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伊賀プロレス通信24時「日常茶飯事(ちゃはんじ)」

略して「イガプロ!」、三重県伊賀市に住むプロレスファンのプロレスブログ!

プロレス多事争論2012 今年のラストメッセージ「方針転換」

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プロレス多事争論2012 今年のラストメッセージ「方針転換」

 今年もあと6時間になりました、このブログを書き上げている頃には自分は東京都内にいると思います。実はIGFでは・・・なく「年越しプロレス2012」を観戦するために上京しました。(ひょっとしてアイスリボン後楽園大会にも訪れているかも?)、なぜ「年越しプロレス」なのかというと明日更新するブログで明らかにする予定ですが、上京するのは2004年NOAH東京ドーム大会以来で約8年ぶりになります。観戦記に関しては元日に伊賀に戻るため明後日のブログで更新予定なのでお楽しみに


 本題に入ります、今年の最後のテーマは「方針転換」、なぜこのテーマを取り上げたのかというと、今年の最大の出来事はブシロードによる新日本プロレスの買収劇、ユークス体制の新日本プロレスは純プロレスとアントニオ猪木という象徴を廃することを基本方針としてきたが、ブシロード体制になったことで方針が変わりPRIDEの象徴と言われた桜庭和志、柴田勝頼が参戦することによって純プロレスの中に格闘技という色が混ざってきた。菅林直樹社長は暗黒時代の新日本プロレスに逆戻りするのではと懸念してきたが、結果的に受け入れられてしまった。1月4日の東京ドームで行われる中邑真輔vs桜庭和志戦では菅林社長の「格闘技もどきの中途半端なプロレスをやるつもりはありません」を受けて木谷高明会長が、「格闘技もどきのプロレスをやっていたのは自分たちの方。桜庭さんは全然関係ないし、ずっと引っ掛かるものがあった」と桜庭のセコンドについて受けて立つ菅林発言を受けて立つ姿勢を見せた。これまでの新日本を守りたい姿勢を見せる菅林社長、格闘技を混ぜることで変革を求める木谷会長、この二人の行方次第では新日本の今後を大きく左右されていくと思う。


 また今まで新日本からタブー視扱いされていたアントニオ猪木への接近も新日本の方針転換の現れでもある、2009年9月にIWGPヘビー級王者となっていた中邑真輔が猪木への挑戦発言したことにより今までタブーとされてきた猪木と新日本が急接近するのではと思われていたが、ユークス体制の新日本が猪木を望まなかったことと、IGF側も猪木を表に出さずに団体側で対応したことでウヤムヤに終わらせ、結局猪木が中邑発言に対応したのはウヤムヤになりかけてから、事後報告という形にされたことで猪木自身は納得していなかったという。
 IGFも今年から猪木が社長に復権し、ここにきて新日本と接近し始めた。猪木個人としての接近なのか、IGFとしての接近なのかはわからないが、猪木が実権を再び握ったことでIGFも方針を転換させてきたのかもしれない。


 しかし方針を転換することで当然ながら反発が起きる、今年暴露本や内部スキャンダル、選手の大量離脱で揺れたNOAHがそれを象徴していた、退団した潮崎豪は「NOAHにいたら、他のやりたいことにNOAHから規制がかかる、外へ行ってやりたいことをしてみたい」と発言したが、NOAHの旗揚げの方針は“自由と信念”、しかし創業者であり先代社長である三沢光晴が急逝し体制が変わったことで方針を変化した、いやNOAHが下り坂になった時点で三沢自身が方針の転換させることを余儀なくされたのではないだろうか。
 今のNOAHは潮崎の言葉を借りれば三沢の方針を受け継がずに180°変えてしまい、三沢の方針だった“自由と信念”に制約がかかったことで反発が起きた。秋山を含めた離脱組の“三沢だったら”というのが本音だったと思う、しかし現在のNOAHは社長・田上明と副社長・丸藤正道のNOAH、彼らにもやり方があり“自由と信念”のあり方も変わり、三沢のやり方を全て受け継ぐわけにはいかない。自分の考えでもあるが今まで出版された暴露本もNOAHの方針転換に対する反発の現われなのではと思う。

 

 しかし三沢光晴も全日本プロレスの社長就任時には馬場さんのやり方を全て受け継がずに自分のやり方を推し進めようとしたが、全日本という看板に拒絶されてしまいNOAHを旗揚げした、それを考えると上に立つ人間が変わると団体の方針も変わってくる、受け継ぐものもあれば受け継がないものもある、またそれも人間の考えでもあり自然の流れなのではと思う。


 方針の転換は団体だけでなく人々の方向性も決めてしまうが、また新しい風景が見えてくるものである、新しい風景にプロレス携わる人だけでなくファンもどう対応していくのか、これからも見定めていきたいと思います。


  最後に個人ごとになりますが、改めて前ブログである「Professional Wrestling a Planet」が閉鎖になり、新しく「伊賀プロレス通信24時「日常茶飯事(ちゃはんじ)」をスタートさせたりで大変な年でした、更新したブログの内容で指摘を受けたり(カクトウログさん、ブラックアイさん申し訳ないです)で至らぬ点もありました。
 そして月間MVPのほうもいつもは定期的に3日の0時に投票受付を開始していたものが仕事の事情で変更になったりで投票されている方々には本当に申し訳ありませんでした。
 来年は自分も含めてですが、なるべく良い年を迎えたいなと思ってます。


 そして年明けのブログ更新は1月2日を予定しています。1月4日の午前0時からは「12月の月間MVP、ベストバウト、ベストシリーズ&興行」の投票開始をいたします、またこれが終わったら「伊賀プロレス大賞」のメインである2012年度のMVP、ベストバウト、ベストシリーズ&興行の投票受付も予定していますので、またよろしくお願いいたします。


 これから年越しプロレス2012を楽しんできます、みなさんよいお年を・・

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