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伊賀プロレス通信24時「日常茶飯事(ちゃはんじ)」

略して「イガプロ!」、三重県伊賀市に住むプロレスファンのプロレスブログ!

近藤が岩本を降しJr.BATTLE OF GLORYを制覇!7月に全日本が大ホールに進出!

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近藤が岩本を降しJr.BATTLE OF GLORYを制覇!7月に全日本が大ホールに進出!

2月24日 全日本プロレス「2018エキサイト・シリーズ~Jr.BATTLE OF GLORY~」エディオンアリーナ大阪第二競技場 845人超満員札止め


<アピール、コメントなどはプロレス格闘技DXより>
◇第1試合◇
▼「Jr.BATTLE OF GLORY」Aブロック公式戦/20分1本
[4勝1敗=8点]○近藤修司(2分53秒 片エビ固め)[2勝3敗=4点]×丸山敦
※キングコングラリアット


◇第2試合◇
▼「Jr.BATTLE OF GLORY」Bブロック公式戦/20分1本
[3勝2敗=6点]○佐藤光留(4分39秒 片エビ固め)[2勝2敗1分=5点]×鈴木鼓太郎
※ジャンピングハイキック


◇第3試合◇
▼「Jr.BATTLE OF GLORY」Bブロック公式戦/20分1本
[3勝1敗1分=7点]○岩本煌史(4分23秒 エビ固め)[3勝2敗=6点]×TAJIRI


【試合後のTAJIRI】
――決勝進出ならなかったが?


TAJIRI「思ったより岩本君は凄いです。何とかバズソーキックの体勢にさえ持っていければ俺、絶対勝てると余裕こいてた。そこをどう返すか凄く考えてきたんだろうな。でもなめてたとかではなくて、今日は岩本君の方がいろんな意味で俺より上だったんだよ。何か凄くね、彼はね、何ていうんだろう。今までいろんな弟子がいたじゃないですか。同じ系統じゃないんだけど、何かその香り、感じが何か俺しちゃってるんだよ勝手に。そういう子たちに似てる感じが俺の中であるんですよ。だからどんどん伸びていくでしょうね、彼は。今年に入ってから凄くよくなったと思う」


――開幕前は「最年長の存在感で勝負」と言っていたが?


TAJIRI「どう思います逆に?」


――おっしゃっていた通りだったと思うが?


TAJIRI「それで勝ってれば、優勝までいってれば完璧なんですけど。けどケガもしなかったし。またリーグ戦、ジュニアだろうがヘビーだろうが何でも。こういう緊張感に身をさらすっていうのはいいことだなって凄く思ったことだから」


◇第4試合◇
▼「Jr.BATTLE OF GLORY」Aブロック公式戦/20分1本
[3勝1敗1分=7点]△青木篤志(20分時間切れ引き分け)[3勝1敗1分=7点]△高尾蒼馬


【青木の話】「ダメだ。20分という時間をどう使うかが勝負だと思うんだけど、向こうも考えてただろうし。近藤修司が負けてればまた違う展開になったと思うけど、勝ったから、勝ってももう1試合。そのもう1試合がどうしてもちらついちゃったね。リーグ戦はそこが難しいというか、ただ1試合1試合やればいいわけじゃないからね。これは明らかに俺の実力不足。近藤修司に負けたのもそう、今日勝てなかったのもそう。自分が弱い。ベルト持ってる人間として情けない。もう優勝の望みないでしょ? 切り替えなきゃいけないけど、ちょっと情けないわ。反省する」


 【高尾の話】「優勝できなかったし、決勝も出れなかったですけど、まず第1に近藤修司をガッチリじゃないけど丸め込みで勝てた。作戦といえば作戦なので勝利は勝利ですよね。青木さんは一度も勝てたことないんで。シングルでもタッグでも何でもなんですけど。勝ちたい試合でしたけど引き分け。それは結果として上がったんだからいいだろという人もいるかもしれないけど、今回は引き分けを狙ってたわけじゃないし、勝ちたかったのでそれは悔しいなというのがありますね。(リーグ戦を通して収穫はあった?)そうですね。倒すべき人や絶対に大事な部分の人に食いつけたという部分ではよかったんじゃないですかね。今までと比べると決勝の目が見えてる位置にいたし。今まではそういう位置ではなかったんで、そういう意味で少しは結果を出せてると思います。ぜひ来年もあるなら出たいです。今日はありがとうございました」


