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伊賀プロレス通信24時「日常茶飯事(ちゃはんじ)」

略して「イガプロ!」、三重県伊賀市に住むプロレスファンのプロレスブログ!

新崎人生が拳王のハイキックに壮絶フォール負けも、みちのくプロレスを支えてきた意地を見せつけた!

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新崎人生が拳王のハイキックに壮絶フォール負けも、みちのくプロレスを支えてきた意地を見せつけた!

11月4日 みちのくプロレス「じぇじぇじぇシリーズ~暦の上ではNovember~ ~20周年大会IN盛岡」 岩手県営体育館 2000人 超満員

<試合後のコメント アピールなどは週刊プロレスモバイルより>
◇第1試合◇ 20分1本
○Ken45°佐々木大地 オバリヨン(11分41秒、片エビ固め)大柳錦也 ×郡司歩 房総ボーイ雷斗
※BARONESS

◇第2試合◇  20分1本
○気仙・沼ジローラモ カツオ(10分28秒、片エビ固め)ヤッペーマン1号 ×ヤッペーマン2号
※気仙沼落とし

◇第3試合◇ 20分1本
○シーサー王(10分25秒、エビ固め)×ラッセ
※ファイナルシーサーDX

◇第4試合◇ 30分1本
○タイガーマスク スペル・デルフィン ウルティモ・ドラゴン(12分14秒、タイガー・スープレックス・ホールド)×野橋太郎 バラモンシュウ バラモンケイ

◇第5試合◇時間無制限1本
○南野タケシ 卍丸(17分5秒、鹿浜ダイナマイト)TAKAみちのく ×FUNAKI

◇第6試合◇時間無制限1本勝負
○拳王 フジタ“Jr”ハヤト(31分13秒、体固め)ザ・グレート・サスケ ×新崎人生
※右ハイキック

【試合後のアピール】(週刊プロレスモバイルより)
ハヤト「新崎人生! 俺とシングルやってください」人生「近々ハヤト、シングルやろうか。拳王、お前はもっと上を目指せ」拳王「これからもみちのくプロレスと拳王、俺についてこい!」サスケ「この20周年、我々の歴史ではありません。皆さんの歴史です」
 大歓声&重低音ストンピングの場内。疲労の色濃い4選手だったが、まずマイクをもったのはハヤトだった。

ハヤト「…クソッ。今日は俺がとりたかった。悔しいです。でも、俺と拳王が組んで負ける気がしなかったのは事実です。今日の悔しさをバネにこれからも俺と拳王で、このみちのくプロレスを世界で一番面白くて、アツい団体にしたいと思います。そして、まだまだ俺にはやらなきゃいけないこともあって。俺の20周年は終わってないんで。オイ! 新崎人生! 俺とシングル。みんな、100%、俺が負けると思ってるかもしれないけど、それが逆にパワーになるんで。俺とシングルやってください。今日はありがとうございました」(こう言って一人リングを降りバックステージに去る)

人生「ホントにしばらく、このみちプロのリングでは楽をしていたので。今日は久しぶりに、本当に久しぶりにイチレスラーとして充実した試合ができました。
ただ、ハヤトも拳王も、自分がこうやって大きくした人間ですから、いまみたいな発言っていうのは非常にうれしいことなんですけど、この厳しい闘いを終えたすぐあとにシングルを要求されると、キツイな(苦笑)。まぁシングルで勝たせるわけにはいかないけども、近々ハヤト、シングルやろうか(大拍手)。拳王、もともと日本拳法の中学生の日本チャンピオンで、高校でもチャンピオンで。明治大学に行って、学生チャンピオンになって、学生のとき社会人の大会に出てチャンピオンになって、フランスでおこなわれた国際大会でもチャンピオンになりました。持ってるものはオリンピックの金メダリストと同等の資質はあります。肌を合わせても強いのはわかってましたが、本当に…おそらくシングルでやっても負けるでしょうね。拳王、お前はもっと上を目指せ。ここでやれないことがあったら、外に出てもいい。自分の進むべき道を進んでいい。そして、みちのくに帰ってくればいい。あとはお前自身に任せるから」

拳王「新崎人生コミッショナー、そしてサスケ社長。本日は俺たちの相手をしていただき、どうもありがとうございました。俺はもともと小さなころから、新崎人生にあこがれて、このみちのくプロレスに入団しました。陸奥に入団して、岩手に住み早5年、普段はここ岩手のことをクソ田舎とか言ってるけど、岩手の人々はすごく心が温かくて、とても住みやすいところです。そして、このみちのくプロレスも素晴らしい、いや日本イチ、いや世界イチ、最高のプロレス団体です。このみちのくプロレスをもっともっと高めるために、新崎人生が言った俺自身もっと上を目指して、外に目を向けてもいいかなと思っている。だけど、それは全部ひっくるめて、このみちのくのためであることは君たちに約束するから。これからも俺はみちのくプロレスをドンドンドンドン高めていくから。いいか、これからもみちのくプロレスと拳王、俺についてこい!」

