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伊賀プロレス通信24時「日常茶飯事(ちゃはんじ)」

略して「イガプロ!」、三重県伊賀市に住むプロレスファンのプロレスブログ!

はぐれIGFインター旗揚げ!猪木がいなくても"はぐれ"となった選手達は逞しい

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はぐれIGFインター旗揚げ!猪木がいなくても"はぐれ"となった選手達は逞しい

4月4日 はぐれIGFインターナショナル旗揚げ戦 新宿FACE 500人超満員


<アピール、コメントなどは週プロモバイルより>
◇第1試合◇
▼ワクチンファイト提供試合/20分1本
○SUSHI 甲斐拓也(11分45秒 片エビ固め)バッファロー ×松本崇寿
※カツオの一本釣り


◇第2試合◇
▼スペシャルタッグマッチ/30分1本
▲鈴木秀樹 奥田啓介(3分54秒 両者リングアウト)▲バラモンシュウ バラモンケイ


◎再試合
▲鈴木秀樹 奥田啓介(3分15秒 両者リングアウト)▲バラモンシュウ バラモンケイ


◎再々試合
▲鈴木秀樹 奥田啓介(2分45秒 TKO)▲バラモンシュウ バラモンケイ

【バックステージでの鈴木、バラモン】
鈴木 「し、はぐれバラモン結成!」


バラモン「バラモン自体がもうはぐれてたんだけど。オレたちお友達少ないけど、新しい友達ができたかもしれない」


鈴木「ボクも少ないです。はぐれバラモン!」


バラモン「これからは、はぐれバラモンとしてリング上で活躍するかどうかはわからないけど、仲よくしていこうぜ」


鈴木「なんかあったときは呼んでくれ。どこにでも行く」


バラモン「仲良くしていく…と思う。自然的に消滅するかもしれないけど、心はつながっているからね、ボクたち」


3人「いくぞ、オー!」


鈴木「じゃあ、また!」


バラモン「やったよ、初めて友達できた。でも連絡先知らないんだよね。知ってる? オレたちの友達ってさ、カラテバラモンと佐々木孫悟空しかいないんだよね。帰ろう、もう」


【バックステージでの鈴木、奥田】
鈴木「(わざとらしく)大丈夫か?」


奥田「ふざけんじゃねえぞ! なんなんだよ。はぐれの中でまたオレをはぐれさせるつもりなのか?」


鈴木「え? いまなんて言ったんすか?」


奥田「ふざけんな、こんなのやってられねえよ。ちゃんとやれよ」


鈴木「すいません。すいませんでした」


奥田「はぐれの中でまたはぐれた。知るか、ボケ」


鈴木「じゃあ、はぐれIGFインターナショナルは離脱するそうなので。いままでありがとうございました。奥田さん、脱退。自分で言いましたよね? 自分で脱退を言ったんで。脱退を」


◇第3試合◇
▼luchalibre classico/30分1本
○MAZADA(13分5秒 ラ・マヒストラル)×アルカンヘル・デ・ラ・ムエルテ


◇第4試合◇
▼スペシャル6人タッグマッチ/45分1本
○カズ・ハヤシ B×Bハルク 青木真也(16分45秒 片エビ固め)×FUJITA 宮本裕向 竹田誠志
※ファイナルカット


