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伊賀プロレス通信24時「日常茶飯事(ちゃはんじ)」

略して「イガプロ!」、三重県伊賀市に住むプロレスファンのプロレスブログ!

春の本場所チャンピオンカーニバルを制覇したのは関本大介・・・全日本制圧宣言!

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春の本場所チャンピオンカーニバルを制覇したのは関本大介・・・全日本制圧宣言!

4月24日 全日本プロレス「2016チャンピオン・カーニバル」エディオンアリーナ大阪第二競技場 793人 超満員


<アピール、コメントなどはプロレス格闘技DXより>
◇第1試合◇
▼「2016チャンピオン・カーニバル」Bブロック公式戦/30分1本
[4勝2敗=8点]○崔領二(9分43秒 片エビ固め)[3勝2敗1不戦勝=8点]X吉江豊
※那智の滝


◇第2試合◇
▼「2016チャンピオン・カーニバル」Aブロック公式戦/30分1本
[3勝2敗1分=7点]○真霜拳號(9分22秒 レフェリーストップ)[3勝3敗=6点]Xスーパー・タイガー
※足4の字固め


◇第3試合◇
▼「2016チャンピオン・カーニバル」Aブロック公式戦/30分1本
[3勝3敗=6点]○ボディガー(5分43秒 エビ固め)[3勝3敗=6点]X秋山準
※ラリアット


◇第4試合◇
▼「2016チャンピオン・カーニバル」Bブロック公式戦/30分1本
[5勝1敗=10点]○ゼウス(6分55秒 片エビ固め)[2勝3敗1不戦勝=6点]X青木篤志
※ジャックハマー


◇第5試合◇
▼「2016チャンピオン・カーニバル」Aブロック公式戦/30分1本
[4勝2敗=8点]○関本大介(8分40秒 ジャーマンスープレックスホールド)[3勝2敗1分=7点]X宮原健斗


◇第6試合◇
▼30分1本
○ジェイク・リー(6分48秒 エビ固め)X青柳優馬
※バックドロップ


 
◇第7試合◇
▼30分1本
○野村直矢 佐藤光留 井上雅央 HUB 岩本煌史(15分11秒 ジャックナイフ式エビ固め)大森隆男 中島洋平 ウルティモ・ドラゴン XSUSHI ビリーケン・キッド
※スピアー


◇第8試合◇
▼「2016チャンピオン・カーニバル」無優勝決定戦/制限1本
[Aブロック1位]○関本大介(24分11秒 ジャーマンスープレックスホールド)[Bブロック1位]Xゼウス


(試合終了後)
関本「最後まで応援ありがとうございます。大日本プロレスの関本大介です。チャンピオン・カーニバル優勝したぞ!もっと精進します。頑張っていきますので、応援よろしくお願いします」


【関本の話】「優勝したぞ。俺がチャンピオン・カーニバル優勝したということは、三冠に挑戦の権利あるだろ。三冠だ。挑戦させろ、全日本プロレス。それでベルト全部狙っていく。全日本プロレスのベルトを総獲りしてやる。ちょうど今度、アジアタッグ選手権あるしな、4月29日。そのアジアタッグ挑戦にいい最高のお土産ができた。これが由緒正しき全日本プロレスのトロフィーだ。今ここにある。大日本プロレス・関本大介が持ってる。ということは全日本の全てのベルトに挑戦する権利あるよな。全部総獲りだ。全部、大日本プロレスが持っていってやる。(優勝した今の気持ちは?)今は最高の気分だよ。最高の気分。今日はこの余韻に浸ります。決勝でゼウスと戦えたことも感無量だったし、三冠王者・宮原にも3つ獲ったからね。言う権利はあるんじゃないですか俺に。世界タッグも狙っていきますよ。ゼウス&ボディガー。筋肉のことになると熱くなっちゃいますからね。もう一人ウチの団体にも熱くなる奴がいますから。今日はこの余韻に浸ります。チャンピオン・カーニバル優勝者として。(いろんな団体に上がっていろんな勲章を獲ってきたがCCは違う?)チャンピオンたちが、チャンピオン・カーニバルですからね。それで優勝したのは凄くレスラーとしてうれしいですよ。子どもの頃からブラウン管の中でしかみたことがなかったこのチャンピオン・カーニバルのトロフィーが今現在ここにあるわけですから。(胸を張って大日本に帰れる?)そうですね。仲間たちと…途中でケガしてしまった神谷選手の分もと言ったらおこがましいけど、神谷とも僕、負けてるんで勝たなきゃいけないですね」


