追いつくぐらいのタッグになりたいなと思います」

諏訪魔「去年は全日本内でガッといったけど、次はまだまだ世界にいっぱいいるよ。それを俺らどんどん防衛していきてぇななんて」

石川「世界もいいと思うんですけど、世界も大事ですけど、ホントはもっと国内を掘り下げて、広く深くいきたい」

諏訪魔「それ一番欲張りだよね」

石川「いやいや(笑)」

諏訪魔「このベルトの価値をこっから上げていくという作業をやっていきたいね」

TAJIRI「質問よろしいでしょうか? いま世界の強豪と戦いたいとか? たとえばなんですけど、誰かが世界の強豪を連れてきた場合、戦ってくれるんですか?」

諏訪魔「本物だったらいくらでもやる。このベルトの価値を上げる」

石川「その連れてくる人の目が確かで、連れてくる奴が本物だったら断る必要ないですよね」

諏訪魔「必要ない」

TAJIRI「じゃあちょっと連れてきたいな」

諏訪魔「いいよ」

TAJIRI「いい?」

諏訪魔「全然いいよ。このベルトかけてやる。やるやる」

TAJIRI「言っちゃった手前ありますよ」

諏訪魔「全然いい。変なの連れてくるなよ」

TAJIRI「じゃあね、マルタ共和国というヨーロッパの島国があるんですよ。そこからギアニー・ヴァレッタっていうレスラー連れてきます。誰も知らないと思うんですけどね、日本人は。未知の強豪。そしたらやってくれるの?」

諏訪魔「やるよ」

石川「やりますよ」

TAJIRI「皆さん証人ですね」

石川「誰が相手でもパートナー諏訪魔選手なんで。どんな奴でも防衛して価値上げて時代つくっていきます」

諏訪魔「今年、年明けてから止まっちゃったんで、その針を動かしたいなと思います」

――世界タッグ30周年と銘打たれたが?

諏訪魔「うれしいね。30周年って重いよね」

石川「さっきも言った通り、30周年で生まれた名タッグ我々が追いついて並んで追い越したいなと。全日本の世界タッグ、暴走大巨人が入るようにこれからベルトの価値を上げていきたいなと」

諏訪魔「まだまだ名タッグが今までいたわけだから、そこはできるだけ近づけるように、越えられるように頑張ります」

 1988年6月10日、全日本プロレス日本武道館大会でPWFタッグ王者のジャンボ鶴田鶴田&谷津嘉章とインターナショナルタッグ王者のザ・ロードウォリアーズ(ホーク&アニマル)の間で統一戦が行われ、反則勝ちで鶴田&谷津が勝利を収め、二つの王座は統一されて世界タッグ王座が誕生した。今回の世界タッグ選手権は世界タッグ王座誕生30周年記念として行われた。
 王者のSweeper崔&ジェイムスに諏訪魔&石川の暴走大巨人が挑戦、前年度の世界最強タッグを優勝した暴走大巨人コンビは1・3後楽園で秋山&大森を降して世界タッグ王座を奪取も、2・3横浜文体での初防衛戦で宮原&ヨシタツに敗れ短期政権に終わり、その後ベルトはビッグガンズ、そして崔&ジェイムスへと渡り、今回は期を熟して暴走大巨人コンビが挑戦となった。

 諏訪魔組は4人の中で一番軽量の崔を捕らえて先手を奪おうとするが、諏訪魔の雪崩式狙いをジェイムスがカットに入ってバックドロップで投げると諏訪魔は失速、ここから王者組が諏訪魔を捕らえにかかり、崔が首四の字、ジェイムスが首筋にエルボーと首攻めでリードを奪う。
 諏訪魔はジェイムスにエルボーの連打から延髄斬り、ブレーンバスターで反撃して石川に交代、ジェイムスとのラリアット合戦を制した石川はブレーンバスターを狙うも、堪えたジェイムスは逆水平からローリングラリアットで返し、交代した崔もミドルキック、石川の32文ミサイルキック狙いも阻止して雪崩式ブレーンバスターで投げる。
 双方交代となって諏訪魔vsジェイムスとなり、諏訪魔がダイビングショルダーを発射しスロイダーで投げると、石川が入りジェイムスにサンドウィッチラリアット、諏訪魔がジェイムス、石川が崔にスプラッシュマウンテンの競演を狙うが二人共リバースされ、石川が排除されると王者組は諏訪魔を捕らえて合体ショルダーからダブルブレーンバスターと諏訪魔を追い詰めにかかる。
 ジェイムスはラリアットを狙うが、諏訪魔がキャッチしてコンプリートショット、石川も崔をジャイアントニーで崔を排除、諏訪魔がジェイムスにラリアットからラストライド狙いは崔がカットに入り、諏訪魔は王者組にダブルチョップを乱打してから、石川が崔をファイヤーサンダーで突き刺し再び排除する。
 暴走大巨人はジェイムスにダブルチョップのサンドバックタイムからラリアットの波状攻撃、諏訪魔がフロントスープレックスから石川がジャイアントニー、諏訪魔がドロップキックから串刺しラリアット、ジャーマンと怒涛の猛ラッシュをかけ、諏訪魔のラリアットもジェイムスが打ち返し、諏訪魔はダブルチョップを乱打も突進したところでジェイムスがラリアットを浴びせると、アバランシュホールドからドクターボムで叩きつける。
 しかしジェイムスが諏訪魔を不用意にヘッドロックで捕らえると、諏訪魔がバックドロップで投げてからラリアット、ジェイムスのビックブーツをキャッチしてラストライドで叩きつけ、最後は諏訪魔の奥の手であるバックドロップホールドで3カウントを奪い、暴走大巨人が王座奪取した。
 今回の暴走大巨人はこの日のために用意した改良型ラストマウンテンは使わずじまい、余裕ではなく、今回は諏訪魔がチャンピオンカーニバルで敗れているジェイムスからどうしても取りたかったという気持ちも試合に現れていたと思う。前回は短期政権で終わった暴走大巨人コンビだが、今度こそ長期政権の樹立を狙って欲しい。だがバックステージではTAJIRIがマルタで発掘したギアニー・ヴァレッタという選手と組んで挑戦を表明、果たしてどういう選手なのだろうか…

 セミで行われたゼウスvsKAIは、序盤こそはKAIの武藤敬司ばりの足攻めに苦戦するも、持ち前のパワーで形勢を逆転させる。ゼウスがバイセップスエクスプローションからチョークスラムを狙うが、KAIは巻き投げ逃れるとジャーマンからスーパーキックを浴びせ、スプラッシュプランチャが決まる、メテオインパクト狙いはゼウスが不時着して逃れ、KAIはジャンピングハイキック、しかしラリアット合戦はゼウスがバイセップスエクスプローションで競り勝つと、チョークスラム、ジャックハマーで3カウントを奪い勝利。

 第5試合のNEXTREAMvsSweeperの6人タッグ戦は7・1同会場で宮原と対戦するジェイクが宮原に場外戦を仕掛け、鉄柱に叩きつけ、リングに戻っても宮原のブラックアウト狙いも、かわしたジェイクが腕決め逆片エビ固めと宮原にリードを奪わせない。
 終盤も恵一を追い詰める宮原にジェイクがローキックでカットに入ると、宮原が怒りつかみかかるが、逆にSweeperの連係に捕まる。それでも宮原は恵一を捕らえてジャーマンで勝利も、今回はジェイクがリードを奪っているという印象を受けた。

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