【バックステージでのカズ、ハルク、青木、鈴木】
鈴木「なんか、はぐれ三銃士でレッスルワンとドラゴンゲートへの参戦が決まったと。よろしくお願いします」


青木「お願いします」


カズ「オレ、ドラゲーじゃねえし」


鈴木「はぐれ三銃士で。NOSAWA論外&鈴木秀樹&青木真也、参戦が決まりました。よろしくお願いしまーす」


カズ「このマネージャー(鈴木)はなんなんすか?」


ハルク「わからないっす」


鈴木「じゃあ、あとよろしくお願いします(と去る)」


ハルク「(青木と)初遭遇ですよ、リング上で」


カズ「いやすごかったな。なんだ、あれ。恐ろしすぎるでしょ、あの関節地獄」


ハルク「あんなの決まっちゃったら逃げられない。危ない」


カズ「みんなタッグで助かったよ。もしかしたら次、秒殺が見れるかもしれない」


ハルク「いいんじゃないですか」


鈴木「(うしろでコメントを聞きながら)レッスルワンで? ドラゴンゲート?」


カズ「NOSAWAクン興行ですね」


ハルク「まずは打ち上げ行ってきます。ありがとうございました」


カズ「ハルちゃん、当日入りだもんなあ。昨日から待ってたのに」


ハルク「飲むぞー!」


青木「(久しぶりのプロレスルールでしたが、いかがですか?)そうですね。できる限りプロレスしないようにやったんですけど、まだまだ足りないところだったり納得いかない部分は多いですけど、よかったんじゃないかなって。ひと通り、まずひとつのスタートとしてよかったんじゃないかなと思います。


(Tシャツを着て入場というのは一つの決意?)いやあ、あのなんだろうね。そもそも極真空手みたくなってる今のはぐれIGFが。何がなんだかもうわけわからなくなってますよね。とりあえず先行き不透明です。


(ご自身としては継続して出たい?)チャンスがあれば。でも扱いずらいでしょ。俺も鈴木さんも石沢さんも藤田さんも、いわずもがな。なんか出来る限りインターナショナルというか、今までの枠組みを壊したものをやっていきたいんですけども。なかなか壊れないと思うんで。今までの枠組みを壊すようなものをやっていきたいなと思います。やりたいのは笑いのないプロレスなんで。笑いのない笑われない笑わせないプロレスをやりたいなと思ってます」


◇第5試合◇
▼東京世界ヘビー級選手権試合/60分1本
[第5代王者]○望月成晃(12分21秒 腕ひしぎ逆十字架タメ)[挑戦者]×ロッキー川村
☆望月が5度目の防衛に成功


◇第6試合◇
▼ストリートファイト有刺鉄線ボード トルネードデスマッチ/時間無制限1本
藤田和之 ○ケンドー・カシン NOSAWA論外(13分5秒 ぶら下がり式腕ひしぎ逆十字固め)田中将斗 保阪秀樹 ×黒田哲広


(試合終了後、ガンプロの大家健&伊橋剛太が登場)


大家「新宿FACEにお越しのみなさん。はじめてガンバレプロレス代表の大家健と申します。そしてー! ここにいるのが×3、あの長州力に怒られた、あの-、長州力にキレられた、伊橋剛太でございます。伊橋剛太は一生懸命頑張っております。その手助けをするために私、大家健は試練の五番勝負を考えました。第1戦は金本浩二戦、頑張ったけれども負けてしまった。でもな、スゲー頑張ってる。そして第2戦を考えております。5月1日、DDT新木場大会、おいお前ら、伊橋とできるのかって言ってるのか。できるのか! おい×3!」


カシン「俺たちのメッセージを受け取ってください(ビールを手渡すも、乾杯したかと思えば、イスで強打し退場した)」


【バックステージでの藤田、カシン、NOSAWA】
カシン「(驚きの展開になりましたが)まあ話せば長くなる。3月だっけ、2月か、2月に高木社長と、DDTのね。夜酒飲みながら3月25日の試合にブッキングするって言ったんだよ、アイツは。で、聞きたくもない夫婦間の悩み事とか聞いて、なんでオレがそんなの聞かなきゃいけねえんだ。で、それを秋山に言ったら、あの野郎、エラそうに、「えーDDT? 軽くない?」って言いやがってさ。どっちがいま売上げ高いんだって話だよ。わかってねえんだよ、あの秋山の野郎は。で、散々あの野郎、俺のことを納得させようと嫌味言いやがって、あの野郎が。俺は頭来てるんだよ」