サスケ「お客様皆さまに訴えたい、これ以上、年よりをいじめないでくれ。もうホントに世代交代は完了したというセリフ、今日で最後にしたいです。もう骨もくっつきませんよ。そして人生社長、この20年でホントに苦労ばっかりかけ、でもホントにいつも笑って許してくれて、一緒に歩んでくれて本当にありがとうございました。しかも、いつにもまして今日はもっともっと苦労をかけたね(人生、苦笑)。この穴埋めはいつか必ずします。アメリカのオバマ大統領が当選したときのセリフ、『この勝利は皆さんの勝利です』。そのセリフ、私がみちのくプロレス旗揚げ直後のマッハランド大会ですでにしゃべりました。昨日、楽天が優勝して『東北のプロスポーツが日本一!』。いやいやいや、1996年8月8日、新日本プロレス主催の両国国技館大会、世界統一軽量級トーナメントで私は東北代表としてとっくに世界一になりました(場内爆笑&拍手)。岩手日報は報道しなくても、今日はうれしいことに朝日新聞が来てます。この20周年、我々の歴史ではありません。皆さんの歴史です。これからも我々と一緒に、もっともっと! ビッグな夢を見ようぜぃ!! 皆さんが一人でもいる限り、みちのくプロレスは永遠に不滅だぁ!!」

【バックステージにて】
 ハヤト「試合の感想…。負ける気ははじめからしてなかったし。ただ、俺が取りたかった。今日は勝ってうれしい気持ちもあるけど、それ以上に悔しい。それだけです」

 拳王「ホントにね、俺もやる前から新崎人生、ザ・グレート・サスケの壁は大きいと思っていた。だけどよ、今日リング上で目の前にいて、思ってた以上にアイツらの壁は大きかったよ。そして、アイツらの壁を乗り越えれて、いまとてもホッとしている。新崎人生がリング上でああいうことを言った。俺にもそろそろ(他団体出撃の)ゴーサインが出たってことなんで。俺もね、ドンドンドンドン自分の中で考えて、いろいろ進む道を考えていきたい。そして、俺はみちのくプロレスをドンドンもっともっと素晴らしい団体にしていくので。それを理解してくれ。たとえ、俺の目が外を向いていたとしてもみちのくプロレスのことを考えてる。そして、新崎人生という壁を超えた後の景色が見てみたいって言ってたけど、今日、新崎人生から3カウントを取って、眺めてみたその景色は真っ白だったよ。真っ白だけど、これからその真っ白な景色にこの俺が画をかいて行く作者だと思ってるから。俺がとても素晴らしい画を、これから20年、25年、30年後、完成させていきたいと思う」

サスケ「今日の私はホント病み上がりというか、病み上がってない状態でして、それでもできる限りのことはやったつもりです。
チャンスがあれば飛べればいいなと思っていましたけど、なんとか一発飛ぶことができたし。でも、やはりダメージも負ってしまったと。明日からの試合はどうするか、またドクターと相談しながらやっていきたいと思います。今日はホントにタッグパートナーの人生社長には大迷惑をかけてしまった。それはホントにお詫びしたい。ホントにお疲れさまでしたということしかないですね。すいません」

 人生「試合としては負けてしまったので、何かかっこいいことも、いいこともいえないですけど。いま会長が言ったように、会長はケガが完璧ではなかったというのは私も知ってましたし。ただ、自分の想像よりはいろんなところで助けてくれて。実質的には自分の中ではタッグマッチとして成立してたかなと。今日の負けはそれが原因ではなく、最後、拳王との1対1の勝負に負けてしまったという。レスラーとしてはさみしいところもありますけど、みんなを見てきた立場としてはこれでよかったのかなと。ふたつの思いがありますね、今日は。

 (ハヤト、拳王とがっぷり四つでぶつかってみて?)成長してるのは、肌をあわせなくても見てたらわかりますから。そう言った意味では十分わかっていたつもりではあったんですけど、これがいまの結果かなというのが正直なところですね。
 (熱狂をいざなった試合内容に関しては?)どうですかね。自分は闘ってる人間なんでね」

サスケ「いや、私はね、最前列のお客様と同じような視線で今日の試合を見れましたから。プロレスはプロセスの競技だとよく言われますけど、まさに今日そう思いましたね。ホントに、ウン、新崎人生劇場を目の前で見せてもらうことができましたね。それに尽きると思います」

