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伊賀プロレス通信24時「日常茶飯事(ちゃはんじ)」

略して「イガプロ!」、三重県伊賀市に住むプロレスファンのプロレスブログ!

途中リタイアから1年…曙が諏訪魔を降し春の祭典を制する!

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途中リタイアから1年…曙が諏訪魔を降し春の祭典を制する!

4月25日 全日本プロレス「2015チャンピオンカーニバル」後楽園ホール 1401人 満員

<アピール、コメントなどはプロレス格闘技DXより>
◇第0試合◇
▼20分1本勝負
○野村直矢(7分1秒 逆エビ固め)×青柳優馬

◇第1試合◇
▼2015チャンピオン・カーニバルAブロック公式戦 30分1本
[3勝1敗1分=7点]○潮崎豪(14分33秒 片エビ固め)[1勝4敗=2点]×吉江豊
※豪腕ラリアット

◇第2試合◇
▼2015チャンピオン・カーニバルBブロック公式戦 30分1本
[3勝1敗1分=7点] ○宮原健斗(10分2秒 片エビ固め)[3勝1敗=6点]× 秋山準
※ブレイクハート

◇第3試合◇
▼2015チャンピオン・カーニバルAブロック公式戦 30分1本
[3勝1分1両リン=7点] ○諏訪魔(10分30秒 体固め)[3勝1敗=6点] ×大森隆男
※ラストライド

◇第4試合◇
▼2015チャンピオン・カーニバルBブロック公式戦/30分1本
[4勝1敗=8点]○曙(4分13秒 体固め)[3勝1敗=6点]×ジョー・ドーリング
※ヨコヅナインパクト

◇第5試合◇
▼2015チャンピオン・カーニバルAブロック優勝決定戦進出者決定戦/無制限1本
[Aブロック1位]○諏訪魔(5分35秒 レフェリーストップ)[Aブロック1位]X潮崎豪
※万力スリーパー

◇第6試合◇
▼タッグマッチ 30分1本
真霜拳號 ○ゼウス(15分27秒 片エビ固め)×KENSO ボディガー
※ジャックハマー

◇第7試合◇
▼10人タッグマッチ 60分1本
青木篤志 渕正信 佐藤光留 入江茂弘 石井慧介(15分5秒 片エビ固め)×鈴木鼓太郎 金丸義信 ウルティモ・ドラゴン SUSHI 中島洋平
※ニールキック

◇第8試合◇
▼2015チャンピオン・カーニバル優勝決定戦 時間無制限1本
[Bブロック1位] ○曙(16分25秒 体固め) [Aブロック1位]×諏訪魔
※ヨコヅナインパクト
曙がチャンピオンカーニバルを制覇!

(試合後)
「今日はたくさんご来場いただき、本当にありがとうございます。去年、三冠チャンピオンとしてチャンピオン・カーニバルに出たんですが、途中リタイアで…。もう2度とプロレスはできないかなと思いながら、毎日毎日努力しました。
そして皆さんの応援があって、この努力の結果が、チャンピオン・カーニバル優勝に繋がりました。本当にお客さんの皆様、ありがとうございます。まあ、こんなところでこんなことを言うのは失礼なんですが…潮崎! 俺が預けたベルトを獲りに行くぞ、オラ!お客さん、次の三冠挑戦権は文句なしでしょ、これから僕ら選手一丸となって力を合わせてもっともっと面白い試合をしたいと思っています。これからも全日本プロレスを応援よろしくお願いします。全日本、バンザイ!」

【試合後の曙】
(※渕、吉江、SUSHIが曙の優勝を祝福。缶ビールで乾杯する)

▼曙「いやあ、いいものですね」

――昨年はリタイアに終わっていただけに、並々ならぬモチベーションがあった?

▼曙「意外とね、そういうものがないんですよ。つらい時こそ頑張れる。自分が優勝したから言うわけじゃないんだけど、自分が決めたことは何があってもやり通さなきゃダメですね。すぐに結果は出ないかもしれないけど、1年後にまさか中心の選手に戻ってくるとは。自分の中では思っていたんですけど、お客さんも思ってなかっただろうし。たぶん今の曙は三冠を持っていた時よりも強いですよ」

――諏訪魔が「バックドロップは手応えがあった」と言っていたが?

▼曙「それも手応えあったかもしれないですけど、諏訪魔選手はたぶん俺のバックドロップを初めて食らったから、ビックリしてたんじゃない? こういうリーグ戦をやっていると、こういう時こそ成長したものを出さないとなかなか通れないんですよ。僕がバックドロップに行った時に、たぶん彼の計算がちょっと崩れたと」

――最後は河津落としからフィニッシュに持っていったが?