NOSAWA「これはマジですね(苦笑)」


カシン「あのバカ、本当によ。DDTの方が今、売上、上だろ。業界ナンバー2じゃないか。それを勘違いしてるんだ、秋山は」


NOSAWA「全日本、撤退、勝ち逃げでいいってことですよね。我々は。エボリューションともう一回やりますか?」


カシン「いやオレは別にどうでもいいよ。別にアイツらにメシ食わしてもらってるわけじゃないから。さも、いかにもメシ食らってもらってるみたいに」


藤田「もっともっと。もっともっと」


カシン「そういうことだよ。(旗揚げ戦に関しては?)これ愚連隊興行だろ。名前変わっただけじゃねえか」


NOSAWA「北海道から沖縄までツアー行けると。はぐれIGFで」


カシン「全然はぐれてもない。IGFでもなんでもないよ。IGF自体がないんだから」


NOSAWA「もうチームなんで。これいい商売になる」


藤田「そういうこと。めんどくさい。以上」


NOSAWA「参りましたね。いやー、どう繋げようかな。本当に怒っているみたいなんで(苦笑)。もしかしたらエボリューションとまたやるんじゃないですか? でも今日来ると思ったら違う人たちが来ちゃったんで。諏訪魔の野郎、本当…。どうだろ、全日本どうしたらいいんだろうな、オレ。すっげー困っていますね。ただ、はぐれIGF、青木真也、鈴木秀樹も含めて、バラバラなんだけど、これたぶん、本当にメシ食えると思うんで、本当に中身は東京愚連隊興行で、やっぱカシン、藤田の名前デカいんで、これでメシ、今年食っていけるかな。いろんな団体に使ってもらえるかわからないですけどね。とりあえず旗揚げ戦、一応、旗揚げしたんで、なにか特集組んでもらったり、なんかあります? どことやったらいいとか、はぐれ。ちなみに我々新日本NGなんで、ええ(苦笑)。それ以外だったら、どこでも。今日もね、超満員で。青木真也はどうだったんですか? 楽しそうにプロレスやてるなとは思ってたんですけど、だから青木真也を全日本に上げて、ドラゴンゲートなんかにも。だから、はぐれの人達で今年、ご飯食べようかなと。何かあります? あれでしょ? レッスルマニアの週だから、ちゃんと(ページ)取ってよ、ゆざりん(湯沢編集長)に言って。何かあります? たぶんまたやれると思うんですけど、僕、本当に連絡先、知らないんで、あの人たち。今日も来たのギリギリですからね。あんまり言うと怒られるんで。でも、秋山社長に対しては本当に怒ってましたね。困ったなー。打ち上げ行ってきます。ありがとうございました」
 
 はぐれIGFインターナショナル旗揚げ戦が開催され、メインは藤田&カシン&NOSAWAのはぐれIGFインター軍と田中&保阪&黒田のFMW軍と対戦、特にZERO1のミスタープロレスである田中は藤田に興味を抱いており、対戦が注目されていた。
 開始と同時に6選手が入り乱れて場外戦を展開も、リングに戻った藤田と田中は激しいエルボー合戦、藤田がボディースラムから田中と場外戦となる。
 はぐれIGFはNOSAWAが凶器攻撃から保阪を捕らえ、コーナーにイスをセットして直撃させれば、藤田は黒田を有刺鉄線バットで殴打、有刺鉄線バットを使ってのキャメルクラッチ、NOSAWAもギターショットで一撃するなど黒田を蹂躙する。
 劣勢の黒田はコーナーにセットされた有刺鉄線ボードをNOSAWAに直撃させると、保阪がテーブルの破片での殴打、田中がラリアットで続き、カシンにも浴びせるが、藤田には逆にショルダータックルで弾き返され、黒田と保阪には両腕ラリアットを浴びせる。
 はぐれIGFはトレイン攻撃で保阪を捕らえるが、保阪はNOSAWAを有刺鉄線ボードへのデスバレーボムから、田中がスーパーフライ、藤田にはイスで脳天を打ち抜くが、受け流した藤田は逆に田中を殴打、最後はカシンが黒田に赤い毒霧からのぶら下がり腕十字で捕獲してギブアップを奪い、はぐれIGFが勝利となったが、試合後にガンバレ☆プロレスの大家健、DDTの伊橋剛太が現れ、はぐれIGFに対して伊橋との対戦を要求、カシンは大家と伊橋にビールを手渡すも、イスで強打して追い払った。
 試合内容に関しては、藤田は昨年10月に大仁田厚の引退試合の相手を務めてから、完全に邪道流のハードコアに目覚めた、藤田は強さはあっても基本的にプロレス下手、本格的にプロレスを学ぶ前に、強さだけでは認められないプロレスに疑問を持ってMMAに転じた。藤田は殴る蹴るは威力があるだけに、藤田の怪物性を充分に生かすには、アントニオ猪木のストロングスタイルの真逆のスタイルである、邪道流のハードコアスタイルしかなかったのかもしれない。そんなはぐれIGFに伊橋が五番勝負の相手に指名したが、伊橋の相手は誰が務めるのか、DDTに参戦経験があるカシンが濃厚かもしれないが、藤田だったら伊橋はただで済まされるとは思えない。


