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伊賀プロレス通信24時「日常茶飯事(ちゃはんじ)」

略して「イガプロ!」、三重県伊賀市に住むプロレスファンのプロレスブログ!

4ヶ月ぶりのNOAH観戦!外敵HAYATAが大原を破りGHCジュニア王座を奪取!新顔ゲイジは潮崎に完勝!

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4ヶ月ぶりのNOAH観戦!外敵HAYATAが大原を破りGHCジュニア王座を奪取!新顔ゲイジは潮崎に完勝!

5月27日 NOAH「Navig.with Breeze 2017」エディオンアリーナ大阪第二競技場 442人


<アピール、コメントなどはプロレス格闘技DXより>
◇第1試合◇
▼15分1本
○杉浦貴(0分49秒 体固め)×藤原ライオン
※オリンピック予選スラム


(試合終了後、本部席の内田会長に杉浦が詰め寄る
杉浦「おい内田! テメーか?このふざけたマッチメークしたのは。何で俺が第1試合なんだよ!(鉄柵を蹴り飛ばして内田会長を威嚇し、止めに入った練習生の宮脇を張り飛ばす) 


◇第2試合◇
▼20分1本
○モハメド ヨネ Hi69 小川良成 熊野準(8分31秒 片エビ固め)マサ北宮 齋藤彰俊 タダスケ ×YO-HEY
※キン肉バスター


◇第3試合◇
▼30分1本
○小峠篤司(11分39秒 片エビ固め)×清宮海斗
※キルスイッチ


◇第4試合◇
▼30分1本
○拳王(7分54秒 リングアウト)×石森太二


【拳王の話】「あのハエども…今日は一匹。テメーがやったリングアウトっていうのは、本当のリングアウト勝ちじゃねえんだよ。相手の心を…気持ちを折ってこそリングアウト勝ちなんだよ! 俺たちに1回2回勝ったくらいで調子こくなバッキャロー…」


◇第5試合◇
▼30分1本
○中嶋勝彦(9分42秒 片エビ固め)×原田大輔
※バーティカル・スパイク


【試合後の中嶋】
中嶋「今日も今日で、とても危機感のある試合でしたね。相手はモハメド ヨネだけじゃないっていうのを今日は感じましたね。その緊張感、しっかりと6月4日につなげていきます」


――ジュニアの原田が相手だったが?


中嶋「そもそも俺は体重的にヘビーじゃないしね。あんまりその辺の壁は意識してないんで。かつて自分がそうだったし」


――ジュニアがヘビーに喧嘩を売る動きも出てきているが?


中嶋「いいと思います。それも一つの活性化だと思ってるし。俺たちの世代の力が出てきてると思うし、もちろんその先頭に自分が立ってる意識はあるんで、しっかりベルトともに引っ張っていきたいと思います」


◇第6試合◇
▼GHCタッグ選手権試合前哨戦/30分1本
▲マイバッハ谷口(6分26秒 両者リングアウト)▲ランディ・レイン


◇第7試合◇
▼GHCタッグ選手権試合前哨戦/30分1本
○丸藤正道(7分35秒 エビ固め)×コーディ・ホール
※フランケンシュタイナー


【試合後の丸藤】
――かなりギリギリの勝利だったが?


丸藤「ギリギリどころじゃねえ。こっちのほうがキツいよ。でも手足長いからな。色んなところにスキがあるよ」


――前哨戦に勝ったということは弾みがついた?


丸藤「でも、この手を見せちまったってことは、本番では通じねえってことになっちまう。気をつけるよ…」


◇第8試合◇
▼30分1本
○ブライアン・ケイジ(9分51秒 片エビ固め)×潮崎豪
※ドリルクロー


【試合後のケイジ】


ケイジ「すげえよ。この胸板をみてくれ。何発もチョップされた。ヤツ(潮崎)は日本のなかでもベストの一人だ。フェノメナル(驚異的)だ」


――やはりGHC挑戦権を狙う?