▼曙「自分の中では1回か2回ぐらい使ったことはあるんですけど、毎日毎日出してももったいないし、こういう時こそバーンと出したら。だから、相手は予想外だったんですよね。ただの3つだからね。カバーしなきゃいけないのは。ああいうのをバーンとやったら、だいたい1は獲れるんですよ。あとの2つは必死に押さえ込むだけですよね。昔はスプラッシュをやったら誰も動けなくなったんですけど、みんな慣れちゃってすぐに返されるし、ヨコヅナインパクトも1年ぐらい使っているのでだんだん…。今日も1試合目でジョーに逆にやられて。やっぱり相手も考えてきますから、自分もその上で考えないと、なかなか優勝というものに繋がらないですよ。いやあ、楽しいですね。やっている時は本当にしんどいけど、結果がこうやって繋がったら楽しいですね。もう1つ大事なものがあるんですけど。今日は潮崎って言ったんだけど出てこなくて。潮崎と次の三冠をやりたいですね」

(※ここで潮崎と宮原がコメントブースに登場する)

▼潮崎「喜んで挑戦をお受けします。よろしくお願いします」

▼曙「おお! こちらこそよろしくお願いします」

▼潮崎「自分のワガママも聞いてもらっていいですか? 健斗と世界タッグへの挑戦、受けてください」

▼吉江「俺らは何も怖くないでしょ」

▼曙「喜んでやりますよ」

▼潮崎「全日本プロレスを引っ張る戦いをやりましょう」

▼曙「ぜひ!」

(※4選手で握手を交わすと、潮崎たちは去っていく)

▼吉江「おお! 楽しくなってきた」

――勝てば五冠王が見えてくるが?

▼曙「もちろん勝ちたいんですけど、それ以上のものがありますね。みんなをドカーンとさせたいんです。ドカーンとさせますよ。ねえ、吉江さん? やるね?」

▼吉江「やりましょう」

(※曙が肩から吊っているタイツを脱いで、上半身をあらわにすると)

▼曙「やばいな、しぼった分、ポンポン投げ飛ばされて。220キロに戻さないと」

――今の体重はどのぐらい?

▼曙「今は180キロを切っているぐらいですよ。わからないですけど。たぶん230キロぐらいありますよ(笑) とにかく体重というよりコンディションですね。今日みたいな試合ができるように。僕がどうのこうのじゃなくて、相手がいることなんで。明日も朝起きて練習をやります。皆さん今日はありがとうございました。マスコミにバンザイ!(笑)」

【諏訪魔の話】「(あと一歩のところで敗退となったが?)昔からもう一歩なんだけどさ。また今、こういう形で横綱とぶん殴りあってやれるというのは楽しいけど、今日は特別に強かったというか。今日は負けを認める。負けを認めてから、またこれから次のステップに進まなきゃいけないんだよ。(バックドロップを完璧に決めたが?)相手は首を痛めてたしね。気持ちも高ぶっているから、投げも決められたというか。いつもは決まらないんだけど。クラッチを組んだ時にやばいなと思ったけど、何とかいけたんでね。調子はいいんだけど、それ以上に横綱が今日は強かった。まだまだ俺もいろいろ頑張って、もっともっと自分の名前なりさ、実績を高めていかなきゃいけないな。じゃないとみんな認められねえよ」


 いよいよ最終戦を迎えた「2015チャンピオン・カーニバル」まずAブロックは5点の潮﨑が2点で既に脱落している吉江と対戦、試合は吉江が巨体を生かした攻撃で先手を奪い、場外戦でも吉江が潮﨑を腹部から鉄柵に叩きつける。
 しかし潮﨑はリングに戻ろうとしてエプロンに立った吉江の左膝に豪腕ラリアットを浴びせると逆水平からの膝攻めで流れを変えようとするが、潮﨑のフライングショルダーを吉江が弾き返すと、串刺し攻撃の連打からスチームローラーで圧殺し、潮﨑のローリング袈裟斬りも裏拳で迎撃した吉江は空中胴締め落としからコーナーへ昇り、潮﨑も追いかけて雪崩式ブレーンバスターを狙うが、吉江が体重で押し潰し、潮﨑はアバラを痛めてうずくまってしまう。
 吉江はダイビングボディーアタックを狙うが、潮﨑がカウンターの豪腕ラリアットで迎撃すると、もう一発を決めて逆転3カウントを奪い、諏訪魔vs大森の結果待ちとなるが潮﨑はアバラを押さえたまま立ち上がれず、館内は一時騒然となる。

 諏訪魔vs大森は諏訪魔が優勝戦進出決定戦を想定してか開始早々ラリアットからラストライドを狙うが大森はリバース、諏訪魔が再び狙うが今度はフランケンシュタイナーで切り返し、エプロンに逃れた諏訪魔にアックスボンバーを決める。
 しかし速攻勝負にこだわる諏訪魔は万力スリーパーから再度ラストライドを狙うが、防いだ大森は雪崩式バックドロップ、アックスギロチンドライバーと畳み掛け、アックスボンバーを狙うも、追走した諏訪魔は大☆中西ジャーマンを連発、ローリングラリアットからラストライドで3カウントを奪い、大森は二連覇はならず、諏訪魔は潮﨑と同点となったため、優勝戦進出決定戦を行うことになった。

