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伊賀プロレス通信24時「日常茶飯事(ちゃはんじ)」

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蝶野正洋が休業を宣言・・・・遠くなる90年代のプロレス

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蝶野正洋が休業を宣言・・・・遠くなる90年代のプロレス

<東京スポーツより>
“黒のカリスマ”蝶野正洋がプロレスラー休業を宣言。今後は社会貢献とプロレスを融合させたイベントプロデュース業に専念する意思を固めた。


 現在、蝶野は代表理事を務める一般社団法人ニューワールドアワーズ(NWH)スポーツ救命協会を通じて、「AED救急救命」「地域防災」の啓発活動を行っている。昨年5月には秋口をメドに「防災イベントの客寄せパンダ」として、2年ぶりのリング復帰プランを明かした。だが現状は、試合から遠ざかっているものの、蓄積されたダメージの影響は大きく「リングに上がれる状況ではない」という。


 プロレスラー休業。今回の決断の裏には、レスラーとしての矜持(きょうじ)の問題がある。「新日本プロレス在籍時代はメジャーの誇りを持っていて、それをキープするためには、年間で最低100試合以上をこなさないと、という考えを持っていた。いまはそれに達しておらず、プロレスが本業になっていない」


 また、テレビ朝日『ワールドプロレスリング』の解説者として、新日本プロレスの最前線で活躍する選手たちの活躍を見るにつけ「選手たちは本当に頑張っている。こっちが線を引かないと迷惑だろうし。名前ばかり残って、彼らの老害にならないようにしないと」との思いもある。


 テレビ朝日といえば、3月12日に放送された『プロレス総選挙』が、当初はゴールデンタイム放送予定ながら、ワールドベースボールクラシック日本戦が延長に突入し、時間帯が大幅にずれ込みプロレスファンの怒りを買う騒動になった。これについて蝶野は「ファンの気持ちは分かるけど、自分としては特集を組んでもらえただけでうれしいね。テレビ朝日がそういう体制にあるというのは、業界にとってはチャンス。俺がいた頃の10年前、20年前にはなかったこと。業界はその風を読むべき」との見解を示した。


 休業を宣言した蝶野は、復帰の時期については明言を避けた。だからといって今後、プロレスとの接点がなくなるわけではない。「いまの自分は、アパレルとタレントのマネージメントをしている『アリストトリスト』の経営と、救急救命と地域防災の社会貢献活動が2本柱。ただ、プロレスに携わらなくなるというわけではなく、ここ何年か考えていたプロデュース業に専念したい」


 では、本人が考えるプロデュース業とはどんなものなのか。具体的には、NWHスポーツ救命協会の社会貢献活動とプロレスのジョイントを指すもので、公益財団法人日本消防協会の消防応援団を務めている蝶野は「お手伝いをしている消防のイベントは、街頭で消防団員募集のチラシを配る活動から大きな防災イベントまで、規模に大きい小さいはあるけど、大きなイベントにはプロレスを組み込んでいきたい」とコメント。今年中には、消防の広報、プロレスの社会貢献につながる地域防災イベントを開催する方針だ。


 蝶野が考えるプロデュース業はもう一つある。nWoグッズだ。nWoといえば、蝶野が中心となり、1990年代後半に日米で一大ムーブメントを起こしたユニットで、Tシャツについては記録的な売り上げを誇り、日本国内で40万枚近く売り上げたといわれている。現在、アリストトリストはWWEとライセンス契約を結び、nWoグッズの企画・販売を行っており、nWo JAPAN結成20周年にあたる今年は、nWoグッズのバリエーションを増やしていく予定だ。


 蝶野正洋が正式にプロレス休業宣言し、イベントプロデュース業に専念することを明かした。昨年は実戦復帰プランを明かしていたが、蓄積されたダメージは半端なものではなく、実は今年も2月8日に開催されたPRE-WRESTLING MASTERSも盟友である武藤敬司からオファーを受けていたものの断っていた。


 復帰時期も明言せず、引退もしないが川田利明みたいに「限りなく引退に近い休業」という形となるが、蝶野がいつ試合をしたのかを憶えていないぐらいに試合をしてないことが本当に当たり前のようになってしまっている。休業を決意した理由と体力的なものと、実戦から離れてしまっているのもあったからかもしれない。


 蝶野が決意したのであれば仕方がないが、残念なのは全日本プロレスの四天王(三沢光晴、川田、田上明、小橋建太)を含め90年代に活躍している選手で現役を続けているのは武藤や獣神サンダーライガーぐらいになってしまったこと、改めて90年代が遠くなったことを感じてしまう。

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