◇第5試合◇
▼30分1本
○野村直矢 崔領二 内田祥一 藤田峰雄(9分41秒 片エビ固め)秋山準 KAI ×中島洋平 タコヤキーダー
※マキシマム


◇第6試合◇
▼30分1本
○諏訪魔 岡田佑介 ビリーケン・キッド(9分46秒 体固め)ジョー・ドーリング ブラック・タイガーⅦ ×佐藤恵一
※ラストライド


◇第7試合◇
▼世界タッグ選手権試合/60分1本
[挑戦者組]○ゼウス ボディガー(18分48秒 片エビ固め)[第80代王者組]宮原健斗 ×ヨシタツ
※ジャックハマー
☆宮原&ヨシタツが初防衛に失敗、ビッグガンズが第81代王者となる


(試合終了後に崔が登場)
崔「お前ら最高のタッグチームや。おめでとう。俺な、ここに来る前、もっと前からお前らのこと最高のタッグチームやと思ってた。俺はお前らと勝負してそのベルトがほしい」


ゼウス「パートナー誰や?」


崔「パートナーがおらんかった、ずっと。お前らに挑むには相当な化け物つれてこんとあかんことは俺もよくわかってんねん。そのパートナー、今日来てないねん。でも教えたるわ。ニュージーランド最強の男、ディラン・ジェイムスって男や。ゼウス、お前はよう知ってると思うわ。あの怪物つれてくるから、3月25日、さいたまスーパーアリーナでベルトかけて俺らとやってくれ、お前ら最高のチームや。どんな挑戦からも絶対逃げへん。だから絶対逃げんなよ。ええ返事期待してるわ、(崔が立ち去ろうとする)


ゼウス「崔、俺らの返事聞いてから帰れ(と呼び止める)崔、お前は俺の最高のライバルの一人や。ええか、3月25日、さいたまスーパーアリーナでこんな最高のカード提案してくれて感謝する。みんなさいたままで観に来る準備はできてるか? これが俺らの答えや。ありがとう」


(崔退場)


ボディガー「じゃあここで公言どおり最高のマッチョポーズを元王者・ヨシタツ、健斗組に教えたるわ(ゼウスと二人でマッスルポーズを披露した)」


【試合後のビッグガンズ】
ボディガー「よっしゃあ。ついに取り戻したぞ。もう誰にも渡さへんからな。特に今日は大阪ってこともあって追い風が凄かったんで、ファンに助けられたと思う。次、崔とライディーン? 誰が来てもこのベルトは絶対守り抜くんで。とりあえず今日はまぁまずは最高のビールを飲んで、ゆっくり次のさいたまのことを考えるわ」


ゼウス「思ったとおり俺らが勝った。けど思ったより苦戦してしまった。首が…ヨシタツのヨシタツロック、あれだけはやべぇ技やなって今日実感した」


ボディガー「前も一回取られたしな、あれで」


ゼウス「ダメージもあるけど、今日は俺らの完勝ということで。応援してくれた皆さんのおかげです」


ボディガー「たぶんゼウスもそれで耐え抜けたと思う」


ゼウス「ええか!? 人生は! 祭りやで!」


ゼウス&ボディガー「ワッショーイ! ワッショーイ! ワッショーイ! まぁ、そういうこっちゃ!!」


 【崔の話】「3月25日、全日本プロレスさいたまスーパーアリーナ大会、正式にここで、誰が決定打すのわからないけど、ビッグガンズと崔&ディラン・ジェイムス組、強く希望します。これ組まれないんだったら俺ら世界タッグやる意味ないし、俺らしかいないと思うんで。全然ベルトに絡んでこなかったんで、世界タッグに関しては。ベルト獲りたいのはもちろんなんですけど、最高にピークのビッグガンズとやりたい。とにかく俺らが目指すことは一つ。もちろんベルトを獲る前提でいますけど、ベルト獲れたどうこうは各団体にチャンピオンがいるんで大したことじゃない。俺ら獲る準備もできてるし、内容が勝負だと思ってます。プロレス知らない人がこの試合を見て度肝を抜かれてしまうような、そんな試合にしなきゃいけないし、今その試合ができるのは正直、ビッグガンズと、俺とディラン・ジェイムスだと思ってるんで。もし、この試合でその試合ができなかったらディラン・ジェイムスも俺もここにいる必要がないと思う。今日はそのぐらい厳しいこと言っても、いい試合できる自信があるし、ベルト獲る自信もあるし。正直、替えが利くメンバーになるのが俺は一番嫌なんで、崔じゃなくてもディラン・ジェイムスじゃなくてもいいと言われたら俺ら終わりやと思うんで、俺らしかできないような試合をやって、内容でも実力でも本物を見せたいと思います。よろしくお願いします」