 【ゼウスの話】「今日は俺の負けや。ゼウスが関本大介に負けたということ。それだけや」


2016チャンピオンカーニバル 野村、リー、青柳
 二日間連続観戦の二日目は全日本プロレス・エディオンアリーナ大阪第二競技場大会「2016チャンピオンカーニバル」最終戦を観戦、チャンカンは四天王プロレス時代から何度も観戦に訪れているが、優勝決定戦を観戦するのは初めて、優勝決定戦ということで会場も東京から訪れたファンもいたせいもあって用意されたイスはほぼ埋まり超満員となった。


 2016チャンピオンカーニバル 最終戦を迎えた2016チャンピオンカーニバル、Aブロックは1位の宮原を筆頭に2位に秋山、関本、S・タイガー、3位に真霜が追いかける展開。真霜にも可能性があるが1~2位にどれかが勝てば事実上の脱落、また真霜自身も西区民センターでK-DOJOの試合に出場するため、場合によってはトリプルヘッダーを強いられる厳しい状況となる。


 2016チャンピオンカーニバル Bブロックは1位がゼウス、2位に青木、崔、吉江が追いかける展開。ゼウスは青木との直接対決を制すれば優勝決定戦へ進出、負けと崔vs吉江の結果次第では巴戦の可能性もあるため、青木戦は絶対に落とせない(PWFルールでは同点の場合優勝戦進出決定戦を行う)


