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伊賀プロレス通信24時「日常茶飯事(ちゃはんじ)」

略して「イガプロ!」、三重県伊賀市に住むプロレスファンのプロレスブログ!

宮原健斗、デビュー10周年も"最高”で飾った!青木が丸山を降し公式戦初勝利!

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宮原健斗、デビュー10周年も"最高”で飾った!青木が丸山を降し公式戦初勝利!

2月18日 全日本プロレス「2018エキサイト・シリーズ~Jr.BATTLE OF GLORY~」博多スターレーン 618人


<アピール、コメントなどはプロレス格闘技DXより>
◇第1試合◇
▼「Jr.BATTLE OF GLORY」Aブロック公式戦/20分1本
[2勝1敗=4点]○高尾蒼馬(6分53秒 エビ固め)[1勝2敗=2点]×佐藤恵一
※ジントニック


【高尾の話】「連勝。でも昨日と今日の対戦相手はね、自分よりキャリアがだいぶ低い二人なんで、これは計算に入ってる勝利なんで。次の近藤修司戦、そこが一番のポイントですね。青木さんも勝ちたいですけど、まずは近藤修司に勝たなきゃ先はないと思うんで頑張りますよ。佐藤君はね、初めて当たったんですけど、動きがトラースキックとか似てて、自分より大きいんでちょっと大変でしたけど、勝ててよかったです。次は近藤修司戦です」


◇第2試合◇
▼20分1本
○ウルティモ・ドラゴン 藤田峰雄 KING(10分10秒 ラ・マヒストラル)ブラック・タイガーⅦ KAZMA SAKAMOTO ×新泉浩司


◇第3試合◇
▼「Jr.BATTLE OF GLORY」Bブロック公式戦/20分1本
[2勝1分=5点]○岩本煌史(9分3秒 片エビ固め)[1勝2敗=2点]×中島洋平
※孤高の芸術


【岩本の話】「やっぱり初戦の光留さんの足攻撃、みんなみてるな。徹底的に狙われてる。前年度覇者ということ、それもあると思うし、そういう自負もある。ただ今日の1勝で決勝進出まであと少し、大きく手繰り寄せた。ただでさえ単独首位だったけど、今日でさらに離したはずだ。それから中島洋平。今日の日までいろいろ言ってきたけど、やっぱり全日本で3年か4年、このヘビー級の中でやってきたことはある。本当に紙一重の勝利だった。で、奴はいつも鈴木鼓太郎、鈴木鼓太郎って何回も言ってる。お前の目指すと小、そこでいいのかと。みんな世界ジュニアを目指す、狙う。全日本のジュニアを所属で高めるっていう一つの目標にやっていくんじゃないのか? いつまでも鈴木鼓太郎ばっかみてて狙ってると、俺以外にも置いていかれるぞ。俺が上から言うのも何だけど、世界ジュニア戦線で一緒に上目指して競り合っていけると思う。だからいつまでも一人の奴に個室するんじゃなくて、もっと高みを目指す。それがあれば全日本のジュニアはもっと上いけるし輝ける。あと2つキッチリ勝つ。以上」


◇第4試合◇
▼「Jr.BATTLE OF GLORY」Bブロック公式戦/20分1本
[2勝=4点]○TAJIRI(10分14秒 首固め)[1勝2敗=2点]×佐藤光留


【試合後のTAJIRI】
TAJIRI「一番の難敵でしたね、俺にとって。正直、佐藤光留と同じブロックになって嫌だなと思ってた。何か一番戦って体のどこかがぶっ壊れてるとしたら佐藤光留という、そういう選手ですよ。恐ろしいよ」


――右足のダメージは今後にひきずりそう?


TAJIRI「そうですね。けど、佐藤光留ほどここまで間段なくスキなく足を攻めてくる奴はもういないと思うんですよ。ということはもう足を攻められるのは今日がMAXでこれ以上はないかなという気がします。いやぁ、きつかった。ホントね、彼と戦うと体力の最後の1滴まで振り絞らなきゃいけない。そういう戦いなんですよ。正直、一番苦手かもしれない、ああいうタイプは」


――その苦手な相手に勝ったのは大きいのでは?


TAJIRI「ですね。逆にね、あとはもう油断しないようにしなきゃなという感じがします。早いうちに当たってよかったよ」


――次戦は鼓太郎が相手だが?