◇第8試合◇
▼「Jr.BATTLE OF GLORY」優勝決定戦/無制限1本
[Aブロック1位]○近藤修司(19分21秒 片エビ固め)[Bブロック1位]×岩本煌史
※キングコングラリアット


(試合終了後、優勝トロフィーを授与された近藤はマイクを持つ)
近藤「全日本プロレスファン、俺が勝ったら帰るの早いな。有言実行だ。もう一回言わせてもらうぞ。今までの全日ジュニアの中で今のジュニアが一番弱いんだよ! 何だ? お前ら納得してんのか? お前らもそう思うか? わかってるじゃねぇか。俺がこのジュニアのリーグ戦、優勝したってことは何かあるだろ!? 青木!(素顔の青木が現れる)お前よ、さっきマスクして試合してんのに突然素顔になったら誰だかわかんねぇだろ。オイ、優勝したぞ。この世界ジュニア俺に挑戦させてくれるのか、させてくれないのか。どっちだ? チャンピオン、あなたが決めてくれ」


青木「その前に一言。マスクについては触れないでくれ。リーグ戦予選でも負けて、近藤選手が優勝しました。なので断る理由はありません。3月25日、さいたまスーパーアリーナでこのベルトをかけてやりましょう(そして両者がしばしにらみ合うと、近藤はリングを降りた)全日本プロレスのジュニアとしていい結果では終われませんでした。でも次のタイトルマッチは必ず防衛して、また全日本プロレスのジュニアを面白くしていきます。そして全日本プロレスももっと今まで以上に面白くしていきますので、これからも応援よろしくお願いいたします。今日、最後までご観戦ありがとうございました。また大阪でやる時はぜひ観に来てください。ありがとうございました」


【近藤の話】「青木だよね。全日本ジュニアの問題は全て青木じゃない? ベルト外から取り返して、何でまたマスクつけてやってんだって? はすに構えてやってんだろ、まだ。全日本のエースはお前なんだろ? そうじゃないって言うんだったら、俺にベルトそのままよこせよ。俺が全日本プロレスのジュニアのエースになってやる。もう俺、マイクもできるぞ。しゃべれるぞ。どうすんだよ? 世界ジュニア戦やるまでもない。俺がはるかに上いってんだろ? 後楽園で言ったとおり、今の全日本のジュニア、一番弱い。今日付け加えるぞ。一番レベルが低い。何か思うことがある奴は俺に直接言ってこい。ファンでも関係者でもレスラーでもいいよ。あと5年、全日本抜けてWRESTLE-1にいって、WRESTLE-1の俺がのこのこと全日本プロレスのジュニアのリーグ戦に上がってるか教えてやろうか? WRESTLE-1、団体は小さいよ。始まったばかりだ。客も入ってねぇ。でもよ、小さい団体だってプロレス界に存在してるってことを俺は示したかったんだよ。わかるか? そのために俺はこのリーグ戦に出た。結果を出したんだよ。ファン、マスコミもきっとWRESTLE-1なんて無視してる状態だからさ。わかってるよ、そんなこと。肌で感じるよ。だけどそれに別に怒ったりしないけど、片隅の小さい団体にもこんなレスラーがいるってことは忘れてほしくなかっただけ。WRESTLE-1他にもレスラーいるけど、みんな頑張ってる。それをアピールしにきただけ。全日本のジュニアのエースになろうなんて俺は思っちゃいないよ。でも誰が今エースか? 現時点で暫定で言ったら岩本だろ。お前が頑張れもっと。以上」