 第1試合ではIGFを退団したばかりの奥田は鈴木と組んでバラモン兄弟と対戦、クリーンでの握手を求める兄弟に対し奥田は拒否、ケイと対峙した奥田はパンチで追い詰めるも、シュウが水噴射でカットしてから場外戦となって両リンとなるが、ケイが「金髪にやられっぱなしでは納得いかねーよ!」とアピールしたことで再試合となるも、今度は奥田がバラモンワールドへと引きずり込まれ、ボウリング攻撃の洗礼を浴びてしまい、再び場外戦となってまた両者リングアウトとなってしまう。
 今度は鈴木が「こんなのじゃ終われません!バラモンシュウさん、ケイさん。僕と真剣勝負をしてください」とアピールして再々試合へと突入、シュウは鈴木をパウダーで排除した後で、奥田を丸め込み、そのまままた場外戦となって両者リングアウトとなるが、吉野恵悟レフェリーの判断でルールにはぐれ、リングにはぐれ、両軍に決着の意思なしとして、両軍レフェリーストップとなってしまった。


 第4試合では青木がWRESTLE-1のカズ、DRAGON GATEのハルクと組んでFUJITA&宮本&竹田と対戦。青木は飛びつき腕十字や脇固めなどの関節技でFUJITAは防戦一方となり、カズとハルクも連係を駆使して試合を有利に進める。青木は竹田に低空ドロップキック、宮本に腕十字と攻め込むが、FUJITAと竹田の連係に捕まってしまうと、宮本のムーンサルトプレスを喰らってしまうが、青木は一瞬の隙を突いて腕十字で捕獲する。
 終盤では青木が連係をミスしてしまうが、カズがしっかりフォローし、最後は青木がハルクとの連係をしっかり決めると、カズがFUJITAにファイナルカットを決め3カウントを奪い勝利を収めた。


 アントニオ猪木のIGFに携わったレスラー達がほぼ集結した、はぐれIGFインター旗揚げ戦だったが、今までのIGFでは全く出来ないことをやったという大会、それぞれが各団体で経験したことを持ち込み、また挑戦した大会。それが"はぐれ"のやり方なのかもしれない。こんなの猪木イズムではないというファンもいるかもしれないが、選手達にしてみれば、猪木のIGFが事実上終わったことで、"はぐれ"になった選手達は猪木という呪縛から解かれ、自由にやり始めたということなのか、はぐれのIGFが今後も続けるのであれば、猪木のIGFではなく、はぐれのIGFをやればいいこと、変に猪木を意識する必要はない、猪木だけでなくサイモン氏も現場の選手達をどう思っているのかもしれないが、双方がいなくても選手達はたくましく育っているのだ。

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