 第1試合から公式戦がスタート、Bブロックの吉江vs崔は序盤から吉江が正面からのマッチアップを制し、セントーンなどで押し潰しにかかり、崔はミドルキック、ランニングローと見せかけてのサッカーボールキック、ニーリフトで流れを変えようとするが、吉江が肉弾攻撃の連打でラッシュをかける。崔は串刺しニーからブレーンバスターで投げた後、山折りを狙うが、吉江が体重で潰すとジャンピングボディープレスから超肉弾プレスを狙いにコーナーへ昇る、しかし崔が雪崩式ブレーンバスターで投げると那智の滝で3カウントを奪い、崔は8点目を獲得し優勝決定戦進出に望みをつなげる。
崔領二vs吉江豊 崔領二vs吉江豊 崔領二vs吉江豊 崔領二vs吉江豊 崔領二vs吉江豊 崔領二vs吉江豊
 第2試合の真霜vsS・タイガーは、序盤こそはS・タイガーがグラウンドでリードを奪うも、真霜が場外へエスケープしてS・タイガーを挑発すると、挑発に乗ってしまったS・タイガーは場外戦に挑んでいったが、真霜は岡山大会から外れやすくなっているS・タイガーの右膝を鉄柵を使って痛めつけ、リングに戻っても真霜がレッグロックで右膝攻めを展開、S・タイガーもクロスヒールホールドで切り返すが、真霜は右膝にニードロップを落とすなどプロレス流の右膝攻めで主導権を奪う。
 S・タイガーも二ールキック、チキンウイングアームロック、ニーリフトで流れを変えようとするが、真霜はドラゴンスクリュー、ローキックで返し、S・タイガーも打撃で返すがミドルキックをキャッチした真霜はアンクルホールドで捕獲、S・タイガーも延髄斬りで逃れようとするが、かわした真霜は足四の字固めで捕らえ、S・タイガーは必死で耐えたがレフェリーが試合をストップ、真霜が7点目を獲得し望みをつなげる。
真霜拳號vsスーパー・タイガー 真霜拳號vsスーパー・タイガー 真霜拳號vsスーパー・タイガー 真霜拳號vsスーパー・タイガー 真霜拳號vsスーパー・タイガー 真霜拳號vsスーパー・タイガー
 第3試合の秋山vsボディガーはボディガーが奇襲を仕掛けてラリアットで速攻勝負狙いも、秋山が場外に逃れて追いかけたボディガーを場外エクスプロイダーで投げて応戦する。
 リングに戻った秋山はジャンピングニーの連打からフロントネックロックで捕獲、ボディガーも反撃するが秋山はダイビングラリアットを狙ったところで雪崩式ブレーンバスターで投げ、エクスプロイダー、ランニングニー、リストクラッチ式エクスプロイダーと猛ラッシュをかけるが、ボディガーはクリアし秋山はならばと生膝ニーを浴びせる。
 しかし秋山のジャンピングニー狙いをラリアットで迎撃したボディガーはハイキック、後ろ、前へとラリアットを浴びせ3カウント、秋山が敗れ脱落となってしまう。
ボディガーvs秋山準 ボディガーvs秋山準 ボディガーvs秋山準 ボディガーvs秋山準 ボディガーvs秋山準 ボディガーvs秋山準
 第4試合のゼウスvs青木、ゼウスの勝ちまた時間切れ引き分けだとゼウスが決勝進出となるが青木が勝てば第5試合のあとで4選手(ゼウス、青木、崔、吉江)による決勝進出決定トーナメント、両者リングアウトとなるとゼウスvs崔による決勝進出決定戦となる。
 試合は開始早々から速攻勝負を狙ったゼウスはバイセップスエクスプロージョンを狙うも青木は丸め込み技を連発、しかし回転エビ固め狙いはゼウスがヘッドハンキングで捕らえるとバイセップスエクスプロージョンからパワーで圧倒する。
 青木も頭突き、ミサイルキックと返すがゼウスはフロントスープレックス、チョークスラムからバイセップスエクスプロージョンを狙うも、青木は回転十字固めで切り返し、腕十字へ移行、ゼウスは強引に持ち上げるが青木は回転エビ固めで切り返すもカウント2でクリアされてしまう。
 青木はバイセップスエクスプロージョンはかわすも、ゼウスは今度こそといわんばかりにバイセップスエクスプロージョンを炸裂させ、最後はジャックハマーで3カウントを奪い、ゼウスが優勝決定戦に進出する。
ゼウスvs青木篤志 ゼウスvs青木篤志 ゼウスvs青木篤志 ゼウスvs青木篤志 ゼウスvs青木篤志 ゼウスvs青木篤志
 第5試合の宮原vs関本、宮原の勝利また時間切れ引き分けだと宮原が進出となるも、両リンだと宮原vs真霜による優勝戦進出決定戦となり、関本は負けが許されない状況となった。
 序盤のマッチアップでは横幅のある関本が制するも、場外戦となると宮原が鉄柵を使っての首攻めとラフを織り交ぜ、リングに戻っても顔面へのドロップキックと首一点集中と攻撃を加える。
 劣勢の関本は追尾式バックエルボーからダブルアームスープレックス、アルゼンチンバックブリーカーと猛反撃し、宮原のフロントハイキックに対してラリアット、宮原も関本の串刺しラリアットに対して串刺しブラックアウトを炸裂させる。
 宮原は垂直落下式ブレーンバスターで突き刺すが、関本もジャーマンで応戦、袈裟斬りチョップから延髄斬りを放つも、かわした宮原は後ろ、前へとブラックアウトを炸裂させる。
 しかし関本はバックを奪ってロールスルー式ジャーマン、宮原の後頭部がサードロープに直撃すると、関本はぶっこ抜きジャーマンで3カウントを奪い、優勝決定戦はゼウスvs関本になる。
関本大介vs宮原健斗 関本大介vs宮原健斗 関本大介vs宮原健斗 関本大介vs宮原健斗 関本大介vs宮原健斗 関本大介vs宮原健斗
 優勝決定戦となったゼウスvs関本は序盤から逆水平合戦や手四つでのパワー合戦となるも、上背とパワーに優るゼウスが圧倒、宮原戦のダメージが残る関本は苦しい展開に、場外での鉄柵攻撃で流れを変えた関本はシュミット流バックブリーカーから逆片エビとパワー封じの腰攻めを展開するが、逆水平合戦をまた制したゼウスがバイセップスエクスプロージョン、リフトアップスラムと攻勢をかけ、関本もミサイルキックからアルゼンチンバックブリーカー、サイドバスターからサソリ固めとジワリジワリと攻めにかかる。
 ゼウスはバイセップスエクスプロージョンで関本を場外へ追いやるとノータッチ式プランチャを炸裂させ、場外でのブレーンバスター、リングに戻ってから串刺しボディアタック、フロントスープレックス、ジョン・ウーと攻め立て関本を追い詰める。
 ゼウスはジャックハマーで勝負を狙うが、関本はブレーンバスターで阻止するが、クラッチを放さなかったゼウスがブレーンバスターで返し、雪崩式ブレーンバスターで投げるも、起き上がった関本はゼウスとのラリアット合戦に持ち込むも、ダイビングラリアットでゼウスが制する。
 ゼウスは再度ジャックハマーを狙うが、関本は逆に垂直落下式ブレーンバスターで突き刺すと、投げ放しタイガースープレックスを敢行、後ろ前へとラリアットを炸裂させる。
 関本は延髄斬りを放つが、ラリアットで迎撃したゼウスはジャックハマーを決めるも、ダメージのためかカバーに入れず、再度のジャックハマーを背後に着地した関本は延髄ラリアット、延髄斬り、ラリアット、そしてフロッグスプラッシュからぶっこ抜きジャーマンを決め3カウントを奪い、チャンピオンカーニバル初制覇を達成した。試合後はゼウスがトロフィーを受け取る関本に対して潔く敗戦を認め、関本を肩車して優勝を祝したが、関本への肩車はダメージのあるゼウスなりの意地だったのかもしれない。
関本大介vsゼウス 関本大介vsゼウス 関本大介vsゼウス 関本大介vsゼウス 関本大介vsゼウス 関本大介vsゼウス 関本大介vsゼウス 関本大介vsゼウス 関本大介vsゼウス 関本大介vsゼウス 関本大介vsゼウス 関本大介vsゼウス 関本大介vsゼウス 関本大介vsゼウス 関本大介vsゼウス 関本大介vsゼウス 関本大介vsゼウス 関本大介vsゼウス 関本大介vsゼウス 関本大介vsゼウス 関本大介vsゼウス