TAJIRI「明日なんですよね。けど鼓太郎と戦ったあと佐藤光留と戦うよりは、佐藤光留と戦ってから鼓太郎と戦う方が楽です。気分的には。とにかくすぐに明日に備えてヒザを痛みをとる方法を考えないと」


◇第5試合◇
▼30分1本
○諏訪魔 石川修司 岡田佑介(13分51秒 体固め)崔領二 KAI ×鈴木鼓太郎
※ラストライド


◇第6試合◇
▼「Jr.BATTLE OF GLORY」Aブロック公式戦/20分1本
[1勝1敗=2点]○青木篤志(12分22秒 テキサスクローバーホールド)[1勝2敗=2点]×丸山敦


【青木の話】「しんどいね。でも勝ちは勝ち。丸山敦というやっぱり懐が深い選手がここにいるからね。勝てたけど全然。俺がダメだ。ここから巻き返さなきゃいけないけど、これじゃまずいな。まだまだ油断することないから。優勝しなきゃいけないから頑張りますよ。(丸山がマスクをかぶってきたが?)ツイッターに書いてたからね。マスクにはマスクって。そういうことかなって思ったけど、よかったよ予備持ってきて。脱がなかったら脱がなかったで俺が脱いでたよ。何でも勝負だから。リングだけじゃないから。勝たないと意味がない」


◇第7試合◇
▼宮原健斗デビュー10周年記念試合~三冠ヘビー級&世界タッグ選手権試合ダブル前哨戦~スペシャル6人タッグマッチ/60分1本
○宮原健斗 ヨシタツ 野村直矢(23分12秒 シャットダウンスープレックスホールド)ジョー・ドーリング 秋山準 ×ゼウス


(試合終了後、 宮原はコーナー上で両手を広げてかちどき。和田京平レフェリーに絡みまくり、場外に出ると足を引っ張って引き摺り下ろそうとしたが、和田レフェリーは宮原の顔面を踏みつけて抵抗sる)


  そして宮原とヨシタツのマイク争奪戦に。ヨシタツが譲る構えをみせたが、宮原がマイクを持とうとすると、先に拾ってしまう。
ヨシタツ「健斗、デビュー10周年おめでとう。健斗、この世界タッグのベルト初の防衛戦、大阪でゼウス、ボディガー組とだ。俺たちなら絶対防衛してみせるよな? We can do It!? We can do It!(そして博多のファンとともに「We can do It!」を4回叫ぶ)どうもありがとうございました!」


(宮原もヨシタツとともにリングを降り、花道を下がったが、健斗コールを受けてリングに引き返した。ヨシタツとのマイク争奪戦を制する)
宮原「帰ってきたぜ福岡!最高のご声援ありがとうございました。自己紹介が遅れました。第80代世界タッグチャンピオン、ならびに福岡が生んだプロレス界で最も最高の男・宮原健斗です。2月25日、大阪で我らがヨシケンが世界タッグ防衛戦、そして3月25日、さいたまスーパーアリーナで三冠挑戦。ということは次にここ博多に帰ってくる時は5冠王になって帰ってくるぜ!福岡の皆さんに聞きたい。今、プロレス界で最も5冠王が似合う男は誰だと思いますか? 博多の皆さんの正直な声を聞かせてくれ!(博多のファンが健斗コールの大合唱を送ると、宮原は「満場一致で宮原健斗でーす!( 場内は再び健斗コールの大合唱に包まれる)福岡の皆さんに聞きたい! 全日本プロレス! 最高ですか!?(「最高!」の叫びが返ってきても)聞こえないなぁ…(倒れ込んでしまう。それでも男の子から健斗コールをもらって復活)全日本プロレス! 最高ですか!?(×2「最高!」の叫びで呼応))博多…最高!」


【試合後の宮原&ヨシタツ】
ヨシタツ「健斗デビュー10周年おめでとう」


宮原「よっしゃ。この10年という、僕にとっては何てことはないけど、ヨシタツさんから言うこと何かありますか?」


ヨシタツ「この男はまだまだ進化するからね。俺は横にいて思う。これから俺もそれに負けないようにどんどん上を狙っていく。あくまでもタッグチームだけど、お互いに意識し合って。2月25日、防衛できそうだな。協力しよう。おめでとう今日は」


――10周年記念試合を勝利で飾って世界タッグと三冠へ向けていい弾みになったのでは?