ケイジ「毎日毎日、毎週毎週同じことを聞かれても答えはイエスだ。本物のベストが来たんだ。ベストと言われてる人間を倒すのは当然だろ。お前ら全員に見せてやる。お前ら全員に刻み込んでやる。本物ってヤツを。そう東京でも見せてやる。本物のモンスターってヤツをな」


◇第9試合◇
▼GHCジュニア・ヘビー級選手権試合/60分1本
[挑戦者]○HAYATA(23分30秒 片エビ固め)[第33代選手権者]×大原はじめ
※ヘデック
☆大原が3度目の防衛に失敗、HAYATAが第34代王者となる


(試合終了後、 大喜びのRATEL'Sメンバーから祝福されたHAYATAは、内田会長からベルトを受け取る。それを掲げると地元大阪の観衆は大歓声で祝福。間髪入れず石森が現れる)


石森「HAYATA! とりあえず今日は…おめでとう。しかーし! 次、俺がそのベルトに挑戦する。そして、そのベルトは俺がいただく。以上だ!(石森がHAYATAとにらみ合ってから花道を下がる)


HAYATA「おい石森、やってやるよ。それだけや」


【試合後のHAYATA&RATEL'S】
※RATEL'S一同が改めて大きな拍手でHAYATAを祝福


原田「HAYATAが獲ったぞ! 一発で獲ったぞ! 絶対防衛すると思ったやろ!? でもHAYATAが一発で獲ったぞ!(※一同改めて拍手)なんかしゃべっとくか!」


HAYATA「石森! いつでもやったる。そんだけや!」


タダスケ「そんだけやー!!」


YO-HEY「祝杯あげよう!」


 今回の観戦は4ヶ月ぶりのNOAH、エディオンアリーナ大阪を1ヶ月ぶりに訪れた。メインは大原の保持するGHCジュニア王座にRATEL'SのHAYATAが挑戦、HAYATAはNOAH参戦4ヶ月目でシングル王座初挑戦、また出身地は広島なれど、大阪は大阪プロレスや道頓堀プロレスと参戦してきたことから実質上のホームでの挑戦となった。
 序盤から大原がグラウンドに対し、HAYATAはロープワークを駆使して反撃し、側頭部へのドロップキックから場外戦を仕掛け、鉄柵攻撃で大原を痛めつける。リングに戻ったHAYATAはコーナーに押し込んでの踏みつけや、顔面への低空ドロップキック、スリーパーで攻め込むが、大原は突進するHAYATAを担いでのバックブリーカーや、HAYATAを磔にして背中へのドロップキック、カベルナリアと腰攻めを展開して形成を逆転させる。
 劣勢となったHAYATAはジャンピングハイキックから大原を場外へ追いやり、ノータッチトペコンを発射、リングに戻り、ジョンウーで吹き飛ばしてからムーンサルトプレスを投下するが自爆となると、今度は大原がジョンウーを発射しストレッチボム風のバックブリーカーなど各種バックブリーカーで腰攻めを展開し、雪崩式の攻防でも下から大原がアルゼンチンバックブリーカードロップとHAYATAの腰にダメージを与えてからフィンランド式フォアアームを狙うも、HAYATAはかわして膝蹴り、大原の風車式バックブリーカー狙いを着地してからローリング延髄斬りと浴びせ、ムーンサルトプレスはかわされ着地も、すぐさまその場飛びシューティングスタープレス、ローリングセントーンの連続攻撃で攻め込む。
 しかし攻撃を狙うHAYATAに大原はバッククラッカーを決めると、スイングDDTも阻止し、HAYATAのトラースキックも受けきった大原はカウンターでのフィンランド式フォアアームを炸裂させ、膝立ちでのエルボー合戦からHAYATAが変形の十字固めで丸め込み、みちのくドライバーⅡで突き刺す。
 HAYATAは突進するが、大原が風車式エメラルドフロウジョンから後頭部へのフィンランドフォアアーム、トラースキックの連発からヘデックを狙うが、すっぽ抜けて失敗してしまうと、大原がツイスター式、みなみ鈴香のダブルアーム式バックブリーカー、カナディアンバックブリーカーで担いでから膝へと落とすバックブリーカーと各種バックブリーカーを決めてからムイビエンで捕獲、これで勝負あったかに見えた。
 ところがHAYATAが大原の顔面を掻き毟って脱出し、HAYATAの指が目に入ったのか大原は顔を押さえると、これを逃さなかったHAYATAは追いすがる大原を低空ドロップキックで蹴散らしてからムーンサルトプレス、ヘデックを決め3カウントを奪い、HAYATAが初挑戦で王座奪取に成功した。
 試合後には石森が現れ挑戦を表明すると、HAYATAが受諾して大会を締めくくった。
 内容的には大原が各種バックブリーカーを披露してこれでもかと引き出しを見せまくっていたが、勝負を狙ったムイビエンがサミングで破られてしまい、大原にとっては後一歩のところでの逆転負けは悔しいところ、HAYATA最初に狙ったヘデックが失敗したことで大原ペースになるかと思いきや、最後まで冷静さを失っていなかった。
 またHAYATAにとって大阪プロレスやFREEDOMSでタッグ王座の戴冠暦はあるが、シングル王座に関しては初戴冠、まして初シングルタイトルがNOAHのベルトであることからHAYATAにとって喜びもひとしおであり大きな自信になるだろう。