 【岩本の話】「あと一歩…あと一歩が届かなかった。クッソ。今の全日本ジュニアが一番弱いと言われるのがホントにむかつくし、それを結果で見返したかった。言われたようにやられて、しかも最後の砦のわけで、それで俺が負けたっていう責任は凄く感じてるし重い。あとリーグ戦最終戦、TAJIRIさん、今まで一回だけシングルやったことあるけど、何も手応えつかめなかった。でも今日、TAJIRIさんと試合してみて、やっぱ何か感じ取れるものがあったし、自分に対する愛っていうものを何かしら感じ取れた。戦ってそう思えたんで、何か今後、TAJIRIさんと…TAJIRIさんがいいなら何か一緒にやっていきたいし、俺はあの人の近くでいろいろ学びたいかなって思う。今の自分のスタイルにないものをTAJIRIさんはいっぱい持ってると思うし、それを世界で体験して会得してきた人だと思う。だからTAJIRIさんがいいなら…今日も決勝の時、セコンドにいてくれたし、TAJIRIさんがOKというならぜひお願いしたい。あと近藤修司、次、青木さんと世界ジュニアですよね? もちろん青木さんが勝ってくれると信じてるし、俺が今日、近藤修司に負けたってことは絶対忘れないし、これを自分の力で勝ちに変えてみせる。今日負けましたけど、俺の気持ちは折れない。今日はお客さんに申し訳ない。絶対いつかひっくり返して納得させる」 



 今回は今年初の全日本観戦、最終戦を迎えた「Jr.BATTLE OF GLORY」、ここまでの経過を振り返るとAブロックは青木、近藤、高尾に絞られたが、丸山は近藤に勝ち、青木vs高尾が両者リングアウトにならない限りは同点に並ぶことが出来ず、仮に同点になったとしても優勝決定戦進出者決定戦に勝たないことのは優勝決定戦に進出できないという、かなり厳しい状況、今年から全日本所属となった丸山に奇跡は起こせるのか…
 Bブロックは6点のTAJIRIが単独トップ、岩本と鼓太郎が5点、光留が4点で追いかける展開だが、光留が鼓太郎に勝ったとしても。TAJIRIと岩本のどちらか勝てば脱落という厳しい状況となった。


 Aブロックの近藤vs丸山は、開始早々丸山がハイキックを浴びせて近藤がダウンし、意識が朦朧とする近藤をトラースキックやトペコンヒーロで攻め立てるが、タイガーススープレックス狙いを近藤が踏ん張ると後頭部へのキングコングラリアット、ショートレンジでのキングコングラリアットと浴びせてから、ランセルセ、キングコングラリアットで3カウントを奪い、8点目で優勝決定戦進出に前進。 


 青木vs高尾はどちらかが勝てば近藤との進出決定戦にもつれ込む一戦となり、試合はじっくりとしたグラウンドでスタートも、青木がラリアットから仕掛けるとフロッグスプラッシュを投下するが、昼間のDDT後楽園大会を終えたばかりの高尾はスタミナを配慮してかスーパーキックからシュバインで反撃する。しかし青木が左腕攻めで主導権を奪い、場外戦でもトペスイシーダを放つが、エプロンの攻防で高尾はリバースDDTで反撃し、コーナーから場外の青木の背中めがけてダイビングフットスタンプを投下する。
 これで形成逆転した高尾はリングに戻ってからも背中めがけてのダイビングフットスタンプを投下するが、青木は再び左腕攻めで反撃、高尾もトラースキックからエルボーの連打、そしてジントニックを狙うも、回転エビ固めで切り返した青木は腕十字で捕獲、高尾も抵抗したが、青木は逃さずも、20分フルタイムの時間切れ引き分けとなり、近藤が優勝決定戦に進出、青木は昨年同様最終戦で20分ルールに泣く結果となった。


 Bブロックの光留vs鼓太郎は開始早々打撃戦となり、両者は手を掴みながら鼓太郎はエルボー、光留はミドルキックの応酬となるが、鼓太郎はアッパー掌打からランニングエルボーを狙ったところで、光留はジャンピングハイキックで迎撃し、ランニングローキックからジャンピングハイキックを連発して3カウントを奪い、6点目で望みをつなぐ。 


 TAJIRIvs岩本は、TAJIRIが勝っても時間切れ引き分けでも優勝決定戦進出とあって、余裕の態度を見せつつ、じっくり間合いを図って時間稼ぎをする。場外に逃れたTAJIRIに岩本が追撃すると鉄柵攻撃からのコブラツイストで攻勢をかけ、リングに戻ってから丸め込みの連打、ハンドスプリングエルボーと主導権握り、トラースキックからバスソーキックで勝負に出る。しかしブロックした岩本は延髄斬りから孤高の芸術を炸裂させ、カバーしたところでTAJIRIが丸め込むが、岩本が強引に丸め込んで3カウントとなり、2年連続で優勝決定戦に進出する。