 休憩明けに優勝戦進出決定戦が行われたが、潮﨑の脇腹には分厚いバンテージが巻かれ、手負いの状態で諏訪魔戦に挑むも、諏訪魔は勝ちを優先して容姿なく潮﨑の脇腹に集中砲火を浴びせる。
 諏訪魔はラストライドを狙うが、潮﨑はフランケンシュタイナーで切り返そうとするも、諏訪魔は強引にパワーボムで叩きつけると、万力スリーパー、投げっぱなしジャーマン、ローリングラリアットと圧倒する。
 潮﨑も逆水平から豪腕ラリアットを放つが、力が入らないためか通じず、諏訪魔は再度万力スリーパーで捕獲し絞めあげると潮﨑は失神して試合はストップ、諏訪魔が優勝戦進出を決める。

 Bブロックは6点の秋山が5点で優勝戦進出に可能性を残す宮原と対戦、序盤から秋山が先手を奪い、エプロンでDDTからランニングニーの連打で圧倒、宮原のノーザンライトスープレックス狙いをフロントネックロックで捕獲し絞めあげる。
 秋山はエクスプロイダーで状態にでるが、意地で立ち上がった宮原かジャーマンで応戦、バイシクルキック、串刺しニー、ライガーボムと畳み掛ければ、秋山も後頭部ニー、エクスプロイダー、ランニングニーと返す。
 しかし宮原が飛び膝蹴りが炸裂するとブレイブハートを決め3カウント、宮原が7点目となり優勝戦進出に可能性を残す。

 曙vsドーリングは、ドーリングが優勝戦進出を想定してか、開始早々フライングボディーアタックを決め、昨年8月30日愛知大会でのフィニッシュになったパイルドライバーで突き刺し速攻勝負を狙う。
 しかし曙が場外に逃れ、追いかけたドーリングはラリアット、曙はショルダータックルと互いに鉄柱に誤爆し合うが、リングに戻ったドーリングのフライングボディーアタックをキャッチした曙がアバランシュホールドで叩きつけてからヨコヅナインパクトを決め3カウントを奪い優勝戦進出を決める。

 曙vs諏訪魔による優勝戦は僅か4分でドーリングを降した曙と3試合目となる諏訪魔ではスタミナの差が出てしまい力比べでも曙が圧倒、諏訪魔の攻撃を受け流し張り手を駆使して主導権を握る。
 流れを掴めない諏訪魔はエプロンに逃れるが、曙はぶつかましで諏訪魔を場外まで吹き飛ばし、ショルダータックルを狙うも諏訪魔は間一髪かわし鉄柱に誤爆すると、諏訪魔は後頭部エルボーから倒れる曙にニーを落として首攻めを展開する。
 諏訪魔は袈裟固め、チンロック、ラリアットからDDTと曙の首を攻め、フロントスープレックスを狙うが、体勢を入れ替えた曙は上手投げで返し、串刺しボディーアタック、エルボードロップと猛反撃する。
 曙は勝負と見てヨコヅナインパクトを狙うが、諏訪魔が阻止してラリアット、しかしブロックした曙はバックドロップを決める。
 曙はランニングボディープレスを狙うが、諏訪魔がかわして自爆させるとフライングショルダーからラリアット、コンプリートショットと畳み掛け、万力スリーパーで捕獲するも、曙はコーナーに押し込んで脱出すると、ランニングネックブリーカー、ダブルチョップ、ラリアットからバックドロップで投げる。
 諏訪魔はラリアットを狙うも、曙はノド輪でキャッチ、しかし諏訪魔は背中に飛びつき万力スリーパーで捕獲すると、曙は後方に倒れ込んで脱出し、ランニングボディープレスで圧殺する。
曙は河津掛け、張り手の連打で諏訪魔をねじ伏せると、最後はヨコヅナインパクトを決め3カウント、曙がチャンピオンカーニバル優勝を果たした。

 試合後は曙が潮﨑の保持する三冠ヘビー級王座に挑戦を表明して大会を締めくくったが、昨年のチャンピオンカーニバルでは曙は肺炎が充分に完治してない状態で臨むも、体調を悪化させてしまいリーグ戦は途中リタイア、長期欠場を余儀なくされ保持していた三冠ヘビー級王座も返上となった。
 曙にしてみれば途中リタイアしたチャンピオンカーニバルにリベンジを果たす意味で優勝を果たした、本人も感慨深かったと思う。
しかし曙の真のリベンジは三冠ヘビー級王座を奪還を果たしてから、曙vs潮﨑は曙の2連勝、昨年2月沖縄で行われた三冠ヘビー級選手権では曙が巨体を生かして潮﨑をねじ伏せ完勝を収めている。
 曙もvs潮﨑には確固たる自信を持っているが、潮﨑も長期政権を狙うためには苦手としている曙との戦いは避けて通れない。
 また敗れた諏訪魔は潔く敗戦を認めるも、IGF参戦についてのコメントはなかった、現在は3試合をこなしたことで答える余裕はなかったのだろうが、チャンピオンカーニバルを終えてから明日からということだろうが、IGF側は既に臨戦体勢に入っている、諏訪魔はIGF参戦へと動くのか…
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