宮原「まぁ、これを機にね、宮原健斗のキャリアというものを言うんであれば、俺は正直、全くキャリアを気にしたことなんてない。今日は10年という数字で表されてるけど、俺の気持ちとしては全く何も変わらない。キャリアを踏んで偉そうにするレスラーはそこそこだよ、そんなもんは。俺はキャリアを踏むにつれて失うものもあると思ってるんでね。俺は何年やってるからって胸張ってるようなレスラーはそこそこだ。俺はこの生まれた博多でレスラーを目指した時から何らプロレスというものに対してのキラキラしたものは変わっていないからね。キャリアなんて俺の中で関係ない。ただ昔から応援してくれてる人、最近応援してくれる人。そういう人たちに今日は感謝の気持ちを込めて戦ったから。関係ないよ、キャリアは。俺は何年経ったってプロレスに対してキラキラした夢を持ってるから。それはキャリア何年を目指してるわけじゃないし、その日を全力投球してるんでね。だから今、宮原健斗が生きてきた中で今日がベスト、最高の日ですよ。また明日塗り替えられるよ。キャリアは俺にとって関係ない。俺はそんなちっぽけなプロレスラーになるつもりはないから。俺、宮原健斗は何年経とうがキラキラしたものは失わない。それは今日また改めて心にしましたよ」


 メインはデビュー10周年を迎えた宮原の記念試合が地元・福岡で行われ、2・25大阪で世界タッグ王座をかけて挑戦を受けるゼウス、3・25たまアリで三冠に挑戦するジョーとの前哨戦で対戦。宮原にはヨシタツと野村、ジョー&ゼウスには秋山が組んだ。
 試合はゼウスが秋山に交代も、試合権利のある野村がゼウスに突っかかり、秋山が強襲してから野村を捕らえにかかり、場外戦で秋山が鉄柵攻撃からジョーとゼウスが逆水平を交互に連打、リングに戻ると反撃した野村がやっと宮原に交代するが、ゼウスのバックハンドエルボー、ジョーのロープ越しのラリアットを喰らってしまうと、場外では秋山が鉄柵攻撃、床でのDDT、リングに戻ってもランニングニーからエクスプロイダーを喰らうなど、手荒い祝福を受ける。
 交代を受けたジョーはショートレンジラリアットからエルボードロップで宮原を追い詰めにかかるが、レボリューションボム狙いは宮原がフランケンシュタイナーで切り返し、交代を受けた野村がスピアー、レッドアロー、ブレーンバスターとジョーを攻め込み、交代した秋山のランニングニーを喰らっても、ジャンピングエルボーで応戦し、交代したヨシタツもスワンダイブ式ミサイルキックで続く。
 ヨシタツは秋山にトルネードDDT、コンプリートショットからヨシタツロックで捕獲、そしてコーナーからのニールキック狙いはゼウスにカットされて、秋山が雪崩式ブレーンバスターで投げ、宮原vsゼウスになると、串刺しを狙う宮原にゼウスがショルダータックルで迎撃し、串刺しバイセップスエクスプローションからフロントスープレックスの連続攻撃、秋山とジョーが入ってトレイン攻撃、ゼウスがブレーンバスターからのチョークスラムと畳みかけ、ジャックハマーで勝負を狙うが、宮原がブレーンバスターで投げ返す。
 ゼウスを捕らえた宮原組は、ヨシタツと野村が入って逆にトレイン攻撃から、宮原がブラックアウトも、キャッチしたゼウスはハイキック、だが宮原もフロントハイキックで応戦したところで、各選手が入り乱れて乱戦となり、宮原はゼウスにブラックアウトを炸裂させると二段式ジャーマンからシャットダウンを狙うも、ジョーがカットに入ってゼウスはバイセップスエクスプローションから再度ジャックハマーを狙う。しかし着地した宮原はヨシタツに気を取られたゼウスにブラックアウトを炸裂させ、最後は後から前へとブラックアウトを浴びせてからしゃっとづあんスープレックスを決め3カウントを奪い、デビュー10周年を自らの勝利で飾った。


 ある日、宮原のことを「棚橋の猿真似だ」と批判するマスコミがいた。健介Officeから全日本へ移籍した宮原だったが、経営危機に陥った全日本から潮崎豪や金丸義信、曙が去り、諏訪魔もジョー・ドーリングも長期欠場というどん底な状況となった、全日本は宮原を底上げさぜる得ず、また宮原も全日本を背負っていくために"棚橋弘至"にならざる得なかった。そんな意味では棚橋がどん底となった新日本をそこまでV字回復した象徴と崇められているのかもしれないが、宮原も自身を棚橋のようにアピールすることで全日本をV字回復させるきっかけを作った。
 確かに現在の宮原は棚橋の模倣なのかもしれない、だが天龍源一郎がアントニオ猪木の延髄斬りを自分のモノにしたように、宮原も棚橋弘至という存在を模倣したことで自分の物にした。これも自分の考えかもしれないが、模倣もまた本物なりだと思っている。