 優勝決定戦の岩本vs近藤は場外に出た近藤を岩本が追いかけると、これを待っていた近藤は鉄柵攻撃から、岩本の痛めている左膝にテーブル貫通ニークラッシャーを決め、リングに戻ってからロープ越しのドラゴンスクリュー、ローキック、低空ドロップキック、ジャベ、コーナーに逆さ吊りにして左足めがけてのキングコングラリアット、久しぶりに披露するゴリラクラッチを駆使しての左膝攻めで試合の主導権を握る。
 圧倒する近藤はKUBINAGEからランセルセを狙うが、岩本はニーアッパーで迎撃、近藤も左膝攻めで応戦するが、岩本は起死回生の一本背負いからネックスクリュー、エプロンでの大外刈りと猛反撃する。
 リングに戻った岩本は勝負を狙って孤高の芸術を狙うが、阻止した近藤がローキック、低空ドロップキックと膝攻め、再度ゴリラクラッチ、ランセルセからオーバードーズと追い詰めにかかり、キングコングラリアットで勝負に出るが、岩本はエルボーで迎撃し、延髄斬りからニーアッパー、またキングコングラリアットをかわしてニーアッパーからジャーマン、フルネルソンスープレックスからの大外刈りと猛ラッシュをかける。
 岩本はは孤高の芸術を再度狙うが、近藤はパワーボムで叩きつけ、エルボー合戦からザ☆オリジナル、キングコングラリアットを連発、もう一発は岩本がキャッチして裏投げを決め、大外刈りも決めたが、近藤は再度キングコングラリアットを連発して3カウントを奪い、優勝となった。
 試合後は近藤が改めて「全日本ジュニアは弱い!」と断言し、青木を呼び出して保持している世界ジュニアヘビー級王座への挑戦を表明、3・25たまアリでの選手権が決定的となった。
 優勝決定戦の内容からしても、岩本は懸命に追い上げたが完敗、ジャベや武藤敬司を彷彿させる低空ドロップキックなどの膝攻めのパターンを見ても、パワーだけでないことを充分に見せつけた。
   


 世界タッグ選手権は今回は挑戦者のビッグガンズのホームである大阪ということで、アウウェイモードとなった王者組がゼウスを捕らえ、鉄柵へのスタンガン、鉄柱を使っての首攻め、ヨシタツが顔面ウォッシュとゼウスの首攻めを展開、ヨシタツがコンプリートショットからのヨシタツロックで捕獲してゼウスのスタミナを奪いにかかる。
 なかなか主導権を握れないゼウスは宮原にフライングバイセップスエクスプローションを浴びせて一矢報い、ボディガーに交代しラリアットの連打で試合を盛り返そうとするが、王者組の連係の前に捕まってしまい、形勢逆転に至らない。
 交代したゼウスは王者組に両腕フライングバイセップスエクスプローションを浴びせてから、ヨシタツに串刺しバイセップスエクスプローションからフロントスープレックス、そしてコーナーからダイビングバイセップスエクスプローションを狙うが、宮原がカットし、ヨシタツは雪崩式ブレーンバスターから、王者組がトレイン攻撃、ヨシタツがスイングDDTで突き刺し、ボディガーが入って乱戦となると、ビッグガンズがヨシタツを捕らえてダブルインパクトを狙う。
 しかしヨシタツがかわすと、宮原が入って王者組がゼウスを捕らえ、宮原のブラックアウトの援護を受けたヨシタツがハイキックからヨシタツロックで捕獲、ところが耐え切ったゼウスはハイキックを一閃するとバイセップスエクスプローションからジャックハマーで3カウントを奪い、大逆転でビックガンズが王座を奪還した。
 内容的にもビッグガンズの自慢の連係が機能せず、試合の大半はリードされるも、懸命に耐えて勝利につなげた。試合後には崔が登場してデュラン・ジェームスとの元ZERO1コンビでの挑戦を表明、3・25たまアリでの選手権が濃厚となった。


 休憩前にはスクリーンに大森隆男が登場し3・25アジアタッグに挑戦するパートナーXを、かつてワイルド・チャイルドとしてIWGPタッグ王座を保持していた中西学であることを発表、7・29ではエディオンアリーナ大阪大ホールに進出することを発表した。大ホールの開催は2014年12月の最強タッグ最終戦以来で約3年半ぶり、3年半前はバカ白石騒動のダメージも残っており、大仁田厚の参戦もあったが不入りに終わった。しかし現在の全日本だったら3年半前以上に動員できる自信は間違いなくある。大ホールで開催している団体は新日本とDRAGON GATEしかないが、全日本がどこまで食い込めるか、注目したい。

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