 セミの潮崎vs先日の横浜ラジアント大会からNOAH初参戦となるゲイジは潮崎と対戦、ゲイジは序盤から潮崎をパワーで圧倒し、場外戦でもゲイジがエプロンめがけてバックドロップで叩きつけるなど試合を有利に進める。リングに戻ってもファールウェイスラムで潮崎を投げ捨てるだけでなく、ドロップキックやその場飛びムーンサルトと身軽さも披露するが、潮崎は逆水平、フライングショルダーと反撃してからランニング手刀も、平然と受けたゲイジはエルボーで押し返す。
 潮崎も逆水平の連打からマシンガンチョップで押し返し、袈裟斬りチョップ、突進するゲイジをコーナーに乗せてから下からのドロップキックを発射も、当たりが浅かったのか場外には転落せず、リング中央でフィッシャーマンズバスターを決めるが、起き上がったゲイジはソバット、ミドルなどキックのコンビネーションからトラースキックを炸裂させる。
 ゲイジは雪崩式ブレーンバスターを狙うが、潮崎が頭突きで阻止するも、ゲイジはジャンピングハイキックで潮崎を場外へ落とすと、セカンドロープの反動を利用してエプロンからリングへと潮崎をぶっこ抜く。
 潮崎は逆水平からDDTで突き刺すも、平然と受け流して立ち上がったゲイジは、顔面へのノーガード頭突きからラリアット、ターンバックルへのパワーボムと畳みかけ、潮崎の左のラリアットもジャンピングニーで迎撃したゲイジは変形バーナードドライバーことドリルクローで3カウントを奪い、潮崎相手に完勝を収める。


 GHCタッグ選手権の前哨戦、まずマイバッハvsレインは肉弾戦となるが、身長のあるレインが試合を有利に進めダブルアームスープレックスでマイバッハを投げるが、ブレーンバスター狙いはマイバッハが投げ返し、串刺しラリアットの連打で流れを変えるとチョークスラムを狙うが、阻止したレインはフロントースープレックスで投げ、エプロンでの攻防ではマイバッハが競り勝って断崖式パワーボムを狙うも、レインはリバースしてマイバッハが断崖式で落とされてしまい、レインもトペを狙い、マイバッハはかわす構えを見せるが、スピードダウンしたレインはエプロンからスレッジハンマーを投下してしたたかさを見せる。
 ところがレインが鉄柵ホイップでマイバッハを鉄柵に叩きつけてから突進すると、マイバッハはショルダースルーでレインを鉄柵外へと出し客席で乱闘となるが、エキサイトした両者は客席での乱闘を続け、レフェリーは場外カウントを数えるも、全くの無視でカウント20となって両者リングアウト、両者はバックステージまで雪崩れ込んでしまう。


 丸藤vsコーディは長身のホールに対して丸藤はスピードでリードを奪おうとするが、スワンダイブ狙いをスタンガンで阻止されると場外戦となるが、試合を終えたはずのマイバッハとレインがまだ乱闘を続けており、再び客席にまで雪崩れ込んでしまう。館内は無効試合になるのではとイヤな空気となるが、マイバッハとレインは乱闘を続けながらバックステージへ下がって無効試合だけは避けられるも、丸藤は場外でチョークスラムの体勢から鉄柱に叩きつけられて大ダメージを負ってしまい、更にコーディが担いでエプロンに丸藤を叩きつける。
 リングに戻ってもコーディはハイアングルのショルダースルーやラリアットで攻勢に出ようとするが、丸藤は虎王の連打を浴びせて流れを変え、このあたりからコーディは動きが鈍りだす。しかしもう1発を狙った丸藤をキャッチしたコーディはシットダウン式チョークスラムを決めると、レイザーズエッジを狙うが丸藤がフランケンシュタイナーで切り返して逆転3カウントを奪い勝利。


 外国人3選手の生で見た感想を言うとゲイジはパワーだけでなく身軽さを見せ、最終的には潮崎を降したことで実力者ぶりを見せ、レインはスープレックスなどを見せて体格を生かしたプロレスを見せていたが、マイバッハに付き合いすぎたことで若干冷静さに欠けていた。コーディは途中までいいペースで丸藤を攻めていたが、虎王を喰らってから古傷の首に影響したのか一気に失速し、雑さが目立ち始めていた。ゲイジは合格点は出せるもののレインとホールはまだまだと感じさせてしまった。


