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伊賀プロレス通信24時「日常茶飯事(ちゃはんじ)」

略して「イガプロ!」、三重県伊賀市に住むプロレスファンのプロレスブログ!

はぐれIGFが解散…カシンより一番厄介だったのは藤田和之

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はぐれIGFが解散…カシンより一番厄介だったのは藤田和之

<東京スポーツより>
悪魔仮面”ケンドー・カシン(48)、鈴木秀樹(37)、将軍岡本(33)によるユニット「はぐれIGF軍団」が消滅したことが7日、分かった。
 
 解散が表面化したのは6日のゼロワン横浜大会だ。鈴木は「ゼロワン軍」、岡本は「外敵軍」の大将として「5対5勝ち抜き戦」に出場した。2人はメーンで激突すると、パンチやヒザ蹴りが交錯する激しい攻防を展開する。最後は鈴木が岡本を卍固めに捕らえてギブアップを奪った。事件が起きたのは試合後。リング上でマイクを持った鈴木は岡本に対して「もう辞めよう。辞めるんだよな? もう辞めよう!」と吐き捨てたのだ。ここ数か月はほとんど活動休止となっていたが、やはりはぐれ軍は消滅ということで間違いはなかった。
 
 はぐれ軍のリーダー兼広報だった鈴木は翌7日、「消滅か?」の問いに「はい!」と満面の笑みで応じた。詳細を語ることはなかったが、そもそもはぐれ軍のスタンスは「互助会」のようなもの。それが今や鈴木は大日本プロレスのBJW認定世界ストロングヘビー王者となり、岡本もゼロワンに定期参戦するなど活動の場を広げている。旅立ちの日がやってきたということなのだろう。
 
 これまで何度も「放牧だ」「区切りだ」と解散をちらつかせてきたはぐれ軍。騒ぐだけ騒いだ後に、短すぎる歴史にピリオドを打った格好だ。


【鈴木、岡本の話=週プロモバイルより】
 鈴木「はぐれIGF軍団は解散です。理由? 1人は勝手に引退して、草むしりを初めて。1人はオファーを自分で断り続けて、オファーがなくなったとか文句を言ったり。1人は節操なくオファーを受けてやってたくせに、その割にあんまり定着してないっていう。それぞれの活動が還元されてない。(はぐれIGFは)互助会だったわけじゃないですか。互助会の体をなしてない。全然僕に還元されてない。その結果が僕の、1月の1試合! あの時点で僕は決意してたんです。僕は1試合しかありませんというのも(他のメンバーに)アピールしてたんですけど、なんのヘルプもなかった。


(カシンや藤田さんの合意は得ているのか?)だって僕、リーダーじゃないですか。(カシンに)言ってないも何も連絡が取れないし。よく考えてください、カシンはずっとはぐれIGFのマスク被ってないじゃないですか。(見切りが)早いんです。だって最後に出たの9月ですよ!


(結局3試合しか出ていないが?)3回。この解散が嫌だったら、文句があるんだったら将軍岡本が大仁田厚と地雷爆破デスマッチをやれと。(…そんなの無理じゃないですか)文句があるなら、将軍岡本が受け付けますよ。


(はぐれIGF軍団の活動の総括を?)集団生活できない人たちが集団になっちゃダメだったなと、ハハハ。でも、藤田さんも寮生活を経験してるし、将軍も相撲部屋を経験してる。私も郵便局員時代に寮にいたんですけどね。でも、はぐれIGFの人たちは違いましたね。倫理観が違いました。


(みんな欠如していたと?)常識がない。1人は人間じゃなかったし。甘く見てましたね。解散の報告をしに、一般人になったプロの草むしりのところに行こうとは思っています。だいたい藤田和之は適当なんですよ! 勝手に引退しやがって。将軍だって、節操なく大仁田厚とタッグ組むし。対戦するならまだしも大仁田厚と組む! これがもう解散の引き金。キッカケになりましたね。だって、ケンドー・カシンと闘ってるわけじゃないですか、大仁田厚は。ファイヤープロレスでも闘った大仁田厚と節操なく組むっていう。断ればいいじゃないかって。それなのに、『あぁまた金が入った。今月もシグネットが儲かるな』って。将軍岡本のせいですよ、今回の解散は。(ZERO1 5・6横浜)制裁マッチもありましたし。将軍岡本がすべてですよ。


(解散という選択に悔いは?)もうホントに、1年3カ月ぐらい、短いようで長かったですけど、まったく悔いはないですね。やっと終わりました。


(我々マスコミの期待は裏切る形になったが?)ワハハ! 我々じゃないでしょう! アナタたち2人(週プロ&東スポ)だけじゃないですか! 確かにアオリにアオって何もなかったですね(苦笑)。違いますよ! アナタたちが勝手に盛り上がっただけでしょ! (我々や一部のはぐれ愛好家に対する謝罪の思いはないのか?)ない。ないです。勝手に盛り上がりやがって。もうそんなことどうでもいいから、写真だけパッと撮ってメシ行きましょう、メシ」


将軍「はぁ~どすこい、どすこい」


 鈴木秀樹、将軍岡本が会見を開き、はぐれIGFの解散を発表した。はぐれIGFは昨年2月26日IGF・東京ドームシティ大会で藤田和之、鈴木、岡本、ケンドー・カシンが意気投合してユニットを結成、大仁田厚などが旬の存在として飛びつき、一時は藤田を巻き込んで抗争に突入かと思われたが、藤田の"引退"を契機に個々の活動が目立つようになって、ユニットとしては形を失っていた。


 鈴木が藤田批判を展開していたが、はぐれIGFの一番の計算違いは藤田の"引退"だった。はぐれIGFは名の通りはぐれものの集まり、本来なら藤田が中心にまとめあげるつもりだったのだろうが、肝心の藤田がユニットという意識がなかったのもあり、プロレスを軸に置こうとしなかった。
 カシンにしても藤田をありきで、藤田を中心にすれば他団体からオファーが来ると考えていたはず、現に大仁田が藤田という大きな獲物に飛びついて、一時は大仁田と藤田がにらみ合いまで発展して大仁田vsはぐれIGFの図式まで作り上げかけていた。


 鈴木は藤田には解散の報告はするそうだが、おそらく「あ、そう」とつれない返事をすると思う。"引退"として活動を休止してしまった藤田にしてみれば、はぐれIGFは今更どうでもいい話ととらえているのかもしれないが、ただ鈴木にしてみればメール攻撃をしてくるカシンよりも、重い腰をなかなか上げようとしなかった藤田の方が一番やっかいな先輩だったのかもしれない。

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