 感想はというと自分的には優勝候補は秋山で関本は優勝候補に押していなかった、理由は関本が大日本の一騎当千を終えた後で、いくら関本でもシングルのリーグ戦の連続では難しいのではと考えたことと、秋山自身が今年最後のチャンカンと位置づけていたことで、諏訪魔不在の全日本のトップとしてまだまだ宮原の前に立ちはだかってほしかったという希望があったからだった。
 結果的には関本がリーグ戦では秋山、宮原を破り、優勝決定戦ではゼウスと現在の全日本のトップ勢を総なめにしての優勝は文句の言いようがなかった。


 バックステージでは関本が三冠王座や世界タッグ王座挑戦など全日本のタイトル総獲りを宣言し、秋山も大日本との対抗戦を示唆したが、今回のもうひとつチャンカンで思ったこと、全日本は諏訪魔不在もあるが、大日本のストロングBJWよりはまだまだ戦力不足、野村やリーは確かに成長はしているが、ストロングBJWと比べてしまうと足りないものが多すぎるし、諏訪魔不在がここに来て響いてしまっている、関本の優勝はその表れなのかもしれない。


 今年のチャンカンは様々な団体の選手が参戦するなどバラエティーに飛んだが、大日本の関本の優勝で時の流れというものを感じた。

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