 第5試合の拳王vs石森は、石森が拳王を場外へ追いやって逆回転トペフェイントでの牽制を狙うが、キャッチした拳王はそのまま場外へ引きずり込み痛めつけにかかるも、鉄柱攻撃狙いを石森が鉄柱を使っての619を浴びせると、そのまま拳王を鉄柵に押し込み、レフェリーの場外カウントが進み、リングアウトギリギリとなって石森がリングに戻るも、拳王ギリギリで戻ってリングアウトは免れる。
 石森はコーナーからのダイブやリバースフットスタンプなどで攻勢に出るが、突進したところで拳王はアンクルホールドで捕獲、逃れた石森もサイファーウタキ、高速ダブルニーから450°スプラッシュを狙うが、拳王はかわし不時着した石森にキックの連打を浴びせ、蹴暴を炸裂させる。
 しかし拳王はこれではまだ済ませないとばかりに場外へ石森を出し、花道奥の入場ゲート付近まで石森を連行して、ボディースラムで寝かせると、入場ゲート上からのダイビングフットスタンプを投下して石森をKO、そのまま拳王がリングに戻り、石森はダウンしたまま起き上がれず、カウント20でリングアウトとなるも、実質上のKO勝利を収める。


 第6試合の中嶋vs原田は、後入場の中嶋がエプロンでアピールしたところで原田が奇襲をかけ、プランチャを浴びせて試合開始となり、原田は中嶋を何度も鉄柵に叩きつけてから場外でのフロントスープレックスで投げ、中嶋は腰を抑えてうずくまる。
 リングに戻ってから原田はエルボーを駆使して攻勢に出るが、中嶋も低空ドロップキックで反撃してから延髄斬りを浴びせ、串刺しフロントハイキックやミドルキック、ミサイルキックなどで流れを変え、ドラゴンスクリューからのSTFでスタミナを奪いにかかる。
 劣勢の原田はスロイダーで流れを変え、ランニングエルボーやノーザンライトスープレックスからダイビングエルボードロップを狙うが、R15で阻止した中嶋は雪崩式ブレーンバスターで投げリードを奪わせない。
 しかし原田は中嶋のランニングローキックを間一髪かわし、中嶋のキックからのバーティカルスパイク狙いをスリーパーで切り返し、突進する中嶋をカニバサミで中嶋を直撃させてからターンバックルを蹴り上げる掟破りを敢行、膝上への垂直落下式ブレーンバスターから片山ジャーマンで勝負に出るも、阻止した中嶋は原田のエルボーからの串刺し攻撃を、中嶋がカニバサミで倒しコーナーに原田を直撃させてターンバックルを蹴り上げてからトラースキック、サッカーボールキックからのランニングローキック、そしてバーティカルスパイクで3カウントを奪い、原田は健闘したものの、中嶋はヘビー級王者の強さを見せつける。


 第4試合の小峠vs清宮はグラウンドでリードを奪おうとする清宮に対し、小峠がエルボーで流れを変え、場外戦でも鉄柵ホイップなどで痛めつけ、リングに戻ってもスリーパーで捕獲、清宮は串刺しエルボーやミサイルキックで反撃するが、小峠はぶら下がり式首四の字、マグザムでリードを奪わせない。
 清宮はドロップキックで活路を見出すとフィッシャーマンズスープレックス、ジャーマン狙いは阻止されるも、頭突き狙いはエルボースマッシュで阻止した清宮は小峠をジャーマンで投げきる。
 しかし清宮のコーナーからのダイブを迎撃されると、最後は小峠がキルスイッチを決め完勝を収めた。大会前には内田会長が清宮の海外武者修行に言及しツアー後に判断すると留めたが、清宮が抜けるとなるとNOAH的には痛いも、清宮の成長を考えると武者修行も仕方ないのかもしれない。


 第1試合には杉浦が登場してライオンと対戦するも、いきなり鬼エルボーを乱打した杉浦はオリンピック予選スラムで49秒殺で勝利。試合後には第1試合に組まれたことで内田会長に詰め寄ったが、反体制を掲げても勢いのある拳王と相反して、リーダーである杉浦は存在感を発揮し切れていない。マッチメーク的な問題ではなく、杉浦自身も何か一歩引いてしまっている感じがする。それが第1試合という扱いに現れてしまったのかもしれないが・・・


 観客動員も1月の頃と比べると低調、今回はジュニアの選手権とシングルマッチの多さだけで厳しいか、メインが思ったより良い内容だっただけに、もっと観客が集まってNOAHの試合を見て欲しいのだが…

 
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