 宮原が今年デビューして10年、佐々木健介に下でデビューしたが、長男的存在である中嶋勝彦が際立つ存在だったこともあって、周囲から比べられていた部分もあり、自身のスタイルを確立できずに、結果を出せない日々が続いた。宮原が健介の下から去ったのはN騒動ではなく、このまま健介Officeに留まっても中嶋がいる限り高見は目指せられない、違ったところから高見を目指したかったのではと思っている。結果的には全日本から人が去ったことで底上げされた宮原が台頭するきっかけとなり、本人も一気にはじけた。移籍したときはバカ白石がいたこともあって、このタイミングでの移籍は大丈夫なのかと思ったが、紆余曲折もあったが宮原の選択は大正解だった。


 現在はヨシタツと組んで世界タッグ王者となっているが、三冠王座をも奪還することで、10周年を五冠王で飾ろうとする宮原が全日本をどう「最高」の位置にまで持っていくか、これからの期待したい。


最後に宮原健斗選手、10周年記念おめでとうございます
 
 「Jr.BATTLE OF GLORY」はAブロックでは高尾と恵一が対戦、恵一のセントーンを自爆させた高尾は腰攻めで先手を奪い、恵一も反撃して翔破を狙うが、阻止した高尾はドロップキック、串刺しジャンピングハイキック、ダイビングフットスタンプと畳みかけてジントニックを狙う。
 しかし阻止した恵一は高尾のトラースキックをかわして、逆にトラースキックを浴びせるとゼロ戦キックからブレーンバスター、ジャーマンと畳みかけるが、高尾はワンツーエルボーからローリングエルボーで攻勢をかけると、トラースキック合戦を制してからジントニックで3カウントを奪い4点目を獲得。


 青木vs丸山は、マスク着用の青木に対し、丸山はタイガースマスクとして登場、丸山はローキックでから串刺しハイキックを狙うがかわされると、コーナーにセットされた丸山に青木がカナディアンバスターから弓矢固め、逆片エビと腰攻めで先手を奪う。
 丸山も青木の突進をリーブロックでかわして場外へ追いやると、丸山はトペコンヒーロを命中させ、リングに戻ってトラースキックの連打からタイガーススープレックスを狙うも、阻止した青木は逆エビ固めで捕獲する。
 青木はバックブリーカーから腰へのフロッグスプラッシュ、再度逆エビ固めで捕獲するが、丸山は回転エビ固めで切り返すと、青木のラリアットをかわして変型のグランドコブラ、ジャーマンからバスソーキック、そしてタイガーススープレックスホールドを決める。だがキックアウトした青木はバッククラッカーを決めると、ラリアットの連打から変型バッククラッカー、そしてテキサスクローバーホールドで捕獲し、丸山は無念のギブアップとなって、青木が公式戦初勝利を収めた。


 Bブロックの岩本vs高尾は岩本のニーアッパー狙いをキャッチした中島が岩本の痛めている左膝めがけて低空ドロップキックを放ち、左足攻めで試合を有利に進める。しかし岩本はニーアッパーからDDTで突き刺すと、ネックスクリューからジャーマンを狙うが、阻止した中島がエルボー合戦からミドルキックの連打、ダイビングフットスタンプ、トラースキック、延髄斬りと畳みかけ、岩本が起死回生を狙った孤高も芸術も左足を蹴りつけて阻止した中島は、高角度回転エビ固めからハイキック、顔面蹴り、跳後廻蹴で勝負に出る。
 ところが岩本は間一髪かわすと一本背負いからジャーマン、ラリアットからブレーンバスターで猛反撃にでると孤高の芸術を決め3カウントを奪い5点目を獲得する。


 光留vsTAJIRIは、7・30大阪でのリベンジを狙う光留がアキレス腱固めは飛びつき膝十字固めと左足攻めで先手を奪い、STFで絞めあげてからソバットを打ち込んでTAJIRIを追い詰める。
 TAJIRIの起死回生のトラースキックもキャッチした光留はアンクルホールドで捕らえ、バックドロップで投げてから、腕十字から捕獲式を狙うも、TAJIRIが前方回転して逃れたところで光留とレフェリーが交錯、これを逃さなかったTAJIRIはグリーンミストを噴射してから丸め込んで3カウントを奪い逆転勝利で4点目を獲得し、光留は手痛い2敗目を喫した。

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