 人生「…(苦笑)。ちょっといまうまいのかどうか微妙なところでしたけど、新崎人生劇場。いまうまいって言うべきか迷いましたけど、まぁありがとうございました。負けて本望です。いまのでスッキリしました。(ハヤト選手からシングル要求されたが、舞台は?)東北でこういう20周年の大会ができたので、次は東京で。12月にホールがありますから。そこでシングルマッチができればと思ってます。(短いスパンだが?)もう、これ勢いでやらないと自分のテンションが持たないので。この数カ月、ここに向けて調整してきましたから。あと1カ月、それを伸ばしてハヤトとの闘いに臨みたいと思います」

サスケ「(21年目のみちのくに対して意気込みを?)世代闘争というのは今日をもってひと区切り付いたと思うんですよ。みちのくプロレスという団体は、ホントにそれ自体が生き物のように大きく動きながら進化していっていると思いますので。
 日々闘いながら、また自分自身、選手それぞれが自分なりにテーマを見つけて、闘っていくと思いますね。ただそれだけですよ」

人生「今日、控室にはね、懐かしの面々がいっぱいいたんですけど、この出来事はいつぐらいだったんだろうとか話をしていて。ホントにね、わずか数カ月の間にものすごいいろんなことが起きてたんですね、最初の十年間っていうのは。例えばデルフィンの股くぐりからデルフィン失踪、そして握手までがたった半年間だったっていう。そんな短いスパンであれだけの出来事があったっていうのは、あの当時の情報を発信するいろんな媒体もありましたけど、その能力の高さというかね、すべてキチンとファンの頭の中にインプットされながら出来事が進んでいったっていう。いまこのハヤトたちになってからの10年間っていうのは、非常にそういったものがゆっくり流れていってる期間だったと思うんですね。そういった意味で、最初の10年間があって、いまの10年間があって、この次の10年間はどうなるんだろうって。ここからは、もうさっき会長も言いましたけど、世代闘争は今日で終わり。これからは彼らが、彼らの中でどういうふうに作りあげていくのか。はたまたとんでもないモンスターみたいなレスラーがどこかからフッとあらわれるのか。それをいまからの10年、ちょっと遠目で見ながら楽しみたいなというふうに思いますね」

 みちのくプロレス岩手大会をSAMURAIの生放送で視聴、メインはみちのくの新旧エースによるタッグ対決、右肩を骨折し欠場していたサスケの復帰、また今まで敵対していた拳王とハヤトのタッグと見所が満載の組み合わせ、試合はサスケ組が奇襲で開始となり、連係などないと言い切っていたサスケがダブルのパンチを決めれば新崎も早くも拝み渡りを敢行するなどエンジンを全開させ、サスケも今回は本気モードでハヤト相手にグラウンドの攻防を展開すれば、ハヤトと拳王の師匠格である新崎はハヤトに手厳しい攻撃をくわえていく、拳王にやっと交代すると鋭いキックでサスケの動きを止めてから流れが変わり、アンクルホールドなど足関節を攻めるもサスケは拳王を場外に追いやってから久々にケブラータを発射、しかしサスケが肋骨を押さえてうずくまってしまい孤立した新崎はハヤト、拳王から鋭いミドルキックを受けまくり、ハヤトに起死回生の念仏パワーボムを狙うもハヤトはKIDで捕獲して絞めあげる。凌いだ新崎はハヤト、拳王と立て続けに念仏パワーボムを決め、拳王には雪崩式ノド輪落としの荒技も敢行するが、再度の念仏パワーボムをスルーした拳王が新崎の側頭部へのバスソーキック、ダイビングフットスタンプ、ソバット、ファルコンアロー、新崎の輪廻をかわしてかわしてからのドラゴンスープレックスと畳み掛け、ハヤトと拳王が立て続けにハイキックを浴びせてからドラゴンスープレックス、ハイキックの連打で必死で粘る新崎を介錯して3カウントを奪ったが、敗れた新崎がみちのくプロレスを支えてきた意地を見せつけた試合だった。


 試合後にはハヤトが新崎にシングル戦を要求した、拳王とハヤトは敵対関係であるが、今大会ではタッグを結成しチームワークなど全くなかったが組みながらも競い合っていた、対戦しても組んでもライバル意識は捨ててない、二人はある意味良い関係を築けていると感じさせた。


 ハプニングで動けなくなったサスケはまた新崎に大迷惑をかけてしまったが、新崎が側にいなかったらサスケの現在だけでなくみちのくプロレスの現在もなかった、二人の関係はライバルというわけでなく、いわば腐れ縁。この腐れ縁の二人が支えあってきたからこそみちのくプロレスの20周年があった。ライバル関係である拳王とハヤト、腐れ縁であるサスケと人生がいる限り、みちのくプロレスという物語はまだまだ続く。

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